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市長記者会見 令和4年(2022)12月13日

更新日:2022年12月13日更新 印刷ページ表示

令和4年12月13日 市長定例記者会見

 

資料1 地方創生臨時交付金を活用 生活者支援 冬季の暖房代等を補填

【資料1 地方創生臨時交付金を活用 生活者支援 冬季の暖房代等を補填】

 

【市長】

 まず、冬の暖房代などの補填(ほてん)としての生活者支援についてご報告します。地方創生臨時交付金を活用しての、松本市独自の、対象世帯に対する1万円の上乗せ支給です。

 これは、国が5万円を支給します住民税均等割の非課税世帯、そして県が3万円を支給することになっています住民税所得割の非課税世帯に、それぞれ松本市が独自に1万円を上乗せして支給するというものです。国の5万円に1万円上乗せして支給する6万円につきましては、今月初めから、松本市から確認書などを順次送付しています。そして、県の3万円と合わせて4万円を支給する、所得割の非課税世帯などの皆さんに対しましては、明後日15日から確認書などを送付させていただきます。それぞれ提出期限が1月31日、さらに2月28日と異なっていますので、対象になります合わせて3万世帯余りの皆さんに対しましては、この確認書が届き次第、期限までに速やかに手続きをしていただければと思っています。

 

資料2 まつもと公設民営バス ロゴマークと愛称 皆さんの投票で決めます

【資料2 まつもと公設民営バス ロゴマークと愛称 皆さんの投票で決めます】

 

 続きまして、12月1日から募集をしています、まつもと公設民営バスのロゴマークと愛称の投票についてご報告します。

 昨日(12月12日)現在で、1万200人の方から投票をいただきました。年齢別で見ますと、30代から60代の方に多く投票をしていただいています。スマホをご利用の方はLINE公式アカウントで、また、スマホを用いなくても、インターネットに接続できる方は、松本市の公式ホームページのLOGOフォームから、さらに、インターネットに接続できない方につきましては、地域づくりセンターでの窓口での投票という形で行っていただいています。今度の日曜日の18日まで募集をしています。

 10代以下あるいは20代の若い世代の方々は、今のところあまり投票いただいていません。ぜひ、5つの愛称、ロゴマークの中から、お好みのものを選んでいただいて、来年4月からスタートします公設民営バスの愛称とロゴマーク、できるだけ大勢の方々に参加をしていただいて、お決めいただければと思っています。

 

資料3 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数/発生届者数の推移

【資料3 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数/発生届者数の推移】

 

 続いて新型コロナウイルスの感染状況です。

 今日の発表分につきましては、午後1時半からのプレスリリースとなりますが、昨日までの新規陽性者、直近1週間の累計は2,125人です。1週間前の累計と比べますと10%減少ということで、トレンドとしては、新規陽性者は減少傾向に入りつつあると見て取れます。このうちの発生届が必要だった方は、この1週間で401人ということで、全体の19%を占めています。

 

資料4 コロナ病床の実質病床利用率

【資料4 コロナ病床の実質病床利用率】

 

 病床利用率につきましては、松本圏域が78%、長野県全体で68%と、高い水準が続いています。

 

資料5 オミクロン株対応ワクチン 週単位の予約枠残数

【資料5 オミクロン株対応ワクチン 週単位の予約枠残数】

 

 オミクロン株対応ワクチンの予約状況ですが、今週分はほぼ予約がいっぱいになってきています。来週から年末にかけまして、松本市分で8,500程度の予約枠がありますので、年明け前に接種を済ませていただける方は、この機会に済ませていただければと思います。

 

資料6 世界から選ばれる持続可能な観光地に向けて 松本・高山の未来を考えるシンポジウム開催

【資料6 世界から選ばれる持続可能な観光地に向けて <松本・高山>の未来を考えるシンポジウム開催】

 

 続いて2つの観光、そして上高地を考えるシンポジウムについてのご報告です。

 まず、今週16日の金曜日に、これは官公庁を中心に、松本市や高山市、さらには観光団体などが主催・共催する、松本と高山の未来を考えるシンポジウムを、Mウイングで開催させていただきます。

 今、観光庁は、高付加価値なインバウンド観光地というものを、全国にモデル都市を選定して、ウィズコロナ、ポストコロナの外国人旅行客の受け入れ体制を強化しようとしています。松本市と高山市におきましても、Big Bridge構想ということで、両市をつなぐエリアを、自然環境、文化遺産などをトータルとして国内外にアピールをしているところですが、この観光庁が進める高付加価値なインバウンド観光地ということにも、視野を広げて取り組んでいけたらと考えているところです。

 そうした一環として、今回このシンポジウムが開催されます。和歌山大学の観光学部教授の加藤久美さん、そして観光庁長官の和田浩一さんを講師に招き、また地元の高山、松本の関係者をパネラーとして、2部構成でシンポジウムを開催させていただきます。

 

資料7 環境省「上高地未来構想」策定へ 専門家から公開ヒアリング

【資料7 環境省「上高地未来構想」策定へ 専門家から公開ヒアリング】

 

 またこの同じ日、そしてその1週間後の23日と、こちらは環境省が主催という形で開くシンポジウムです。環境省は2014年に、これは松本なども関わりながら、上高地ビジョンというものを策定しています。その後、それまで国立公園、どちらかといえば保護に軸足を置いて取り組んできたものを、保護と利用の両立を図って、脱炭素社会、あるいは、環境重視の社会ということと人々のレジャーや観光、この両輪を回していこうということに、環境省の大きな方向性が示されていますが、そうした中で、2014年の上高地ビジョンの次の未来構想を策定するということで、取り組みが始まっているところです。

 今回16日と23日に行いますのは、この上高地未来構想策定に向けて、それぞれの分野の専門家から、2週にわたってヒアリングを行うというものです。環境省の森川政人中部山岳国立公園管理事務所長と私がヒアリングの進行役を務めさせていただいて、地元の目線と合わせて、この上高地の将来像を考えようというシンポジウムです。

 以上私から報告させていただきました。

 

【記者】

 まつもと公設民営バスのロゴマークと愛称の投票の件でお伺いします。昨日現在で1万200の投票があったということですが、まず市長がこの数字をどのように捉えているのかと、若い世代の応募が少ないということですが、どのような理由からこのようになっていると考えられるか教えてください。

 

【市長】

 24万人の市民がいらっしゃって、この投票は市民以外の方も一応できることになっています。今のところは、9割以上が松本市民の方からいただいていますが、1万人というのは、最低限の目標としてはクリアしたいと思っていたところですので、これをさらに大勢の方々に参加をしていただくということで、今日改めて、この場でお伝えさせていただきました。やはり、これは政治参加もそうですが、政治というと少し大きくなりすぎかもしれませんが、今の若い世代の人たちにそもそも届けるということが十分できてない、若い人たちが松本市の公式アカウントを登録していただいているとか、あるいは広報まつもとに目を通す機会があるとか、さらには新聞を読む機会があるとか、そのようなことが限りなく広がっていかない現状ですので、SNS等を使って発信をしていますが、現状、やはり若い人たちに我々の声を届ける、あるいは若い人たちの声を吸い上げるということは、役所あるいはマスメディアの皆さんも、なかなか苦労されていることではないかなと思っています。そうした中で、比較的今回30代、40代の方々が参加をしていただいているということは、少し松本市の情報発信の在り方の変化も反映しているのかなと思っています。改めて、より10代、20代の人たちに、今回どこまでいけるかわかりませんが、今後もさまざまな機会を通じて、アプローチをしていきたいと思っています。

 

【記者】

 今日の会見の内容から離れますが、先日、美ヶ原再生計画を公表されました。

そのことで2点お伺いします。改めて、今後市として、美ヶ原を市の観光にどのように位置づけていくかということが一点と、加えて、これまでの方針として、台上を計画に含めていくという方針を示してらっしゃいましたが、今回は特段その原型がありませんでした。そこら辺になぜ触れられなかったのかということと、今後、美ヶ原を構成する上田市とか長和町さんとかそのあたりとの連携ということを、どのように考えてらっしゃるか教えてください。

 

【市長】

 松本市にとっての美ヶ原は、上高地や北アルプスの西山に対して東山という言葉で、ずっと昔から市民には親しまれ、そして高原観光としての魅力を大きく花開いた時期もありました。しかし、このビーナスラインの建設問題を巡って、またその台上の取り扱いを巡って、やはり自然保護を最優先ということで、他の高原観光地に比べますと、アクセスという点で非常に遅れをとって、結果的に今、美ヶ原高原は往時のような観光資源には至っていない状況だというのが、まず現状認識です。それがずっと続いてきてしまったということで、今回、この再生計画を取りまとめるに当たりましては、西山の上高地を始めとした北アルプスと、それに匹敵する魅力を持つ美ヶ原、とりわけ、もちろん散策をする、登山をするということも魅力の一つですが、美ヶ原の場合は、この天狗の露地、あるいは王ヶ鼻、王ヶ頭からの景観というものが、非常に少なくとも全国屈指の魅力のあるものだと思っていますので、天狗の露地までは移動手段を何とか確保して、そして素晴らしい景観を360度のパノラマを楽しんでいただくということが、まず第一に目指すべきところだなと考えています。

 今回、5年以内に取り組む短期の実行計画、それともう少し長期的視点に立って取り組む長期挑戦計画と、大きく2つ分けさせていただきました。前者の部分について、この天狗の露地へのアクセス、林道美ヶ原線の改良整備ということが軸となります。これをできるだけ速やかに、庁内を挙げて取り組むということ、そして、この天狗の露地の駐車場売店と自然保護センターを、自然保護センターは県の所有ですが、県と緊密に協議をして、一体的に魅力ある施設にリニューアルをしよう、この2つを大きな柱にしています。

 この長期挑戦計画の中で、新たな移動手段としてのグリーンスローモビリティという表現をさせていただいていますが、台上を移動する手段としては、自転車なり、あるいは環境配慮型のスローモビリティと呼ばれるような移動手段というものは、これは中長期的に考えていきたいということで、短期的にその問題に取り組もうということにはなっていませんが、台上を、これは市町村を跨ぎますが、もちろん、登山を楽しんでいただく方の場所として、魅力ある場所にしていかなければいけませんが、年配の方やあるいは子どもたち、場合によっては障がいのある方でも移動して楽しんでいただけるということは、これは長期的な課題として取り組んでいきたいと思っています。また来年度以降、関係する市町村とも話し合いの場を持っていきたいと思っています。

 

【記者】

 今おっしゃったように、台上でも、移動手段としてグリーンスローモビリティですとか、自転車とか、そういったものは引き続き検討していらっしゃるという認識でよろしいでしょうか。

 

【市長】

 そうです。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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