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本市では、小学校28校、中学校19校を対象として安全・安心をモットーに給食を提供しています。
そのうち安曇小中学校、大野川小中学校及び奈川小中学校は親子方式の調理場で、他の学校は、西部、東部、梓川、波田及び四賀の5つの学校給食センターで約19,000食を調理しています。
5つの学校給食センターのうち四賀を除く学校給食センターは建設から年数が経過し、老朽化が課題となっており、建て替え等早急に対応を検討しなければならない状況にあります。
これらのことから、再整備基本計画を策定し事業を進める必要があり、その根幹となる「松本市学校給食センター再整備基本方針」を令和4年11月に策定しました。
さらに、基本方針を踏まえ、引き続き安全・安心でおいしい給食を効率的に提供するため、学校給食センターの再整備に必要な基本的な事項を取りまとめることを目的とした「松本市学校給食センター再整備基本計画」を令和6年5月に策定しました。
平成29年1月 |
PTA10人及び学校長等計18人で組織する条例設置の「学校給食センター運営委員会」に対して、平成28年1月に諮問した「学校給食センターの適正配置」について、同委員会から答申 |
平成31年3月 |
平成29年9月に、外部の有識者等10人で構成する「松本市給食のあり方研究会」を立ち上げ、10回にわたる研究会により提言書が提出される。 |
令和元年12月 |
市議会12月定例会において、「新給食センターを1か所整備し、西部・東部学校給食センターと合わせた3センター方式で整備することを検討中」と表明 |
令和3年6月 |
市長が市議会6月定例会において「松本市給食のあり方研究会の提言を基本にゼロベースに立ち返り、年度内に方向性を示して基本方針を策定する」ことを表明 |
令和4年3月 |
市議会経済文教委員協議会において、ゼロベースで検討した再整備プランを示し、基本的な考え方について協議し、了承される。 |
令和4年6月 から7月まで |
西部・東部・梓川・波田学校給食センターのエリアごとに保護者・学校関係者を対象にした説明会を6回開催するとともに、全市民向けの説明会を開催 |
令和4年9月 |
市長が市議会9月定例会において、中規模センターによる再整備を基本に、よりきめ細かな調理による給食提供を行うため、1500食4ラインでの調理について検討を行うことを表明 |
令和4年11月 |
市議会経済文教委員協議会において、複数の再整備プラン(案)を基に検討を重ね、説明会の意見等を反映して作成した松本市学校給食センター再整備基本方針(案)について協議し、了承される。 |
令和5年4月 |
梓川地区の建設候補地近隣地権者、地元町会を対象に説明会を開催し、建設候補地の地権者と隣接地の地権者の内諾、地元町会の了承を得る。 |
令和5年5月 |
市議会経済文教委員協議会において、候補地の選定方針及び経過を示し、梓川小学校西側の公有地と農地を建設候補地にすることについて協議し、了承を得る。 |
令和6年4月 |
学校給食施設管理に精通した専門家にアドバイスを受けながら、基本方針に基づき基本計画(案)を作成 |
令和6年5月 |
市議会経済文教委員協議会において、基本方針を踏まえ、学校給食センターの再整備に必要な基本的事項を取りまとめた基本計画(案)について協議し、了承される。 |
⑴ 最大調理能力6,000食の中規模センターを新たに2施設建設し、それぞれ1,500食、4ラインで調理する工程で給食を提供
⑵ 東部学校給食センターを同機能の施設に大規模改修
⑶ 西部・梓川・波田の3施設を廃止し、中規模3センター方式に再編