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松本市では、まだ食べられるのに捨てられてしまうもの「食品ロス」を減らすための取組みを、「ごみ減量」と「食育」の観点から推進しています。その一環として、子どもたちに、食べものを大切に思う気持ちや、「もったいない」と思う気持ちを育んでもらうために、食品ロスをテーマとする絵本を作成しました。
絵本「もったいないぞう のこさんぞう」表紙
作 赤間まゆみ
絵 もう中学生
ある夜、よっちゃんは大きな声におどろいて目を覚ました。「もったいないぞう」「のこさんぞう」
そーっと窓からのぞくと、2頭のぞうさんがいた。月の光の中よーく見てみると、背中に何か乗せている。
「あっ!あれはぼくが残したピーマン!」
よっちゃんはこっそりぞうさんについていった。すると、となりのまゆちゃんもついてきた。「ぞうさんが残したおかずをもっていったの。」
ぞうさんは森の中の建物に入っていった。2人がのぞくと、ぞうさんが集めてきた残りものが、みるみるうちにおいしそうな料理に大変身!2人は思わず・・・。
もったいないぞうのこさんぞう[PDFファイル/3.47MB]
絵本はこちらからダウンロードしてください。
もう中学生さん(お笑い芸人)
長野市出身のお笑い芸人、もう中学生さんに、絵本の作画を担当いただきました。
食品ロス削減啓発用絵本原作の公募を行ったところ、全国から78作品のご応募をいただきました。たくさんのご応募、ありがとうございました。
厳正なる選考の結果、受賞作品を以下の3作品に決定しました。
平成31年2月19日に南松本保育園にて表彰式を行い、絵本のお披露目として、作画者のもう中学生さんによる園児への読み聞かせも行いました。
もったいないぞう のこさんぞう
赤間 まゆみ さん(安曇野市在住)
レストランはコンサートホール
中島 侑理 さん(安曇野市在住)
まんぷくぷうくんと、はらはちぶんめざむらい
佐藤 芽依 さん(埼玉県志木市在住)
表彰式集合写真
絵本読み聞かせの様子
「のこさん象」も登場しました。
絵本「もったいないぞう のこさんぞう」のお話にも出てくる「もったいないクッキング」については、こちらのページをご覧ください。