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市長記者会見 令和4年(2022)9月21日

更新日:2022年9月21日更新 印刷ページ表示

令和4年9月21日 市長定例記者会見

 

【資料1 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数の推移】

【資料1 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数の推移】

【資料2 新型コロナウイルス感染症の陽性者発生状況等について】 [PDFファイル/373KB]

【資料3 コロナ病床の実質病床利用率】

【資料3 コロナ病床の実質病床利用率】

 

【市長】

 まず新型コロナウイルスの感染状況からお伝えいたします。今日(9月21日)確認された新規陽性者は173人です。いずれも軽症および無症状の方であります。今日を含めまして直近1週間の新規陽性者は合わせて1,046人ということで、その前の週に比べますと18%の減少となっております。実質病床利用率も松本圏域でおよそ40%、また長野県内では28%という状況であります。

 

【資料4 オミクロン株対応 新型コロナワクチン接種】

【資料4 オミクロン株対応 新型コロナワクチン接種】

 

 9月27日からオミクロン株対応の新しいワクチンの接種が始まります。今日現在の予約状況はこちらのようになっております。実施数の多いアルピコプラザの分につきましてはまだ予約は進んでおりません。10月はほとんどこれからという状況でございます。これから秋、冬にかけての再流行を見据えまして、お時間のある方はぜひオミクロン株対応の新しいワクチン接種を受けていただければと思っております。

 またインフルエンザワクチンの接種もこれから始まるわけでありますけれども、有効性や安全性を踏まえまして接種期間の規定は廃止となり、同時接種も可能になりました。そうしたことも踏まえて接種を行っていただければと思っております。

 

【資料5 コロナ陽性者の発生届 重症化リスクある人に限定 新型コロナの発生届】

【資料5 コロナ陽性者の発生届 重症化リスクある人に限定 新型コロナの発生届】

 

 新型コロナにつきまして政府が来週月曜日(9月)26日から全国一律で、コロナ陽性者の発生届を重症化リスクのある方に限定するということが決まっております。改めてご説明させていただきますと、感染症法上に規定されております発生届、これまでは全ての陽性者について医療機関が発生届を作成して、保健所に提出をすることになっておりました。そこに記載すべき内容は氏名、性別、年齢、職業、住所、さらにはそれぞれの症状や診断方法、感染経路を医師が記載し保健所に提出することが義務づけられておりました。これが外来診療、ならびに保健所業務の負担となっていたことを踏まえ、来週月曜日から見直しが行われます。発生届の対象は重症化リスクのある人、具体的には65歳以上、入院を要する人、そして医師が、重症化リスクがあると判断をした人、さらには妊婦の女性が重症化リスクのある人ということで引き続き発生届の対象となります。そしてそれ以外の重症化リスクのないと見られる方々につきましては、それぞれの医療機関がその日の合計の人数、そして年代別の人数だけを保健所に報告することになります。これが全国一律で来週26日から取られる新型コロナの対応であります。こうしたことを踏まえまして松本市保健所は、発生届の対象外の陽性者、重症化リスクがないと見られる方々に対して、陽性であることは確認されますので、以下2点についての支援を行ってまいります。

 

【資料6 コロナ陽性者の発生届 重症化リスクある人に限定 対象外の陽性者に対する支援】

【資料6 コロナ陽性者の発生届 重症化リスクある人に限定 対象外の陽性者に対する支援】

 

 1点は相談窓口、従来から設けているものでありますけれども、重症化リスクがないということで発生届が対象外になった陽性者の皆さんに対して、相談窓口の周知を徹底させていただいて、窓口では症状が変化した際の相談をお受けすること。また医療機関の受診や宿泊療養の必要性が認められれば、その調整にあたること。また自宅療養をしていただいている際には、食料をはじめとした生活物資を提供させていただくこと。こうした役割を明確にして相談窓口についてホームページ等で改めて周知をいたしてまいります。

 もう1点は、これまで陽性者の皆さんにも医療機関に対して直接相談をすることは控えていただいて、保健所にご相談をと申しあげてまいりましたが、症状が悪化した場合はかかりつけ医や、検査や診療を受けた医療機関に陽性者の方が直接相談をできるような体制を医療機関の皆さまのご協力を得て準備、整備をいたします。この2点を明確にして、発生届の対象とはならない陽性者の皆さんに対しても、ご不安を与えないように対応をしてまいりたいと思っております。

 

【資料7 コロナ陽性者の発生届 重症化リスクある人に限定 検査・受診の流れ】

【資料7 コロナ陽性者の発生届 重症化リスクある人に限定 検査・受診の流れ】

 

 改めてこのような発生届の見直しを踏まえ、検査、受診の流れをまとめたチャート図がこちらになります。発熱や咳、喉の痛みといった体調の悪さを感じられた方、年齢や基礎疾患がないということで重症化リスクがなく、そして症状があまり感じられない軽症の方につきましては、まずは仕事や学校を休んで、そして市販薬を飲んで自宅で療養をしていただきたいと思います。そしてそういう方の中でも、受診するほどではないけれども気になるという方はご自身で検査キットを購入していただいて検査をして、もし陽性になれば、「陽性者オンライン登録窓口」で保健所からメールを通じての健康観察をさせていただきます。この方々の年齢を中学生から65歳まで拡大して対応をしてまいります。

 一方当初は重症化リスクがない、あるいは軽症だと思っていたがなかなか症状が改善しないという方は医療機関に出向いて検査、そして受診をしていただくということになります。そのうえで医療機関の検査で陽性となり、発生届の対象になる方、ならない方ということで、なる方につきましては従来と同じ対応をいたします。また重症化リスクがないということで、発生届の対象にならない方につきましては、健康観察のチラシを配布させていただきます。保健所からご本人への連絡はいたしませんが、定められた期間、自宅での療養あるいは外出を控えていただくという対応をお願いできればと思います。以上のようなかたちで、来週の月曜日から医療機関、保健所の対応が変わりますので改めて市民の皆さんにはコロナへの向き合い方の見直しをご理解いただいてご協力いただき、またご自身で体調管理に留意をしていただきたいと思っております。

 そしてこれにあわせまして、松本市のホームページを通じたコロナの情報に対する公表の在り方も変更させていただきます。来週月曜日以降につきましては、当日の新規陽性者数、そして1週間ごとの陽性者数の推移を示すグラフ、もう1点はコロナ病床の実質利用率、この3点について来週以降は掲載をさせていただきます。当日の新規陽性者数につきまして、これまでは保健所が全て集計をし、松本市内に在住する新規陽性者の数を公表しておりました。これからは市内の医療機関で人数を把握したものを、保健所が報告を受けるというかたちになりますので、市内の医療機関で確認した当日の新規陽性者の数になります。ここには松本市以外にお住まいで、松本市内の医療機関を受診されて陽性であることがわかった方も含まれますし、また松本市民であっても松本市外の医療機関で受診をされた方の数は含まれておりませんので、従来と前提が変わった数になることをご了承願いたいと思います。

 

【資料8 コロナ陽性者の発生届 重症化リスクある人に限定 松本市ホームページの公表内容を変更】

【資料8 コロナ陽性者の発生届 重症化リスクある人に限定 松本市ホームページの公表内容を変更】

 

 これまでは当日の新規陽性者をはじめ、LINEによるプッシュ通知を行っておりましたが、来週以降はホームページにアクセスをして確認をしていただく方法をとらせていただきます。

 

【資料9 松本市営葬祭センター 人数制限を撤廃します】

【資料9 松本市営葬祭センター 人数制限を撤廃します】

 

 最後に議会の一般質問の中でもお答えをしましたが、蟻ケ崎4丁目にあります松本市営葬祭センターをこれまで利用していただく際、コロナ感染を留意して、5名以内での利用をお願いしてまいりましたが、今日から利用していただく人数の制限をなくして対応させていただきます。全体の状況から考えて10名以内が望ましいとしておりますけれども、基本的には制限なく、亡くなられた方のお見送りをしていただければと思っております。食事、飲み物につきましては、現在の感染状況におきましては、今までの対応と変更はないということで食事は禁止、そして飲み物につきましては、自動販売機などのご利用をお願いしたいと思います。その際も基本的な感染防止対策については改めて徹底をしていただくということでお願いをしたいと思います。

 私からは以上であります。

 

【記者】

 コロナの発生届の関係で、検査・受診の流れのチャートについて、「自身で検査キット」というのはご自身で購入するということですか。

 

【市長】

 数週間前にご紹介させていただいた発生届の見直しの前の対応ということで始めさせていただいたものです。医療機関に受診するほどではないけれども、ご自身で確認をしたいという方についてはご自身で購入していただいて検査を受けていただくということであります。

 

【記者】

 その点で例えば発熱があり自宅療養のときにも、薬局に行くというリスクが伴うと思いますが、例えば保健所から送付するみたいなことは難しいですか。

 

【市長】

 考えておりません。

 

【記者】

 対象は中学生から64歳ということですが、中学生以下は保護者の判断になるのでしょうか。

 

【市長】

 そうであります。

 

【記者】

 発生届対象外の陽性者に対する支援ですが、相談窓口はもともと電話番号であってということで、例えば先ほど申しあげた検査キットの方とかは、症状が変化した場合はこちらに相談してもらって、医者に行った方はそちらで相談してもらってというすみ分けでいいのでしょうか。

 

【市長】

 そういうことです。

 

【記者】

 フォローアップ体制の強化のところは、システム的には具体的にどのようになっているのでしょうか。

 

【市長】

 医療機関で検査、受診を受けた際に、重症化リスクがない方は保健所への届けが必要ないという認識のもとに対象の外になります。そうしますと、チラシでこういう点に留意してくださいという健康観察についてのお知らせをいたしますが、保健所からご本人に対して連絡を取ることがなくなります。そういう方々がその後の体調が芳しくないというときに、再び保健所に何らかの対応をしていただくのではなく、検査を受けたり診療を受けたりした医療機関、さらにはかかりつけ医の皆さんのところに直接相談をしていただくということであります。今まではかかりつけ医の皆さんや医療機関が、まずは保健所を通してくださいとご案内するケースがありました。来週以降は市内の医師会や医療機関の皆さんにご協力をお願いして、こういう方々から直接相談がきますので、それをしっかり受けていただきたいということでご了解をいただいています。

 

【記者】

 葬祭センターの人数制限の撤廃についてお伺いいたします。先ほど、一般質問を受けてという趣旨の発言がございました。撤廃を決意した市長の思いについて改めてお聞かせください。

 

【市長】

 さまざまな施設やイベントでかつてのような行動制限を取らない状況になっております。あるいは取る必要もないという認識のもとで規制の緩和といいますか、日常への回帰が進んでおりました。そうした中で松本だけではないのですが、葬祭センターはより慎重な対応が続けられておりまして、私も一般質問の質問通告を受けるまでは、この問題についても把握をしておりませんでした。そこで議員から質問通告を受け実態を調べたところ、現状においては5名という人数制限がある、長野県内は基本的にこうした人数制限をどこもとっているようですが、全国的に調べますと東京首都圏ではこうした制限がなくなっているということもわかりました。改めて感染の状況や、お亡くなりになった方々を弔う貴重な時間を家族や親族で過ごしていただくことの重要性に鑑みて、今回の対応をとることといたしました。

 

【記者】

 議会で他の中核市との比較もありましたが、松本市が県内で一番早く撤廃されたということで間違いないでしょうか。

 

【市長】

 一応その段階で私の認識はそうでありましたが、あとで改めて現時点の確認をさせてお知らせをいたします。

 

【記者】

 今日の会見のリリースとは違いますが、この前取材で白樺峠の方に行きまして、今は鷹の渡りがかなり見られるということで全国から300人くらいその日だけでも来ていたのですが、市長はそこの存在をご存知なのかと、あともう1点、駐車場はかなりあるのですが、林道に路上駐車もされていて、地元の人たちはそんなにどうにかしてほしいまでは言わないが、何かあったらというような話をしていました。市として何かやってもらえることはないのかということが雑談の中で出てきたのですが、そのような場所を今後どうしていくかということを教えていただければと思います。

 

【市長】

 白樺峠の鷹の渡りという存在は記事で読ませていただいて初めて私自身は認識をしたところであります。大勢の愛好家の方が野鳥観察で訪れているということでこうした隠れたというのは少し私の認識が浅いのかもしれませんが、改めて松本市内に豊富な自然資源、文化資源があることの1つの事例かと思っております。そのうえで奈川地区は、過疎が進みどうやって人を呼び戻すかということが松本市でも最も深刻な地区あります。こうした貴重な自然観察、野鳥観察の場があるということであれば、ぜひこうしたことを他の観光資源などと合わせて奈川の魅力を内外にお伝えしていくことが、松本市の責務であると考えます。今ご指摘のあった、来訪者の皆さんが地域の住民の皆さんの妨げになるようなことになっていないかという点については、改めて地域づくりセンターなどに確認をして、必要な対応があるのかどうか検討したいと思います。

 

【記者】

 私自身も初めて知ったので、どのようなところだろうと思い、市の観光のホームページなどで調べたのですが、その中で市のホームページの観光のページを開いてニュースというところがあるのですが、いろいろ情報が出ていますが8月4日以来のニュースが出ていなくて、そういう鷹の渡りが見頃ですとか細かい内容でもニュースに出ても価値があるのではないかなと思います。ホームページがリニューアルしたばかりなので、観光のページの情報の充実みたいなのはいかがでしょうか。

 

【市長】

 はい。おっしゃる通りだと思います。もっときめ細かくそしてどんどん情報を更新していくことが、この4月以降ホームページをリニューアルし、そして情報発信の主軸にインターネット、デジタルを据えていく松本市の対応としてやらねばならない部分で、今ご指摘のような部分は改善が必要だと思っております。観光の部分については、基本的には「新まつもと物語」のホームページに飛ぶようになっています。これをもっと松本市が主体的に関与して「新まつもと物語」の部分は部分、それ以外の今おっしゃられたような個別でそしてきめ細かな情報発信を観光の面でも内外に展開していくということは、早急に検討し改善を図りたいと思います。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 ※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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