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四賀地区は、北に虚空蔵山、東に御鷹山、入山、南に六人坊、最高峰の戸谷峰(1629m)などの山なみに囲まれた盆地です。東部山ろくに源を発した入川、保福寺川が村の中心部で合流し、会田川となり西へ流れています。
古代には東山道の錦織駅があったとされ、保福寺峠を越えて上田方面に通じていました。また、越後に通じる東山道の支路は、ここから分かれて麻績に通じていました。江戸時代には善光寺街道が、刈谷原、会田の二宿を通り、立峠を越えて麻績から善光寺方面に通じていました。また、江戸へ向かうために利用した道なので、江戸街道とも呼ばれた保福寺通りには、保福寺宿が設けられるなど、交通の要地でした。
洞光寺には、河内国観心寺から伝来された八大高祖像を伝えています。また、鎌倉期作の十一面千手観音を本尊とする保福寺、中世会田氏の菩提寺の広田寺など、多くの古刹があります。善光寺街道には道祖神や庚申塔が多く、また宿場の面影を残しています。
今回の講座では、会田宿周辺の文化財を徒歩で巡ります。
2024年(令和6年)5月26日(日曜日) 午前9時~正午
松本市役所四賀支所駐車場(松本市会田1001-1)
先着20人
無料
講座への参加には事前に申し込みが必要です。
下記URLから電子申請(Logoフォーム)でお申し込みいただけます。
なお、受付開始は令和6年5月7日(火曜日) 午前9時からです
https://logoform.jp/form/N7tm/559022<外部リンク>
令和6年5月7日(火) 午前9時から受け付け開始
松本市教育委員会文化財課文化財担当 電話番号:0263‐34‐3292