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エコトピア山田再整備事業

更新日:2024年6月15日更新 印刷ページ表示

島内地区山田町会にある一般廃棄物最終処分場のエコトピア山田は、昭和45年に廃棄物の埋め立てを開始し、昭和62年に拡張整備をしながら、50年間にわたり使用してきました。
しかし、埋立可能容量が少なくなってきたことから、今後も長期的に使用可能で、安全・安心な新しい施設とするため、再整備を進めています。

位置図

再整備事業の概要

エコトピア山田に今まで埋め立ててきた廃棄物を、埋立地の中で片側に寄せて、空いたスペースに新しい埋立地を建設します。

再整備予定期間

令和元年度から令和9年度まで

  • 現処分場での埋め立ては令和3年3月31日をもって終了しました。工事期間中は廃棄物の受け入れができません。
  • 廃棄物の移設工事は令和5年7月に終了しました。
  • 令和7年度から令和9年度に新処分場建設工事を行い、令和10年4月の供用開始を予定しています。再整備概要の画像

新処分場埋立容量

約206,500立方メートル

新処分場埋立可能年数

約17年

新処分場再整備費

約56億7,000万円(基本設計による概算費用)

全体配置計画(基本設計)

ごみ処理の流れ

エコトピア山田には松本クリーンセンターで可燃ごみを燃やした後に発生する焼却灰や陶磁器、ガラス類などの埋立ごみが埋め立てられています。
年間約11,000トンの焼却灰と年間約1,200トン埋立ごみが発生し、灰の一部は県外の民間事業者に委託して、人工砂や土木資材への資源化や埋め立てを行っています。

ごみ処理の流れの画像

焼却灰の資源化

再整備期間中は焼却灰と埋立ごみの全量を県外の民間事業者に委託して埋め立てるほか、焼却灰は大きく分けて次の3種類の方法で資源化を行います。

人工砂化(焼成)

高温で焼き直して、人工的な砂などの土木資材とします。

溶融

高温で溶かして、灰に含まれている金属を回収するほか、人工的な石などの土木資材とします。

セメント原料化

セメントの原材料の一部として使用します。

松本市のごみの現状

長野県の1人1日あたりのごみ排出量は802グラム(令和4年度)であり4番目に少ない都道府県となっていますが、松本市の1人1日あたりのごみ排出量は992グラムで県内19市の中では最も多い状況にあります。

県内19市ごみ排出量

今からできるごみの減量

松本市では、3R(スリーアール)の徹底によるごみ減量の推進を図っています。
これから再整備を行う新処分場もごみを埋め立て続けていくと、いずれ限界を迎えてしまいます。少しでも長く大切に使うために、一人ひとりの心掛けで、ごみの減量に取り組んでみませんか。

3R

松本市の取組み

Reduce(リデュース)

Reuse(リユース)

Recycle(リサイクル)

新ごみ処理施設の建設

松本市を含む2市2村で構成される松塩地区広域施設組合では、焼却施設「松本クリーンセンター」に代わる新しいごみ処理施設の建設事業を進めています。
詳細は松塩地区広域施設組合のホームページをご覧ください。

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