ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 教育 > 計画・制度・事業 > 文化財保存活用地域計画 > 松本市歴史文化基本構想・松本市文化財保存活用地域計画

本文

松本市歴史文化基本構想・松本市文化財保存活用地域計画

更新日:2023年3月1日更新 印刷ページ表示

 松本市では、文化財を活かし、松本らしい未来を創造していくことを目的として、5年間をかけて平成30年3月に「松本市歴史文化基本構想」を策定しました。歴史文化基本構想は、地域の文化財を、指定・未指定にかかわらず幅広く捉え、周辺環境まで含めて総合的に保存活用するとともに、文化財を核とした魅力あるまちづくりを進めていくための、文化財保存活用のマスタープランです。
 本構想の策定にあたっては、各地区公民館を拠点とし、住民の皆さんが主体となって、地域にある文化財の調査や関連文化財群の設定に取り組んでいただきました。この営みは、地域に対する理解を深めるとともに、愛着と誇りを育み、住民の皆さん一人ひとりの人生を豊かにし、地域の連帯感を一層強め、地域の活性化につながるものと考えています。
 市内には国宝松本城天守を始めとする多くの文化財があり、連綿と受け継がれてきた歴史と文化が本市の大きな魅力となっています。しかし、近年の社会環境の変化や少子高齢化に伴う人口減少などの影響を受け、文化財の継承が困難になりつつあり、身近にある多くの文化財がその価値を見出さないまま失われつつあるのも事実です。
 市民と行政、地元企業が連携し、市民の皆さんが主役となり、文化財の総合的な保存活用に取り組むことのできる仕組みづくりを行い、将来にわたり「地域のたから」である文化財を地域全体で活用しながら後世に伝え、魅力あるまちの実現を市民の皆さんと一緒に目指していきたいと考えています。
 なお、平成30年6月の文化財保護法改正により、歴史文化基本構想で位置付けることとされていた文化財の保存及び活用に関する基本的な方針等は文化財保存活用地域計画に移行して法定化されることになりました。
 その後、国から文化財保存活用地域計画に係る策定指針が示され、既に歴史文化基本構想を策定している市町村については、指針で示された必要な事項を当該基本構想に追加することで、文化財保存活用地域計画に移行できるとされたことから、「松本市歴史文化基本構想」を見直し、平成31年2月に「松本市文化財保存活用地域計画」を作成しました。本計画は、令和元年7月に国の文化審議会の答申を経て、認定されました。

松本市歴史文化基本構想

関連文化財群ハンドブック

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

生涯学習・公民館・図書館
松本市AIチャットボット