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市長記者会見 令和4年(2022)4月12日

更新日:2022年4月12日更新 印刷ページ表示

令和4年4月12日 市長定例記者会見

 

資料1 新型コロナ“第6波”の新規陽性者数

【資料1 新型コロナ“第6波”の新規陽性者数】

【資料2 新型コロナウイルス感染症の陽性者発生状況等について】 [PDFファイル/408KB]

資料3 新型コロナウイルス 直近1週間の新規陽性者数の推移

【資料3 新型コロナウイルス 直近1週間の新規陽性者数の推移】

 

【市長】

 まず新型コロナウイルスの感染状況からお伝えいたします。本日(4月13日)新たに陽性者として判明した方は97人であります。集団感染事例に関する情報提供はございませんが、97人の年代は全ての年代に渡っております。そのうち全体の84%は40代以下になっております。同居外での接触が30人、同居での接触が45人、また感染経路不明が22人、そして重症度につきましては中等症の方が1人、それ以外は軽症95人、無症状1人となっております。

 直近1週間の新規陽性者の数は631人にのぼっておりまして、その前の週が474人でありましたので、1. 33倍に増えているということで、まん延防止等重点措置が解除されて以降、増加傾向が続いている状況であります。

 

資料4 新型コロナ“第6波”の感染状況【年代別】

【資料4 新型コロナ“第6波”の感染状況【年代別】】

 

 改めて年代別でまん延防止等重点措置期間とその終了後を調べてみますと、60代以上の方が減っている一方で、現役世代、働き盛り世代の20代から40代の方々で全体の半分を占めるという状況でございます。

 

資料5 コロナ病床の実質病床利用率

【資料5 コロナ病床の実質病床利用率】

 

 一方コロナ病床の実質病床利用率でありますけれども、昨日(4月11日)現在長野県全体で22%、また松本圏域は20%強ということで、入院病床の状況は現段階ではひっ迫する状況でないということでございます。新規陽性者の増加状況をできるだけ抑えるという観点、重症化リスクを押さえて医療機関への負担を小さくするという観点、さらには社会活動、経済活動とコロナの感染状況の両立を図っていくという観点から3回目のワクチン接種の促進をお願いしてきたところでございます。

 

資料6 新型コロナワクチン 3回目接種 接種済と予約中の合計

【資料6 新型コロナワクチン 3回目接種 接種済と予約中の合計】

 

 こちらの年代別のグラフを見ますと、60歳以上の皆さんについては、2回目のワクチン接種より6カ月以上が経過をし接種券をお送りさせていただいている方が大半でありまして、そのうち85%以上の方が接種ならび、既に予約を済ませて3回目の接種に臨んでおられます。全体でも1、2回目の接種を受けた方の4分の3である76%の方に接種券を配布させていただき、そのうち6割の方は接種済ないし予約を済ませていただいているという状況です。先ほども申しあげましたが、新規陽性者が増加している40代以下の皆さんについては、6カ月経過をした方へ3回目の接種の接種券を順次配布させていただいております。現在、全体のうちの6割の方へ配布させていただいており、そのうちの5割から6割の方に接種の意志を示していただいております。重ねてのお願いになりますが、接種券が届いた方につきましては、仕事との兼ね合いなど調整が必要な部分があると思いますが、ぜひとも社会全体の感染抑止によって日常生活や経済活動を継続させていくためのワクチン接種という認識を持っていただければと思っております。

 

資料7 新型コロナワクチン 3回目接種 週単位の予約状況

【資料7 新型コロナワクチン 3回目接種 週単位の予約状況】

 

 予約状況を見ますと、一つ顕著になってきておりますのが、モデルナの中でも個別の医療機関の予約接種が3割に満たない状況が先週、また今週についても同様の傾向が出ております。どうしても個別の医療機関での接種は、診察時間などの観点からこれから接種券をお配りして接種をしていただく年代に入っていきます現役世代、働き盛り世代の皆さんの需要と少しミスマッチがある部分も見て取れるわけであります。

 

資料8 新型コロナワクチン 3回目接種 12~17歳の接種開始

【資料8 新型コロナワクチン 3回目接種 12~17歳の接種開始】

 

 そうした中で、18歳未満の皆さんも1、2回目から6カ月が経過をする方々が今月の末から出てまいります。12歳から17歳の皆さんにつきましては、モデルナの接種は、国の承認が出されていないため使用するワクチンはファイザーのみということで、4月末以降3回目の接種を始めさせていただきます。4月20日頃に接種券を一番早い方で発送させていただいて、ファイザー限定の個別接種、集団接種をこの年齢の方々には受けていただけるように準備をしております。

 

資料9 新型コロナワクチン 3回目接種 ゴールデンウィークに接種を 

【資料9 新型コロナワクチン 3回目接種 ゴールデンウィークに接種を】

 

 18歳未満のファイザー限定の接種が始まるということ、また先ほど見ていただきましたように、個別の医療機関の接種状況が伸び悩んでいることなども緩和をしまして、今月29日から来月(5月)7日のゴールデンウィークにかけて、ファイザーを用いたアルピコプラザ4階での集団接種を準備させていただきます。モデルナについては同じアルピコプラザの4階で金曜日、土曜日に行ってまいりますけれども、このゴールデンウィークの期間中はアルピコプラザ6階で、12歳以上の皆さんを対象としたファイザーによるワクチン接種を行わせていただきます。こうした取り組みも通じて重ねて申しあげますが、1、2回目の接種から6カ月が経過し、3回目の接種券を配布させていただいた皆さんにつきましては、できる限り速やかに接種をしていただけるようお願いをしたいと思っております。

 まず私からコロナ、ワクチンについての説明をさせていただきました。ご質問があれば承ります。

 

【記者】

 12歳から17歳の接種について、29日から7日までの7日間はアルピコプラザの4階で行うということですか。

 

【市長】

 そうですね。

 

【記者】

 モデルナはこの期間は一旦取りやめということでしょうか。

 

【市長】

 この期間中はファイザーのみを行うということであります。

 

【記者】

 12歳から17歳の方で2回目の接種が完了した方は何名いらっしゃいますか。

 

【ワクチン接種担当課長】

 12歳から17歳の中で2回目の接種が完了した方は、3月末くらいまでの中でおおむね1万人が対象になりますが、このうち、4月に発送予定の方は4月末までに6カ月経過する昨年の10月末までに接種された4,078人の方になります。

 

【記者】

 新規陽性者は今40代以下がかなり占めていますが、市長の個人的な見解で結構ですが、3回目の接種をしたことによる感染予防効果はあるように感じられますか。

 

【市長】

 それは私が接種をしたことで自分が感染するかどうかの効果があるかということですか。

 

【記者】

 そうではなく、一般的に例えば3世代同居しているのに、ワクチン3回目を接種した高齢者が発症しなかったとかそういうケースがあるかどうかということでお願いします。

 

【市長】

 それは以前もお答えしたと思いますが、ワクチンの基本的性格からして、感染そのものを完全になくすることは新型コロナにおいても当初の段階からそうではないという認識で我々は接種を行ってきていると思います。もちろん一定の感染そのものを減らすということにも統計的な結果は出ておりますが、接種をしても感染する方がいらっしゃることも事実でありますので、少なくともワクチンを打てば感染しないということはないという認識のもとでのコロナ対策の中の柱のワクチン施策だと思っております。その上で、たとえかかっても重症化しないという重症化リスクを減らす、抑えるということについてはより明確でより高い効果が確認されていると思っております。ですので、たとえかかったとしても、入院に至らないとかあるいは重症化に至らないということが、新型コロナの対策としては重点を置くべきポイントでありましたし、まして今のオミクロン株は重症化そのものがこれまでの変異株に比べても低い、数はどうしても広がりやすいわけでありますが、重症化自体をワクチン接種とともに抑え込めれば、先ほども見ていただきましたが、コロナ病床の使用率は一定程度に押さえ込めて、医療現場の皆さんには負担がかかっておりますが、過度な平常医療への圧迫がない状況の中で何とか乗り越えていけるのではないかと考えております。

 

【記者】

 12歳から17歳までの接種に関して2点お伺いします。1点目は予約をしてから最速で何日から接種が可能かということ、2点目は接種会場については同様に医療機関とアルピコプラザで実施するのでしょうか。

 

【市長】

 まず後者については個別の医療機関ならびにアルピコプラザでの集団接種の両方で4月の末以降受けていただけます。予約から接種までにかかる期間は、基本的には接種券が届いたときから予約ができる状況になります。その段階で開放されていて空きがある直近のところに予約をしていただくということで、現実的には最短として数日ぐらいとご理解いただければと思います。

 コロナの関係でご質問がなければもう1点報告をさせていただきます。

 

資料10 松本城周辺を受動喫煙防止区域に ①

【資料10 松本城周辺を受動喫煙防止区域に(1)】

 

 4月1日から松本市の条例に基づいて新たに受動喫煙防止区域に松本城周辺を指定させていただきました。濃いピンク色の部分、松本城の史跡の天守閣ならびに本丸庭園は国の所有でありますが、その周辺の松本城公園、二の丸のエリア、そして北側、東側の歩道の部分などの松本城周辺、さらにはそこから開智小学校に突き当たって旧開智学校までの道路、歩道につきまして、新たに4月1日から受動喫煙防止区域に指定いたしました。

 

資料11 松本城周辺を受動喫煙防止区域に ②

【資料11 松本城周辺を受動喫煙防止区域に(2)】

 

 そしてこの青い丸で印をつけさせていただいた8カ所のところに受動喫煙防止区域ということをお示しする、お知らせするマークを路面に掲示いたしております。

 

資料12 松本城周辺を受動喫煙防止区域に ③

【資料12 松本城周辺を受動喫煙防止区域に(3)】

資料13 松本城周辺を受動喫煙防止区域に ④

【資料13 松本城周辺を受動喫煙防止区域に(4)】

 

 改めて松本市受動喫煙防止条例は令和元年の7月に施行をいたしましたが、健康で快適な生活環境を保持するために受動喫煙を生じさせない環境整備を進める、受動喫煙を防ぐ措置を講じることを目的に定めた条例でございます。第8条で市長は受動喫煙の防止を図るために防止区域を指定することができる、そしてその防止区域の中あるいはその周辺で受動喫煙を防止するために必要な措置がとられた喫煙場所、喫煙スペースを指定することができるという条例があることに基づき、4月1日から松本城周辺を区域指定し、そして松本城一角にこちらの写真にありますようなパーテーション型の指定喫煙所を設けさせていただいております。

 

資料14 松本城周辺を受動喫煙防止区域に ⑤

【資料14 松本城周辺を受動喫煙防止区域に(5)】

 

 松本市内においてこの区域指定、施設そのものではなくて周辺のエリアの区域指定をこの条例に基づいてこれまで行っておりますのは松本駅前でございまして、お城口の広場そしてそこから松本駅前の市街地へ延びるこのピンク色の道路上につきましては、既に受動喫煙防止区域に指定済みという状況でございました。松本駅前は赤い印をつけたところにボックス型の指定喫煙所がございます。コンテナ型、ボックス型、密閉された指定喫煙所でありますが、当初条例を作ってガイドラインを定めた際には指定喫煙所を設けるときにはコンテナ型、密閉型と定めておりましたが、昨年松本城周辺においての受動喫煙の在り方を検討するにあたり、ボックス型でなくても、天井のない形式のパーテーション型を立地する場所をしっかりと検討し、その上で松本市健康づくり推進協議会から意見を得て認められれば、パーテーション型を設置できるようにとガイドラインを変更し、それに基づいて4月1日から防止区域の指定とともに、指定喫煙所を設けさせていただきました。

 3月31日までは松本城周辺、このピンク色の部分も喫煙ができたわけでありますが、4月1日からはピンク色の部分での喫煙は禁止させていただき、そしてタバコを吸われる方は指定喫煙所のスペースのみで喫煙をしていただくことを徹底するということで措置をとらせていただきました。

 このコンテナ型かパーテーション型かということにつきまして、一つは費用の面で、パーテーション型が300万円から400万円ぐらい、そしてコンテナ型は1,500万円余りかかるということを、そうしたことの中で総合的に立地場所などを考えれば、できるだけ区域指定というものを、受動喫煙防止の観点から広げていく、そしてトータルで言えば段階的に受動喫煙防止であり、また禁煙を松本市内で進めていくということから取った措置でございます。新年度の予算におきましても、受動喫煙防止区域の施設をさらに増やすということで松本市の総合体育館そして松本市野球場にこうしたパーテーション型の指定喫煙所とともに受動喫煙防止区域への指定を進めていきたいと考えております。早ければ来月(5月)以降この2つの体育施設については、受動喫煙防止区域に新たに指定し、分煙を徹底するということを進めてまいりたいと思います。

 以上私から報告させていただきました。

 

【記者】

 今回受動喫煙防止区域を広げたねらいと効果を改めてお聞かせください。

 

【市長】

 令和元年の夏に制定されましたこの受動喫煙防止条例、やはり健康で快適な生活を子どもたちやタバコを吸わない方々に送ってもらうということを松本市としても積極的に進めていくために条例を制定いたしました。私の就任前でありますが、当初は先ほど見ていただいた松本駅前のみならず、大名町、松本城へ向かう大通りなどを区域指定の候補として検討し、また地域の住民の方々、事業所の方々とも調整を進めてきた経緯がございましたが、事業の兼ね合いとか、あるいは先ほど見ていただいた指定喫煙所の設置場所をどうするかといった問題で現実には松本駅前に留まってきたという状況がございました。できればこのことを段階的に広げていくことが健康という旗印を掲げてきた松本市としても、取り組むべき方向と考えております。今回まずは松本城周辺ということで、それを進めていくための現実的な方策としての指定喫煙所の形態の在り方を見直すことや、これを契機としてそれぞれ市街地の区域においても今後地域住民の皆さんと話し合いを重ねながら今、駅前そして松本城周辺と進んできたエリアを拡大していくことが必要だと考えております。そうすることが子どもたちをはじめとした健康快適な生活の保持であり、また環境に恵まれたとりわけ空気の美味しいこの松本という都市のイメージさらにはブランドの向上にもつながっていくものと考えています。

 

【記者】

 受動喫煙防止については、近隣のコンビニ店で市の職員の方が昼休みに喫煙をしていらっしゃるという関係が市長への手紙に報告されたとのことですが、そのあたりについて今後はどのように対応されるのでしょうか。

 

【市長】

 今回の松本城周辺の区域指定のきっかけとなりましたのは、松本城周辺では喫煙ができる、あるいはその一方で市役所をはじめとした学校や市有施設で、先ほどの条例に基づいて喫煙禁止になっている中で市の職員の喫煙の在り方が問われるということがございました。その問題に直面する中で、改めてこの条例が目指していた区域の拡大を順次行っていくことに今回の対応はつなげていくものであります。その上で職員の喫煙の在り方、マナーについては今回少なくともこの西側の端の方ではありますけれども、指定喫煙所が設けられましたので、仮に喫煙をする場合にはこの場所で喫煙をするということを徹底してまいりたいと思っております。喫煙は最終的に現時点で日本では個人の自由ということでございますけれども、この受動喫煙を防止していくという観点などからも、喫煙の在り方は改めて職員一人一人向き合って考えていただきたいと思っております。

 

【記者】

 区域制定に伴う喫煙所の設置についてお伺いいたします。先ほど構想で区域を広げていく中で、具体的に今年度で総合体育館と野球場に設置されるというお考えを示されましたが、市長の考えの中で、今後具体的にどういった方面に設置したいと考えていらっしゃいますか。

 

【市長】

 改めて条例とそれに基づくガイドラインでの整理をさせていただきますと、令和元年の条例設置の時に医療施設、あるいは学校教育施設、保健福祉施設、行政施設、学習文化施設など具体的に施設を列挙して、それについては受動喫煙防止区域に指定するということで、この段階で指定したものはかなりにのぼっているわけであります。その上で、ただちに指定というところまでは至らないものとして、もし指定をする際には指定喫煙所を設けることで分煙を徹底して受動喫煙を防止するという次のレベルの施設ということで、例えばまつもと市民芸術館や音楽文化ホール、あるいは先ほど申しあげた総合体育館や野球場、そして松本城周辺といったものが列挙されております。今回この中から松本城周辺や総合体育館、野球場についての指定ということに進むわけでありますが、こうした施設につきましては、施設の性格と利用する皆さんの状況を鑑みながら進めてきております。元年の条例制定時の姿にはかなり近づいていると思っております。区域指定することのねらいや効果といった観点から考えたときには、人通りが多く子どもやタバコを吸わない方々が多く通行する中心市街地を受動喫煙のリスクのない街並みにしていくということは大きな方向性になっていくと思います。それをどう段階的に進めていくかということを今回のこの松本城周辺の区域指定を一つのきっかけに、改めて市役所内でも機運を高めて喫煙についてこれまで必要だと考えてきた事業者の皆さんなどの理解を進めていくということで、健康づくり課やその地域の皆さまとの話し合いを進めてまいりたいと思っております。

 

【記者】

 分煙を徹底するうえでの喫煙所の設置ということですが、何も知らない市民からすると、喫煙所が設置されることで、結局喫煙する場ができたんじゃないかとか、実際景観に与える影響とかもパーテーションでもあると思います。そうした中で全面禁煙に踏み切れなかった理由と今後そういった誤解をされる方もいらっしゃると思いますので、そういった方に対してどのように周知を図っていかれますか。

 

【市長】

 まず全面禁煙に踏み切るという思想に基づいた条例ではないということは申しあげておきたいと思います。これは前の市長の時代に、あるいは元年に制定した条例はある部分については分煙の徹底を前提に受動喫煙防止を進めていくことです。松本駅につきましても、いわば分煙の徹底のための施設を高額な費用がかかっても作り実現していくということで、現実的な方策としては大勢の方々が集まったり利用したりする駅や、あるいは内外から大勢の方が訪れる松本城周辺といったことを考えたときには、現実的なそして妥当な方法論だと当時も考えていたと思いますし、現時点においても私も同様の考えであります。これを段階的に進めていくことで、日本の喫煙習慣が欧米のより禁煙を前提としたような生活習慣や社会環境につながっていくのかなと考えております。そのうえで、前半のご指摘については私も非常に反省をしなくてはいけないところだと思います。今朝の市民タイムスの記事のトーンが少しそうだというふうに私自身も伝えなくてはいけないことが伝えられてないと反省をいたしました。4月1日から松本城周辺は、それまではタバコが吸えたが、少なくともこの指定喫煙所以外では吸えなくなった、このこと自体をしっかり広報、周知ができていたとは言えない状況だということを改めて反省いたしております。先ほど見ていただいたように、この8カ所には受動喫煙防止区域ですというマークを表示しておりますが、これだけで十分ということはないと考えております。また半年ほど前にこの問題が提起されて4月1日からは松本城周辺を喫煙防止区域にして、そして一角に喫煙所を設けるということは報道も通じて1回は行われておりますが、それだけでは十分でないということは改めて思っております。日頃から政策は市民の皆さんにしっかりと届いてこそ意味がある、また今回のようなルール変更は、そのことをしっかり繰り返しやっていかなくてはいけないと思っております。ですので、今回メディアの皆さんの前でご報告させていただき、改めて報道を通じて伝えていただくことはもちろんでありますが、ホームページやさまざまな広報媒体を通じて市民の皆さんには条例の趣旨、その条例に基づく区域指定、そして区域指定とセットで一定の場所において行う指定喫煙所の設置を改めて周知徹底してまいりたいと思っております。

 

【記者】

 松本城の指定喫煙所の立地についてですが、市の職員で喫煙を継続される場合は、指定喫煙所の利用とおっしゃったと思いますが、ただ市役所から遠くて、 敷地あるいは周辺を横切るのでイメージ的には良くないのではないかなということと、完全分煙を目指すのであれば市庁舎の近く、あるいは敷地内に分煙施設を設置するという選択肢はなかったのでしょうか。

 

【市長】

 市役所の職員の目線だけを考えれば今おっしゃったような立地をということも一つ考えではないかなと思います。そのうえで今回、もちろん市役所の職員も喫煙の対象であるわけでありますが、これまで受動喫煙防止区域でなかった松本城周辺でありますので休日をはじめ市内あるいは県内外から訪れる大勢の方々も受動喫煙防止に協力をしていただくことが必要になります。またそうした施設を設ける場所が松本城周辺を訪れる皆さんにとって観光目的や憩いの目的ができるだけ妨げられないような場所、そして一定のスペースが確保できる場所を総合的に考えて、西側の昔児童公園等があった場所でございますが、トイレの横に設置をさせていただくことにいたしました。市の職員は喫煙所までの距離が少し長くなりますが、基本的に喫煙を行うのは昼休みなどやあるいは仕事が終わってからだと思いますので、距離の問題は、喫煙には大きな影響がないだろうと思います。またお城を通ってということでありますが、少なくともタバコを吸いながら通るわけではありません。一市民として松本城公園をいわば散策してもらうということではないかなと考えております。

 

【記者】

 先日総合体育館のスケートボード場の拡張を整備されたと思うのですが、スケートボード場を作りたいという発言は2020年にされていて、そのときに合わせてマウンテンバイクコースの整備についても実現の可能性を検討したいとおっしゃっていましたが、その議論は今どのようになっているのでしょうか。

 

【市長】

 スケートボードの要望を受けたことと前後してマウンテンバイクをはじめとした自転車のレジャーについて市民の有志の方からマウンテンバイクのコースの要望もお受けいたしました。スケートボードの場所につきましてはこれまであった松本市体育館の一角を拡張するということで直ちに予算化をさせていただいて、この春から実現をしているわけであります。一方マウンテンバイクのコースにつきましても、町内におきましては、関係する部局に対して可能な場所はどういうところがあるのかというものについては、その関係者の皆さんと検討は始まって続けております。まだ具体的にどの場所でというところの絞り込みには至っておりません。引き続きスケートボードもそうでありましたけれども若い世代の方々が松本の自然環境や立地条件を踏まえたうえで、新しいスポーツの在り方、楽しみ方、子供たちも含めての遊びの在り方ということでの提案として可能性を引き続き探ってまいりたいと思っております。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

 

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