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災害時などの有事に備え、医療介護ネットワーク準備会のみなさんとともに、医療と介護業務に従事する市内事業所の皆さんに向けた研修会を開催しました。
キーワードは「もしもの備えは(読み不明)ゆる(読み不明)連携」です。
能登半島地震で福祉避難所の運営支援に携わった長野県社会福祉協議会の橋本昌之さんからお話を伺い、後半のグループワークでは、事業所の所在が近いエリア毎に分かれて、名刺交換、意見交換を実施。お互いに、(読み不明)ゆる(読み不明)連携を行いました。
【グループワークテーマに対する参加者の意見】
(1)非常時に備えて、日頃からどんな連携をとっておけばよいと思いましたか?
・普段から勉強会や会合を持ち、他の事業所の方、地域の自治体、自治会と顔見知りになることが大切
・担当者会議の有効活用の必要性を感じた
・顔・名前を「知る・伝える」
・他職種(民間会社など)も交えて連携したらよい
・Bcp(事業継続計画:Business Continuity Plan)を作成したままになっているので、見直しをしなければいけない ほか
(2)自身の立場(職場、職種、個人等)から、明日からできることは何でしょうか?何をすればよいでしょうか?
・今日の研修で得たことを、まずそれぞれの職場で報告する
・コロナ以降、希薄になった地域との活動を再開する
・業種を超えた訓練の実施
・独居の方は、町会のキーマンを確認しておく
・真夏・真冬の避難訓練をすることで、冷房・暖房が無いなど、現実に起きた体験ができる ほか
100名を超える皆さんが熱心に情報交換、共有を行い、ゆるやかな連携が生まれていました。