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「未来へつなぐ私たちのまちづくりの集い」は、住民・職員が身近な地域や生活・暮らしの課題について共に考え、学びあう場です。地域で様々な活動を行う市民の事例をもとに“気づき”や“つながり”を持ち帰り、自分が暮らす地域に生かしていくことを目的として開催します。今年度は午前中の基調講演の他、午後にテーマを分けた5つの分科会が開催されます。(詳細は下記をご覧ください)
住民主体の学びと地域づくりにつなげていくため、住民や職員など多様な立場の人が一緒に企画運営を行います。誰でもお気軽にご参加いただけます。地域で暮らして感じる小さな疑問や関心ごとがございましたら、ぜひお出かけください。(事前申込制)
社会経済環境の急速な変化や人々の価値観、生活スタイルの多様化等を背景に、地域はいま、様々な困難に直面しています。
本集会は、こうした状況を乗り越えるため、各地で取組みを展開する住民・職員が一堂に会し、身近な地域や生活・暮らしの課題について共に考え、互いに学びあうことで“気づき”や“つながり”を持ち帰り、再び地域の実践に生かしていくことを目的として開催するものです。
令和6年2月18日(日曜日) 9時30分~16時30分頃 (9時00分 受付開始)
9時00分 | 9時30分~9時45分 | 9時45分~11時50分 | 11時50分~13時00分 |
13時00分~16時30分 |
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受付 | 開会式 |
全体会 (基調講演) |
昼食・休憩 |
分科会 |
松本市中央公民館(Mウイング) 他
(松本市中央1-18-1 電話:32-1132/Fax:37-1153)
※第2分科会・第5分科会は別会場となります。詳細は各分科会のページでご確認ください。
演題
「ふるさと」をつくる公民館
~松本市町内公民館調査からみる公民館の新たな可能性~
東京大学大学院教育学研究科教授 牧野 篤 氏
2023 年6 月に閣議決定された新しい「教育振興基本計画」では、「教育こそが社会をけん引する駆動力の中核を担う営みであり、一人一人の豊かで幸せな人生と社会の持続的な発展に向けて極めて重要な役割を有している」とされ、さらに社会教育は、次のように新たに定義づけられました。「地域において人々の関係を共感的・協調的なものとするためには、社会教育による「学び」を通じて人々の「つながり」や「かかわり」を作り出し、協力し合える関係としての土壌を耕しておくことが求められる。こうして形成された地域の人々の関係は持続的な地域コミュニティの基盤となり、ひいては社会全体の基盤となる。」
社会教育は、これまでのような学校教育を主流とする社会において、学校教育との対比において定義される営みではなく、むしろ、これからの社会の基盤である人々のかかわりを耕しておく、社会にとってなくてはならない営みであると定義され直したのです。そして、この社会基盤をつくる営みである社会教育の基盤となる施設が公民館です。しかも、公民館はいわゆる条例公民館だけでなく、草の根の地域社会に根ざした自治公民館(町内公民館)が各地につくられ、社会づくりに力を発揮してきました。コロナ禍後の新しい社会づくりに果たす公民館の役割と可能性を、みなさんとともに考えたいと思います。
松本市中央公民館(Mウイング)6階ホール
5つのテーマごとに、市内外の活動事例を扱いながら、これからの学びと地域づくりについて話し合います。
各分科会のテーマを選択いただくと、分科会の詳細ページに移動します。
下記のオンライン申込フォームからお申し込みいただくか、最寄りの地区公民館、または集会事務局(中央公民館)へ電子メール、電話、Fax、窓口でお申し込みください。
申込締切 2月9日(金曜日)まで
※手話通訳、要約筆記通訳、託児保育が必要な方は参加申し込み前にご相談ください。
※第5分科会をご希望の方のみ、和田公民館(電話:48-5445 Fax:40-1259)まで電話またはFaxでお申し込みください。
オンライン申込フォーム
https://logoform.jp/form/N7tm/444075<外部リンク>
松本市営中央駐車場(Mウイング北棟)は有料です。公共交通機関等でのご参加にご協力ください。
当日は写真や動画の撮影を行います。撮影したものは新聞や公民館報、松本市ホームページ、YouTube松本市公民館公式チャンネル等に掲載いたします。あらかじめご了承ください。
主催:松本市、松本市教育委員会、松本市地域づくり研究連絡会
主管:未来へつなぐ私たちのまちづくりの集い実行委員会
事務局:松本市生涯学習課・中央公民館、松本市地域づくり課