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市長記者会見 令和4年(2022)8月2日

更新日:2022年8月2日更新 印刷ページ表示

令和4年8月2日 市長定例記者会見

 

【資料1 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル 開幕30周年記念 プログラム】

【資料1 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル 開幕30周年記念 プログラム】

 

【市長】

 まず今年30周年を迎えますセイジ・オザワ松本フェスティバルについてご報告をいたします。今月(8月)13日から来月(9月)9日までが期間となります。来週の13日、あがたの森文化会館でОMF室内楽発表会というかたちで開幕をいたしまして、メインプログラムのオペラ「フィガロの結婚」は21日から、またシャルル・デュトワさんの指揮によりますオーケストラコンサートが26日から始まります。クラシック音楽、公演のガイドラインに基づいて感染対策をとったうえで今年の公演を現在予定しております。

 

【資料2 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル オーケストラコンサート 最終リハーサル公開】

【資料2 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル オーケストラコンサート 最終リハーサル公開】

【資料3 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル オーケストラリハーサル 一般公開 開催計画】 [PDFファイル/406KB]

 

 そうした中で、8月26日、オーケストラコンサートの当日、いわゆるゲネプロと言われております通し稽古、オーケストラコンサートの最終リハーサルを8年ぶりに一般公開いたします。26日の午前11時から開演いたします。募集対象は長野県内在住の方で400人、応募多数の場合は抽選とさせていただきます。インターネットの専用ホームまたははがきからということで、今日(8月)2日から10日まで募集をさせていただきます。

 

【資料4 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル 中2のためのオペラリハーサル鑑賞】

【資料4 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル 中2のためのオペラリハーサル鑑賞】

【資料5 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル オペラ モーツァルト:「フィガロの結婚」中学2年生のためのオペラリハーサル鑑賞会 開催計画】 [PDFファイル/450KB]

 

 また、先ほどスケジュールのところでも見ていただきましたが、これまで毎回ОMFでは小学6年生を対象として「子どものための音楽会」、また中学1年生を対象として「子どものためのオペラ」を子どもたちに本物の音楽を届けたいという小澤総監督の思いから実施してきたものでありますが、2年連続ОMFそのものが中止となっていたために、今年の中学2年生は小学校6年生、そして中学校1年生とも音楽会、オペラ鑑賞に参加することができなかった学年でございます。そうしたことを踏まえまして、鑑賞機会がなかった今年の中学2年生は、8月19日の午後にオペラ「フィガロの結婚」のリハーサルに特別招待をすることといたしました。県内の中学2年生と保護者のペア100組200名の方を募集させていただきます。こちらも応募多数の場合は抽選をさせていただいて今日から10日までの申し込みとなります。

 

【資料6 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル SKОメンバーが「成人のつどい」で演奏】

【資料6 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル SKОメンバーが「成人のつどい」で演奏】

【資料7 令和4年松本市成人のつどいの開催について】 [PDFファイル/384KB]

 

 もう一点ОMF、SKОに関することでございますが、令和3年の成人式は新型コロナウイルスの感染状況のもと中止となりまして、今22歳になる皆さんは成人式を行っておりませんでした。今月14日に「成人のつどい」というかたちで成人式に準ずる式典を開催させていただきます。その際、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーによるミニコンサートを午前と午後、それぞれ演奏することになりました。

 22歳になる平成12年から13年にかけて生まれた松本市出身の皆さんは2,726人いらっしゃいますけれども、今回この成人のつどいに参加をしていただける皆さんに対しましては、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー11人によります「モーツァルト:ディヴェルティメントニ長調作品136」という演奏を聴いていただくことができます。第1ヴァイオリンの矢部達哉(やべたつや)さんという方はSKF開幕当初からコンサートマスターを務められた世界的に著名な方であります。成人のつどいの場で、世界で活躍するメンバーが演奏をさせていただくことになりました。

 

【資料8 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数の推移】

【資料8 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数の推移】

【資料9 新型コロナウイルス 新型コロナウイルス感染症の陽性者発生状況等について】 [PDFファイル/386KB]

 

 続いて新型コロナウイルスの感染状況について申しあげます。今日判明した新規陽性者の数は267人であります。このうち集団感染事例が1件含まれておりまして、児童福祉施設で7人の陽性が確認されております。症状別では中等症が2人、軽症、無症状者が265人となっております。直近1週間の累計の新規陽性者は1,244人、前の週に比べて1.32倍と増加傾向が続いております。

 

【資料10 新型コロナの陽性者比較 年齢別】

【資料10 新型コロナの陽性者比較 年齢別】

 

 右側の円グラフが今日判明した267人の年代別の陽性者の割合であります。左側の円グラフは、第7波の前半7月の半ばぐらいまでの年代別の陽性者ですが、比べてみますと60代以上の高齢者の比率が6%から11%と増えております。一方7月半ばくらいまでは10代以下の方が最も比率の多い年代の半数を占めておりましたが、今日判明した267人のうち20代、30代、40代で半数強を占めるという状況に変化してきております。

 

【資料11 コロナ病床の実質病床利用率】

【資料11 コロナ病床の実質病床利用率】

 

 さらに実質病床利用率ですが松本圏域、そして長野県内ともに40%に達しております。この状態をどう見るかということであります。昨日(8月1日)市立病院につきましては16床から37床にコロナ対応病床を増やしているところでありますが、現時点で逼迫(ひっぱく)状態ではないと認識をしております。入院している方々大半が高齢者の皆さんで食事が取れない、あるいは基礎疾患があるということで入院をしていただいております。現時点では診断を受けた当日入院はできる状況でございます。

 一方、外来診療につきましては、切迫しつつあるという状況であります。そうした状況を今医療関係者の皆さんが日々診察、診療にあたって支えていただいていますことに改めてご努力に感謝を申しあげるとともに、非常に猛暑が続いていて熱中症、さらにはなかなか栄養ある食事が取りにくいというようなことでコロナの感染予防のみならず、体調管理が難しい季節状況でありますので、ぜひ市民の皆さんには体調管理に十分留意をしていただきたいと思っております。

 

【資料12 新型コロナワクチン3・4回目接種 週単位の予約状況】

【資料12 新型コロナワクチン3・4回目接種 週単位の予約状況】

 

 またワクチンの接種、重症化リスクのある高齢者、さらには基礎疾患のある方々には4回目の接種をおすすめしているわけでありますが、3回目、4回目の接種が8月に入って受けられる予約状況がこちらであります。お盆前で言いますと、松本市が運営主体のワクチン接種は、アルピコプラザにおけるモデルナの接種の予約状況に余裕がございます。また合同庁舎で行われています長野県が運営主体の接種につきましてはまだ相当の空きがございますので、重症化予防に大きな効果が見込めるワクチン接種について5カ月が経過した高齢者や基礎疾患のある方、そして3回目接種をまだ受けていない方にはぜひ機会を捉えて接種をお願いできればと思っております。

 

【資料13 松本マラソン2022 2次エントリー募集!】

【資料13 松本マラソン2022 2次エントリー募集!】

 

 私からもう1件報告いたします。11月13日開催の松本マラソンは一次エントリーが終了いたしましたが、定員に達しなかったことから改めて明日(8月3日)から2次エントリーの募集をさせていただきます。ファミリーランの部は定員に達しておりますので既に締め切りとさせていただきます。

 

【資料14 松本マラソン2022 2次エントリー募集! 松本マラソンエントリーデータ】

【資料14 松本マラソン2022 2次エントリー募集! 松本マラソンエントリーデータ】

 

 エントリー状況でありますけれども、1次エントリーでのエントリー数は5,002人とおよそ半分にとどまっております。去年は中止でありましたが、去年の内訳と比べますと市内あるいは長野県外のエントリーの数はほぼ同じ水準であります。一方で県外の皆さんのエントリーが大幅に落ち込んでいるというのが現状であります。2017年に第1回を開いて以降、今回が6年目でありますが台風やコロナによって開催ができたのが2回にとどまっていることでまだ知名度、さらには浸透度が十分でない中で県外の皆さんからのエントリーが伸びていないという状況でございます。

 明日から9月19日にかけて2次エントリーを募集させていただきます。東京、神奈川にランニングステーションが50カ所から60カ所ございますが、ここに松本市の職員が出向いてPRのチラシを配布するなどして、2次エントリーでぜひとも県外の多くの方の参加を募集させていただきたいと思います。また松本市内そして長野県内の皆さんにおきましても新しいコースで松本市内の主だった景勝地を走りながらぜひ晩秋の松本マラソンにチャレンジしていただければと思っております。

 私からは以上であります。

 

【記者】

 ОMFのオーケストラのゲネプロが8年ぶりに公開ということで、このタイミングで公開になられる経緯的を教えてください。

 

【市長】

 まず第1は今年が30周年という大きな節目であるということです。そして、もちろん正規のプログラムを、松本市民をはじめ大勢の皆さんに鑑賞していただくということが一番の筋の話でございます。一方でできるだけ大勢の市民の皆さんに世界最高峰の音楽を堪能していただく機会を増やしたい、幅を広げたいということも改めてこの30周年の節目で実行委員会の皆さまからも出ていた要望でございました。そうした中で具体的に今回ОMF、SKОサイドでこうした取り組みに臨んでいただけることになったということであります。

 もう一点指摘をすれば、30周年のオーケストラコンサートですが、シャルル・デュトワさんの指揮ということもあり、非常に予約に人気があります。満席に近い状態になっており、そういう意味でもそれ以外の機会をできるだけ提供できればということで今回踏み切らせていただきました。

【記者】

 今回の会見には関係のない内容ですが、政治とか行政とかと旧統一教会との関わりというのが今話題になっていると思いますが、市長選の出馬にあたっては、関連団体の方々との関わりを持ったりあるいは選挙活動で支援いただいたりしたことはございましたか。

 

【市長】

 当該団体から支援は受けておりません。関わりということで、少なくとも団体の肩書きを持つ方と関わりを持ったことはございません。

 

【記者】

 行政も関連団体等のイベントに後援したりしていたという例がありますが、松本市でそういった団体に後援したことがあるかどうかについて把握なされていますか。

 

【市長】

 要項によって松本市が共催後援をする事業については、いくつか基準が定められておりますが、政治活動又は宗教活動等と認められないものである、つまり認められるものはこの基準から外れるということであります。過去にさかのぼって全てを一つ一つ点検したわけではありませんが、松本市が当該団体の共催後援をしたことはないものと認識をしております。

 

【記者】

 どれぐらいまでさかのぼるのかという部分も業務負担的な部分もあるかと思いますが、今のところ、ある程度さかのぼってそうしたことがあったかないかについて調査するお考えとかはございますか。

 

【市長】

 今改めて旧統一教会の問題がメディアを中心に問い直されている局面であります。他にも何らかの問題を抱えた組織、団体はあるはずですので、旧統一教会に対しての詳細な調査を行う必要があるのかどうかということを改めて検討させていただきます。

 

【記者】

 コロナ病床の実質病床利用率についてお伺いいたします。先ほどの市長の説明では、現時点では医療提供体制の逼迫(ひっぱく)はしていない状況だというご説明がありました。何%を超えた時点で医療提供体制の逼迫(ひっぱく)と考えるのか教えてください。

 

【市長】

 数字的な目安は持っておりません。

 

【記者】

 40%を超えたのは県で見るとおよそ5カ月半ぶりということで、かなり状況が変化してきていると思います。先週の会見では松本ぼんぼんは予定通り開催というご説明がありましたが、その方針に変更はないということでよろしいでしょうか。

 

【市長】

 まず松本ぼんぼんの主催は商工会議所を中心とした実行委員会でありますので、私が開催の可否を決める立場ではないということは申しあげておきたいと思います。その上で先週商工会議所、井上会頭から、コロナ前の7分の1にあたる人数、あるいは回数や前後の間隔をより厳格な対応を取る、またコース脇に消毒液などを設置し、歩きながら大声を出すことは禁止するよう呼びかけるといった対応をとって開催をするという方針が示されました。午後5時半から1時間半弱のイベントということであります。

 伝統の祭りの火を消さないという思いからの方針決定だと受け止めております。先週の土日(7月30日、31日)には松本市主催の太鼓祭りを開催させていただきました。また諏訪湖の花火は、分散したようなかたちでの開催であります。先ほどニュースで見ましたが今日から青森のねぶた祭も開催されます。松本市、長野県内そして全国的にコロナと向き合いながら、そして医療関係者の皆さまに感謝の気持ちを抱きながら、伝統行事、イベントを社会に大きなマイナスを与えぬようなかたちで開催をしていくということは必要ではないかと考えております。

 

【記者】

 実質病床利用率の基準で何%を超えたら逼迫(ひっぱく)という明確な数字はお持ちでないというご説明がありましたけれども、今まで県の対応ですと50%を超えると医療非常事態宣言を発出してより警戒を強めていました。松本市で50%を超える場合というのを、県に倣って対策を強めるお考えはありますか。またそれに関連して、50%を超えたときのイベントはどのような対応をとられるのかというお考えをお聞かせください。

 

【市長】

 医療非常事態宣言は、入院の病床使用率だけで決めるということは県の判断材料ではないのではないかという認識をまずしております。そして市町村単独で出すべきものではないと認識もしております。でありますので、50%を超えたら何らかの対応をするのかということであれば、それで直ちにということは考えておりません。さらに繰り返し申しあげてきたことでありますが、コロナの在り方、感染の性質が大きく変わっているということが第7波においての対応の根本にあるのではないかと考えます。

 政府も感染者の全数把握を取りやめるのかどうか、あるいはさらに一般の医療機関が幅広く診察できる体制を築いていく必要があるのではないかということで具体的な検討を始めているようであります。もちろん入院治療も病床利用率も一つの目安であることは間違いありませんが、重症者は限りなくゼロ、そして中等症者についても極めて少ない状況であります。今医療現場では入院治療よりも外来診療の在り方に切迫状況というのが出ております。外来診療ですが、どのように集中しすぎない状況を作るかということが当面、私達が保健所や医療機関と協調して対応を考えていかなければいけない問題ではないかと考えております。外来診療の切迫の要因の一つとして今指摘をされておりますことが、体調が良くないなと感じこれがコロナかどうかを医療機関に行き確定診断を受けて証明書を出してもらうことが職場での申請にとって必要だったり、あるいは医療保険のコロナ特約の対象となって給付金を受けるために必要条件になっているということが、全てではありませんが外来診療が集中している状況の要因の一つだと指摘をされております。そうしたことをどのように緩和していけるのかということをぜひ保健所や医療機関と共に検討していきたいと考えております。

 

【記者】

 陽性者数の全数把握の取り止めの検討を政府がしているという中で、市の保健所と島内の防災物資ターミナルの方で検査を行っておりますけど、この体制はそのまま維持していくのか、あるいは縮小、拡充なり分かりませんが体制の変更を考えていくのかそのあたりのお考えをお聞かせください。

 

【市長】

 現段階では直ちに縮小するということはありません。今政府も第7波の山を超えた段階で、先ほど申しあげたようなコロナ対策の見直しを検討すると、岸田総理大臣も2類で規定されている項目については丁寧に検討していくという表現で、全数把握のために全て検査するということを要件にしない可能性は示唆しております。

 ですので、その動きを見極めた上で必要性がそれほどないと判断できれば、特に防災センターの検査については、取り扱いを検討する場面は出てくる可能性があると思っています。

 

【記者】

 島内のPCR検査センターについて、検査数がだいぶ減ってきているという話も聞いておりますが、感染者数が増えている中で検査数が減ってきている理由はなんでしょうか。

 

【市長】

 松本市内で基本的には半数ぐらいの内科や小児科の診療所、クリニックの医師の皆さんにそれぞれの医療機関で診断、検査をしていただける体制になっています。検査をできる体制が広がっているということが一番大きな理由ではないかと考えます。もちろん診療所に行った場合でもより厳格に検査をということで島内の検査センターで改めて検査をするケースもありますが、初期においては、なかなか一般のクリニックでは発熱外来、そして検査をする体制が整っていなかったときに、島内でずっと行っておりました。それが分散してきたというのが一番大きい要因として指摘できると思います。

 そしてこれからの話でありますが、先週末に松本市保健所からみなし陽性ということで全ての家族の人たちのPCR検査をやらないということで、効率化、重点化を図っていくということも方針として示しましたので、こうしたことも今後一定の検査数を抑えられていく要因にはなってくる可能性はあると考えています。

 

【記者】

 保健所の方で業務的に逼迫(ひっぱく)している状況、業務が現段階では何かありますか。

 

【市長】

 もちろん保健所で働いている職員は、コロナが全くない頃と比べると業務は多い状態だということは間違いないと思いますが、5波、6波の時の時間外勤務の状況と比べればずいぶん平準化できていると認識しております。そのようなことにつなげるための重点化、効率化、また先ほど申しあげたみなし陽性などの取り組みを取り入れることで本当に重症化リスクの高い方のサポートに当たるということができていけば、極端な保健所業務の逼迫(ひっぱく)にはつながらないと考えております。

 

【記者】

 市長がおっしゃっていた医療機関の外来の逼迫(ひっぱく)を回避するために市として、保健所としてできる業務というか、さっきのお話ですと証明書を出してもらうとか、そこら辺は市単独でできることできないことはあるかと思うのですが、外来が切迫することへの市の対応はどうされていくのでしょうか。

 

【市長】

 そのような意味で言うと、今必要な診療を受けていただくためには、比喩として適切かどうか分かりませんが、私達が日常的に発熱をしたり、体調不良を感じたりして、そのときに解熱剤や薬を飲んで自宅で数日間療養をする、そして仕事や学校に戻っていくということは日常的にあるわけであります。そうしたことにできるだけ近づけていけるような、これは松本市単独ということでの取り組みや呼びかけでは限界がありますが、これからは政府、県、市が歩調を合わせながら、改めて新型コロナ第7波、オミクロンにおける病気の特徴とリスクをできるだけ正確に国民市民の皆さんと共有をして、適宜適切な対応を一人ひとりが取っていくということを続けていくことが第1ではないかと思っております。

 先ほど検査の数が少し減っている、あるいは検査センターの利用が減っているということがございましたけれども、必ずしも保健所や医療機関を介さずともいわゆる自主検査が可能な簡易の抗原検査キットを入手しやすい状況を私達も協力して作っていくことで、コロナかどうかは自主検査である程度判断ができてこのぐらいの体調であればもう少し様子を見ようかという方々が、特に健康な人たちにとっては広がっていくということが必要であります。またそうした状況に向かっていけるようなことを国や県の動向も見ながら進めていければと思っております。

 

【記者】

 先月(7月)29日からみなし陽性が運用されており、今日は32人の方がみなし陽性の判定を受けているということですが、その効果や踏み切った理由、またそれにより期待することを教えていただけますか。

 

【市長】

 はい。先ほど答えたことと重なるかもしれませんが、ほぼ陽性とみて間違いがない家族での共通した状況を考えれば、一人ひとり検査をしてその結果を医療機関の関係者が時間と労力を使って対応するということが省けることであります。つきまして先ほどから申しあげている外来診療の切迫状況の一定の緩和に寄与するということでありますし、そのことがより必要性の高い、重症化リスクの高い方々へのアプローチを保健所でも重点を置けるということがねらいであり、効果であると考えております。

【記者】

 今日陽性者の人数が更新したと思いますが、その受け止めをお聞かせください。

 

【市長】

 これも繰り返しになりますが、新規陽性者の数を論ずる局面ではないという認識を持っております。比較をすることが妥当かどうかもありますが、人口10万人当たりで比べても、長野市などはさらに感染者が1.5倍ぐらいに多い状況が続いております。もちろんこの数にも留意をしながら、そして入院の病床使用率、そして今一番切迫しています外来診療の一つ一つに目を配りながら総合的な対応をしていく必要があると考えています。

 

【記者】

 市長が着ていらっしゃるポロシャツについてお尋ねいたします。ОMFのものだと思いますが、グッズ自体は今年販売されるものなのでしょうか。過去2年開催が中止となり、会場でのグッズ販売は無かったと思いますけれども、今回は販売されるということでよろしいのでしょうか。

 

【国際音楽祭推進課長】

 このポロシャツにつきましてはスタッフが着るものということで、販売の予定はございません。そもそも今までもそうでした。それからグッズ販売につきまして今年度は会場のレイアウトを工夫しながら、なるべくお客さんが密にならない方向でグッズ販売を会場で行う予定でおります。音楽文化ホールについては今検討中でございますが、キッセイ文化ホール、芸術館の2カ所では販売の予定でございます。

 

【記者】

 演目は開幕30周年記念プログラムということで、記念プログラムになっておりますが、記念グッズの販売はあるのでしょうか。

 

【国際音楽祭推進課長】

 まだ正式なレイアウトはこれからというところではございますが、30周年のロゴの入ったものも一部用意をしてまいります。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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