ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > ようこそ市長室へ > 市長記者会見 > 令和3年度 > 市長記者会見 令和3年(2021)6月29日

本文

市長記者会見 令和3年(2021)6月29日

更新日:2021年6月29日更新 印刷ページ表示

市長記者会見資料(令和3年6月29日)[PDFファイル/1.69MB]

記者会見で使われた資料をまとめたものです。

スマートフォン等対応動画版

再生時間39分14秒

テキスト版

資料1 松本圏域と松本市の感染者の推移の画像
資料1 松本圏域と松本市の感染者の推移(4月1日以降)

資料2 デルタ株(インド由来)についての画像
資料2 デルタ株(インド由来)について

テキスト版の画像1

テキスト版の画像2

【市長】
 まず、新型コロナウイルスの感染状況ですが、今日確認された新規陽性者は0人です。直近1週間の新規陽性者は12人でありますが、昨日(6月28日)、長野県が、松本圏域の感染レベルを3から感染レベル2に引き下げております。1週間をとったときに、ちょうど1週間前にあたる日に6人の新規陽性者を確認しておりますので、12人という2桁の数に上っておりますが、おおむね1桁で推移できるような状況になってきたと認識をしております。
 そのように、現在市内の感染状況は落ち着きつつあるという認識でありますが、首都圏では、リバウンドの傾向という指摘もございます。また全国的に感染力がより高いインド株と言われてきたデルタ株への置き換わりが進んでいくと見られます。そこで、松本市内におけるデルタ株の現状でありますが、変異株のスクリーニング検査につきましては、4月以降松本市保健所で随時行ってきました。5月以降は、全てがアルファ株、英国株に置き換わっていたという状況です。その上で今月(6月)8日からは、このデルタ株を検出するための、L452Rという変異株のスクリーニング検査を実施しているところです。昨日までのデルタ株の検査実施数は30件に上っています。検査に必要なウイルス量が確保できる陽性者については、全例スクリーニング検査を行うことを原則とし、その上で陽性となったものは、国立感染症研究所において検査を実施してデルタ株であることが確定をするというプロセスであります。これまでのところ、松本市内の新規陽性者でこのL452Rが陽性であったという数は、こちらにありますように0件です。解析できないものが1件ございましたが、現在のところ、このデルタ株の確認は松本市内では行われておりません。ただ、今後デルタ株が全国的に広がっていけば、松本においても、従来の変異株からデルタ株に置き換わっていくというのは、当然予想されることであり、このデルタ株に対する対処が、今後の新型コロナウイルスの感染症対応で軸になってくると考えております。既にいろいろな場面で報道されておりますが、このデルタ株の特徴は、感染力が従来株のおおよそ2倍ということであります。イギリス由来の先の変異株が1.3倍と言われておりましたので、それよりも感染力が強いということです。同じウイルス量でも感染しやすい、あるいは、感染者から排出されるウイルス量が多く、そうしたことに鑑みますと、改めて市民の皆さんにお願いしたいのは、従来と同様の対策をとる上で、その徹底度を強めていただく、高めていただく必要があるということです。密閉、密集、密接、いずれも避けていただき、換気についても、より感染力が強いという意識のもとで頻繁に換気を行っていただく、また人と人との距離もこれまで以上にしっかりと確保する、マスクについてはきちんとフィットさせて着用する、可能であれば、不織布のマスクを利用するといったことをお願いしたいと思います。

資料3 16~64歳の方へ接種券の送付の画像
資料3 16~64歳の方へ接種券の送付

 続いてワクチンについて申しあげます。昨日現在、65歳以上のワクチンの接種について1回目が完了した方は、接種率で52%、また2回目が完了した方は、接種率で20.5%であります。おおよそ、全国平均を少し下回る状況かと考えておりますが、松本市はこの高齢者の接種については想定したペースで進んでいると認識をしており、7月末を目途に完了することを目指して進めてまいりたいと思っております。
 さらに、16歳から64歳の方につきましては、昨日28日から接種券の送付を始めさせていただきました。明日30日までには、松本市役所からの送付を行って、到着は数日かかると思いますが、これによって松本市民全ての皆さんに接種券をお渡しすることができるということであります。先日も申しあげましたが、接種券を受け取っていただいて、その上で、大きく分ければ3つの系統がある接種方法にそれぞれ従って予約をしていただきます。
 松本市が実施主体となる接種、これは高齢者の接種を完了し、さらに基礎疾患を持つ方々の接種を済ませた後ということで、8月中旬頃からの予約を想定しております。これは決定次第、お知らせさせていただきます。また国、県が運営する大規模会場での接種については、それぞれの運営主体へお問い合わせをしていただくことになります。さらに、職域接種につきましては、松本市に所在地のある企業、団体ということで、これまでに申請を済ませた団体は5つ確認をしております。先週末で一旦応募を打ち切りになっていますが、1つは公設地方卸売市場を中心としたグループ、もう1つはアルプス山岳郷、さらに旅館や飲食などの団体グループ、そして、教職員、小中学校の教職員のグループ、もう1つが、アルピコホールディングスであります。松本市に関係する団体企業、職域接種の申請を済ませているのはこの5つでございます。
今政府のさまざまな発表を見ると、ワクチンの供給能力を接種能力が上回っている状態というふうに認識をしております。職域接種など、従来の自治体接種以外の方式も政府が新たに導入をして、この6月は全国各地で非常に接種の体制を整えて申請を行おうという動きが急加速いたしました。その結果として、政府がこれから7月、あるいは8月以降に供給していくワクチンの量と、自治体が申請をし、あるいはこれからさらに申請をしていこうという需要との、いわば逆転現象が起こりつつあるといいますか、起こりそうだということで、先週職域接種の一時停止が発表されたと認識をしております。
 こうした状況ですので、まずは4月末を目途とする高齢者接種までは予定通りしっかりと完了をするということ、そしてその後については、政府の動向、情報収集を、迅速、的確に行いながら、松本市として基本設計をしている接種体制を微調整する必要があるのかどうかということを、しっかりと見極め検討してまいりたいと思っております。
 私からはコロナ、ワクチン関連は以上です。まずこの点についてのご質問をお受けします。

【記者】
 スクリーニングについて、現在0件ですが、今後感染者が出た場合は定期的にやっていくのかそれとも今回追加するものでしょうか。

【市長】
 先程も申しあげましたが、6月8日以降、基本的に十分なウイルス量のある陽性者については、原則全員行っていきます。従来のイギリス株の時も、ある時期以降は全て行っておりましたので、今回も同様です。ただし、ウイルス量が十分でない、あるいは同一の感染グループであることが確実で、それを全てやらなくても、そのグループはアルファ株だと認識できるというケースについては行わないということが原則ということの意味であります。

【記者】
 あくまで市のサンプルとして、本人に知らせることはないのでしょうか。

【市長】
 はい。

【記者】
 ワクチンについて、昨日から接種券の配布が始まりましたが、8月まで1ヶ月以上あるので接種券の紛失があるとは思わないのですが、今まで65歳以上の接種券配布を無くしてしまったり、1回目を受けたけど2回目が受けられなくなってしまったなど、再発行した事例はあるのでしょうか。

【ワクチン接種担当課長】
 4月下旬に75歳以上の方の通知を発送し、本日までで約6,500件ほどの再発行を行っております。

【記者】
 国の方で7月のファイザー製のワクチン供給量が、今までに比べれば減るのではないかと地方から不安の声も出始めているようですが、7月以降の供給がまだ見通せないですが、市長の見解としては、供給量は減ると思いますか。あるいは見通せないということで実際に現場に影響が出るかどうかはどのように思われますか。

【市長】
 先程申しあげましたように、今の段階での私の認識は、7月末を目途に完了しようとしている高齢者分についての供給は予定通り行われるという認識を持っております。それ以降の64歳以下の接種に関しては、かなり不確定要素が大きくなっていて、先程もお示しをしたこの3つの系統ですが、基本的には1番はファイザーで、2番、3番はモデルナと言われてきました。特に職域接種の門戸開放を一気にしたことで、モデルナの供給量は政府が想定していた供給量を超える需要になりました。この2番、3番の整理をどうするか、あるいは3番の部分の職域接種をかなり大ざっぱにやっている申請も散見されるということで精査が必要という理由により先週末でこの申請が一旦打ち切りとなりました。次どうするかということのめどは示されておりません。1番の自治体が実施主体となり、まず高齢者の接種を7月末までに完了しようと言っていたファイザーについて、政府が発信する情報では、今のところ予定したものは対応できると認識をしております。

【記者】
 塩尻市の方で、中高生の接種について独自の方針が昨日示されましたが、松本市として現段階で考えていることはありますか。

【市長】
 まだ一言で言いますと検討中であります。政府から、12歳から15歳についての安全性に対する明確な検討、見解は示されていないと認識しております。また専門家も、副反応やその他で見解も分かれている部分もあり、さらには、ワクチンの供給の在り方も不確定要素が多くあります。そうなると、優先順位をつけて対応していくことで、高齢者、そして基礎疾患を持つ方の接種を完了して、その先にということになります。この12歳から15歳の接種についてもその後検討していく範疇(はんちゅう)に入っております。

 よろしければ次にコロナ以外ということで、1点私からご報告をさせていただきます。

資料4 松本まちなかアートプロジェクト2021の画像
資料4 松本まちなかアートプロジェクト2021

 今週の3日から松本まちなかアートと銘打って、来年の2月末までアートを通じた街の活性化と、クリエイティブ産業の創出を目指した取り組みを行ってまいります。その柱となる「パルコde美術館」、パルコの最上階6階と屋上部分を使って、美術館の休館と合わせて、パルコの最上階での美術館の開館をさせていただきます。草間彌生さんの作品、「大いなる巨大な南瓜」と「天国への梯子」の2点を展覧させていただく他に、合わせて12人の、松本あるいは信州にゆかりのある前衛的な活動を行っておられる作家の作品を紹介するものです。
 大曽根さんは松本市在住の動物をモチーフにした彫刻家でございますし、また飯沼さんは、松本市出身で女性をテーマに木彫の作品を作っておられる方で、この3名についてはこの期間中展示をさせていただきます。それ以外の参加の方は、4つの期間に分けて展示をさせていただき、いずれも非常に個性溢れるアート作品を作られる方でございます。
 また草間さんの「天国への梯子」の1点を除いて、全ての作品は撮影をしていただいて構わないということで今回は展示をさせていただきます。入場料が500円、また中学生以下は無料ということで、ぜひ若い世代をはじめ、大勢の市民の皆さんに足を運んでいただいて、アートの魅力をさらに町中に広げていく取り組みをこれから8カ月くらいにわたり松本に展開をしていき、コロナ禍において前向きな動きとしていきたいと思っております。
 私からは以上です。

【記者】
 この展示につきまして1期、2期、3期、4期となっていますが、草間彌生さんの作品は全ての期で展示がされるのでしょうか。

【市長】
 「大いなる巨大な南瓜」と「天国への梯子」という2点を、通期で展示をさせていただきます。

【記者】
 4つの期では、全て同じ方の作品が展示されるという理解でよろしいでしょうか。

【市長】
 こちらのお3方については、それぞれの展示室で通期に展示をします。そして、別の展示室のスペースでこちらの方は、4つの期ごとに展示を変えていくということであります。

【記者】
 議会に公表された市立病院の建設計画の骨子案につきまして、昨年末の段階で一時専門者会議から出ている提言を基軸にと発言されていたことを考えると、骨子案の中身を拝見すると結果的に市立病院の構想に乗ったもののようにも映りますが、市長の認識はいかがでしょうか。

【市長】
 まず私が昨年の12月に基軸という言葉を使い、メディアもこの言葉にかなり強く反応されておりました。私としてはその場でも説明をしたつもりでございますが、今後庁内の調整会議を行っていく上で、専門者会議は9項目を立てておりました。この9項目についてこれをベースとして検討していくということで、まず基軸という言葉を使い、そこに齟齬(そご)があったなと思います。また市立病院側もかなり過敏に反応したところもございましたので、そのような報道になったのはある程度必然性もあったのかなと思います。けれども私としては、基軸という言葉をそのような意味で、まず第一義的に使っておりましたので、今回もこの9項目に沿った整理をさせていただいております。
 その上で内容について、これも私としては当初から、これだけの提言をまとめていくためには、当面、あるいは短期的にどうするかということと、それと中期的にどうしていくかということは、自分が案をまとめるにあたって整理をしていくと考えておりました。結果的に2項対立ではなく、位置点は見いだせるのだと当時から申しあげましたが、そのような形で嵯峨副市長、そして北野病院事業管理者を中心とする庁内調整会議のメンバーがまとめていただいたと認識をしております。
 いくつか事例をあげさせていただきます。役割という部分は病院の全体的な在り方を指すものですが、西部地域の基幹病院という大きな捉えは、これまでの市立病院も、今回の病院局側もずっと使ってきた言葉で、これ自体は専門者会議が否定をしていたとは思いません。その上で、これも双方とも持っていた認識だと思いますが、地域密着型の在宅療養支援病院ということ、そして専門者会議が新たに強く打ち出した全市的なフレイル予防センターという将来的な病院の新たな方向性を、今後の新病院づくりで柱にしていくということであります。
 また、秋の段階で大きな相違点として報道上は指摘をされました周産期医療の在り方についても、6床から10床程度に縮小することが今回の骨子案でございますが、あわせて、将来の集約化を見据え、圏域内の他病院と協議をしていくという、先ほど申しあげた、当面の在り方と中期的な在り方を、複眼的な視点で提示をさせていただいたつもりです。経営形態につきましても、現在の地方公営企業法全部適用と、この経営形態を継続するということと合わせ、ただし、独立行政法人化について、調査、研究を継続し、事業管理主任による改革実績を見極めた上で検討するということで、病院側も、独立行政法人化には、必ずしも反対ではないという中で、将来的な検討課題と位置付けさせていただきました。
 私としては、この専門者会議の提言を基軸として現在病院の運営にあたっている北野事業管理者や、中村院長の意見を十分院内で調整をした結果としてまとめられた案だと認識をしております。

【記者】
 先日それぞれの候補地の長所と課題がまとめられたものが公表されていますが、これから8月に最終的に絞るまでに、どういったプロセスを取るのでしょうか。もう1回庁内調整会議で見られるということになるのでしょうか。

【市長】
 庁内的にはすべての論点を洗い出してもらったと思っています。この後、来月の上旬から中旬にかけて、地元の住民説明会、多事争論会でこの骨子案を説明させていただいて、その場でまた建設についてのご意見も出ると思います。そうしたことを多角的、総合的に勘案をして、8月中に結論を出したいと思っております。

【記者】
 絞るにあたって特に重視していきたい点はありますか。

【市長】
 多角的、総合的に検討したいと思います。

【記者】
 明日で震度5強を観測した地震から10年が経ちます。時間の経過とともに防災の意識を忘れがちなところもあるかと思いますが、10年の節目を迎えるにあたって市長の受け止め見解をお聞かせください。

【市長】
 はい。今ご指摘の長野県中部を震源とする地震はマグニチュード5.4、最大震度5強という地震で、松本市内でもお1人の方が死亡をして17人の方が重軽傷を負われました。また一部損壊を含めると建物の被害は6,300件あまりにのぼった地震であります。改めて、天災は忘れたころにやってくるという警句があるように、10年経つわけでございますが、松本市の危機管理の備えは、あらゆる災害の状況を想定して全職員が即時に対応できる体制を整えておくということが土台になければいけないと思っております。短期的には避難所の状況を感染症対策という観点や、これは常に言われてくる問題でありますが、トイレの問題などをどのようにしっかりと対応できるようにしていくかということ、さらに、備蓄品の点検や更新を市民一人ひとりに対しても呼びかけながら、備えを安全にしていかなければいけないと思っております。
 また中長期的には、避難がある程度長期化しても対応できるような、非常応用電源や、さらには、もう少し長い目で見れば、分散型エネルギーへのシフトもこの災害への備えということを念頭に、取り組んでいかなければならない大きな課題だと認識をしております。

【記者】
 明日、路線バスの公設民営化に関する会合があるというご案内をいただいていますが、先走ってお聞きして恐縮ですが、改めてこの現下の状況での議論の必要性、必然性、また今後のスケジュールについてお伺いできますか。

【市長】
 どこの地方都市も共通すると思いますが、路線バスは松本市にとっても、非常に市民にとって欠かせない交通手段であり、特に松本市のような面積の広い自治体にとっては、中心市街地の路線バスのあり方、そして周辺部の路線バスのあり方をどのように全体を見渡した上で、設計、運行していくかということは、非常に市民の要望も強く、また生活の安定や快適性という観点からも、優先順位を高く持って取り組む課題であります。
 一方で、新型コロナの影響によってバス事業者が非常に形状大きな痛手を負って、サービスの縮小ということに迎えかねない局面でもございます。そうした二重の意味を持って、路線バスの公設民営化には、スピード感を持って取り組んでいく必要があると考えております。そうした中で、今回経営共創基盤というみちのりホールディングスを経営、運営しているところにコンサルタント的な役割を担ってもらいながら、実際に運行に当たっている、アルピコホールディングス、アルピコ交通と、松本市の3社がしっかりと連携をして、公設民営化の青写真を描いていこうということで明日スタートを切らせていただきます。令和3年度内には、どのようなスケジュール感で、どのような段階を踏んで、どのような路線のあり方の整理をして公設民営に進んでいくのかということについて、一定の結論を出したいと思っております。

【記者】
 まちなかアートにつきまして、パルコ以外でどこかで展開していくような考えはありますか。

【市長】
 美術館という大きな規模のものは、パルコでこの2月までであります。いろいろなギャラリーをWeb上でまとめさせていただいて、松本市内のギャラリーを巡っていただけるようなPRを、3日の段階ではスタート出来ませんが、7月中には市民あるいは外の方にも認識していただくように取り組もうと思っております。また今後、さまざまな個別のアートの動きをできるだけ取り組んでいって、これから2月にかけてのまちなかアートという、ブランディングといいますか、プラットホーム的なものをアピールしていきたいと思っております。

【秘書広報室】
 以上で市長定例会見を終わります。

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。このページのトップに戻る

皆さまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が充分掲載されてましたでしょうか?
ページの構成や内容、表現は分りやすかったでしょうか?
この情報をすぐに見つけられましたか?
Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

松本市AIチャットボット