本文
フレイルを予防しよう! ~いつまでも元気で過ごすために~
フレイルって、どういうこと??
「フレイル」という言葉を聞いて、イメージすることは何ですか?
「フレイル」とは、加齢により心身の活力が低下し、介護が必要となる前の状態です。
「健康な状態」と「介護が必要な状態」の間で、日本語では「虚弱」な状態をさします。
誰でもフレイルになる可能性があり、早めの予防で今までの生活を送ることができます。
フレイルは主に3つの要素があります。
それぞれの要素が重なると、日常生活動作の低下が表れやすくなります。
この悪循環を「フレイルサイクル」といいます。
食事量が減ることで低栄養状態となり、筋肉量が少なくなって疲労を生じやすくなります。その結果、活動量が減って閉じこもりがちになってしまいます。
フレイルチェックをしてみよう!
ひとつでもチェックがつけば…
「フレイル」または「フレイル予備群」の可能性があります。
しかし、心身のケアをしっかり行えば、健康に戻れます!!
さあ、実践しましょう!!
フレイルって、よくなるの??
生活の中で実践できることからやってみましょう!
社会参加
身近な場所に出かけてみましょう!!
「福祉ひろば」や「公民館」では、様々な活動や行事を実施しています。
松本市で実施している「いきいき百歳体操」も要チェック!
町会の役員やボランティア活動、趣味など、人とのつながりも大切です。
身体
はじめよう!筋力アップ運動
それぞれ、5回から10回程度を目安に、徐々に増やしていきましょう。
スクワット
肩幅程度に脚を開き、膝がつま先より前に出ないように動かしましょう。
4つで腰を下ろし、4つで戻すリズムで行いましょう。
かかとの上げ下げ
かかとをゆっくりと上げ下げします。
ふらついてしまう方は、何かにつかまって行いましょう。
歯
はじめよう! 毎日コツコツ 口腔ケア
~口を元気にするワンポイント~
最近、こんなこと気になってませんか??
ひとつでも当てはまる場合、オーラルフレイルになります。
予防するためにも、毎日コツコツとお手入れしましょう!
お口の中の汚れを取る
〇1~2本ずつ、軽い力で、歯ブラシを細かく動かすよう意識しましょう。
〇舌ブラッシングも行いましょう。
お口の運動
食前のちょっとした時間に「舌、ほお、唇」のストレッチに挑戦しましょう。
〇あっぷっぷ体操
ほおを膨らませたり、へこませるように動かします。
〇あっちこっち体操
舌をできるだけ前に出して、左右に動かします。
栄養
はじめよう!しっかり食べて低栄養予防
いろいろな食材から栄養をとりましょう!!
合言葉は「さあにぎやかにいただく」!!
主食(ごはん・パン・めん)と一緒に、この中から7つ以上の食品を毎日とりましょう!
ポイント
〇主菜(魚、肉、卵、大豆製品)は毎食いろいろな食材をまんべんなく!!
〇カルシウム(乳製品、小魚、ごま、小松菜、大豆製品等)もしっかり!
◎詳しくは画像をタップ!!
フレイル予防事業のご紹介
フレイル健診
フレイルチェック(質問票)と体力測定を行い、自分の体の状態を知って、いつまでも元気で生活するためのポイントがわかります。
各地区ふれあい健康教室やいきいき百歳体操のサークルなどで開催しています。
フレイル外来(松本市立病院)
フレイル外来では、普段の生活の様子をお聞きし、身体機能や認知機能のチェックをします。
一人ひとりの状況に応じた精密検査をし、必要な場合は一人でできる体操や栄養指導を行います。
(問い合わせ:松本市立病院 Tel 92-3027)
松本市立病院フレイル外来ホームページ<外部リンク>
電力データを用いたフレイル予防サービス
市内にお住まいの75歳以上の一人暮らしの高齢者(介護保険認定者を除く)の方に、ご家庭の電気使用状況をAIが分析します。フレイルと検知された方には保健師などが声をかけ、包括支援センター等と連携して予防対策を行います。
詳しくは こちらをチェック!
健康診断を受けましょう!!
自分の体の状態を知ることが大事です。
松本市の「各種健診のご案内」の冊子をチェックしてみましょう。
注) Webでは、支所・出張所・保健センター実施分のみ予約可能です。