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市長記者会見 令和4年(2022)10月5日

更新日:2022年10月5日更新 印刷ページ表示

令和4年10月5日 市長定例記者会見

【資料1 「地方創生臨時交付金」充当事業 生活費の負担軽減 水道料金の基本料金を減額】

【資料1 「地方創生臨時交付金」充当事業 生活費の負担軽減 水道料金の基本料金を減額】

 

【市長】

 まず物価上昇による生活費負担の軽減に向けた水道料金の基本料金を今月から4カ月間減額させていただくことについて改めてお知らせさせていただきます。9月の補正予算で4億円余りの予算をお認めいただいて、松本市内の公共施設を除く全ての契約者、およそ11万8,000件に上りますが、この全ての契約者の水道料金の基本料金、月858円になりますが、今月分から来年1月分までの4カ月分を減額させていただきます。

 資料の右側に水道料金の納入通知書を模したものでございますが、ここの請求金額の欄、こちらにその月の858円の基本料金を引いた金額が表示をされます。申請手続きを改めて何かやっていただく必要はございません。

 この納入通知書は今月の24日頃から10月分がお手元に届きますのでその金額はこの基本料金858円を引いた、通常でいうとそれが入っているのですが、今月から4カ月分については引いた金額が表示をされます。地方創生臨時交付金の充当をして行う生活費の負担軽減の措置であります。市民の皆さんにはさまざまな物価上昇の影響が出ていると思いますが、来年1月にかけてこの水道料金の軽減、ご認識いただければと思っております。

【資料2 11月10日は「松本城の日」 国宝松本城 Week テーマ「松本城×三ガク都」

【資料2 11月10日は「松本城の日」 国宝松本城 Week テーマ「松本城×三ガク都」

 

 続きまして、昨年、11月10日を松本城の日と定めさせていただいて、今年はこの11月10日の松本城の日に向けた8日間、文化の日から11月10日までを「国宝松本城Week」と銘打って、城にまつわるイベントやツアーを展開していくことにいたしました。

 テーマは松本城と三ガク都ということで、「城で学ぼう」「城で楽しもう」そして「城で岳を感じよう」ということで大きく2つの取り組みをさせていただきます。

 松本城を学び楽しむ城内でのイベントを多数開催させていただくとともに、城周辺も含めた城下町を巡る特別なガイドツアーを7つ実施する予定であります。

【資料3 11月10日は「松本城の日」 国宝松本城 Week 松本城を学び楽しむイベント】

【資料3 11月10日は「松本城の日」 国宝松本城 Week 松本城を学び楽しむイベント】

 

 こちらの資料は松本城の配置図でありますが、松本城を学び楽しむイベントとしては、従来お城まつりとして開催をしてまいりました、二十六夜神例大祭や弓道大会といったものに加えまして、クリーム色で表示しているところが今回新しく松本城Weekということで開催をするイベントであります。

 真ん中左側に絵図特別展示とございますが、これは生坂村の古民家で発見され寄贈された、本丸御殿があった頃の松本城の姿が描かれたものでありまして、一般公開をするのは今回が初めてということになります。また月見櫓の前に仮設テントを設けさせていただいて、ここでは昭和の大修理の記録映像や世界遺産を目指して国宝5城の近代天守群ということにまつわる映像を流させていただきます。さらに、特別に御城印をこの期間中販売をさせていただきます。切り絵タイプの限定1,000枚の販売ということで行わせていただきます。また最終日11月10日、松本城の日には先着500名の方にノベルティとしてのメモ帳、クリアファイルといったものを配布させていただく予定であります。

 今の天守が現存する起源となりました、明治初期に市川量造さんを中心にこの天守閣の売却を免れるために展覧会を開催したその初日にあたる11月10日、これを松本城の日と定め、これから毎年この期間は松本城Weekということでさまざまなイベントを展開してまいりたいと思っております。

【資料4 11月10日は「松本城の日」 国宝松本城Week スペシャルガイドツアー】

【資料4 11月10日は「松本城の日」 国宝松本城Week スペシャルガイドツアー】

 

 もう一つの柱が特別なガイドツアーを3日から10日まで企画をいたしました。それぞれ3日から10日まで1泊2日ないしは日帰りで、募集人員としては、18人から30人程度というガイドツアーでありまして、学芸員、あるいは大学の専門家の皆さんに城下町をガイドしていただきながら、まち歩き、城巡りをしていただくことや、また夜、天守閣を巡っていただいて、その後に懐石料理を楽しんでいただくといったツアーも企画させていただきました。ぜひともこの期間、松本城の魅力を松本市民並びに県内外の皆さんに堪能していただければと思っております。

 

【資料5 新型コロナウイルス感染症の陽性者発生状況等について】 [PDFファイル/387KB]

【資料6 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数の推移】

【資料6 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数の推移】

 

 最後に新型コロナの感染状況について申しあげます。今日新たに陽性者確認された方は130人であります。直近1週間の陽性者の累計は714人。前の週に比べますと25%減少をいたしております。

【資料7 コロナ病床の実質病床利用率】

【資料7 コロナ病床の実質病床利用率】

 

 実質病床利用率も松本圏域が24%、長野県内全体でも15%という低い水準に落ち着いております。

【資料8 10月3日まで 新型コロナワクチン 1~4回目の年代別接種率】

【資料8 10月3日まで 新型コロナワクチン 1~4回目の年代別接種率】

 

 先週の記者会見でご質問もございました、コロナワクチンの接種状況、接種率について資料のグラフに1回目から4回目まで、それぞれ年代別にどのような接種率になっているかをまとめさせていただきました。分母になっておりますのは、今月(10月)1日現在の松本市に住民票を置いておられる市民の方の年代別の数であります。

 そして分子はそれぞれの1回目~4回目の接種をした方、これも統計の関係上、松本市で接種をした方に限らせていただいております。従いまして途中で転居をしてこられた、1回目は松本市外に住んでおられて松本市外で接種をされたというような方は含まれておりませんが、ほぼ大きな意味では実態を捉えたパーセンテージと考えております。

 資料を見ますと、合計で1回目、2回目は80%、全世代を通じますと接種をしていただいた、そして3回目についても70%近く接種をしていただいております。年代が若くなるほど接種率は低くなるという傾向は共通しておりますが、3回目までは全体の7割近くの方が接種をしていただいているということであります。

 青いグラフが4回目であります。4回目はそもそも5カ月を経過していないと、まだ4回目を接種する資格といいますかタイミングが来ておりませんので、単純に3回目までとは比較ができないということは申しあげさせていただいた上で、5カ月の経過がより年代の高い人ほど、もう既に来ているということもありますし、3回目までの傾向のように年代の高い方の方がより多く接種をしていただきますので、おととい(10月3日)現在で4回目の接種率、65歳以上の高齢者の方で76%、そして60代前半の方で53%、50代以下になりますと20%以下という状況になっております。

【資料9 9/27接種開始 新ワクチン オミクロン株対応ワクチン 予約・接種の年代別状況】

【資料9 9/27接種開始 新ワクチン オミクロン株対応ワクチン 予約・接種の年代別状況】

 

 このうち、さらにオミクロン株の対応ワクチンでどのぐらいの方が接種をしたかということをまとめたのがこちらのグラフであります。このオミクロン株対応のワクチンは9月27日から接種が始まっておりまして、先ほど見ていただいた4回目ワクチンのグラフの中でとりわけ65歳以上、あるいは60歳以上の高齢者の方はこの9月27日のオミクロン株ワクチンの接種が始まる前に4回目の接種を既に済ませていただいている方がかなりの割合でいらっしゃいます。従いまして、このオミクロン株対応ワクチンの年代別の接種状況を見たときに、65歳以上の高齢者の方の割合が実はその下の年代よりも低いという状況になっております。全体の2.6%ということです。最も年代では50代が10%に一番近い割合で、対象者の中でオミクロン株対応ワクチンを接種または予約をして接種をするという状況になっている方の割合が10%弱ということで、全体で見ると4.5%という、まだ極めて低い水準となっております。

【資料10 9/27接種開始 新ワクチン オミクロン株対応ワクチン 週単位の予約枠残数】

【資料10 9/27接種開始 新ワクチン オミクロン株対応ワクチン 週単位の予約枠残数】

 

 予約の状況でありますが、来週(10月)10日以降は、まだまだこれから予約をできる状況になっております。私は昨日4回目の接種を済ませてまいりました。これから冬場に流行が広がっても社会を止めない、経済を止めないということが、これからのコロナに対する基本的なスタンスに日本国内はなってきています。そのための安心をぜひ、4回目オミクロン対応のワクチンを接種していただくことで冬の流行に備えるということに努めていただければと思っております。

 私からは以上です。

 

【記者】

 八十二銀行と長野銀行の経営統合についてお伺いします。発表があった当日に市長の受け止めをお伺いしたところですが、改めて期待する点ともう一つ、心配というか特に気にかけて見ていく点、雇用であったり、地域経済に与える影響、多方面に及ぶと思いますが、それぞれどういう観点で受け止めてらっしゃるかというのも、改めて教えてください。

 

【市長】

 金融機関を取り巻く状況は厳しさを増しております。また急速なデジタル化の進展、さらにはこれから脱炭素関連への投融資ということが社会の構造変革とともに進む、そうしたことが予想される中で、地方銀行が人材、資金ともに体力を引き上げる必要がある、これは全国的に指摘をされてきたことであります。今回両行の頭取がそうした現状と将来への見通しを共有された上で、時を遅らせない判断を、決断をされたものと受け止めております。これから来年の6月に向けて経営統合のさまざまな調整、協議が行われると思っておりますが、地元の皆さん、事業者の皆さんにとっては松本市に本店を置く長野銀行をメインバンクとされておられる方々も一定数いらっしゃいますので、そうした方々の不安をできるだけ払拭していただいて、統合後もこの松本の企業あるいは市民の皆さんに、なかなか経済が先行き不透明の中でしっかりとした後ろ盾になっていただく金融機関に変貌、さらに発展していただくことを期待したいと思います。報道を通じてでありますが、長野と松本の両市に本店を置く方向で検討されているということも伺っておりますので、ぜひこの松本においても新たな金融機関の拠点が築かれて、市民の皆さんの力になっていただければと思っております。

 

【記者】

 統合については市政にも一定の影響あるかと思うのですが、そのうちの一つというか、新しい博物館の用地については、八十二銀行と新しい契約の形に向けて交渉されていると思います。その交渉については何か今回の経営統合は影響を及ぼすという可能性はあるのでしょうか。

 

【市長】

 今回の経営統合発表後に意見交換はまださせていただいておりません。それまでの段階で、議会や記者会見で申しあげたような協議を進めております。基本的にその取り組みに影響はないものと考えております。

 

【記者】

 その関連で、同じ用地のことで、市とすれば、前市政の時代でしょうか、今の博物館に隣接している八十二銀行の用地と一体的な取得を目指したという経緯があって、今回経営統合の話になれば近くにある長野銀行の建物と財産的な整理の対象になってくると思いますが、市としては改めて以前取得を目指した八十二銀行のビルについて、また再び取得に向けた協議の可能性が出てくるのか、経営統合の話が進む中で、市からまち作りの視点でどうかということを投げかけていくということはあり得るのかということを、現時点でお伺いしたいです。

 

【市長】

 先ほども申しあげましたが、今の博物館の用地を安定的に確保するということで八十二銀行側とは協議を続けております。来年10月開館予定でありますので、それまでに安定的に確保できることを何よりも最優先事項として取り組んでおります。それ以外のことについて現段階で特別何かを考えたり検討したりしていることはございません。

 

【記者】

 マイナンバーカードについてなのですが、国の方で来年度創設予定のデジタル田園都市国家構想交付金の一部について、そのカード取得率が全国平均以上でなければ受給を申請できない仕組みにするという方針が先日出されたと思います。地方交付税についても配分額に差をつける方針を出していて、その国の方針に対する市長の受け止めと今後のマイナンバーカードの促進普及政策について何か考えていることあれば教えてください。

 

【市長】

 まず当初、地方交付税の減額への言及ということがありましたが、私の理解としてはそれに代わるものとしてデジタル化に関する交付金の話が報道ベースでありますが、出てきているのかなという認識をまず持っています。そうであれば、それは一般財源の地方交付税よりも妥当な方策ではないかと認識をします。これは国を挙げて、世界で後れを取らないように行政のデジタル化、社会のデジタル化を進めていく、その基幹的な役割をマイナンバーカードが果たしていく、そうであれば国の交付金を優先的に配分される自治体がマイナンバーカードの取得率として一定の反映をされるということは妥当性があるのではないかと考えております。

 もう一つの質問については、9月の補正予算でマイナンバーカードを取得していただいている全ての市民の皆さんに来月(11月)15日から5,000円相当のポイントを付与させていただく、さらに19歳から25歳の若い世代の皆さんに対してはそれに1万円分を上乗せしてポイントを付与させていただきます。マイナンバーカードの普及と生活費軽減、経済活性という両方の側面からの対応でありますが、ぜひ来月15日から、そして来年(2023年)の2月15日まで、まだカード取得をされてない方はぜひ申請をして、そしてポイント付与も受けていただきたいと思っております。ちなみに一番直近の先月25日現在の松本市内の申請率は56.13%、交付率は44.33%となっております。

 今年度末、来年の3月末にはほぼ国民全員が取得をしていただけるようにということを政府は掲げております。松本市としてもこうした取り組みを通じて、このマイナンバーカードの取得が来年度以降、普及が広がる度合いによってどれだけ早く介護や死亡や相続といったさまざまな行政手続きのワンストップのオンラインサービスの提供を展開できるかということに影響をしてまいります。さらには公金受け取り口座の登録を大勢の市民の方にしていただければ、コロナで我々が直面した、さまざまな煩雑な手続きそして膨大な事務作業で結果的に非常に時間がかかってしまう給付を簡単で迅速にするということにつながるものでありますので、ぜひ市民の皆さんにはできるだけ早くの取得をお願いしたいと思っております。

 

【記者】

 市長と住民の懇談会についてお伺い致します。先日、松原地区のこんだん会に出席させていただきました。その際、住民からの活動報告のみでフリートークの時間が全くなかったこと残念に思いました。こんだん会という以上、フリートークが最も重要だと思います。市長はこんだん会をどのような思いで開いていらっしゃるのか、改めてこんだん会の位置づけについてお聞かせください。

 

【市長】

 最も今回重視しているのは35の地区それぞれの課題を自分自身が認識をする場にすること、そして当然ですが24万人の市民の皆さんと、なかなか物理的に向き合えない中でそれぞれの地域づくりセンターで活動に携わっている方が直面している問題をぶつけていただいて、そしてそれをまた私が持ち帰って実施計画プロセスや予算編成プロセスにつなげていくということが一番重要だと思っております。参加していただいた皆さんには伝わっていると思いますが、当初1時間半とか2時間を予定してそれが2時間半、3時間になるというぐらい、いわばかなり濃密な意見交換はできていると思っております。今ご指摘のあった松原の会も、夜にも関わらず2時間半以上参加をしていただきました。何人かの方は傍聴という形で聞いていただいて、そして時間が許せば、ご質問いただくということが本来理想的でありますが、そこに至らなかったケースも今のケースのようにございます。このあたりは現場に時間の配分などをより伝える必要はあると思っております。

 直近でいきますと、この日曜日に奈川地区にまいりまして、これは奈川のフォレストフィールドという屋外の、周りに芝生と森林が広がる場での懇談でありました。3時間余り、声をかけていただいた方も、また評判を聞きつけて集まった方も意見を交わしていただける場を設けることができました。できるだけある程度は仕切りをしながら、予定調和にならない自由闊達な場を作っていくということに努めていかなければいけないと思っております。そうした中で冒頭にも申しあげましたように、松本市は市域が非常に広く、そして中心市街地、郊外部、山間部と人口の密度も抱えている課題も非常に多岐にわたり多様な都市であります。今回、私は分散型の市役所という市役所の建物にとどまらない、1カ所に物理的にもあるいは課題も画一、均一でないというものに対応するさまざまな取り組みをしていかなければいけないと申しあげていますが、このこんだん会もそうしたことにすることが目的でありますので、改めて今ご質問にあったことも含め、地域の皆さんの多様な声を吸い上げられる場にしていきたいと思っております。

 

【記者】

 こんだん会と多事争論会の件についてお尋ねいたします。市長は懇談会を始められるときに多事争論会も継続していかれるという意向を示されました。私が調べたところ、3月5日以降開かれていません。私も4月に市政担当に着任後、取材を最も楽しみにしていたので、なぜ開かれていないのか、地域を回る機会が増えて困難になっているのか、今後開催される意思はあるのか、お聞かせください。

 

【市長】

 2点申しあげたいと思います。まず1点は市民の皆さんから多様な声を吸い上げるという意味で、大きくテーマ別の多事争論会の形を展開して、一方でその足らざる部分ということで今地域別の、もう少し規模も絞った形でのこんだん会をしております。長い目で見ればこれを両立していきたいと思っております。抱えているテーマ、今多事争論すべきテーマ、そしていろいろな意味でタイミングが整っているテーマということで、現状半年ぐらいでしょうか開いておりません。

 それともう1点付け加えますと、これも前に取材をしていただいた方々には認識をされている方もいらっしゃると思いますが、直近何回か、少しテーマ以外の話を一部の市民の方々がその場で展開をされるという形になりました。これは自由に集まっていただくということでは当然そういうことも起きうるわけでありますが、結果的にテーマに沿って集まった方々からどうしてこういう会になってしまうんだという不満といいますか、懸念も示されましたので、そうしたことも踏まえて、改めて先ほど申しあげましたように、基本的には2本立てで進めていきたいと思っておりますので、しかるべきタイミングとテーマで取り組んでまいりたいと思います。

 

【記者】

 先ほど質問であった博物館の用地を安定的に確保する、来年の10月の開館までに最優先事項として取り組んでいるとおっしゃられたのですが、用地の安定的な確保というのはどういうものなのでしょうか。

 

【市長】

 これも前回あるいは前々回の記者会見で申したことの繰り返しになりますが、事業用定期借地権という契約形態で今結ばれております。10年の事業用定期借地権ということで、10年の契約期間が満了をいたしますと、このままでは改めて契約を結び直さないといけないという状況になるということであります。博物館は当然10年という短い期間で利用するものではありませんので、これを安定的な契約に切り替えるということが必要であります。その安定的な契約のあり方としては取得をするか、あるいはもっと安定的な形の新たな賃貸借契約を結ぶかということで今協議をしているところであります。

 

【記者】

 関連で、当初あった覚書の中で換地するという文言があったと思ったのですが、それに関しては白紙に戻ったという答弁を議会でされていた、それはつまり先方、事業用定期借地契約を結んでいる相手方の民間企業もそれに関しては白紙に戻したという認識をお互い共通のものとして持っていると解釈してよろしいのでしょうか。

 

【市長】

 そうであります。

 

【記者】

 先週末に松本上田両市と長和町の住民の皆さんで、美ヶ原で3年ぶりに笹刈りが行われました。美ヶ原の魅力向上については市の方で、松本市側の魅力向上に力点を置いた美ヶ原再生計画を令和3年度中に策定するということになっていたかと思うのですが、策定されたのか、もし策定されてないとすれば当初の見込みより遅れている理由は何なのか聞かせてください。

 

【市長】

 すみません、事務的なものを今把握してない部分がありますので、改めて確認をさせてください。今日から令和4年のこれから3年間の実施計画という、松本市の中期的な計画の議論を、二役が入っての二役ヒアリングが今日から始まりますので、この美ヶ原の再生の話もここで報告を受けて協議をしていくことになると思いますので、改めて先ほどのご質問でおさえていかなければいけないところは確認をさせて答えさせていただいます。

 

【記者】

 もう一点今日の発表事項の松本城Weekに戻るのですが、11月10日、この松本城の日というのは国宝5城での世界遺産登録を目指す取り組みの一環という位置づけもあったかと思うのですが、今回1週間にわたってこういうさまざまなコンテンツのイベントを企画した狙いとすれば、やはり世界遺産登録に向けた機運醸成を図りたいという狙いもあっての企画ということなのでしょうか

 

【市長】

 その狙いもございます。さらに今コロナの状況がようやく落ち着き、さらに先ほど申しあげましたように、これからはもう社会を止めない、経済を止めないということでにぎわいと観光の活性というものに全力を挙げてまいりたいと思っておりますので、昨年策定し、今年が事実上のスタートとなります、この松本城の日、そしてそれを基幹として松本城Weekという部分は松本城あるいは松本市の観光振興の再生、活性ということを大きな目的として行ってまいりたいと思っております。それと、先ほどもご指摘のあった世界遺産の動き、文化庁の動きもコロナで止まって先がなかなか見えないところもございますが、そうしたことも見据えて国宝5城ということについても機運を盛り上げてまいりたいと思っております。

 

【記者】

 松本城Weekの件で、絵図の特別展示で先ほど生坂村で見つかったとおっしゃったのですが、多分今回の展示の中で目玉になると思うのですが、いつの年間のどのようなものなのですか。

 

【市長】

 申し訳ありませんが、後で報告させます。

 

【記者】

 先日、JR東日本の深澤社長が、夏7月に公開した地方路線の収支について沿線の自治体に対する説明を順次始めているという言及があったのですが、確認で松本市に対してはそういう説明がJRからあったのか、あるいは市として収支状況、あるいは今後の路線のあり方について説明を求めるということはあるのか確認させてください。

 

【市長】

 担当部が受けているかどうか確認できていません。私のところまで上がっている話ではありません。これも担当部に確認をさせます。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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