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リーディングスクールmatsumotoサポート事業

更新日:2023年5月1日更新 印刷ページ表示

リーディングスクールmatsumotoサポート事業について

 松本市では令和4年2月に教育大綱を策定し、「子どもが主人公 学都松本のシンカ」をテーマに「子どもの多様性、主体性、創造性を育む学び」をあらゆる場面で進めていくことを宣言しています。

 これは、学習指導要領で示されている「資質・能力」の育成と方向を一つにしているものです。

 この上位目標のもと、各学校で、地域・保護者・子どもたち・先生方の願いや教育課題を踏まえて特色ある教育活動を実践していただいています。

 この教育大綱の中でも位置付けられていますが、松本市では子ども主体の授業づくり、学校づくりをめざして大胆かつ柔軟な取り組みにチャレンジしようとする学校を「リーディングスクール」として支援し、その取り組みを広げることで、学びの改革、子ども中心の授業づくり学校づくりへの気風が一層あふれる松本の教育を実現させたいと考え、本事業を策定いたしました。

「学びの姿」を引き出す「学校のあり方(学びの仕組み)」(例)

学年担任制、小学校教科担任制等、すべての教員で子どもを見守る体制作り

 多くの大人が当事者として子どもに関わり、多様な見方、価値観をもって子どもに接することにより、子どもの多様なよさをとらえ、自己肯定感を育むとともに、教員全員で子どもを育てる同僚性の高まりを目指します。

幼保・小、小・中で一貫した学びの実現

 校種を超えて、子どもの学びの姿を共有し、各発達段階における「遊び」や「体験」を通した学びの連続性を深く理解することで、子どもの学びの姿をより深く理解し、子どもの多様な学びを受け止めるとともに、校種間の接続のあり方に配慮し、すべての子どもが安心して自己表現できる教育環境を作ります。

インクルーシブな教育環境実現に向けた全校一斉の取組

 様々な子どもの困り感への共感・理解・支援を全校で実施することで、すべての子どもたちが多様な個性に応じて自己を発揮できる環境を作ります。

タブレット端末を活用した子ども主体の学習への全校の挑戦

 タブレット端末の導入をきっかけに、それを活用した「子どもが主体の学習」の研究・実践に全校で取組み、子どもの主体性を育みます。

PBL(課題解決型学習)の全校一斉の導入

 課題解決型学習(Project Based Learning)の研究・実践に全校で取組み探究的な学びを経験することで、子どもの主体性・創造性を育みます。

自由進度学習、個別最適化学習、異年齢集団による学習等の研究・実践

 子どもに学習の主導権をゆだねる自由進度、個別最適化した学びや子ども同士の関わりを重視した異年齢による学びを通して、多様な子どもたちが自らの学び方を調整しながら周囲との関係を深める学びを実現します。

実施校および取組の紹介

中山小学校

【地域に根差した探究的な学びを中核とした学校づくり】

 コミュニティスクールとの連携、異年齢学習の推進等実現のための取組を具体化。

寿小学校

【学校づくりのコンセプトを全職員で共有した踏み出し】

 教科担任制、自由進度学習、探究的な学びづくり等への挑戦的な取組みにより、学校の前向きな気風を醸成。

明善小学校

【幼児期(園児~小2)の学びへの深い理解による園小の学びの接続・連携】

 アプローチカリキュラム、スタートカリキュラムの開発と学びの視点の全校展開。

清水中学校

【中学校の探究的な学びを中核とした学校づくり】

 高校生、大学生との交流を軸に、課題設定、資料収集、考察、表現のプロセスによる探究的な学びを全校展開。

筑摩小学校

【「自らの学びをデザインする力」の具現】

 全教職員が自由進度学習の実践に挑戦するなど、ねらいを絞り込んだシャープな取組みと、研修・研究体制の工夫。

鎌田中学校

【教科における学習者主体の授業実践への挑戦】

 全ての生徒が安心して授業に参加し、主体的に学ぶための、授業のUD化や個別最適な学びの実践。

筑摩野中学校

【不登校生徒の学習保障と評価の研究】

 生徒に学習の主導権をゆだねる取組みを全校展開し、すべての生徒が気持ちよく学ぶ学校づくりを実践。

開成中学校

【「生徒が学ぶ授業づくり」の全教室での実践】

 目的意識を共有しつつ、教師の子ども観、指導観の改革を計画的に進めようとしている。

市教育委員会としての取組み

軽井沢風越学園との連携による学びの全校への展開

 「軽井沢風越学園」と松本市が連携し、同学園が実施する研修プログラムへの参加や教員の交流等の取組をリーディングスクールにも広げ、「探究的な学び」の実践・充実をめざします。

実践校への伴走的な支援継続

 LS、PS各校へ教育委員会が伴走的にかかわり、実践の推進の見届け・価値づけ・助言等による支援を継続的に行います。

 ★リーディングスクール・サポートチームによる支援

  指導主事が各実践校を1校ずつ担当。定期的に学校訪問を実施。授業づくり等、学びの改革の推進に参画しながら支援を行い、取組状況や実践の成果等について、市内外に発信します。

  教育委員会においては毎月、サポート会議を開催し、各校の取組み状況を共有するとともに、支援のあり方等について協議を行います。

実践の共有の機会の設定

 実践に係る情報交換会および実践発表会を定期開催し、実践校の取組の市全体での共有を図ります。

 ・LSラボ(LS、PS及びアソシエイト校による中間の情報交換会)

  第1回 6月15日(木)   講師 苫野一徳氏 (熊本大学准教授)

  第2回 11月2日(木)     講師 岩瀬直樹氏 (軽井沢風越学園校長)

 ・LSフェス(LS、PSの実践発表会・全校が参加)

  1月22日(月) 講師 木村泰子氏 (大阪市立大空小学校初代校長)

 ・LSミーティング(定期的な情報交換会)

  毎月開催。LS、PSの実践者が参加、情報交換、相談を行います。

 ・LS通信(定期的な情報発信)

  リーディングスクール・サポートチームにより毎月発行。

  各校の取組みをトピックとして紹介。

  授業公開や研究会等の情報についても発信。

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