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高齢化が進み、介護ニーズの高まりと需要拡大が見込まれているなか、介護の担い手不足が大きな課題となっています。そこで、平成31年2月に松本市と包括連携協定を締結しており、介護職の養成学科である介護福祉学科を有する松本短期大学の学生のみなさんと介護に関する意見交換を行いました。
介護職を目指す学生、事業所で実際に働く卒業生とともに率直に意見交換を行いました。
「小さいころから祖父母と過ごすのが好きだった。」
「祖母が認知症になった時に思うように世話ができなかった。」
など、介護という仕事を目指すきっかけは人それぞれですが、実際に施設等の実習で経験を積みながら、学びを実践につなげている現状をお聞きしました。
卒業生からは「時には人生の旅立ちに関わることもある仕事で、日々やりがいを感じる。」「介護は、伸びしろを感じる分野。自分たちで変えていける可能性も感じている。」という力強い言葉があった一方、「施設や設備が新しくなったら、働くモチベーションも上がる。」など、業務のICT活用、介護ロボット導入などの生産性向上に関する要望もありました。
今後も、高校生・他大学の学生さんとも意見交換を行っていきたいと考えています。