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松本から豊科までの自転車道は、「あづみ野やまびこ自転車道」の整備計画の一部です。松本市・塩尻市の筑摩野地域は、平成13年度までに26.7kmの全長の内7.4km(28%)が供用されたのを最後に進捗していません。北アルプスの素晴らしい風景を望むこの自転車道は、松本市としても通勤・通学のみならず観光資源としても活用できるものと捉えています。自転車道を所管する長野県と情報を共有するとともに、積極的な働きかけを行い、事業再開が実現できるよう取り組みます。また、自転車通行空間については、県と市が連携し整備をすすめることで、ネットワーク化と安全な利用を図ることができると考えています。
松本市では、令和5年4月の新制度移行に向けて路線バスの公設民営化事業を進めています。これは、行政が路線バスの新しい制度設計や効率的な路線の再編、運賃体系などを設計(マネジメント)し、民間事業者が運行業務やサービスの提供を行い、市民の足となる公共交通を持続可能なものとするための取組みです。バス路線の再編については、地元の皆様や利用者の皆様との意見交換会などでいただいたご意見・ご要望を踏まえた検討を進めています。ご要望いただいた朝夕の通勤通学利用などのニーズも把握しており、朝夕のダイヤ充実や時期や曜日などを限定した夜間特別便など、利用されるバスの運行を目指し検討していきます。
信州スカイパークは、市内外から各種スポーツなどが楽しめる公園として親しまれていますが、長野県の施設であり、維持管理は、長野県松本建設事務所が行っています。 そのため、松本建設事務所維持管理課を担当課が訪問し、市民からスケートボード場整備のご要望があったことを報告するとともに、松本市としても改めて整備の要望をしました。松本市では、今年3月に総合体育館敷地内の「松本スケートパーク」を拡張し、初心者の方をはじめ、多くの方に利用いただけるよう整備しましたので広く周知していきたいと思います。また、観覧できるスペースも整備し、ご家族でお楽しみいただけますので、ぜひご利用ください。
松本市では、広報まつもとをはじめ配布物のデジタル化を推進しています。
この取組みは、広報まつもとをインターネットでご覧いただける方には、ホームページやアプリを活用いただき、インターネットでご覧いただけない方には、コンビニエンスストアや地域づくりセンター等へ取りに行っていただく方針です。
ただ、市内全ての町会に一律の対応を求めるのではなく、町会の実情や意向に応じて回覧板を併用するなど、柔軟に段階的に対応していきます。
これによって紙資源の節約だけではなく、町会役員の負担軽減にもつながっていくと考えています。
各種委員の選出等についても、それぞれの担当課で見直しを進めています。
健康づくり推進員については、次期委員から全市的な組織・会議を廃止し、委員選出は地区の必要性に応じて選出いただくことにしました。
民生委員・児童委員については、法律に基づき厚生労働大臣が委嘱しているため、廃止することはできませんが、年齢制限の撤廃や委員定数の見直しなど推薦に係る負担の軽減を検討しています。
その他委員についても、順次見直しを行っていきます。
松本市は、ご提案のポケモンマンホールのふたを設置したいと考えています。
そのふたは、通称「ポケふた」と呼ばれるもので、株式会社ポケモンが、市町村からの要望により、順番に作り寄贈しているものです。令和元年7月から全国に設置すると発表したところ、多くの市町村から要望があり、製作が追いつかない状況となったため、現在受付が一時停止されています。
市は、受付が再開しましたら、すぐに製作を依頼し、多くの人が集まる場所に設置したいと考えています。
松本市内で全面的に芝生化を実施した学校は、小学校で2校、中学校で2校です。
校庭は、運動会や部活動など学校での使用に加え、社会体育、地域行事などさまざまな形で利用されています。芝生化により、芝生を休ませる期間も必要となるなど、諸活動に支障が出ることがあり全校への計画的な整備までは至っていません。また、散水や芝刈りといった経費面での課題もあります。しかし、校庭の芝生化は、温度上昇の抑制や子どものスポーツ環境の向上につながると考えますので、先進事例の調査、研究を行って課題を整理し、実現の可能性を探っていきます。
アルプス公園の『小鳥と小動物の森』のヤギのふれあい広場は、約20年前は全面土の広場でした。雨が降った翌日は広場が泥濘し、ふれあうことが出来なくなるため、一部をコンクリートにし、天候に左右されることがないよう改修したものです。また、ポニーのいるパドックは全面土となっています。過去にヤギを外へ散歩に連れ出した事がありますが、首輪をつけると嫌がり、その場に立ち尽くしてしまいました。また、ポニーは外の環境に慣れていないためパニックとなり来園者に危険が生じる恐れがあるため、外への連れ出しは行っていません。
現在、老朽化が進んでいるサル舎、タヌキ舎施設の大規模改修を行っています。令和4年8月にリニューアルオープンを予定していて、順次施設の改修を行います。
『小鳥と小動物の森』は複数回訪れても新たな発見があり、賑わいのある動物園を目指し、アルプス公園のシンボル的存在となるよう努力していきます。
博物館パスポートを活用し、プラネタリウムへ何度も足を運んでくださったこと、たいへんうれしく思います。ありがとうございます。
現在、博物館パスポートは、転入者用、市内小中学生用の2種類を作成し、対象の方に配布しています。
令和5年秋に新博物館が開館するため、その際に、ご提案いただいたパスポートの販売について検討し、配布方法についてもデジタル化を検討していきます。
松本駅は主要な観光地に通じる重要な交通結節点であり、首都圏からの玄関口でもありますが、東北信には北陸新幹線があり、南信ではリニア開通を控え、将来的には長野県全体の交通状況が変化し、中信地区が広域鉄道網の遅れを取りかねないとの危機感を持っています。
コロナ禍の影響は、私たちの生活スタイルを根本的に変えることとなり、観光客の減少のみならず、特急あずさの減便など様々な影響を与え、松本駅や中心市街地の活力の低下にも繋がっています。
松本市は、アフターコロナを見据え、観光需要の回復のため、今後、さらに首都圏からの誘客に努めるなど、松本駅に係る交通事業者(JR東日本、アルピコ交通)と連携し、松本の玄関口にふさわしい松本駅の更なる発展を目指して検討を進めていきます。
上高地や乗鞍を含むエリアを、世界に冠たる山岳観光リゾートとして実現するため、今年度からアルプスリゾート整備本部を設置しています。エリアの魅力を世界へ発信する他、まずは市民が実際に足を運び、素晴らしさを肌で感じ、この地域に誇りを持っていただくことが大切だと考えています。
上高地には市営の宿泊施設が2つあり、そこでは市民割をご利用いただけます。また、今年度は、岳都・松本「山岳フォーラム」実行委員会が主催の事業を市民参加型に変更し、乗鞍や上高地において、幅広い世代が参加できるフィールドワークや座学など、山や自然に親しむイベントを開催しました。来年度以降も、庁用バスを使った講座など、市民の皆様が現地に訪れていただける機会を提供してまいります。
今後も、市民の皆様に対して広報や様々な媒体を活用し、上高地や乗鞍をはじめとする山や自然に関する魅力的な情報発信を強化してまいります。
市内の学習できる場所は、主に中高生を対象とした「青少年の居場所」として、中央公民館(Mウイング)2階、あがたの森文化会館2階会議室、あがた児童センター2階の3カ所を専用スペースとして開放していて、飲食もできます。
また、図書館には、中央・空港・梓川・波田図書館、中山文庫に自習室があり、中央図書館3階オープンスペースでは飲食ができます。
しかし、学習できる場所として十分とは言えず、複合施設を望む声もあります。
子育て施設や他施設の持つ機能との融合や駅前等のアクセスのいい場所への設置などさまざまな選択肢を考慮するとともに、市民の皆さまの意見を十分把握し、人口定常化やより子育てしやすいまちを目指します。
令和3年成人式は、新型コロナウイルスのデルタ株の急速な感染拡大のリスクを総合的に考え、5月に延期していた成人式をやむなく中止しました。新型コロナウイルスは変異しながら感染を広げていて、いまだ収束の見通しが立ちませんが、松本市は、県の対応を踏まえながら状況に応じた対策を行ってきました。
令和4年成人式は、オミクロン株の感染拡大が懸念される中、式典を2部制で開催するなど、コロナ対策を徹底して開催しました。成人式は新成人の門出を祝う大切な行事であり、コロナ禍で多くのことが制限される中、成人式の開催を希望されるお気持ちは十分理解しています。
新型コロナウイルス感染症対策の状況を見据え、実施内容・会場等を調整して、令和4年度に改めて、式典を開催するための取組みを進めます。
成城学園創設者の澤柳政太郎は、文部次官、東北大学、京都大学の総長などに就任した明治・大正時代の代表的な教育者です。澤柳政太郎が松本出身だったことから、平成27年度夏、生誕150周年記念特別展「澤柳政太郎とその時代」を、成城学園と連携して開催しました。コロナ禍前は、成城学園の教員が、研修で旧開智学校校舎を見学したり、旧開智学校校舎の展示室に澤柳政太郎コーナーを設けたりするなど、連携を継続して行っていました。
西予市の旧開明学校、松崎町の旧岩科学校とは、重要文化財である明治時代の校舎に、貴重な教育資料を保存公開する教育博物館という共通点に立ち、文化財保護や教育に寄与するという理由から提携しています。成城学園とは、旧開明学校・旧岩科学校のような姉妹館提携ではありませんが、これからも良好な関係の元で連携を深めていきます。
現在、国宝旧開智学校校舎は、耐震工事のため休館していて、令和6年秋に開館する予定です。再度開館する折には、再び、展示等で成城学園との連携企画を開催するよう計画していきます。
松本城の大名行列は、昭和30年10月の国宝松本城復元落成祭及び昭和35年の松本城黒門落成記念お城まつりで行われた記録があります。その後、昭和60年11月の第28回市民祭・松本城昭和の大修理30周年記念で、25年ぶりに復活してからは、毎年、市街地での武者行列が開催されています。近年は11月3日のお城まつりで、地元小・中・高校生による少年少女武者行列が行われていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、令和2年、3年は中止しました。
先般、「国宝松本城を世界遺産に」推進実行委員会が、松本城の日を11月10日と決定しました。松本市としても、松本城の日の決定をきっかけに、世界遺産登録へ向けた更なる機運醸成を図るとともに、コロナ後を見据えたイベントを検討する中で、大名行列のあり方やお城まつりの内容についても、全面的に見直し、松本城の更なる魅力の発信に努めていきます。
松本城三の丸エリアビジョンでは、ナワテや緑町周辺は、女鳥羽川の水辺やナワテ通りを活かした居心地の良い空間を創り、周辺に集まる銘店の魅力がまちの中に滲み出し、楽しむことができる場所とする将来像を示します。
ナワテ通りは自動車の通行が制限されていますが、辰巳の御庭から女鳥羽川に架かる「中の橋」までは自動車が対面通行でき、橋や狭い道路を戸惑いながら通過する県外ナンバーの自動車などが多く見受けられます。
エリアビジョンの実現には、歩行者が安心して歩き回ることができるまちづくりが必要です。まずは地域の皆様の意向や考えをお伺いし、そのうえで自動車の通過状況を調査・分析するなどして、通行規制等の対応策を検討したいと考えます。
ご提案された信号機の問題については警察の所管であり、松本警察署からは、「秀峰学校前交差点については、以前、歩車分離式の導入について検討しましたが、交差点形状等から渋滞を更に悪化させる恐れがあるため導入を見送りました。また、歩行者先出し信号については、有効性を含めて検討してまいります。市内の信号サイクルについては、渋滞状況等を勘案し、必要に応じて信号サイクルの調整等を行っていますので、ご理解をお願いします。」との回答を得ています。
また、市内の交通混雑解消のためには、道路整備も有効な方法ですが、用地取得から整備完了までに長い時間を要するため、松本市は道路整備のみならず、バス等の公共交通や自転車の利用推進を図るなど、通行車両の総量を抑制する政策に取り組んでいます。時差出勤やテレワークなど、通勤時間帯の混雑ピークを分散する対策も効果的であるため、交通混雑解消にご協力をいただくよう、現在、幅広く市民の皆様に呼びかけているところです。
女鳥羽川については、令和元年10月の台風19号の際に水位が避難判断水位を超過するなど、水量が非常に不安定であること、また、千歳橋周辺は川幅が狭くなる河川構造となっていることから、川船流しは、安全な運行ができないため実施は難しいと考えます。
女鳥羽川の整備に関しては、現在策定を進めている「松本城三の丸エリアビジョン」の中で、豊かな川の水を体感し、さまざまな活動ができる空間とすることを提示する考えです。
また、来年度には自然の多様な機能を活用した持続可能で魅力あるまちづくりを目指す「松本まちなかグリーンインフラアクションプラン」を策定し、河川敷や川沿いにおける水辺を活用した取組みの検討を進め、水と緑を身近に感じることができる居場所として、市民の皆様にも、観光客の皆様にも親しみを持っていただける水辺づくりを目指してまいります。
外堀大通りは、平成12年2月に幅員31m、4車線の都市計画決定したもので、都市計画法上は内環状北線と言います。現在、大手2丁目交差点から松本城交差点までの整備を進めていて、令和4年度に暫定2車線相互通行として供用開始する予定です。
松本城南・西外堀は、自然由来と推定される土壌汚染が確認されたことから平成30年に平面整備する方針としましたが、その方針を改めて、水をたたえた堀の復元に向けた調査研究を進めています。
現在、「松本城三の丸エリアビジョン」の策定を進めていて、外堀大通りについては、車両を通さない2車線を活用して歩行者や観光客が滞留できる空間を整備し、水をたたえた外堀と松本城天守、北アルプスを一望し、体感できる場所にすることを提示する考えです。
来年度以降、市民の皆さまや民間事業者等と連携し、「外堀大通り」の名に相応しい空間の実現に取り組みます。
松本の子どもたちには、日進月歩で変化する社会において、不思議なことや未知なることに興味を持ち、最先端の技術を活用しながら、それらを探究し続ける力を身に付けて欲しいと考えています。
子どもたちに最新の知見を身につけてもらうためにはどうしたらいいか、検討を重ねた結果、子どもに接する先生たちが、サイエンスに関する新しい知見を身に付け、大人から子どもに伝える、そのためのサポートを行政が行うことが、子どもたちの探究する力を伸ばすことにつながると考えました。
また、学校では児童・生徒に一人一台の学習用パソコンが整備され、より分かりやすい授業の実現に向け体制整備を進めています。そのためには教職員のIct活用指導力の向上などが必要と考えています。
施設整備にあたりましては、令和元年度にリニューアルしたプラネタリウムやIctの活用により、自然科学を中心とした事業を展開し、子どもから大人までが学べる施設となるよう進めてまいります。
すでに市公式Youtubeチャンネルはあります。多事争論会などの会議動画や市職員採用動画、防災動画、松本城イルミネーション動画などさまざまな内容を配信しています。ただ、政治への関心が高まるような内容とはなっていないためか、チャンネル登録者数も2,000人あまり、それぞれのコンテンツの視聴回数もあまり伸びてはいません。
今後は、いただいたご意見を参考に動画の内容を見直し、市公式Youtubeチャンネルをリニューアルしていきたいと考えています。簡単に撮影ができるように体制を整え、私自ら出演するのはもちろん、職員も積極的に参加させ、市政に興味を持って観てもらえる動画を数多く配信していきますのでご期待ください。
松本市の主要な道路は「松本市道路整備5箇年計画」に基づき、計画的に整備を進めています。生活道路も地区からの要望により、順次整備を行っていますが、用地の協力をいただきながら整備を行うため、年数を要します。
田川の堤防道路の安全施設設置は、河川管理者である長野県が河川堤防の保全、増水時の水防活動を最優先するため、施設設置に制限があり、広範囲に渡りガードレール等を設置できないのが現状です。
しかし、多くの方が利用されていますので、河川管理者と協議しながら安全対策を検討します。
松本市では塩尻市のような大規模な遊戯スペースを備えた児童の屋内施設は整備していません。考え方として、より身近な地域の中に子どもとその親が遊んだり交流できる場を設置することとしています。
未就学児向けには「こどもプラザ」(子育て支援センター)を4カ所と、「つどいの広場」を21カ所で開設しています。
市民の皆様がどのような施設を望んでいるのか、また、現在の状況に対するご意見等、子育て家庭の皆様のさまざまなニーズをしっかり把握したうえで今後の施設整備に取り組み、子どもが安心、安全に過ごすことができるまち、そして、人口の定常化やより子育てしやすいまちを目指していきます。
奈良井川堤防道路の市道は、長野県から河川法に基づく占用許可を受けて道路を造り、管理を行っています。道路そのもの以外は県の管理になっています。工作物等の設置には県の占用許可が必要となりますが、河川区域内に看板等を設置することは、河川法の規定により原則できないこととなっています。
代案として堤防道路の入口等、河川区域外で効果が見込まれる場所へ、不法投棄防止看板の設置を進めます。
松本城の堀の水は井戸水(地下水)を水源としていて、無色透明、臭気は無臭で、透明度は100cm以上あり、これまでに行った堀の堆積物と水質の調査結果などから、他の城郭と比べても決して劣っていないと認識しています。
堀水の維持管理については、日常清掃を毎日実施しているほか、夏場になる前に、黒門や太鼓門周辺に酸化マグネシウムといった薬剤散布を行い、悪臭を抑えるなど、公園環境の整備に取り組んでいます。
課題となっている内堀・外堀・総堀の堆積物の除去については、令和5年度から3か年をかけて、全面的に浚渫を実施します。
現在、制度設計を進めている「公共交通の公民連携」では、市街地の交通空白地域や中山間地域などにおける少量移送サービス(ラストワンマイル)の課題に対し、デマンド交通やIctの活用など、さまざまな移動手段の導入を検討しているところです。
今回、ご提案いただきました「カーシェア」については、総合交通戦略における「取り組む施策」として位置づけてはいませんが、ラストワンマイルの課題を解決する手段の一つとも考えられます。現在、既存の民間事業者が、主に事業者向けのカーシェアサービスを一部提供していますが、その有効性、公益性を鑑み、住民生活向けに政策誘導していくといった手法も含め、今後研究していきたいと考えます。
松本市では、公共交通を「市民の足」と位置付け、市政の重要課題と捉え、交通政策を進めています。
そのような中で、今年8月の大雨によりアルピコ交通上高地線が被災しました。
アルピコ交通上高地線は、令和元年度時点において、年間延べ約175万人が利用している路線です。多くの市民が通勤通学の足として利用し、同時に、山岳観光地への重要な交通手段であり、多くの観光客の足としても利用されています。
被災後、バスによる代行輸送が行われ、現在、松本駅から渚駅間を最大4台のバスを投入し200人を乗せて運行していますが、乗り換え等で時間を要すこととなり、市民生活に多大な影響を及ぼしています。松本駅から渚駅間は徒歩で10分を超える距離であり、今後も松本駅を中心とした交通体系を維持していくことが必要であると考えます。
こうした中で、町会連合会から、市長と市議会議長に対して、上高地線の被災を、市全体の問題として捉え、一日も早い復旧と、その支援を行うことを求める要望書が提出されました。松本市としては、早期復旧に向けた支援を進めるため、市議会で審議いただき、予算化することとしています。
歩道整備については、現在、松本駅西側の中条白板線を実施中です。今後、渚駅へ向かう道で一番道幅が狭い渚橋から国道19号までの歩道整備も計画しています。歩行者の安全を守るため、計画的に実施してまいります。
松本市では、市民の皆さんに、ごみを減らすことや、分別して再利用することなど ご協力をいただいて、3Rを進めています。
3Rのリデュースでは、信州大学と協力して日々飲んでいるペットボトルからマイボトルへ換えていただくとともに、松本のおいしい水を知ってもらうため、11月から市役所などに、無料の給水機を設置しました。この取組みは、市民等の意識を変えることでプラスチックを減らすもので、SDGsにつながると考えています。
現在、松本市では、ほとんどの学校が環境に配慮して給食の牛乳はビンを使用していますが、一部の学校では紙パックの牛乳となっています。
その理由は、体の不自由な児童に配慮して高学年の教室が1階にあり、低学年の教室が上の階に配置されていて、低学年の児童が重いビンの牛乳を上の階の教室まで運ぶことが難しいため、仕方なく軽い紙パックを使用しています。そのような学校では、すぐにビンの牛乳へ変えることはできませんが、今後教室の配置を変えることが検討されれば、変更を考えていきます。
当面は、紙パックの牛乳を利用している学校には、分別・リサイクルをお願いして、燃やされるプラスチックや紙を減らしていきたいと思います。
今年8月に策定となった松本市総合計画では、世代間の人口バランスが取れた「人口の定常化」を実現するため、「現在と同等の24万人程度の人口を維持する」ことを目標としています。加えて、「DX・デジタル化」を重点戦略として位置づけ、全ての施策において強力に取組みを進めていきます。
「人口の定常化」の実現のために、若い世代の社会増につながる大学の拠点誘致は重要です。信州大学等の県内大学に加え、首都圏・関西圏にある私立大学のサテライトキャンパスの誘致についても可能性を探り、模索していく必要があると考えています。
信州大学の情報系新学部の新設は、松本市が進める行政や社会のデジタル化にも寄与することから、引き続き情報収集を行っていきます。
長野県内の市町村では、乳幼児等の福祉増進のため、保険診療等に対する助成制度(福祉医療費給付事業)として、窓口負担500円を取り入れ、県内19市で足並みを揃えて実施しています。
この窓口負担は、現時点では、福祉医療制度を将来にわたり持続可能なものとするために、必要な対応であると考えています。
また、保育料については、国の無償化開始前より、3歳未満児の保育料を、国が定める基準額より低い額としています。
さらに、第2子のお子さまについては、同時に通園されている場合で、独自の軽減を含めて保育料を7割軽減、3人目以降のお子さまについては、同時に通園されているかどうかに限らず、独自に2割軽減することを実施しています。
松本市の人口定常化を図るため、より子育てしやすい街となるよう、他県の事例を参考にしながら調査・研究し、子育て支援サービスの充実を図ってまいります。
病児保育事業で、現在使用しているシステムは、コンビニ納付やキャッシュレス決裁ができないシステムです。
ご指摘のとおり、利用者の利便性の観点からコンビニ納付やキャッシュレス決裁への対応は必要なことと考えています。
そこで、次のシステム更新(令和5年を予定)に合わせ、病児保育事業の利用料納付が市税等と同様にコンビニ納付やキャッシュレス決裁で行えるように検討を進めてまいります。
ご不便をおかけしますが、現状をご理解いただきたいと思います。
ラウンドアバウトは、交差点内に減速して進入することによる車両及び歩行者交通の安全性向上、信号待ちがなくなることによる通行時間の短縮、燃料消費(Co2排出)の抑制、信号機不要による維持管理コストの削減など、多くの効果が見込まれる交差点です。
しかし、交通量の多い交差点では、信号機がなくなることにより、車両の優先方向がなくなり、交通量が多い方向が常時優先となるため、車両が交差点に進入できない方向では渋滞する恐れがあります。また、歩行者専用の信号機もなくなることで、歩行者が多くの車両の通行に注意しながら横断することになります。
道路の構造の技術的基準を定めた「道路構造令」によると、ラウンドアバウトは、交通量の少ない平面交差点(全方向の日当たり総流入交通量が1万台未満)について適用することができる、とされています。
中央1丁目及び深志2丁目交差点については、車両交通量が上記基準を超える交差点であり、また歩行者の横断も多いことから、ラウンドアバウトには適さないと考えます。
松本市では、時差出勤による朝の通勤時間帯のピーク時間の分散、テレワークの推進、公共交通及び自転車への交通手段の変更等による車両総量抑制ができれば交通渋滞の緩和が図られるため、市民に周知し、発想の転換を促していきたいと考えています。
防犯を目的とした街頭防犯カメラは、現在、市の防犯重点地区に指定している、松本駅前の公園通り及び新伊勢町に14台が稼働しています。カメラの設置は、関係団体や地元地区からの強い要望を受けたもので、管理等についても地元の地区町会と協定を締結して運用しています。
通学路や公園へのカメラ設置については、広い地域にわたって設置することには限界があり、地域住民の理解とプライバシー保護の観点から慎重に対応していく必要があると考えます。
通学路や公園などにおける子どもの安全対策として、これまでも取り組んでいる青色パトロールの強化を図っていきます。今回ご意見をいただいたことを機に、改めて松本市内の犯罪の内容や立地を踏まえたカメラ設置の必要性について検証してまいります。
皆さんにトイレを気持ちよく使っていただけるように、適切な清掃を行い、清潔を保てるよう施設管理に努めます。
また、ユニバーサルデザインやLGBTQの観点からも、世代や性別を選ばないすべての人が使いやすい多目的トイレの充実に向けて、まちづくりの一環として検討します。
さらに、「多目的トイレマップ」の作成等に取り組み、誰もが安心して外出できる環境づくりを進めます。
今年度も、「市長への手紙」に多くの要望や意見が寄せられていて、その声を市の政策として実行に移していくための参考とさせていただいています。
ご指摘のとおり、現在の「市長への手紙」のホームページの掲載方法については、見直しの必要性を認識しています。
松本市では、来年4月にホームページのリニューアルを予定していて、このリニューアルに合わせて、掲載方法の見直しを検討しているところです。
いただいたご意見を参考に、寄せられた建設的な意見の一覧などを掲載する方向で取組みを進め、広聴業務の充実と改善に努めてまいります。
回数駐車券のチャージ機については、防犯上の観点から有人施設である松本駅北自転車駐車場のみ設置することにしました。ご不便をおかけしますが、現状をご理解いただきたいと思います。
現在、自転車駐車場使用料の精算方法は、回数駐車券のほかに現金、交通系ICカード(スイカ等)での精算が可能となっています。
松本市では、公共交通の利便性の向上を図るため、公共交通全体を含めたICカード等キャッシュレス決済の検討を進めています。公共交通を中心としたまちへの転換を目指し、自転車駐車場の精算方法についても、利用者にとって分かりやすく、使いやすいものに改善する予定です。
所得証明書の発行については、本人に係る証明書は本人からの申請が原則となっています。ただし、住民基本台帳(住民票)上の同一世帯の親族については、生計を共にし生活関係上一体にあるものとみなして委任状がなくても証明書を交付しています。個人の大切な情報を保護する観点から、松本市では、住民基本台帳法に準じて、住民票などの交付と同じ取り扱いとし、本人の同意なく所得証明書を発行することをしていません。不正取得を防止し、市民の個人情報を守るための取り扱いとして現状をご理解願います。
松本市では、デジタル市役所の実現を目指し、取組みを進めています。デジタル化が進むと、電子申請など行政手続きのオンライン化により市民の皆様の利便性が向上し、より効率的な住民サービスにつなげることができると考えています。
松本市では、スマートフォンやパソコンで体育施設や公民館などの公共施設をご予約いただけるサービスを提供していますが、その利用者登録に際しては、本人確認を行うため、施設まで足を運んでいただいています。
こうした方法には一定のご理解をいただいていますが、デジタル化が進む時代に見合った申請者の本人確認の手法を備えた電子申請による利用者登録の仕組みを、次年度に向けて整えてまいります。
現在の求人状況は、介護分野など業種によっては年齢を問わずに求人を希望する事業所はありますが、高齢者が望む業種とはミスマッチが生じています。
松本市としては、企業訪問を実施して、高齢者の雇用に関する意識の向上を図るとともに、求人企業数を拡充するなど、生涯現役促進事業に積極的に関わっていきます。
更に、就職説明会を開催し、高齢者により多くの就労情報を提供できるよう取り組みます。
また、個々の高齢者にあわせて、より適した仕事をアドバイスする専門の相談員による職業適性相談窓口を開設することを検討します。
公共交通で便利に市内各所を訪れることができ、初めて松本を訪れた観光客の方にもわかりやすく、使いやすいタウンスニーカーや路線バスを運行することは、観光客のニーズに答えるために非常に重要なことであり、それは市民サービスの向上にもつながることと認識しています。
松本市内の路線バスは、目的地への本数が少なかったり、乗り継ぎがわかりづらいなど、利用者にとって不便な点が多くあります。
このような状況を改善するため、路線バスの運行について、公民の役割分担を整理し、行政が主体となって運行制度や交通ネットワークを再編する公設民営化を行い、地方都市の新たな公共交通のモデルを作り上げたいと考え取り組んでいます。
その結果として、中町通りや縄手通り、松本城や旧開智学校をご覧いただいた方が、路線バスで気軽に浅間温泉へ向かい食事や温泉を楽しみながら、スムーズに移動できる交通環境の整備を進めてまいります。
松本市では、第11次基本計画の重点戦略の一つとして、若い世代も含めた多様な世代が、時間と空間の制約を受けずに、いつでも、どこからでも学びに参加できる生涯学習の場づくりを進めています。
10代から20代の若者たちが、しゃべりながら学ぶ、あるいは学びながら集まる居場所を市内のさまざまな場所に設けていきたいと考えています。まずは市の社会教育施設である中央公民館及び中央図書館において、できることから直ちに着手するようにしました。具体的には、次のとおりです。
中央公民館では、10月9日(土曜日)から、利用頻度が高い土日・祝日に、新たに1階会議室を学習スペースとして開放しました。さらに、学習スペースが満席の場合は、会議室の空き状況を見ながら、随時会議室を学習スペースとして開放します。
中央図書館では、直ちに、混雑する土日・祝日等で、貸出し予約が入っていない場合に、3階第4会議室を開放します。また、3階ロビーにもテーブルを1台増やし、座席を増やします。
松本市では、路線バスを「市民の足」として大変重要なものであると捉え、持続可能な公共交通にすることを目指し、公民で適切に役割を分担する「公設民営化」の検討を進めています。高齢者等の交通弱者を置き去りにしないため、住民の要望に沿った路線網の維持、拡充に取り組む必要があると考えています。
里山辺地区では、アルピコ交通株式会社が運行している美ヶ原線沿線を除くと、半径500メートル以内にバス停がない「交通空白地」に該当されている地域があると認識しています。このような地域の足を確保していくためには、地域の実情に応じた対応策について、それぞれの地域に必要な公共交通を考え、小さな車で運行することや、予約制などの仕組みで運行するデマンドタクシーの導入等も検討していきたいと考えています。
バス路線の再編や公民連携による利用しやすい公共交通の構築に取組み、市民の皆さまが生活しやすい、まちづくりを進めていきます。
松本市図書館では現在、松本市内に在住、通勤、通学している方、又は、松本広域圏に在住している方や市内に短期滞在、通院などで定期訪問している方などに貸出をしています。ご存じのとおり、お住いの地域の図書館に相互貸借の依頼をしていただくと、図書館を通じてお借りいただけますので、現状での対応にご理解、ご協力いただきますようお願い申しあげます。
登録要件の見直しについては、新しい松本市の図書館サービス計画の策定を進める中で、利用者の幅を広げていく観点から、検討を重ねていきます。
なお、図書館内で資料をお読みいただくことは可能ですので、松本市にいらした際にはぜひご利用ください。
国の重要文化財 旧制松本高校がある、あがたの森公園周辺のカラスの糞害等について、大変苦慮しています。
信州野鳥の会からは、あがたの森公園には4,500羽のカラスが塒(ねぐら)として住み着いていると報告を受けています。
カラスをはじめとした鳥類の被害に対しては、農林業被害、果樹等の農作物被害の軽減を目的に、郊外において檻や銃器を使用した駆除を猟友会へ委託していて、市内で年間約500羽駆除しています。しかし、絶対数の削減や、市街地での被害軽減につながる成果までには至っていません。
また、これまで市街地被害軽減のため、被害箇所での爆音機、超音波、木酢液、鷹匠による追い払い等を実施しましたが、一時的な追払いにはなるものの追払いを止めた時点で戻ってくるため、根本的な解決には至っていません。
カラスの絶対量を減らさないと解決できない問題ですが、当面の対策としては、塒(ねぐら)となっているヒマラヤ杉の枝の剪定と同時に、カラス除けの害鳥対策機器を試験的に取り付けるなどの対応を取っていきたいと考えています。
松本市奈川地区では、平成29年度に「ふるさと奈川をおこす会」(緩やかな協議体)を設立し、地域住民が主体となって、地区内の課題を共有し、解決に向けた協議の場を設け、検討をすすめてきました。しかし、近年は人口の減少スピードが加速していて、少子化が顕著となっていることから、地域の存続に危機感を抱いています。
こうした状況から、地域で目指す「住んでいてよかった、来てみてよかった奈川に」となるよう、地域と行政、関係機関が連携して将来の姿を共有し課題の解決につなげていくため、今年9月に「持続可能な奈川地区推進協議会」を設立しました。
松本市では、JR東日本株式会社長野支社、更にバス事業者であるアルピコ交通株式会社を加えた3者で、松本駅周辺の交通ハブ機能を強化することにより、松本駅が賑わいの起点となるよう、協議を進めています。
更に、駅からあがたの森へ向かう駅前通りの街路樹更新や自転車の通行スペースの改善、駅から松本城方面へ向かう公園通りの高質化改良、松本城を中心とする三の丸エリアを「世界水準の歴史観光エリア」とすることを目指すビジョンの策定に取り組んでいます。
国道19号は、現在渚3丁目交差点から宮渕本村交差点間で、4車線化する事業を進め、早期完了を目指しています。
その他市内幹線道路の整備についても、国、県及び市が計画的に進めています。
しかし、道路整備は、用地取得から整備完了までに長い時間を要しますので、市では、道路の混雑を解消するために、バス等公共交通や自転車の利用推進を図るなど、通行車両の総量抑制に取り組んでいます。
時差出勤やテレワークなど、通勤時間帯のピークを分散する対策も効果的であるため、幅広く市民の皆様に呼びかけていきたいと考えています。
また、バスの本数が少ないといった点についても、将来にわたって公共交通を維持確保していくため、現在、市が主体となって路線、ダイヤ、運賃等の制度設計を検討する公設民営化事業に取り組んでいます。
今後も、道路管理者である国、県及び市が、情報を共有し、連携して交通混雑解消を図りたいと考えています。
いただきましたお言葉については、対応した職員にとって大変励みになっています。また、職員全体としてもいつもあるべき姿として再認識をさせていただきました。
今後とも、職員一同が市民の皆様に寄り添った、より良いサービスを提供できるよう、折に触れて確認してまいります。
これまで行政は保育園の待機児童対策や保育料の無償化等、共働き家庭やひとり親への支援を中心に施策を充実させてきています。これは、共働き世帯等への子育て支援を充実させることで生活の安定を図るものです。
一方、松本市ではご家庭で子育てするお母さんの支援にも力を注いでいます。親子で出かけられるつどいの広場やこどもプラザ、急な都合や子育てで疲れた際に預けられるファミリー・サポート・センター事業や子育てサポーター訪問事業などがあり、それらに利用できる子育て世帯応援券も今年から配布しています。こどもプラザ等市内6カ所に子ども子育て安心ルームを設置し、ご家庭の子育てに悩んだ時には相談できる窓口としてご利用いただいています。
将来的には、先進的事例を参考に、ご家庭で子育てする母親への経済的支援や地域支援等も含め、社会全体で子育てを支える環境づくりを進めていきたいと思います。
現在多くの市町村が、ふるさと納税制度を活用して寄附金を集めているのに対し、これまで松本市では、ふるさと納税制度を積極的に活用してきませんでした。制度そのものに関する私の見解は、最大限に有効活用して市民福祉の向上に繋げていくというものです。
そこで、従来の方針を転換し、地元事業者と連携して、返礼品の見直しや魅力ある返礼品の開拓を行い、寄附額を増加させることはもちろんのこと、松本市の農商工業の振興や地元経済の活性化、さらには観光PRに繋がるよう取り組むこととしました。
今後市内事業者から返礼品を広く募集し、本年10月には松本らしい魅力ある返礼品を多数設定することで、全国にお住まいの松本ファンの皆様からご寄附をいただけるよう、現在準備を進めているところです。
松本市では、住所や電話番号に変更があっても登録内容の変更をされていない方や転居などの理由により、予約の連絡や督促などの際に連絡の取れない方が相当数いるため、3年毎に図書館カードの有効期間を設け、最新の情報に更新しています。
手続きには、更新の申請をされる方が、本人であること及び更新の申請が本人の意思に基づくものであることを確認するために、申請書の提出と身分証明書の提示をお願いしています。
登録内容に変更の無い利用者の皆様には大変ご面倒をおかけして申し訳ございませんが、できるだけお時間をとらせないように対応してまいりますので、現状での対応にご理解、ご協力いただきますようお願い申しあげます。
今後は、業務の適正化を図るために、電子申請について早急に検討し、進めてまいります。
近年、松本市美術館や、松本市時計博物館で浮世絵の特別展を開催してきましたが、規模が小さく浮世絵コレクションの魅力を多くの方に伝えるには十分とはいえない状況です。
現在、松本市では、令和5年秋の開館を目指す新博物館で、開館初年度2回目の特別展として、日本浮世絵博物館の浮世絵コレクションを紹介する展覧会を計画しています。この特別展を機に、浮世絵コレクションの存在を観光客などの方々に知ってもらい、引き続き日本浮世絵博物館と協力して、かけがえのない松本のたからである浮世絵コレクションを展示する機会を設けていきたいと考えています。
また、美術館でも平成29年に日本浮世絵博物館所蔵品紹介展を開催した経過がありますので、折に触れて今後の連携についても検討してまいります。