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市長記者会見 令和4年(2022)6月16日

更新日:2022年6月16日更新 印刷ページ表示

令和4年6月16日 市長定例記者会見

 

【資料1 松本市 令和3年度「市民意識調査」 生活満足度】

【資料1 松本市 令和3年度「市民意識調査」 生活満足度】

 

【市長】

 昨年の11月から12月にかけて行いました、令和3年度の松本市の市民意識調査についてご報告申しあげます。これは松本市総合計画の着実な推進を図るために、分野や政策ごとに市民の現状意識を調査して、今後の政策決定、政策立案に反映をしようというものであります。18歳以上の市民2,400人を対象として行いまして、有効回答率55%でありました。こうした調査は令和2年度のコロナ禍においては実施を見送っておりますが、それ以前、コロナ前までは市民満足度調査という、名称が少し違いますが、同様の調査を行ってきています。今回は85の選択肢について質問をさせていただきました。

 今日は議会にご報告をさせていただきました。また市民の皆様にも、インターネットを通じて全項目をご覧いただけるようにいたします。その上で今日は主な項目を私から報告させていただきます。まず、全体の市民満足度ということで質問をお聞きしたところ「満足」また「まあ満足」と答えた方の割合が72.9%でありました。この調査の選択は「満足」「まあ満足」そして「やや不満」「不満」の4つの聞き方に、さらに「どちらとも言えない」「わからない」という6択で聞いています。その結果として「満足」「まあ満足」合わせて72.9%という数字でございます。コロナ前とこれを比べて、コロナ前は86%ということでありますので、13.1ポイント低下したということであります。ただ実はコロナ前の令和元年度の調査では4択で聞いていまして、先ほど申しあげました「どちらとも言えない」「わからない」は含まれていない数字であります。今回「どちらとも言えない」「わからない」を合わせますと、7.9%と0.8%合わせて8.7%ございまして、若干、4択であれば「満足」「不満足」に振り分けられた数字が反映できていないとも言えます。でありますので単純比較はできないところでありますが、13ポイント市民の満足度が下がったと結果が出ています。

 ちなみに全国を見ますと、全国の満足度は73.8%から55.3%ということで下落幅が18.5%ということになります。

 またこの「満足」の裏返しではあるのですが「不満」に目を向けますと、不満が増えている部分が松本市は4.4%でありますが、全国で見ますと、これが19.3ポイント増えているということで、理由は一つではないと思いますが、全国の平均に比べますと、不満を感じた方の増え方はかなり抑えられているということが見てとれます。

 

【資料2 松本市 令和3年度「市民意識調査」 子供を産み育てやすい地域と思うか】

【資料2 松本市 令和3年度「市民意識調査」 子供を産み育てやすい地域と思うか】

 

 次にこの子育て、子ども、若者教育というものを一丁目一番地ということで松本市では取り組もうということでやっていますが、この子育てに関する調査項目「子どもを産み育てやすい地域と思うか」という設問に対して、実際対象となる年齢が20代から40代ということで、その部分で抽出をしますと「そう思う」と答えた松本市の市民の割合は54.8%ということであります。全国平均が48.2%でありますので、全国平均に比べると産み育てやすい地域と思っている割合が16.6ポイント高いということになっています。

 また20代から40代で、高校生以下の子どもがいる方といない方で分けたグラフが中央の2本のグラフでありますが、子どもがいる方の「そう思う」「産み育てやすい地域と思う」と答えた方が71.8%であるのに対しまして、子どもがいない方でそう思われている方は39.9%と開きがあります。ただこれは子どもがいないということで「わからない」と答えている方の割合がやはり非常に多いことにもなっていますので、子どもがいない方が産み育てやすい地域だと思っていないから子どもをもっておられないとは単純には読み取れないのではないかと思っています。

 

【資料3 松本市 令和3年度「市民意識調査」 子どもを産み育てやすい理由】

【資料3 松本市 令和3年度「市民意識調査」 子どもを産み育てやすい理由】

 

 続きまして産み育てやすいと思う理由について尋ねたグラフがこちらでございます。青で囲った二つの部分、青いグラフが松本市で、白いグラフが全国でありますが、全国を大きく上回っている項目、これが青く囲った二つの項目であります。「地域の治安が良いから」という部分、そして「公園など、子どもを安心して育てられる環境が整備されているから」ということ、この2項目が松本で子どもを産み育てやすい理由ということで挙げています。

 一方、全国に比べて産み育てやすい理由として挙げたものが少ない項目は赤で囲った部分であります。「妊娠から出産後までの母体医療・小児医療が充実しているから」ということ、あるいは「各種の保育サービスが充実しているから」「教育環境が充実しているから」「雇用が安定しているから」「フレックスやパートタイムなど、柔軟な働き方ができるから」さらには「育児休暇や出産休暇を取りやすい職場環境が整備されているから」、そうした項目で子供を産み育てやすいと思っている方々は、全国に比べてかなり少ないということがこの結果からは読み取れます。松本市がこれから子ども、子育て政策を展開していくにあたりまして、全国の先進自治体などの取り組みを参考にしていく必要がある部分を一つ表していますし、また、やはり雇用の安定、働き方といった部分、これらに力を入れていく必要があることを表していると思っています。

 

【資料4 松本市 令和3年度「市民意識調査」 『総合計画』 7分野・47施策に対する現状評価】

【資料4 松本市 令和3年度「市民意識調査」 『総合計画』 7分野・47施策に対する現状評価】

【資料5 松本市 令和3年度「市民意識調査」 平均得点が高い施策・低い施策】

【資料5 松本市 令和3年度「市民意識調査」 平均得点が高い施策・低い施策】

【資料6 松本市 令和3年度「市民意識調査」 調査概要】

【資料6 松本市 令和3年度「市民意識調査」 調査概要】

 

 次に少し見にくいグラフでありますが、今回の調査目的が総合計画の着実な推進を図る、そしてこれが5年後10年後、どこまで取り組みがしっかり行われていたかを検証するためにも、現段階で総合計画に掲げております7分野47施策について、それぞれ市民の皆さんがどのように評価をしているかということを47項目それぞれについて5段階で答えていただいたものの平均をとったものでございます。青で塗ったグラフが上位の5つの政策、そして赤で塗った部分が下位の5つの政策ということで、この上位5つ下位5つを抜き出したものがこちらでございます。現段階で平均得点が高い評価をいただいているのが「安全でおいしい水を利用することができる」また「国内外に誇れる山岳リゾートである」さらに「必要な時に、必要な医療サービスを受けることができる」「安心して出産・子育てができるまちである」さらには「気軽に文化芸術に親しむことができる環境がある」といった項目が今の段階で市民の皆さんが評価をされているものでございます。

 一方、平均得点が低いもの5つを抜き出したのが下であります。「新たな産業がつくり出されている」「生活する上で移動しやすい道路網が整備されている」「外国人住民との交流が進んでいる地域である」「道路、空路、鉄道などの広域交通網が充実している」さらに「生活する上で必要な公共交通が確保されている」ということが結果として出ています。我々の松本にとっての強み弱み、それを一定程度反映をした結果だと受け止めています。

 先ほど子育ての分野でも申しあげましたけれどもやはり課題をしっかり今回の調査結果も踏まえ、認識をした上で、来年度以降の政策の立案また実行ということに反映をさせてまいりたいと思っています。

 

【資料7 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数の推移】

【資料7 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数の推移】

【資料8 新型コロナウイルス感染症の陽性者発生状況等について】 [PDFファイル/392KB]

【資料9 コロナ病床の実質病床利用率】

【資料9 コロナ病床の実質病床利用率】

 

 次に新型コロナウイルスの感染状況について申しあげます。

 本日新規陽性者確認をされた人数は26人です。この26人合わせて、直近1週間の新規陽性者は159人という数字であります。前の週に比べますと16%増えています。一方で、コロナ病床の実質病床利用率は、10%を割って松本圏域は8.8%という状況であります。新型コロナについては繰り返し申しあげてまいりましたが、松本においても落ち着いた状況、そして日常のものとして受け入れる状況になっていると考えています。

 

【資料10 新たなワクチン 武田「ノババックス」の接種実施】

【資料10 新たなワクチン 武田「ノババックス」の接種実施】

 

 そうした中で、これは国が全国的に行う新たなワクチンによる接種で、松本においても来月7月に武田社製のノババックスの接種を実施いたします。このノババックスというワクチンでありますが、それぞれの製剤に添付された文書によりますと、ファイザー、モデルナに比べまして、副作用が少ないというワクチンであると報告をされています。

 ファイザー、モデルナはワクチンの性格上、アレルギーのある方が接種を控えざるを得なかったわけでありますが、今回このノババックスについてはアレルギーのある方に受けていただける、そうしたワクチンでございます。対象になるのは18歳以上そして初回、2回目または3回目を未接種の方でございます。

 今松本市において初回、2回目を接種していない方、また初回、2回目は接種をしたが、3回目は接種をしていない方、それが左側の円グラフの数字であります。松本市の18歳以上の人口はおよそ20万人でありますが、そのうち一度もワクチンを接種してない方が全体の12.8%いらっしゃいます。また1、2回目は接種をしたが、3回目の接種はまだしていないという方が全体の24%いらっしゃいます。ただ3回目の24%の方の中にも、1、2回目を打ってからまだ6カ月経過をしていないという方もこの中には含まれています。6カ月経過をしてから3回目については接種をいただくということで接種券の送付をさせていただいていますので、今回ノババックスの接種が可能な方は、グラフの中の合わせて36.8%、これよりも少し少ない方がノババックスの接種対象ということになります。

 会場はアルピコプラザ、定員は200人を2日間ということで7月8日と7月29日に接種を行います。6月の下旬から予約が可能となりますので、これまで接種を希望しながらアレルギーがあるということで接種ができなかった方、また初回あるいは3回目もそうでありますが、これまでは控えていたが接種をしようと考えている方は、このノババックスの接種をぜひご利用いただきたいと思っています。

 私からは以上であります。

 

【記者】

 市民意識調査について伺いたいのですが、この意識調査の結果を受けて、市として現段階でどのような施策が必要と考えていらっしゃるのか、現段階でわかる範囲で伺いたいです。

 

【市長】

 先ほども申しあげましたが、昨年策定をした松本市総合計画、これはゴールといいますか到達点は2030年ということで、そこに向けてこの7分野47施策を掲げています。その達成度合いというのは2030年が一つのゴールではありますが、その前の2025年、これは中間的な総括のタイミングになります。また我々が中期的な3年という単位で行っています、その実施計画の策定プロセス、また毎年度ごと行います予算編成プロセス、そうしたものにも常に現状がどうなのかというものを今回把握をして、先ほど申しましたように、もちろん強みをさらに伸ばすということもしていく必要があります。とりわけ、今の段階で課題になっている部分ということについては、より速やかに取り組む改善をするという意識が必要な部分だと思っていますので、より詳細にこれをまた分析をし、実施計画プロセス、予算編成プロセスに反映をしていきたいと思っています。

 

【記者】

 市民意識調査の生活満足度のことで伺いたいのですが、全国平均に比べると満足の下げ幅も少なくて「わからない」や「どちらとも言えない」などの選択肢を足したということもあると思うのですが、今までの調査だと「満足」の回答は過去最低になっているかと思うのですが、そこの受け止めと、その理由的な部分をどう分析しているかをお願いします。

 

【市長】

 まずこれは全国的なものも松本市においても、コロナの前と、そして去年の12月ですので、まだコロナ禍の中においての調査、当然大きく捉えたときの満足度は下がるということは認識をして今回の調査結果も受け止めさせていただきました。それはそれでいいというわけではなく現実として受け止め、先ほども47施策ごとの現状評価もございましたが、どの部分をより改善していく必要があるのかということで取り組んでいく必要があると思います。

 そして先ほどもご説明しましたが、全国と比べる一つの目安が、下げ幅として「満足」の部分が5ポイントくらいであります。一方で「不満」のこのかいりが10数ポイントと非常に「不満」が大きくなる度合いは少なく抑えられたということでもあります。これはおそらく松本市民の皆さんがこのコロナ禍において非常に厳しいことは間違いないが、それをどう乗り越え、少しでも前向きな気持ちで過ごされてきたということはベースの部分で私は非常に大きいのではないか、それは市民性と言ってもいい部分だと思いますが、そうしたことが一つ私は反映しているのではないかと、この数字を見たときに感じました。

 またこのコロナ禍では観光、飲食といった業種においては非常に大きな落ち込みをしたわけでありますが、何とかそれを国、県、市の施策などで下支えをし、そしてわずかずつではありますが、1年目に比べれば、2年目がこのコロナ禍での厳しさというものが緩和をされ、少しでも上向きになってきたタイミングでも、この調査時期があったのかなとも思います。ですので、この後どうまた回復させていくかということが重要なわけでありますので、先ほど見ていただいた施策ごとの評価といったこともより細かく分析し、また庁内全体で共有をして施策の立案、実行に取り組んでいきたいと思っています。

 

【記者】

 ノババックスの接種についてお尋ねいたします。先ほど市長から副反応が軽減されるとご説明がありました。ワクチンの効果はこれまでのワクチンと比べてどうなのでしょうか。

 

【健康づくり課課長】

 ワクチンについては、これまでのモデルナ、ファイザーと効用は全く同じでございますが、副反応に関してはいろいろな特性の中で違いがあるということになっています。

 

【記者】

 初回打たれてない方12.8%ですが、この方たちがどういった理由で打たれなかったということはお分かりになりますでしょうか。アレルギーのある方も一定数入るということでよろしいですか。

 

【市長】

 もちろん一定はいると思いますが、比率の中で大きいということでは必ずしもないのかなと認識をしています。もちろん打っていない方に、お一人お一人理由は聞いているわけではありませんので推測は含まれるわけでありますが、やはり私の周りを見ても、もちろんワクチンの必要性や有効性は一定程度理解はするが、自分はワクチンは打たずにコロナとの向き合い方をしていくんだという方もやはり一定程度いる、それが1割強というのが松本においては現実ではないかなと思っています。

 

【記者】

 副反応が軽減されるということで、こういった機会を設けられるということで市長は3回目ノババックスを推奨されるということでよろしいでしょうか。

 

【市長】

 ファイザー、モデルナと効能は基本的には変わらないということでありますし、今まで何かの理由で初回あるいは3回目を打たなかった方で、この機会を利用していただける方に利用していただきたいと思います。コロナ自体は非常に落ち着いてきた、あるいは弱毒性ということでその向き合い方は今、変化はしつつあるわけでありますが、そうした状況でも、あるいはそうした状況だからこそ接種しておこうという方の機会だと考えています。

 

【記者】

 昨日(6月15日)中部縦貫自動車道に関して国と県と市で、波田~中ノ湯間に関しての検討会が2年ぶりに開かれたということで、市として波田~中ノ湯間のルート決定に向けて動きが加速するのかどうか、その会議を受けて見解を伺いたいと思います。

 

【市長】

 まずこの先線検討会と言われています中部縦貫自動車道(波田~中ノ湯間)整備検討会でありますが、これは国土交通省、そして長野県、松本市この3者の、国は関東地方整備局の長野国道事務所長、長野県は建設部長また松本市は建設部長というハイクラスの事務レベルの協議の場であります。まだ事業化に至っていないこの先線を何とかルート決定をし、事業化に至るような状況に持っていきたいという松本市として、これまで要望もしながら作り上げ、お願いをした枠組みです。

 これが令和2年度にスタートをいたしましたが、その後課長レベルの協議というのは数回にわたって続けてきましたが、なかなか昨年度は開催に至りませんでした。先線検討会を重ねて、そして課題の整理や課題解決に向けた具体的な検討を行うことがぜひ必要だということで各方面に働きかけをしてきました。それがようやく2回目、昨日開催にこぎ着けたということは、この先線のルートの選定をできるだけ早くしてほしいと考えている松本市としては、非常に大きな一歩になるのではないかと受け止めています。

 波田~中ノ湯間の長野県側のまだ事業化されていない区間というものが、いわゆるミッシングリンク、つまり本来高速道路は一気通貫につながってこそ意味があるにもかかわらず、ここの部分だけは全くこれまでめどが立ってこなかったということであります。何とかここにしっかりと光を当てて、そして松本から波田そして波田から沢渡、中ノ湯というところに、時間は長くかかるが確実に道路整備が行われていくんだということで、できるだけ早く道筋を作りたいと思っています。

 昨日私は冒頭のごあいさつだけで退席せざるを得ませんでしたが、事務レベルの協議はかなりそれぞれの論点について踏み込んだ議論が行われたと報告を受けていますので、ぜひ国と県と市、この3者が一体となって今後協議を加速し、先線のルート選定、事業化へと進んでいくことを期待したいと思います。

 

【記者】

 昨日の一般質問で取り上げられていました松本城の外堀の関係なのですが、掘削土砂に関して汚染があるものなどをどこに移すかということで、移した場所での地下水のモニタリングなどが必要であったりといったハードルがあるというような指摘が昨日の議会であったかと思うのですが、そのハードルに関して、市として今後の外堀復元の計画に対する影響というものをどう見ていらっしゃるかというのを伺いたいと思っていまして、計画の根本的な見直しが必要な影響があると考えていらっしゃるのか、現行でも乗り越えられる障壁だと見ているのかというところを伺いたいです。

 

【市長】

 議会の一般質問、それを受けた報道ということでそのニュアンスは私達がまた正確に伝えていかなければいけないと思っておりますが、改めてこれまでの調査で確認をされた汚染と称されるもの、これが今まで自然由来という言葉、4つの漢字で自然由来と申しあげてきていますが、自然界に存在する範囲のものであって、適切な管理のもとでどう保存、活用していくかというものを法律に基づいて対応をしていくものということで、まずその原点といいますか、ベースの部分を冷静に受け止めていただけるようにすることがまず私達のスタートラインだと思っています。前市政においてはこの自然由来の土壌を処理することは難しいという判断で平面整備ということにかじを切りました。その後私が就任をして庁内の担当部署と協議を重ねる中で、それは何とかクリアできる問題だということで、今、調査研究を進めている途上ということでございます。その調査研究を進めている途上の部分で、今の段階でまだ具体的な対応策を説明できる段階にないところがたくさんあるのですが、説明できる段階にある部分を昨日は一般質問に答える形でご説明させていただきました。ですので、後退したとかデッドロックに乗り上げたとかということではないという認識を私あるいは松本市の今の担当部署は持っているということをまず申しあげておきます。

 昨日の答弁でもございましたが、来月、文化庁との協議ということを予定しています。今までまずは松本市の中でのさまざまな論点での調査研究、またそれは文化庁をはじめとした関係省庁ともやりとりをしながらの調査研究でありましたが、来月以降本格的に、では具体的な復元方法をどうしていくのかというところの協議が始まっていくという段階であります。でありますので、繰り返し申しあげています、事実上、汚染土壌を撤去せずに堀を復元する、そういう方法、その方法を実現性、経済性に優れた対応策というのはどういう具体的な方法なのかということを来月以降文化庁をはじめ関係省庁と協議を重ね、そしてそのことの方向性がきちっとすれば、昨日の答弁でも申しあげましたように全体のスケジュールを今年度中にお示しできると考えています。

 

【記者】

 県の方で6月補正で給食費の値上げ、その県立学校と私立の小・中学校を値上げした場合はその値上げ分を補助するということを6月の補正に入りましたが、他の市町村レベルでも給食費の物価高騰を受けて値上げ分を補助するという動きが出ていますが、市長のお考えを伺わせてください。

 

【市長】

 松本市としては一般質問にお答えしましたが、給食費の値上げは物価の上昇を理由として行うことはしないという方針を示させていただいています。しないためには、従来の費用を削ってしないのではなくて、従来の質と量を確保する、そのためには食材費が上がった部分を財源を補填する必要がございますので、その補填をすることは、地方創生臨時交付金などをあてて補填をして、そして保護者の皆さんに支払っていただく給食費は現状の水準を維持するということを方針として決めています。今の県の対応というもの、また具体的に明確なりましたらまたそれとあわせてどういう形をとっていくのがいいか考えていきたいと思います。

 

 

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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