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松本市食品ロス削減連絡会
松本市食品ロス削減連絡会は、平成29年10月30日、31日に松本市で開催した第1回食品ロス削減全国大会を契機に、市内の関係団体等が意見交換をする場を設け、食品ロス削減の取組みが一層推進されることをねらい発足したものです。
市内の食品ロス削減に関わる団体、事業者等に幅広く参加を呼びかけ、年約2回の頻度で開催しています。毎回、設定されたテーマに沿った情報提供や意見交換を行っています。
第6回松本市食品ロス削減連絡会を開催しました
日時
令和2年8月18日(火曜日)午前9時30分から11時まで
会場
松本市大手公民館 大会議室
事例発表
事例発表のようす
- 「連絡会発!フレッシュフードシェア事業について」(発表者:松本市環境政策課)
- 「まつもと医療センターの食品ロス削減の取組みについて」 (独立行政法人国立病院機構まつもと医療センター 間瀬 茂樹氏)
グループワーク「新しい生活様式における食品ロス削減の工夫について」
今年度策定予定の「松本市食品ロス削減推進計画」の参考とするため、さまざまな立場の方が3グループに分かれ、グループワークを行いました。
新しい生活様式で食にまつわる行動がどう変化したのか課題の共有を行い、それに対してどうアプローチするか検討しました。
各グループの意見(抜粋)
グループA
- 宿泊施設では、食事の提供方法が大皿盛から個人盛へ変化し、客の食べ残しは減少した。容器等のごみや現場の労力は増加している。
- 食材の活用方法の周知が必要
グループB
- 個人個人が食品ロス削減について考えていくことが大事。
- 賞味期限と消費期限の違い等、幼いころからの教育がより重要となってくる。
- おいしければ残さない。おいしく食べる工夫を周知啓発することが重要
- 企業、行政問わず食料をシェアできる仕組みづくり
- 食べ物から地域のつながりができるとよい。
グループC
- フードドライブでは寄付量が増えている。一般家庭からは欠品報道で買い込んでしまい使わなかった食品、企業からは行き場のなくなった観光地のおみやげ等と思われる寄附が多く寄せられ、食品が過剰な場所と不足している場所が偏っている。
- 飲食店では来客数によらず最低限の仕込みをするため、食品ロスは増加した。
- 外食に卸すはずだった農産物が行き場を失い、食品ロスがたくさん出ている。
⇒貧困が進むことが心配される。子どもへの教育、食育がさらに重要となってくる。イベントなどの周知啓発が難しくなるため、配信等の手段も重要。保護者が忙しくて料理ができず、子どもたちの食の体験機会が減っているため、家庭での親子料理体験がこの先重要。
過去の開催内容
これまでの松本市食品ロス削減連絡会
開催日 |
内容 | |
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第1回 | 平成29年9月15日金曜日 |
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第2回 | 平成30年3月13日火曜日 |
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第3回 | 平成30年10月26日金曜日 |
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第4回 | 平成31年3月26日火曜日 |
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第5回 | 令和元年10月19日土曜日 |
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第6回 |
令和2年8月18日火曜日 |
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