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市長記者会見 令和4年(2022)10月17日

更新日:2022年10月17日更新 印刷ページ表示

令和4年10月17日 市長定例記者会見

【資料1 第1弾 特定型(松本市選定)ネーミングライツ 松本市野球場 「ハイスタ」に】

【資料1 第1弾 特定型(松本市選定)ネーミングライツ 松本市野球場 「ハイスタ」に】

 

【市長】

 まず私からは、7月から8月にかけて松本市としては初めて募集をしました、ネーミングライツについてご報告します。

 5カ所募集したうちの、松本市野球場につきまして、松本市両島に本社があります、セキスイハイム信越株式会社に優先交渉者が決まりました。新たな松本市野球場の愛称の名前は、セキスイハイム松本スタジアムということで、略称「ハイスタ」ということになります。契約金額は年額470万円。契約期間は来年の4月から5年間ということで、最終的な協議が整い次第、協定書を締結することになります。その他の4カ所につきましては、この期間中には応募がありませんでした。

 

【資料2 第2弾 特定型(松本市選定)ネーミングライツ きょうから12月9日まで新規・再募集】

【資料2 第2弾 特定型(松本市選定)ネーミングライツ きょうから12月9日まで新規・再募集】

 

 その後、期間終了後にいくつかについては打診といいますか問い合わせもあったことから、引き続き今日(10月17日)から、残り4つの総合体育館や大手門駐車場につきましては、12月9日までを期間に再募集をすることとしました。

 また新たに松本市四賀球場につきまして、年額230万円という希望金額で同様に募集をさせていただきます。

 また松本市が特定の施設を選ぶ形ではない施設について、ぜひネーミングライツをという形を受け付けます。提案型については随時受付を行っていきます。

 

【資料3 アルプス公園魅力向上検討会議 初会合を開催】

【資料3 アルプス公園魅力向上検討会議 初会合を開催】

 

 2点目は、アルプス公園の魅力向上検討会議、議会でも答弁をさせていただいていますが、先にキャンプ場の整備計画を提案させていただいたアルプス公園の南側の玄関口、入ったところに上がってきて左側に展望広場があり、その展望広場から左側に降りていったところに、今は臨時駐車場として使っている未整備地があります。ここにつきまして、これから改めてどのような利活用をしていくのが望ましいかということを、市民の各界各層の皆さんからご意見を聞いて整備を進めていくというものですが、今年の2月の議会中に、耐震強度不足でこの展望広場については解体するということで予算計上し、今年度中には旧まきば山荘の残っていた建物を解体しますので、その玄関口に当たる一帯の利活用について検討してまいります。その初会合を来週25日に、アルプス公園の中にあります森の入口休憩所というところで開催します。その検討会議のメンバーですが、以下の10名の方にメンバーとなっていただくことになりました。

 

【資料4 アルプス公園魅力向上検討会議 初会合を開催(委員)】

【資料4 アルプス公園魅力向上検討会議 初会合を開催(委員)】

 

 座長は、一般財団法人ソマミチ代表理事、そして先に松枯れの空中散布の問題をはじめとした森林再生について検討会議を開きましたが、その座長を務めていただきました原薫さんに務めていただきます。また座長代理としては、公共施設の管理運営を幅広く行っていますコンソーシアム、TOYBOXの相談役、また松本市の教育委員会の委員長職務代理者を務めていただいていました市川荘一さんにお願いしました。その他の8人の委員は、地元の町会からそれぞれ代表者を1名、また既に並行して検討を進めていただいています、アルプス公園の北側の自然活用を進める実行会議から委員として1名、さらに、先のキャンプ場整備に関しまして請願をいただいた、反対グループまた賛成グループそれぞれから代表者を1名。さらにガールスカウトの関係者、保育園の保護者の関係者、さらに大学生というメンバー構成で検討をしていただきます。先ほどご紹介しました初会合、アルプス公園内の森の入り口休憩所といったところで行いますが、当日はこの10名の方々に現場を見ていただいて、そしてアルプス公園の中で会合をするということになりました。

 今後のスケジュールとしては、年度内に合わせて5回、それぞれワークショップや、幅広い市民を対象としたフォーラムを行った上で、年度をまたいで後2回ほど会議を開いていただいて、めどとしては来年6月ごろに提言をいただくことを想定しています。アルプス公園につきましては、私どもから今提案しましたキャンプ場計画については一度白紙に戻し、そして改めて幅広く検討していくということで、この検討会議のメンバーをそれぞれの団体にお願いをして引き受けていただきました。アルプス公園は、松本城公園と並ぶ松本市の都市公園でして、そしてこれからコロナが明けて内外から大勢の方々に松本に来ていただくときに、これまで以上に、魅力ある公園として市民の皆さんや訪れる方々に自然を堪能していただく憩いの場になる公園にしていくというために、今回の皆さんと共に意義のある構想、計画を作り上げていければと考えています。

 

【資料5 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数の推移】

【資料5 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数の推移】

【資料6 新型コロナウイルス感染症の陽性者発生状況等について】 [PDFファイル/397KB]

【資料7 コロナ病床の実質病床利用率】

【資料7 コロナ病床の実質病床利用率】

 

 最後に、新型コロナウイルスの感染状況です。本日確認された新規陽性者は71人ということです。直近1週間は新規陽性者が増加傾向でして、1,018人が累計です。その前の週に比べますと1.7倍となっています。実質病床利用率の方も少し上向いています。

 

【資料8 オミクロン株対応ワクチン 週単位の予約枠残数】

【資料8 オミクロン株対応ワクチン 週単位の予約枠残数】

 

 先週、先々週もお伝えしていますが、オミクロン株の対応ワクチンの予約状況ですが、今週これからにつきまして、まだ合わせて900ほどの予約残数があります。また、月末からは併せて6千以上の予約枠を用意させていただいていますので、ぜひともまだ4回目未接種の方、3回目から5カ月以上経過している方には接種を受けていただければと思っています。

 私からは以上です。

 

【記者】

 アルプス公園の魅力向上検討会議についてお伺いします。改めてですが、キャンプ場という計画案に関しては賛否があって、展望広場の耐震不足があって今に至るわけですが、改めてこの人選で委員さんにお願いするというところで考慮した点、どういうところを意識してこの方々を選ばれたのかというところをもう1回説明していただけますか。

 

【市長】

 10人程度の委員の方を、幅広くお願いしようと思っていました。とりわけ座長および座長代理につきましては、森林や里山の自然環境についての知見や経験をお持ちである一方、自然環境をどう具体的に活用していくかということにもこれまで取り組まれたり、現在取り組まれておられるということで検討させていただきました。先ほども申しあげましたが、原薫さんにつきましては元々林業の会社の代表を務めておられますが、森林をどう育て、そして活用し、また6次産業として発展させていくかという、いわば本業の部分と、指定管理として今、美鈴湖のキャンプ場の指定管理を、原さんが代表をされている会社に請け負っていただいています。そして松本市の森林再生の検討会議の提言をいただきましたが、非常に短期的、中長期的なバランスのとれたこれからのあり方を提言していただいたと思っています。キャンプ場そのものの計画については、確か市民タイムスに掲載された記事で拝見しましたが、もう一度白紙に戻してあり方を考えるべきだという趣旨の御発言をしていたことも記憶に残っています。また、市川座長代理につきましては、TOYBOXという企業コンソーシアムが、松本におきましては、スポーツ施設や公園の運営に当たっていただく施設が複数ありますが、そうした経験、さらには教育委員として、子供や若い世代がこれからどのような環境を求めているかということの知見、そうしたものを勘案させていただきました。その上で残りの方々につきましては、やはり地元の町会を代表される方、さらにはこの問題のスタートになりましたキャンプ場整備計画について、賛成反対両側のグループを代表される方、そしてアルプス公園はやはり子どもの遊びの場、学びの場というところが一義的な施設でもありますので、子ども、教育関係者ということで人選をさせていただきました。

 

【記者】

 これまでも今日も、白紙に戻してという説明でしたが、当初市として、活用の方法としてどうかという意味でキャンプ場というものを提案したわけですが、今回の会議においては、事務局の市として、一つの案としてキャンプ場もあり得るというような提示の仕方をするのか、全くの白紙で委員の方にそこは任せるのかという点と、市長への提言については、受け取ったらできる限り尊重して、委員の方の意見に沿った形で活用を進めていくのかという点を確認させてください。

 

【市長】

 基本的に後者です。特にこちらから何かをいうことの前提条件をつけるものではありませんので、先ほど申しあげました、アルプス公園の一番顔になる部分ですので、ここの魅力を改めて、今は未整備地を臨時駐車場としていわば放置をしています。そして数年に渡って、コンクリートを張った形だけで、耐震不足でもありました旧まきば山荘の建物を1回解体して、この一帯をどう再整備するのかということですので、ゼロベースで考えていただくということです。改めて、今回紆余曲折あったわけですが、旧まきば山荘の建物を半分だけ残し、土地は取得した。その後事実上、ここが放置をされていた状況にきちんと向き合って、そして幅広く、アルプス公園の全体の中でこれからどう利活用していくのか、先ほどのメンバーの方々に検討していただく。またその際にはワークショップやフォーラムを幅広く含む展開を開催していただくということで、この場所にふさわしい魅力的な構想が提起されることを期待しています。

 その上で先ほど、来年6月をめどに提言を受けるということを申しあげましたが、年度末には中間的な報告もしていただきたいと思っていますし、その上で市議会議員選挙も挟んで来年の6月ということになれば、その構想をまたどう活かし、肉付けしていくかということは、議会の皆さんともそれぞれ意見交換をして、最終的に成案として実行していくというところに進めていければと思っています。

 

【記者】

 もう1点確認で、利活用はいろいろなやり方があると思いますが、これぐらいのお金をかけてこれぐらい整備しますという予算的な制限というのは、市として何か目安として示すものはあるのでしょうか。

 

【市長】

 現段階ではありません。

 

【記者】

 来年6月をめどに提言をもらうということで、令和6年度当初予算への反映というのを考えてらっしゃるということでしょうか。

 

【市長】

 令和6年度の当初を待たずにも、場合によっては令和5年度の年度途中補正対応ということでスタートということも、取りまとめの内容や議会との間合いということではあり得るのではないかなと思っています。

 

【記者】

 先ほどゼロベースで考えていただくというご発言がありましたが、今回10名の区分の中では、キャンプ場整備に関する請願団体というのがありまして、当然、キャンプ場も含めての議論になると思いますが、市長ご自身とすれば、キャンプ場の可能性、また活用方針としてキャンプ場になるという可能性についてはどのように考えていますか。

 

【市長】

 今のご質問に私が何らかの言及をすれば、新聞の反映の仕方もそこにはゼロベースでなくなると思いますので、コメントは控えたいと思います。

 

【記者】

 明日(10月18日)からスイスのグリンデルワルト村の一行が来られるということで、コロナ禍で中学生のホームステイなど行き来ができない状況もあったのですが、今後コロナが終わった後、また松本の市民がスイスに行くなどそういう交流もあると思うのですが、その一行が松本を訪れることに対する期待というのをコメントでいただければと思います。

 

【市長】

 コロナ禍2年余りにわたっては、こうした交流も控えざるを得ないということが続きましたので、いろいろなものの制限が解かれていく中で、姉妹都市であるグリンデルワルトとの交流事業も本格的に再開ができる。そしてグリンデルワルトの子どもたちが松本に来ていただけるというのは、象徴的なコロナからの門戸開放ということの意味を持つものだと考えています。特に子どもたちが松本からそれぞれ海外へということもそうですが、オンライン含めていろいろな形で交流はもっともっと拡充していく必要がある一方で、実際に足を運んで外国の生活に触れていただくという機会は、これからも貴重であり続けると思います。ぜひ、そうした機会をこれまで以上に増やしていけるようなことを考えていければなと思っています。

 併せてグリンデルワルトは旧安曇村と姉妹都市を結んで、それを松本が全体として引き継いでいるわけです。ともすれば、旧安曇村と今の安曇地区の皆さんと、それとグリンデルワルトの紐帯が非常に太くて強いものですが、松本市全体として見たときに果たしてどうだろうというところについては、さらに歓迎もまた関係作りも全市的なものに、オール松本であるように取り組むことが、非常に私は重要であると思っていますので、今回もそうしたことの一つの弾みにできればと思っています。

 

【記者】

 野球場のネーミングライツの関係ですが、まだ正式決定ではないですが、「ハイスタ」というネーミングに決まったときの市長の受け止めといいますか、印象だとか、あるいはこういう名前になってどのような効果を期待されているかというところをお聞かせください。

 

【市長】

 ネーミングライツは、企業にこの資金を拠出していただくこと自体に、公共施設を支えていただくという主たる目的はありますが、併せてその企業側にとって名称が入ることが、市民の皆さんにできるだけ広く認知され、そして従来よりも定着して愛されるということが求められる部分だと思っています。今まで松本市野球場と、私が子どもの頃はここには実は松本県営球場がありまして、その市営球場とこの松本市が県の施設整備の関係で入れ替えるという形でいわば市営の野球場に今なっているわけであります。そうした経緯を考えますと、新たにこの市民の野球場に、愛称として愛着を持ってもらえるものが生み出せるのであれば、それは非常にネーミングライツの副産物的な意味で、大きな意味を持つのではないかと思っていました。今アルウィンというのは、ネーミングライツのサンプロの部分とはまた少し違いますが、愛称として非常に定着しています。「ハイスタ」の「ハイ」というところには、もちろん元々はハイムの意味でしょうが、高度の高いという意味の「ハイ」ということも込められることもあるなと思いますし、このセキスイハイム松本スタジアム「ハイスタ」という愛称が市民の皆さんに定着して、そしてもう1つ、今回四賀の野球場もこれから募集させていただきますが、松本市にある2つの市営の野球場が、市民の皆さんにわかりやすく、また愛されるネーミングになれればなと思っています。

 

【記者】

 ネーミングライツに関連して、今回入る収入、市野球場の方は何か用途が決まっているのか、お分かりでしたらお願いします。

 

【市長】

 具体的にこの用途にというところまで決まっているわけではありませんが、大きな意味ではこの野球場にまつわる施設整備に充当することができればなという気持ちは持っています。

 

【記者】

 来年度の当初予算の編成についてお伺いします。まだ始まったところなので大きい方針だけお伺いしたいと思うのですが、1つは1期目の最終年度であるということと、コロナが若干明けてきたという雰囲気がある一方で、コロナ禍である意味で特別扱いだった財政の規律という面でも、1つ少し違う編成の仕方、考え方になるのかなとも思うのですが、現時点ではどういった方針で編成されていくのか教えてください。

 

【市長】

 今週まで、松本市においては中期的な財政や事業の整理をする実施計画というプロセスを各部局単位で二役ヒアリングを行っています。それは終わってこの本格的な来年度予算編成というのは、今月後半からということになります。先日編成の基本方針を各部署に周知をするにあたって、私から大きく言えば2点申しあげました。

 1点は、1年目で「転換」し、そして2年目で「始動」をし、3年目で「前進」をしてきた。この予算編成あるいは総合計画というものを加速させる4年目ということで、令和5年度は三ガク都のシンカという言葉に象徴をさせている総合計画を加速させていく、その実現を加速させていく4年目ということを一つ申しあげました。

 もう1点目は、ビルドのためのスクラップをしてほしいと。新たな加速をしていくために、新たな事業を各部局で積極的に提案をし、そして予算に反映させていきたい。そのためにはそれぞれの部局ごとで十分役割を果たしたといったものについては整理統合をして、新しい事業への資金面あるいは人材面の余力を生み出して、この予算に反映したいということを申しあげました。これがこの令和5年度に向けての各部局に対しての大きな指示です。

 

【秘書広報室】

以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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