ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > ようこそ市長室へ > 市長記者会見 > 令和3年度 > 市長記者会見 令和3年(2021)4月20日

本文

市長記者会見 令和3年(2021)4月20日

更新日:2021年4月20日更新 印刷ページ表示

市長記者会見資料(令和3年4月20日)[PDFファイル/2.28MB]

記者会見で使われた資料をまとめたものです。

スマートフォン等対応動画版

再生時間47分30秒

テキスト版

資料1 県全体と松本市の感染者の推移の画像
資料1 県全体と松本市の感染者の推移(1月1日以降)

【市長】
 新型コロナウイルスの感染状況からお伝えいたします。昨日の新規陽性者はお一人で、松本市で確認をされた40例目となります。10代の男性、高校生です。症状は軽症、現時点では濃厚接触者はいません。情報は配布しましたプレスリリースの通りです。
 これで松本市では19日連続で陽性者が確認されました。こちらのグラフのように、4月2日以降、1人、最も多いときでは5人の新規陽性者が確認をされており、直近1週間の新規陽性者は19人です。レベル3の状態で一進一退が続いているということです。
 ぜひ市民の皆さんには、3密の回避、会話する際のマスクの着用、手指消毒の徹底と、感染防止の行動をこれまで以上に引き続き注意を払い、日常生活を送っていただきたいと思います。すでに申しあげましたとおり、松本市がレベル4の状況になった後には、そこから1カ月間は、高齢者施設、福祉施設、障害者施設に対しての、PCR検査をそれぞれの施設に実施していただくよう要請をしてまいります。
 先週末に、新型コロナウイルスの専門者会議の介護グループの部会を開き、そのような方針を説明し協力を要請しました。費用の10分の9を、松本市が補助する形になりますので、そうした状況になった際には、迅速に検査が行えるように準備を進めてまいります。

資料2 新型コロナウイルス 高齢者(65歳以上)のワクチン接種計画の画像
資料2 新型コロナウイルス 高齢者(65歳以上)のワクチン接種計画

次に、ワクチンの接種についてご報告申しあげます。
 これまでも新型コロナウイルスの接種は検討段階においてのご報告もさせていただいてきましたが、医療従事者の接種が始まり、さらに高齢者の接種を始めるにあたって日程が固まりましたので、改めてご報告いたします。
 まず医療従事者はすでに実施されていますが、5月末までには全て県が主体で、医療従事者に対する検査は完了する見通しです。このうち、松本市立病院は医師、看護師、その他の職員含める480人のうち接種を希望する420人すべての接種が完了いたしました。1回目が3月の中旬、2回目が4月の上旬で、接種率は87.5%になりますが、市立病院の医療従事者は接種が完了をしたというわけです。
 その上で65歳以上の高齢者のワクチン接種は、松本市では5月8日からスタートいたします。75歳以上と75歳未満、65歳以上75歳未満、この2つのカテゴリーに分けてそれぞれ通知を発送し、2週間の時間差を置いて予約、接種を始めます。2週間の時間差を置くのは予約時混雑を避けて行うことが主たる目的で、2週間以降、実際にこの接種が始まると75歳以上、75歳未満のそれぞれの方々の接種は並行して行われます。接種は1回目から3週間の間隔をあけて2回目の接種を行っていただきます。予約の方法については、電話、インターネット、LINEの3つの方法で行っていただけます。

資料3 新型コロナウイルス 高齢者(65歳以上)のワクチン接種方法の画像
資料3 新型コロナウイルス 高齢者(65歳以上)のワクチン接種方法

 接種の方法ですが、公共施設などを使用する集団接種、そして医療機関における病院接種、高齢の施設に対しては巡回接種と3つの方法で行ってまいります。このうち集団接種は松本市の3つの保健センターで土曜日、日曜日に行います。また当初、市役所で行うとしていましたもう1カ所につきましては、より広いスペースを確保するという観点から、アルピコプラザで行う予定で準備を進めております。これにつきましては必要な費用をこの後議会に諮って最終的な決定をいたします。アルピコプラザは、土曜日、日曜日を松本医師会の協力によって行うほか、平日もまつもと医療センターなどの協力によって行う予定です。
 また病院接種は大型の冷凍庫を保有しているこちらの6つの病院を基本型施設として位置付け大勢の接種を行っていただくほか、サテライト型施設ということで4つの病院にも接種のご協力にあたっていただきます。さらに松本市の診療所、安曇、奈川、四賀において行います。また巡回接種は今月28日から、医師会のチームによってスタートをする予定です。

資料4 (都)内環状南線 中条工区の画像
資料4 (都)内環状南線 中条工区

 内環状南線中条工区の開通報告がございます。内環状南線につきまして、国道19号線の鎌田交差点から中条交差点までの区間は、平成25年度に4車線化が完了しました。中条橋から博労町の交差点までの中条工区は、平成11年度に着手をして22年間に及ぶ事業が続けられてまいりました。JRの線路をまたぐ跨線橋の部分を4車線にする工事でしたが、今月26日の午後2時頃からこの4車線を通行していただけるようになります。まだ中条交差点付近の中央分離帯などは交通規制が継続するほか、側道はまだ通行止めの状態ではありますが、この4車線が通れることにより通行方法が新しく変わることから、案内看板などに従って安全に通行していただくよう周知に努めてまいります。また4車線が進むことにより周辺道路の状況が変化をして混雑も予想されます。そのような状況の推移もしっかりと見ながら必要な対策を進めてまいります。

【記者】
 今日の陽性者が10代の高校生ですが、29例目は10代の学生と同居しているのか、それとも友人関係なのでしょうか。

【保健所長】
 29例目は学生という表現をいたしましたが、今回の40例目は29例目と同じ学校の学生で29例目も高校生ということでご理解ください。

【記者】
 小学生、中学生の感染について、今現在学級閉鎖もしくは休校など、学級内で感染が確認された事例等、学校の現状を教えてください。

【保健所長】
 学校の状況は学校の判断で行われており学校の特定につながる情報にもなるため、保健所としてのコメントは差し控えさせていただきます。

【記者】
 市長の方で、教育委員会としてどのような状況か教えていただけますか。

【市長】
 当然保健所と連携をして判断をしておりますので、現段階で申しあげられることは同じです。

【記者】
 この高校は松本市内でしょうか。

【保健所長】
 はい。その通りです。

【記者】
 今後学校での検査をされる予定はありますか。

【保健所長】
 はい。29例目が陽性判明されたため、この学校において調査をした結果、40例目が見つかったことになります。もう一度調査を行う中で再調査をするかどうかは今後検討いたします。

【記者】
 29例目の方も濃厚接触ではなく接触者だと思うのですが、どの程度学校内での接触があったと考えていますか。

【保健所長】
 個人情報につながるので具体的な話は難しいのですが、課外活動をある程度複数日一緒に行っていたという状況がございます。

【記者】
 この29例目を受けて学校内で検査をされたということですが、何人程検査を受けて何人陽性が確認できましたか。

【保健所長】
 今回の調査は29例目と接触の可能性があった生徒そして教職員の方を対象に125名に対して調査を行い、陽性だったのはこの1例のみです。

【記者】
 19日連続ですが10代や10歳未満の感染者も見られる中で、変異株の恐れもあると思うのですが、市長として現在の市内の状況をどのように見ていますか。茅野市の例というわけではないですが、集団感染が発生する状況もあるのですが、改めて市民にマスクや手洗いはもちろんのこと、その他で訴えたいことはありますか。

【市長】
 先ほども申しあげましたが、レベル3の状況で一進一退の状況が続いていると思っております。油断を許さない状況だと考えます。これが急拡大につながらないように私たちが努めなければなりません。さまざまな専門家の皆さまが指摘をしている変異株の特徴は感染力が通常の、あるいは従来に比べて非常に高いということに尽きると思います。その結果として、高齢者中心に感染が広がり世代をまたいでいくという状況が表れています。
 まず感染した場合には、重症化、医療施設の逼迫(ひっぱく)につながる高齢者が、優先順位としてはまず第1であります。またその他の世代の皆さまに対しても感染が広がってくることはお伝えをし、そして感染しないための行動、基本的な感染防止策の徹底度合いをこれまで以上にすることがこの変異株に対する対策、心構えになると思います。繰り返しになりますが、会話する際のマスクの着用、手指消毒などが日常化することで、弱まってくる懸念がありますが徹底をしていただきたいと思います。

【記者】
 大阪府が緊急事態宣言の再発例を要請し、東京都も検討に入ったようですが、このことについてまず市長はどう思われていますか。また松本城をはじめとした市有施設はゴールデンウイーク等の対策をどう考えていらっしゃるのかお聞かせください。

【市長】
 今の大阪、東京の急拡大の要因は変異株が多くを占めているのではないかと指摘されております。一旦急拡大の局面に入ると、松本でも1月にそのような状況になりましたが、あらゆる活動を止めなければいけなくなります。そして医療機関の逼迫(ひっぱく)や特に高齢者の皆さんの受け入れが難しい状況になることに連鎖していくことを経験しましたので、この大阪や東京の動きは私たちに対する教訓としても改めて受け止めなければいけないと思います。
その上でもう1点ご指摘の人の往来、動きについて、これまでも松本では警戒域と位置付けて慎重な対応を求めてきています。引き続きこの現状をエスカレートさせないように続けてまいります。現時点でそれ以上の呼びかけを考えておりません。

【記者】
 以前松本城で、東京など首都圏の方はご遠慮くださいという掲示もありましたが、ゴールデンウイーク中そのようなことをお考えではないでしょうか。

【市長】
 ちょうど1年前の今頃だったと思います。1年前はどのようなところで感染が拡大し、何をすることが有効かの見通しがなかなかない中でそのような措置をとりました。飲食や大声を発する場面において会話する際に飛沫(ひまつ)が飛ぶことが、非常に感染拡大につながることがこの1年の中でかなり蓄積されてきた知見だと思います。マスクの着用を徹底し、飛沫(ひまつ)感染を起こさないことに私たちは力点を置いて対策を考えていきたいです。
 今後の推移によっては、先ほどご指摘があったようなことも考えなくてはならない場面もあるかもしれませんが、現時点では通常の状態を続けていこうと思います。

【記者】
 29例目の時は高校生という発表ではなかったのですがなぜでしょうか。

【保健所長】
 その時はまだ調整がついていなかったので学生と表現をしております。

【記者】
 今回から高校生にした理由は学校との調整がついたからですか。

【保健所長】
 そうですね。本来我々としては、なるべく高校生、中学生、小学生という区分で発表したいと考えておりますが、あくまで同意をいただいてからの公表となりますので、その時点では調整ができていなかったとご理解をいただければと思います。

【記者】
 ワクチンの関係で、当初90歳以上の高齢者の接種を優先的に進めるという計画で一度発表されているかと思いますが、75歳以上に枠を広げた背景について教えてください。

【市長】
 一度中間段階で申し上げたときは、90代、80代、70代というようにもう少し年代を区切って行う検討もしておりました。最終的に75歳を区切りとし、これも2週間ずらすことで予約などの混雑等を回避してスムーズに行うことを主な目的にしました。よりリスクの高い方からということを検討はいたしましたが、それ以上にできるだけ接種のペースを遅らせないなどのことから総合的に判断した結果です。

【記者】
 75歳以上まで広げると当然スタート時点で必要となるワクチンの本数は増えると思いますが、その供給の見通しも立っているのでしょうか。

【市長】
 そうですね。日米首脳会談でも首脳同士の合意が行われましたが、ワクチンの供給は懸念され、なかなか供給が追いつかないという当初の状況から、少なくとも日本全国の高齢者は6月中には、ワクチンの供給ができるのではないかという見通しになりました。つきまして私たちは供給の問題よりも、予約をできるだけスムーズにする方法、そして接種をできるだけ遅滞なく行っていくということにより重点を置いて取り組まなければいけないと考えております。

【記者】
 65歳以上の高齢者のワクチン接種が全国で始まったときに、東京の八王子市などは予約がなかなか取れないというお話もありましたが、今回年齢を75歳以上にして予約をしやすいように決めた背景には他の自治体の状況も関係しているのでしょうか。

【市長】
 それも含めてあります。

【記者】
 どこか具体的にモデルにした自治体はありますか。

【市長】
 そこまではありませんが、もともと当初は予約方法を電話中心に考えていましたが、やはりインターネット、LINEも含め、予約方法を複線化することにより、できるだけ予約が取りにくい状態を回避することが想定できます。今ご指摘があったように他の自治体で起きていることをこれからも参考にしていきたいと思います。

【記者】
 ワクチンの見通しがやっと示されたということですが、市長としてワクチン接種の見通しがたったことへの感想と、ワクチンが新型コロナに対する武器になると思いますがそのことに対してどうお考えでしょうか。

【市長】
 今イギリスやイスラエルなどの国では、ワクチン接種が世界の中で先行して進んでおり、そのことが感染状況の押さえ込みにつながっているのではないかと指摘されています。もともとワクチンが感染を収束させるための切り札のひとつですし、その意味ではできるだけ早いワクチンの接種の浸透、普及、完了は、松本市にとっても大きな事業のひとつだと捉えてきました。そうした中で、まずワクチンそのものの供給がなかなか思うようにいかないのではないかという懸念が、国レベル、政府レベルでありました。そしてその見通しが立たないために自治体としてなかなか計画が立てられないことが続いてきたわけでありますが、少なくとも供給についてはかなり十分な供給が行われるのではないかという見通しになってきています。そうなると、供給されたワクチンをできるだけ早く市民の皆さんに接種をしていただくことがより重要になってまいります。
 スタートの段階でのスケジュールをお示しさせていただきましたが、松本市内のおよそ7万人いる65歳以上の高齢者の中で接種を希望される方ができるだけ早く接種をできる体制づくりは、不断に医療機関や医師会の皆さんと検討を続けていきたいと思います。

【記者】
 ワクチン接種について、供給がきちんと確保できるかという部分もあると思いますが、高齢者が8月中旬で、その後に基礎疾患を有する方、その後に一般の方ということで、一般の方が一番人数が多いかと思います。これを見ると、一般の方は9月ぐらいからというような見通しなのかなと思いますけどもそのへんはいかがですか。

【市長】
 高齢者の接種時期の見込みは8月中旬というめどを今の段階ではお示しさせていただいております。現状の医療機関や、医師会の皆さんにご協力していただけるペースでいきますとこのぐらいになるのではないかという見通しであります。そして秋以降に一般の方には接種を始めていただきます。それを少しでも早めることができるのであれば、それは市民の皆さんが望んでいることでもありますし、そのためにどのようなことが可能なのかを引き続き検討してまいります。

【記者】
 市立病院についてお伺いします。移転計画は今年の夏までに一旦まとめるという話をこれまでされていると思います。一方で2月の市議会定例会のときに、市民の意見も広く聞く場を設けたいという話ありました。夏が迫っていると思うのですがその中で市民の意見を広く募る方法や場はいつ頃どのようなかたちで設ける予定ですか。

【市長】
 夏頃には基本的な計画を取りまとめたいと申しあげています。市民の皆さんから意見を聞く場を設けた上でということも申しあげてきています。現在庁内の検討を断続的に進めており、広く意見を聞く場は来月以降お示しすることになると思います。

【記者】
 15日に自民党の二階幹事長の発言で、オリンピックの中止に関するものがありましたが、そのことについて市長の考えを教えてください。

【市長】
 トータルで見ますと、菅政権が掲げているオリンピックは開催するという基本方針に則った発言だったかなと受け止めました。もちろん感染状況が非常にエスカレートした時には考えなければいけないという趣旨ではないでしょうか。私としてはそれ以上でも以下でもない発言と受け止めました。

【記者】
 ワクチン接種の予約の話に戻りますが基本的に75歳以上の高齢者の方は電話がかなり馴染み深いツールかと思います。コールセンターはどのくらいの体制を予定していますか。

【健康福祉部長】
 コールセンターは電話16回線を用意してございます。20数名の職員体制でコールセンターを運営してまいります。また委託業者をお願いしています。

【記者】
 内環状南線中条工区のことですが、4車線化することでスムーズに通れるようになるのかなと考えたのですが、市長としては混雑の予想をされていらっしゃるということですか。

【市長】
 博労町交差点でT字路になりますので2車線だった場所が4車線になると、交通量は現状よりは増えていくことになると思います。それを博労町交差点よりも手前で回避をして北側へと左折する車も出てくると思います。周辺道路の通行状況に一定の変化が生まれると考えています。そうすると22年前に事業計画を立てたときは内環状線ということで、今のT字路でぶつかるところの先の相澤病院周辺までを意識をした道路計画だったわけであります。この都市計画道路の見直しの中で、内環状東線の建設は困難ということで議会の中でも提起させていただいております。
 そのような中で今回南線の区間は完了いたしますが、今までより鎌田から本町へはスムーズになる部分と、交通量の増え方によっては短期的に非常に車の混雑や渋滞が考えられると思っております。そのことに対して市民の皆さんへの周知と、そして交通状況の変化を見ながら、どのような手だてがとれるのかを建設部には検討してもらうことになると先ほど申しあげました。

【記者】
 内環状南線の件で、この事業は市と県とがそれぞれ関わっている事業という認識でよろしいですか。

【市長】
 いわゆる区分でいうと県道です。

【記者】
 今回の26日に開通する部分も含めて、今日発表されているこの工区や投資自体は県の工事費ですか。

【市長】
 そうです。県の方からすでに発表されております。

【記者】
 現段階では市民に対して行動制限を促すようなことは考えてないという話だったと思います。一方で聖火リレーの時などかなり人が密集している現象はありましたが、今後市が関連する催しなどで人の密集が想定されるイベントがいくつかあると思いますが、それに関して開催の可否を判断する際の方針等ありますか。

【市長】
 マスクをして会話をしないという状況であれば、感染リスクは最小限に抑えられるというベースは、この1年で私たちが改めて認識をしています。例えば聖火リレーの走っている沿道の状況、あるいは最後のゴールの広場の状況は、今のような感染状況のもとであれば、感染拡大にはつながらない範囲に収まっていると認識しています。先ほどの松本城の話がひとつ例になりましたが、そうした行動をしっかり取っていただいた上での松本城への入場、あるいはこれから予定されている屋内屋外のイベントは、国や、県や、そして私たちが示したラインに沿って行っていくことで現段階ではいいのではないかと思っております。

【記者】
 先行接種の4月28日から行う巡回接種ワクチンの関係ですが、医師1人、看護師1人、福祉事務者2人の4人チームの皆さんはワクチンを接種してあるのでしょうか。あともう1点は5月8日から始まる接種もワクチンを接種した方がやるのか。医療従事者の接種状況を教えてください。

【健康福祉部長】
 先行接種のモデル実施につきましても、集団でお願いする先生についても、医療従事者の中でも優先的に先に接種をしていただいております。

【記者】
 市の事務者2人は健康づくり課の職員の方だと思いますが、この方はワクチンを接種していないのでしょうか。

【健康福祉部長】
 国の制度の中では接種の対象になっておりませんのでやっておりませんが、この会場の中でワクチンが余りましたら、接種をする可能性は出てきます。

【記者】
 市立病院のワクチン接種について、接種に不安があるため接種しなかった方の内訳の数字は公表できますか。

【市長】
 理由の列挙まではしましたが、内訳は把握しておりません。

【記者】
 一定数受けられない、あるいは受けない方がいるのは想定されていると思いますが、接種を受けない方がこの程度いるということ自体をどのように受けとめていますか。

【市長】
 医療従事者とは、医師、看護師、あるいは技術者や事務委託業者まで含まれますので、8割から9割という数字は一定程度妥当性のある数字だと思います。

【記者】
 一般の方向けに感度など改めて説明する機会は何か考えてらっしゃいますか。

【市長】
 そのような情報はできるだけこれからもきめ細かく繰り返し伝えていく必要があると思います。特に医療従事者の方からご指摘があったのは、副反応というのは必ずあるということ。医療従事者であれば、副反応が大体このぐらいのものだと非常に落ち着いて許容できますが、一般の方は一体どの程度大丈夫なものなのか、そうでないのかということがわからず、そのことを不安に思われるというお話を伺っております。これから高齢者の皆さんが接種を始めるにあたり、そうした不安を少しでも解消していただくような方策については多角的に考えていかなければいけないと思います。

【記者】
 先ほど健康福祉部長のお話で、余ったワクチンを市の事務者の方が接種することになるかもしれないというお話がありましたが、この先行接種と5月8日から始まる集団接種だと、予約をしても実際に接種に来なかったり、ワクチンが余る可能性があると思うのですがその扱いについて教えてください。

【市長】
 先ほど健康福祉部長が答えているように臨機応変に対応していくということです。すでに先行して行っている状況を踏まえて、現場が余りにも硬直的に受け止めて対応しないようにすべきだと思います。一番の大きな目的は、できるだけ大勢の方に早くワクチン接種をしていただくことです。例外的な取り扱いについても現場に即して行っていただけるように体制をとっていきたいと思います。

【記者】
 ワクチン集団接種のアルピコプラザはショッピングセンターというイメージですが、集団接種できるような場所がどこに設けられるようになりますか。

【市長】
 現在4階が空いているので、そこをお借りして接種会場にしようと考えております。

【秘書広報室】
 以上で市長定例会見を終わります。

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。このページのトップに戻る

皆さまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が充分掲載されてましたでしょうか?
ページの構成や内容、表現は分りやすかったでしょうか?
この情報をすぐに見つけられましたか?
Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

松本市AIチャットボット