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「発掘された松本-松本市遺跡発掘報告会-」とは?
どんな報告会なの?
この報告会は、松本市教育委員会が実施している遺跡発掘調査の成果を、毎年市民のみなさんにご紹介する、いわば「新鮮さ」がウリの報告会です。
報告者は、実際に調査を行った文化財課職員が担当し、発掘現場で見たこと・感じたことを分かりやすく解説していきます。
また、報告会と合わせて、実際の出土品や発掘風景の写真パネル等を展示した企画展も開催します。
この報告会・企画展は、平成12年(2000年)から毎年開催しており、令和3年(2021年)2月の開催で22回目を迎えました。
どんなことが報告されるの?
報告する事例の多くは、緊急発掘調査に伴うものです。
緊急発掘調査とは、住宅建築などの開発によって遺跡が壊されてしまうことが避けられない場合に行われるもので、遺跡が壊された後でも時代・範囲・構造等が分かるように、出土した遺構・遺物を丁寧に記録保存していく調査です。
一方、調査が進むと、特に重要な遺跡と分かるものもあります。この場合は、みなさんに公開できるように現地でそのまま保存し、何年にもわたって調査(この場合の調査は学術発掘調査といいます。)を重ね、整備を進めます。報告会においては、最終的な成果だけでなく、途中経過も報告していきます。
なお、学術発掘調査が行われた遺跡、現在進んでいる遺跡は、次のようなものがあります。
それぞれの文化財名称をクリックすると、関連するページにリンクします。
報告会に参加したいときは?
報告会の日時・会場・内容等は、毎年1月から2月にかけて、松本市公式ホームページ・広報まつもと・新聞等でお知らせします。
どなたでもご参加できますので、ご興味がありましたらぜひお越しください!