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史跡松本城の堀の浚渫(しゅんせつ)について

更新日:2022年2月21日更新 印刷ページ表示

趣旨

 近年、松本城では、経年の堆積物により、堀が埋まりつつあります。また、降水量の少ない時期や地下水の流入量が少ない場合、堀の水面上に堆積物が露出し、悪臭を発生するなどの課題が生じています。
 そこで、堀の堆積物除去(浚渫)と水質浄化のため、史跡松本城の堀の全面的な浚渫を令和5年度から実施します。
 浚渫にあたっては、堀底などの遺構を痛めることのないよう、令和2年度に実施した実証実験に基づき選定した、松本城の堀に適した工法を用いることとします。

浚渫の手法

浚渫装置

 四角柱状の機械で堀底の泥を囲い、水流により泥を攪拌(かくはん)し、ポンプで除去します。史跡をき損するリスクが最も少なく、浚渫装置がコンパクトで、堀水の濁りがほとんど発生しない工法です。

堆積土処理

 脱水処理は、汚泥を加圧ろ過により脱水する方法で行います。脱水効率がよく、機械の作動音が小さい特徴があります。
 脱水した堆積土は、堆積土に含まれるひ素を不溶化(水に溶けださない処理)し、建設土として再利用します。

今後の予定

 令和4年度に浚渫のための実施設計を行い、令和5年度に浚渫工事に着手する予定です。

令和2年度に実施した浚渫工法実証実験時の様子


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