本文
令和4年2月14日に令和3年度第3回松本市総合教育会議を開催し、教育長及び教育委員との協議を経て、市長が松本市教育大綱を策定しました。
地方公共団体の長は、その地域の実情に応じ、総合教育会議において協議したうえで、地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めることとされています。
※地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の3第1項、第2項
松本市ではこれまで、教育振興基本計画の中の目標や施策の根本となる方針の部分を教育大綱に位置付けることもできることから、市長が、総合教育会議において教育委員会と協議、調整し、教育振興基本計画を教育大綱に代えることとしていました。
すべての子どもは、かけがえのない存在です。
すべての子どもは、自ら学び、成長していく力を持っています。
すべての子どもは、生まれ育った環境などに左右されることなく、学びの機会が保障されなければなりません。
すべての子どもが、健やかに成長していく。
すべての子どもが、自由に自分を表現していく。
すべての子どもが、身近な大人の支援を受けることがでみる。
そして、すべての子どもの違いが、「自分らしさ」として認められていく。
学都松本は、「すべての子どもにやさしいまち」をめざします。
子どもは、さまざまな経験を通じて、日々成長していきます。
大人は、子どもの声に耳を傾け、その思いや気持ちを受け止め、健やかな育ちと豊かな学びを支えていきます。
そして、子どもも大人も、生涯を通じて学び続け、ともに成長し、自分らしく生きていくことを叶えていきます。
松本市は、
「子どもを主人公とし、その学びを地域社会全体で支えること」を学都松本の根本に据え、先人達が築き上げてきた礎のもと、
「学都松本のシンカ」に挑んでいきます。
令和4年2月14日 松本市長 臥雲 義尚
松本市教育大綱