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市長記者会見 令和3年(2021)9月21日

更新日:2021年9月21日更新 印刷ページ表示

市長記者会見資料(令和3年9月21日)[PDFファイル/959KB]

記者会見で使われた資料をまとめたものです。

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令和3年9月21日 市長定例記者会見

資料1 松本圏域と松本市の感染者の推移(7月1日以降)の画像
資料1 松本圏域と松本市の感染者の推移(7月1日以降)

【市長】
 新型コロナウイルスの感染者ですが、今日(9月21日)確認をされた新規陽性者はございません。直近1週間の新規陽性者は24人ということで、先週に続いて20人台半ばという状況に落ち着きをみせています。当面、新規陽性者の数が低い状況が続くように、引き続き、感染防止措置については市民の皆さんに、しっかりと続けていただくことを改めてお願いしたいと思います。

資料2 新型コロナウイルス感染者の状況の画像
資料2 新型コロナウイルス感染者の状況

 改めて、年代は20代以下の方が半数近く、感染経路は、県外滞在の方の割合は1割程度に少なくなり、療養場所は宿泊療養の方が6割近くを占めているという状況が続いております。今後、松本市としては、ワクチンの接種を全世代に促進をしていくこと。そして松本圏域の医療機関は、抗体カクテル療法を日帰りでの治療で取り入れさせていただきましたので、改めて、感染した方には、重症化を防ぐための措置をさまざまな形でとってまいりたいと考えております。

資料3 松本市のワクチン接種率の画像
資料3 松本市のワクチン接種率

 ワクチンの接種率は、2回完了をした方が51%という比率になりました。30代以下の方の予約率も、30代は65%近くになりました。また20代も57%ということで、少しずつ増えているという状況ですので、若い方々にも、重症化防止の効果を鑑みていただいて、積極的な接種をお願いしたいと思います。

 ワクチンに関して1点私からご報告をさせていただきます。
 先週の土曜日、(9月)18日に、アルピコプラザ4階で集団接種をした際、129本のワクチンを充填した注射器、ワクチンを廃棄する事態が生じました。
 少し経過を詳しく説明をさせていただきます。ワクチンの注射をするにあたって、希釈、つまり薄める行為を行います。ワクチンの入っているバイアルと呼ばれる小さな瓶に対して、生理食塩水をまず注入して、およそ2倍に薄めるという行為を行います。そして、生理食塩水を入れたバイアルを動かして混ぜ合わせる形をとって、希釈をしたワクチンを一つのバイアルから注射器6本分、注射器で吸い上げると。そしてワクチンを実際に接種する注射器を用意するという、これを今回のアルピコプラザの集団接種会場では、午前と午後、それぞれ必要な注射器分を用意して接種を行います。これを行うのは、接種にご協力いただいている看護師、並びに薬剤師の皆さんです。
 18日、土曜日のアルピコプラザにおいては、看護師と薬剤師の皆さん5人でワクチンを希釈し、注射器に吸い上げ、準備をするという行為を行っていただきました。その際、午前中は予定をしていた接種者が330人。(バイアル)1つから6人分を注射器に入れますので、55個のバイアルを希釈し、そこから330本、330人分の注射器に吸い上げると。これを用意した段階で順次接種を行っていく。これが作業工程です。この作業工程が一通り終わるときには、用意した330本の注射器と55個のバイアルがちょうど無くなる状況になって、実際の接種を行うわけですが、18日の8時30分ぐらいから希釈作業を行って、集団接種を始めたのが9時30分ぐらいです。このすべての注射器に充填を終えるタイミングが、通常大体10時30分ぐらいになるのですが、充填をし終える直前に、一つのバイアルが余っていて、注射器の方は既に残っていないという状況があることが判明しました。
 これはどういうことが想定されるかですが、これは後々わかったことから類推する部分もありますが、通常、希釈をする生理食塩水を入れて、希釈をしたあと6本分注射器に充填する。そうすると使った空になったバイアルは、当然ですが区別をしてもう使わない状況になるわけですが、どうもこの作業工程の中で、一つのバイアルはワクチンが空になった状態で、もう一度そこに生理食塩水を入れ、希釈の行為を行って、そこから注射器に生理食塩水を充填するということが、この5人の皆さんの作業の中で行われた可能性があるということが、10時30分ぐらいの段階でわかりました。
 この段階で、330人の皆さんのうち195人は、既に充填していた注射器を使って接種を済ませていた段階でした。330のうちの残りは135ということになるのですが、1バイアル分、6本の注射器にワクチンが含まれていないただの生理食塩水があって、それを195人の方々のうちの6人に接種をした可能性と、その段階で用意をした、まだ使っていない注射器135本分側にある可能性と、両方あったことがその段階で推定でき、そこで事態を把握して、135人の方のまだ使っていない注射器は急きょ使用しないということにして、それ以降使う予定になっていたバイアルを新たに配布して、用意しました。午前中残りの分の接種は、新たに開封をしたバイアルのワクチンを使って接種をいたしました。

 その後、1バイアル分を使わないで生理食塩水だけの注射器が使った側にあるのか、それとも、使わないで留保した側にあるのかを担当者で確認作業を進め、最終的に午後3時過ぎに、使わないで区別をした135の注射器のうち6本に、ワクチンが希釈されていない生理食塩水のみの注射器があることを確認しました。従って、195人の事態がわかる前までに接種を済ませた方は、通常通りワクチンを希釈して接種をさせていただいたことがこの段階で確認でき、残りの分は、希釈から6時間以内に接種を行わなければならないというルールがあり、時間的に、改めてそこから使用に回すということが事実上できない状況になっていたため、廃棄ということになりました。
 この間、最初の事態が発覚してから、とりあえず残りについては新しいバイアルで対応するということで、準備を整えるのに土曜日の午前中、40分程度会場では接種のスタートが遅れました。そして、195人の方々については、結果的には生理食塩水を注射するという事態には至らなかったということですが、希釈の進め方の中で不手際があったということは事実で、改めて担当部課では、事態をしっかりと受け止めて、今後、こうしたことがないように、今まで、基本的には午前中なら午前中分のバイアルと注射器を300人あまり分ずつ、そろったところでしっかり数は合っているな、だから大丈夫だなということで進めてきたわけですが、今後は、バイアル1本ごとにきちんと6本の注射器に充填がされた、そしてそれをしっかりと場所を区別して置いていくということを、現場で徹底をしなければいけないということで対応してまいります。
 これまでに、接種が2回完了した方で51%ということで、既に10万人を超える市民の皆さんに接種をいただいて、さらにこれからも促進をしていこうというタイミングですので、こうしたことが繰り返されないように、松本市全体でしっかりと対応してまいりたいと思っております。なお、接種スケジュールは、今、十分な量のワクチンが確保されていますので、予定しているスケジュールに影響が出ることはございません。
 私から、コロナ、ワクチンについてご報告をさせていただきました。

【記者】
 ワクチンの廃棄の関係ですが、ファイザー製でよろしいでしょうか。

【市長】
 そうです。

【記者】
 廃棄したのが129回分ということは、最後1個だけ余ったバイアルは使っているので135人分かな。

【市長】
 そのうちの1バイアル(6人分)は除くという形ですね。

【記者】
 午後に使う分とかを前倒しての129回分ということですね。

【市長】
 そうです。

【記者】
 先ほど市長、スケジュールには影響ないということでしたが、当日、例えば午前午後といった場合には、ディープフリーザーというか、冷凍庫か何かから前倒しで持ってくる準備はされているということですか。それは、例えばミスがあったときとかに備えてということですか。

【市長】
 ミスがあったときを前提にしているわけではないと思いますが、少なくとも会場にはあるということで、その対応をいたしました。

【記者】
 その部分ですが、今まで、全国でも廃棄とかミスであったと思うのですが、決してミスがあってはならないと思うのですが、あまり現場が萎縮するのもなと思うのですが、今まで市内でモデルナ、ファイザー含めて、ワクチンを廃棄した事例はこれ以外にあったのでしょうか。

【市長】
 ワクチンの廃棄自体は、数本単位という意味で言えばございます。事情についてはこうしたミスによるものという認識ではございませんが、これまでワクチン接種を始めて、合計で、この後事務方に精査をさせて報告はさせますが、数十ぐらいの合計にはなっているという報告を受けております。(5月8日から集団接種会場で廃棄したワクチンの数(注射器数)は227本でした。)

【記者】
 全国で見れば生理食塩水だけ打ったという方もいるかと思うのですが、今回そういう事態に至らなかったというのは、現場でいろいろ精査して、生理食塩水を打っていないというのは確実に確認されたということでよろしいですか。

【市長】
 先ほどご説明させていただいたように、既に打ってしまったもの以外を使わない状態にストップして、ワクチンが入って希釈したものと、生理食塩水だけのものは、少なくとも背景が黒いような状況でしっかりと目視をすれば明白に違いがわかるということです。ですので、ワクチン会場はなかなか落ち着いて作業する場所も無かったということで、1回市役所に戻って、それを一本一本しっかり確認をした結果、明確に6本を全く混じり気のないものとして確認ができたということです。ですので、少なくとも、結果としては、195人の方々に生理食塩水を注入した可能性はゼロであるということです。
 ただ、あくまでこれは結果そうなったということで、場合によってどこで混じっていたかということは、どの方のどの作業がということは確認ができませんでしたので、生理食塩水を注入してしまう事案は起きる可能性があったと。そのことをやはり深刻に受け止めなければいけないと考えております。

【記者】
 確認ですが、129本注射という形に、充填作業して、一本一本チェックして129本残った中に、6本が生理食塩水だったことが午後3時過ぎに判明したということですが、最初に打った195人には、きちんとした希釈されたワクチンが接種されているということですか。

【市長】
 その段階で確認をわれわれとしてはしたということです。

【記者】
 同じところで確認ですが、この6本が生理食塩水だと確定するのは目視なのですか。何か成分検査みたいなものはされたのですか。

【市長】
 これは目視ということで、明らかな違いがあるということで確認をいたしました。

【記者】
 細かい点を確認させてもらいたいのですが、会場で、この日の接種体制ですが、先程市長は、5人の薬剤師さんと看護師さんが希釈の作業に当たっていたとおっしゃったと思うのですが、5人でよろしいですね。

【市長】
 はい。

【記者】
 全体の体制とすれば何人で、午後も含めて接種予定何人だったというのはわかりますか。

【市長】
 それは少し確認をさせて後で報告します。もう一度確認を私からできる部分でいきますと、作業としては、生理食塩水をバイアルに注入する。そしてそれを攪拌(かくはん)し、希釈したワクチンを注射器に充填するという作業を5人で分担。分担というのはそれぞれがこの一連の作業を分担してやるということをやっておりました。今ご質問は、実際に注射をする方、問診をする医師、それ以外の事務スタッフということまで含めてということであれば後でまたご報告をさせていただきます。

【記者】
 今回は廃棄してしまったということとともに、危うく生理食塩水のみを接種してしまう状態だったということだと思うのですが、接種してしまった場合だと、誰に接種したかというのがなかなか特定も難しかったと思うので、廃棄よりはその点が、影響とすれば(結果的には出なかったですが)大きかったかなと思います。再発防止策で先ほど市長もおっしゃっていたのですが、そもそも今回のやり方自体が接種ミスを招くような体制だったと認識されているのかというのと、再発防止策は、さっきおっしゃったことをやるとどうして同じミスがもう起きないのかというところをもう少し詳しく説明していただいていいですか。

【市長】
 まず人間がやることですので、完全に何百、何千、何万、何十万というものでゼロにできるかということは、どんな方法をとっても限界があるということかもしれません。今回で言えば、55個のバイアルが全部空になる。そして用意した330本の注射器がすべて充填される。これが釣り合っていれば間違いなく希釈をしたワクチンを用意できたということです。この単位をもう少し小さくすることで、330やって、330あり、はいよかった、ということにならないようなケースを早めに見つける。6と6が合わないのだったら、もちろん合わないところの発見が早くなりますし、場合によってその6を廃棄しなければいけないということになっても影響は最小限で抑えられるということです。

【記者】
 運用とすれば、5人で分担していたものを、そもそもみんなで一斉にやるとか、そこも細かく変えていくのですか。

【市長】
 現場に任せます。

【記者】
 ワクチンの接種率の関係でお伺いしたいのですが、先週まで49%くらいが、この4日間、連休も含めてですが、5割を超えたということで、国と県も見たのですが、人口の単位が違うので合っているかわからないですが、国、県より、データベースによると一応は上回っている数字かなと思うのですが、現状、市長として15歳以上の接種者が5割を超えたということの認識についてはどう思われますか。

【市長】
 まだ途中経過だという認識で、この前も申しましたが、国も一つの目安としている80%の接種率を、ご希望される方々全員といったときの目安にして、それについて松本市内でクリアするのに必要なワクチンの量は用意ができていますので、11月20日をめどにしっかりと接種していただけるように、やるべきことをしっかりやっていきたいと思っております。接種については、大都市部、過疎地域、かなり状況に幅がありますし、松本が比較的医療機関に恵まれた圏域だということも、接種の進み具合には影響を与えていると認識しています。
 これから先は、年代としては30代以下の皆さんに、改めて接種の有効性と、個人にとっても、社会全体にとっても、これからコロナとの共存ということを、社会全体で向き合っていかなければいけない状況を考えたときに、お一人お一人が納得をして接種をしていただけるように取り組んでいきたいと思っています。

【記者】
 今すぐは難しいかもですが、若い世代に関すると、やはり副反応とかの怖さを口にして接種をためらうというのがあるのですが、今、市の情報では重症化リスクを防げるという数字は出ているのですが、実際にワクチンを接種して、アナフィラキシー、もしくは何か強い副反応があったという、救急搬送までいかなくても何時間か会場にいたとか、そういう事例を取りまとめるようなことを発表する可能性はありますでしょうか。

【市長】
 先週、(議会答弁で)数はお知らせさせていただいたかなと思います。正確にはもしあれでしたら改めて報告をさせていただきます。もちろんゼロではないわけですが、極めて割合としては少ない。そしてそれが生命に直結するような状況でないような体制のもとでの接種を、これは松本だけではないと思いますが、進めてきております。
 今、若い人たちが、年配の世代に比べて、接種の進行がそこまで進んでないのは、私は副反応が主たる理由では必ずしもないのかなと思っております。まず大前提としては、枠の設定は感染リスクの高いお年寄りから、年代の高い方から進めてきましたので、今それの途上にまずあるということ。それと、これも疫学的にもほぼ確定していると思いますが、やはり確率論で見れば若い人のリスクは相対的には少ないということ。さらに、副反応というよりも、科学や医療はすべてにわたってそうですが、未来永劫、本当に新たな医療や治療がリスクゼロということは証明はされていないわけですので、そうした中で、これからの生活の方が長い世代、あるいはこれから子供を産み育てていく世代が、相対的には慎重になるということには合理的な理由もあると思います。その上で、今、さまざまな治験が積み重ねられてきて、少なくとも情報の精査を社会としても、個人としてもする中で、ワクチンの接種については、これまで以上に、肯定的に受けとめていただいて、接種に踏み切っていただければと考えています。

【記者】
 明日から12歳から14歳の接種の予約が始まるのですが、その世代に向けて、ワクチン接種を呼びかけるというか、コメントをいただければと思います。

【市長】
 今申しましたように、治験の積み重ねの中で、年齢が少しずつ若い世代にも、限りなくリスクは最小化できるということが全世界的に共有されて、日本政府としても、12歳から15歳の接種を促すという状態になっております。松本市としても、そうした理解の上に、ご希望される方には十分な接種の機会を持っていただける体制を整えました。
 ただ、やはり、特に子供の世界は、医学的なリスク以外にも、社会的にどうしても接種をする、しないということが、友人関係やいじめといったような形にも、情報の伝達の仕方によっては広がりかねません。今回、いわゆる集団接種を、学校現場や、皆が誰が打った、誰が打たないというような詮索につながらないような形で、個別にそれぞれのご家庭から予約をしていただいて、接種をするような形をとらせていただいています。そういう中で落ち着いて、ご家庭ご家庭で接種の意味を受け止めていただいて、前向きに接種していただければと考えております。

 コロナ、ワクチンの関連で他にございますか。無ければそれ以外について私の方から1点ご報告をさせていただきます。

 先日、動物愛護管理法に基づく立ち入り監査を事業所に行ったところですが、昨日から1週間は、この動物愛護管理法に定められた動物愛護週間です。この1週間は動物取扱業の事業者だけではなく、一般の飼い主の皆さんにも、適切な飼育、管理を呼びかけるという期間です。飼い主の皆さんには、動物はもちろん、人も健康で快適に暮らせるように、この動物の習性を理解し、適切な飼育管理に努めていただくようお願いしたいと思います。ともすれば、ふん尿の放置、あるいはしつけの不足といった形で、動物をめぐるトラブルは数多く発生しております。この週間を機に、飼い主としての責任を持って、周辺の管理環境にも配慮をしていただきたいと思っております。
また、先日、松本市保健所が当該事業所から引き取った21頭の犬ですが、ホームページに公開をして申し込みの受け付け、さらには全体的な説明会、そして譲渡先を決定するというプロセスについて、現在、この21頭それぞれの犬について、毛玉の繕い、その他、状態の悪い犬も見受けられるために、今、ボランティアの皆さんの協力も得て、そうした環境を整えているところです。ですので、この申し込みの受け付けは、来月以降ということになる見通しです。引き続き、そうした動物への対応をして、できるだけ早く、申し込みの受け付け、譲渡先を決めるというプロセスを進めたいと考えています。

 私からは以上です。

【記者】
 週末に、地震の関係で、槍ヶ岳で落石に伴う遭難事例がありましたが、昨年も群発地震あったところですので、まず、受け止めをお伺いしたいのと、山での安全について、今回のことを踏まえて市で何かできるような周知あるかどうか、お考えのことがあれば教えてください。

【記者】
 幸い、今回の地震による被害は最小限に抑えられ、人命が損なわれるようなことにはつながらなかったことは幸いだと考えております。この3連休、具体的な報告までは受けておりませんが、非常に大勢の方々が、今のコロナの状態を少しでも、日常生活から解き放とうということで、松本に関わる山に訪れられた方も、非常に多かったと、認識をしております。一方で、地震をはじめ、自然災害のリスクは、気候変動も相まってこれからも、決して小さくなることはないわけです。これから松本市が、いわゆるアルプスリゾートを中心として、大勢の方々に、山を楽しんでいただくということは、特にこの裾野を広げていくということで、いわゆる登山家の方にとどまらない愛好家、家族連れに、さまざまな山の楽しみ方をしていただこうということを、われわれとしては計画をしているわけです。そのときに、ご指摘があったように、地震や自然災害への備えは、これまでのいわゆるプロフェッショナルな人たち以上に、できるだけ情報のきめ細かさや、何かあったときに直ちに連絡が途絶えないでできるようなことが、これまで以上に環境整備として必要になると考えます。今回の事案とは直接関係ありませんが、先週から、北アルプスに入山をしていただく方に金銭的な負担をしていただく。これをトライアル的にやろうという試みが始まりました。環境省、地元自治体、さらには、北アルプスの山小屋の方々から要望がずっと続いていたものですが、ようやく一歩踏み出したと思っています。こうしたことで、広く財源も確保しながら、地震をはじめ災害への備え、そのための情報通信環境や山道の整備、そうしたことをトータルで取り組んでいくことで、安心安全をこれまで以上に提供し、コロナの落ち着きとともに、より多くの世代に松本の山を楽しんでいただけるように取り組んでいきたいと思っています。

【秘書広報室】
 以上で市長定例会見を終わります。

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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