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資料1 県全体と松本市の感染者の推移(1月1日以降)
新型コロナウイルスの感染者の情報からお伝え致します。昨日12日、新たに2人の陽性者が確認されています。お一方は、松本市で20例目となりますが、20代女性、職業は会社員の方です。また、もう一方は40代男性、職業は医療従事者の方です。いずれも重症度は軽症。そして、現時点では濃厚接触者は確認されておりません。これによって直近1週間の松本市の新規陽性者は14人ということになります。警戒レベルで言いますと3という状況です。
先週の9日の松本市の対策本部会議で、10日から再び警戒期という位置付けに変えて、1月の感染の急拡大を再現させないということを、目指した取り組みを進めることに致しております。具体的には、感染リスクの高い高齢者、そしてクラスターのリスクが高い、介護施設といったところを中心に注意喚起を行っていくということです。
公民館、福祉ひろばにおいては、感染リスクの高い行為である、飲食、大きな声での活動は、自粛をお願いしています。また、今週末16日に、専門者会議医療福祉部会の、介護グループの会議を開催し、感染予防策の徹底、さらには、職員に対するPCR検査についての周知を行うことにしています。
市民お一人お一人には、改めて感染予防のための行動を徹底していただきたいと思います。全国的に、感染力の高い変異株の拡大といったことにより、地域によっては感染の急拡大が広がっておりますので、松本市においては、何とか感染の拡大を最小限に抑えて、社会生活、経済活動を続けていけるように取り組んでまいりたいと思っております。
私からこれ以外に3点ご報告をさせていただきます。
まず1点目ですが、成人式の中止についてご報告致します。
令和3年の松本市の成人式については、新型コロナウイルスの感染拡大によって5月9日に開催する方向で1度延期をしたわけですが、先ほど申しあげたような感染状況に鑑み、この5月9日の成人式の開催を中止することと致しました。
これは、松本市内においてはまだ急拡大という状況ではありませんが、警戒レベル3という状況が続いていて、変異株の拡大など予断を許さない状況にあること、さらには、東京ならびに関西圏において、まん延防止等重点措置の適用、さらには、感染がより拡大する恐れもあるという状況に鑑みて、昨日教育委員会の皆様にも意向を確認した上で、開催を中止するということに致しました。松本市としては、開催を予定していた5月9日から、新成人の抱負、ビデオメッセージをオンラインで配信すること。そして、対象者全員に対しては、予定していた記念品を郵送することと致します。ご本人への通知、ホームページ等での関係者への周知といったことを速やかに行うこととしております。
また、今回、令和3年の新成人については、成人式が対面の形では行えないということになったわけですが、成人式の今後の在り方も、これを機会に改めて、若い世代の意向を確認するなどして、来年以降の在り方について広く考えていきたいと思っております。
続きまして、安曇地区のさわんどバスターミナルについてご報告致します。
さわんどバスターミナルについては、上高地をはじめ、白骨温泉や乗鞍高原、そうした西部地区の観光地域に対して、より利便性の高い状況をつくっていこうということで、地元からもいわゆるハブ化を進めていくようにという要望を受けてきたところです。そうした中で、今週末の17日から、以下の点について路線を変更するということに致しました。
資料2 さわんどバスターミナルのハブ化
一つは、図にもお示しさせていただいていますが、現行では乗鞍高原に松本方面から行く際、親子滝という、トイレ、照明、冷暖房の無いバス停で乗り換えて行くという形になっておりましたが、この親子滝のバス停の乗り換えを廃止して、さわんどバスターミナルを経由して、そこから乗り換えて乗鞍方面へ行くということに変更致します。待合環境が向上することや、他の路線との乗り換えの利便性を図ることで、乗鞍高原への来訪の機会を増やしていこうというねらいです。少し大回りになり、所要時間は現状よりも16分増えるということになります。
もう1点は、松本-高山間のバスの運行に際して、アルピコ交通と濃飛バス、双方のバスが、いずれもさわんどバスターミナルを経由するように変更するものです。
資料3 松本-高山便のさわんどBT停車
こちらも沢渡を中心に西部地区の皆さんからご要望の出ていたことで、それぞれのバス会社と調整の上、4月17日以降、このように変更させていただきます。もう1点、白骨温泉方面へのアクセスを強化するということで、これまで毎日2本であったものを5本に増便することに致しております。
もう1点は、ふるさと納税に関するものです。
【資料4 松本市ふるさと納税業務の委託について】[PDFファイル/93KB]
ふるさと納税については、これまでの方針を転換し、松本市としても、税収の向上はもとより、移住者へのPRや、市のブランド力の向上といったさまざまな観点から積極的に活用していこうという方針ですが、松本らしい魅力のある返礼品を提案してもらい、ふるさと納税を充実させるための委託業者の選定作業に入ります。方法は公募型のプロポーザル方式と致しまして、企画力やオペレーション能力の審査を行います。明後日、15日に募集要項の公告をし、6月にはプレゼンテーションを行っていただいて業者を選定し、返礼品の公募なども夏には行って、10月1日以降、新しい返礼品による受け付けをスタートする予定です。おおむね100点以上の返礼品を選定し、できるだけ内外から大勢の方々に活用をしていただけるよう取り組んでまいります。
私からは以上です。
【記者】
市内21例目の医療従事者の方ですが、これは市内15例目の50代医療従事者とは別の病院ですか。
【保健所長】
この方は市内15例目の医療従事者とは関係のない方になります。
【記者】
21例目の方ですが、病院へ検査と言いますか、対応はどうされますでしょうか。
【保健所長】
この方ですが、感染可能期間である発症2日前以降に関係する医療機関への従事が認められておりませんので、そういった関係の調査は予定されておりません。
【記者】
ずっと休まれていたということですか。
【保健所長】
個人の行動になるので詳細はお答え致しませんが、実際に確認した中では、医療機関には出入りしてないということを確認しておりますので、医療機関としての感染拡大の可能性というのは否定をしております。
【記者】
あと、お二方とも、これまでの関係者との明確な接触は無いということでよろしいですね。
【保健所長】
2例とも、今まで報告させていただいた陽性例との関係はございません。
【記者】
21例目の医療従事者ですが、この方は患者さんとかと接触するような職場の方なのでしょうか。
【保健所長】
普段は患者と接するような職業です。
【記者】
21例目の働いている医療施設は松本市内でしょうか。
【保健所長】
この方については、複数お勤めのところがございますので、市内だけには限らないということでご理解をいただければと思います。
【記者】
複数お勤めとは市内も入っているということですか。
【保健所長】
市内は入ってございません。
【記者】
全部市外ということですね。
【保健所長】
はい。
【記者】
21例目の状況としては、滞在していた、東北地方での感染の可能性が高いということでよろしいでしょうか。
【保健所長】
滞在歴があるということは確認しておりますが、このときに特にはっきりとした陽性の方と接しているという情報はございませんので、可能性の一つとしてはありますが、まだ断定している状況ではありません。現時点では経路不明という形でよろしくお願いします。
【記者】
医療従事者の方ですが、ワクチンを既に2回接種したとか、そういった情報はありますか。
【保健所長】
そこまではまだ確認をしておりません。
【記者】
確認される可能性はありますか。
【保健所長】
調査で必要であれば確認をしていきたいと思っておりますが、今のところ、医療機関への勤務を確認しておりませんので、今後の状況を踏まえて確認するかどうか決めていきたいと思っています。
【記者】
他県で2回接種しても感染した方がいたので、そういった事例がもしあればその公表していただきたいなと思います。
【保健所長】
可能性が確認できましたら、検討させていただきたいと思います。
【記者】
確認ですが、この21例目の医療従事者の方のお勤めの病院では、今後、職員とか、患者に関しては検査を行わないということでよろしいですね。
【保健所長】
現状ではその予定はございません。
【記者】
2例とも感染経路は不明ということでよろしいのでしょうか。
【保健所長】
おっしゃるとおり、本日の2例とも感染経路は不明という形でお願い致します。
【記者】
医療従事者の方は、発症2日前以降勤務歴なしということでよろしいですか。
【保健所長】
はい。
【記者】
高齢者施設の一連の再検査の進捗具合はいかがでしょうか。
【保健所長】
本日検査を行っておりまして、今後検査の結果待ちをする予定です。
【記者】
21例目の方の勤務先ですが、すべて県内というのは言えますでしょうか。
【保健所長】
県内だけでもない部分もありますので、少しここは断定できずにお願い致します。
【市長】
それではコロナ関連以外の質問をあればよろしくお願い致します。
【記者】
さわんどバスターミナルのハブ化についてですが、昨年安曇・奈川地区で開かれた多事争論会でもこの問題が出ていたかと思うのですが、その段階では確か関係機関との調整を進めていくというようなお答えだったと思うのですが、その後どういった機関とどんな調整を進めてきたかの経過を簡単にお願いします。
【市長】
基本的には先ほど申しあげたアルピコ交通、そして濃飛バスと調整をしたということで、それぞれの会社にとってもプラスということでの判断に至ったと認識をしております。既にアルピコの方は対外的な発表も時刻表等で行っておりまして、改めて、今日は私の方から、全体的な位置付けということで発表させていただきました。とりあえず今回乗鞍高原へのアクセスという部分が中心になります。また松本-高山間については、先週でしょうか。高山市長と会談の場を持たせていただいて、松本高山Big Bridge構想といった、環境省とともに松本と高山を結ぶ、そしてその中心としての上高地をはじめとした中部山岳国立公園、この周辺の観光振興を、環境という視点をしっかりと打ち出しながら、今後発展させていこうということを確認致しております。そうした一環で、今回、バス会社にもご理解いただいてのことと理解をしております。
【記者】
資料に載っている2カ所、バス停親子滝での乗り換え廃止と国道158号線上のバス停で降車していたバス停の廃止。これは二つともバス停自体をなくすという理解でよろしいですか。
【アルプスリゾート整備本部長】
親子滝のバス停については、乗り換えの廃止ということで、親子滝自体のバス停はありますのでよろしくお願い致します。
【記者】
158号のバス停は無くなるということですか。
【アルプスリゾート整備本部長】
はい。(高速バスなどほかの路線については乗降での利用あり)
【記者】
成人式について伺いたいのですが、コロナ禍ですが成人の方の中には成人式を楽しみにしていた人とか、例えば振袖を準備していた方とか、いろいろいらっしゃると思うのですが、改めての成人の方に向けたメッセージと言いますか、どう受け止めてほしいかという思いがあればお願いします。
【市長】
当初、従来のように1月の成人の日前後ということで予定をし、その際も、今の振袖を着て写真を撮るということが親御さんともども楽しみにされていたという中での延期になりました。その際に、写真撮影だけは行うといった方々もいらっしゃったようです。そして、今回、この5月での設定ということで、そもそもそうした行動様式は、少なくなるとも見られておりましたが、予定をされた方もいらっしゃると思います。残念ながら、ぎりぎりまで開催を模索しておりましたが、松本においても、変異株のリスクということをやはり考えて、総合的な判断として、今回中止とさせていただきました。再延期ということも選択肢としては、検討致しましたが、新成人の実行委員の皆さんのご意見を伺うなどした結果、そうした要望がゼロかどうかは本当に広げればわかりませんが、少ないという認識に立って、中止とさせていただきました。
今ご指摘があったように、これまで成人式というのは、20歳の区切りに振袖を切るなどして親子で新たな社会人へのスタートを切る、そうした儀式として、日本では定着したわけです。一方で、こうした成人式の在り方が、今回、コロナとはいえ、これは松本だけではないと思いますが、1回中断することにもなりました。改めて若い世代に、教育委員会の皆様とも意見交換をして、より若い世代の意向というものを改めて、広く意見も聞いて、来年度以降の成人式の在り方を考えていきたいと思っております。
【記者】
今の成人式の今後の在り方の部分でお伺いしたいのですが、それは開催のぜひを見直すということなのか、あるいは開催方法を見直すということなのか、どちらでしょうか。
【市長】
基本的には開催しないということまで、現段階でもちろん考えているわけではありませんし、今までやってきたことができないという事態に陥ったわけですので、これを機に、新たにもっと良くするためにはどうしたらいいか、あるいは今までのやり方が本当に新成人の皆さんが望んでいることであるか、あるいは親御さんも含めてもっとこうして欲しいという意見がないか。そうしたことを広く聞く機会を持てればということで、教育長とは少し、最終的にこの中止を決める際に話をさせていただいたという段階です。
【記者】
例えば分散開催ですとか、あるいはオンライン開催ですとか、そういったことも選択肢にはあるのですか。
【市長】
それはコロナという観点で出てきている部分ですよね。私は単にコロナという観点だけではなく、広く在り方というものを、若い人たちは今どう思っているのかということも吸い上げたいと思っております。
【記者】
松本城周辺のまちづくりのことでお伺いをしたいのですが、市では本年度世界水準の歴史観光エリアを目指すということで、新しいビジョンを作って、これから整備をしていこうという計画ですが、先週の定例記者会見で高さ制限の話があったと思います。市長そのときに現状においてはその高さ制限の在り方については、妥当性があるのではないかと考えているとおっしゃっていました。松本城付近は、本当にお城の周りは、例えば15メートル、16メートルというように厳しい規制を敷いているのですが、例えば旧開智学校、国宝になりましたが、あの周辺だとか、あるいは枡形跡の辺りとかは、天守と同じ29.4メートルまで高い建物が建てられるというような状況になっています。市長として、今後の三の丸整備の景観誘導の在り方として、今の現状の在り方のままで整備していけるとお考えでしょうか。
【市長】
基本的にはそうであります。今の、この辺りが15メートル、16メートルぐらいであって、その周辺が29メートルまででしょうか。というのは基本的に何か大きく変更しなければいけない必要性というものは感じておりません。
【記者】
29.4メートルぐらいまで建てられるという状況ですと、ともすれば開発圧力が強まってきたときに、松本城天守と同じ高さのビルが、周辺というか、少し離れたところには建つわけなのですが、そうすると世界水準の歴史観光エリアのまちなみの在り方とすれば、それでいいのかなというような感じも受けるのですが、市長その辺りの考えはいかがでしょうか。
【市長】
八十二銀行の松本営業ビルの取得中止、移転計画の凍結中止を決めるにあたって、同心円的に整備する必要性、現実的にはやはりそういうことをしていくと申しあげたわけですが、例えば旧三の丸地区を、かつての城下町と同じように復元するというようなことが、現実的かつ市民の皆さんが望んでいることなのかどうかということについては、少し懐疑的でありまして、そういう中で今回、大手門の復元を最優先するような形での八十二銀行松本営業ビル用地取得について、ストップしたということもございます。これまでの市政が積み重ねてきた、まずお城の周りを、15メートル、16メートル。そしてその周辺を、29メートルですか。ということに、先ほど申しあげたように基本的には妥当性はあるのではないかと思っております。ただ、これが例えば、市民の皆さんがよりこの15メートルの範囲を広げていくべきではないかというような意見が、これから強まったり広がったりしていくのであれば、当然そこには耳を傾けなければいけない部分も出てくるとも思いますし、現時点でそうした状況が生まれているわけではない。そして現時点で大きな問題があるとは考えていないというのが私の立場です。
【記者】
成人式の話に戻りますが1月に延期をされて、今回5月の開催自体も、多分当初は状況がわからなかったと思うのですが、レベルがどれだけになったら中止にするとかそういったことは決められていたのでしょうか。
【市長】
決めていません。コロナの状態はご存知のように、非常に流動的・可変的で、変異株と従来株との在り方も違いますので、レベルが3だとか4だとかということで定量的に何か基準を設けたわけではありません。先ほど申しあげたようなことを総合的に判断をして決めさせていただきました。
【記者】
市長の話の中で実行委員会の意見ということもありましたが、実行委員会の中で、今回中止するか、再延期というようなことを尋ねる場面があったのでしょうか。
【市長】
尋ねる場面とは。
【記者】
市から今回の措置についてどうするかということを実行委員会に聞くという…
【市長】
実行委員会は11人ぐらいいらっしゃったと思いますが、教育部の方から、今回こういう方針にしようということを打診をして、お一人お一人全てかどうかはあれ、相対として中止やむなしというご意見をいただいたと報告を受けております。
【記者】
来年度に関してはちょっと在り方自体を広く意見を聞かれるということですが、開催しないということは考えていないということで、時期に関しては基本的に1月と考えてよろしいのでしょうか。
【市長】
現段階ではそうです。
【記者】
新成人のことに関してですが、ぎりぎりまで開催を模索したけれども、松本においても変異株のリスクを考えて中止ということは、変異株のリスクというのは、成人式ですと、都心部から帰ってくるという可能性が強いということで、変異株のリスクを考えたということになるのでしょうか。
【市長】
網羅的な表現に先ほどはなっていなかったかもしれませんが、そうしたことも一つということで、指摘をさせていただきました。今、コロナを語るときに、先ほどの現状の感染警戒レベル、新規陽性者の人口当たりの数という部分がまずは基本に、もちろん今もなるわけですが、これが1月のときの経験を踏まえれば、拡大のスピードが非常に早く、急拡大すると、医療機関の受け皿が、感染者の皆さんの病床回転率が追いつかなくなるということで、ひっ迫状態になるということでした。ですので、まず陽性者の数という水準と、変異株の場合感染力が一・数倍と言われていて、今、大阪などに代表される急拡大が非常に新たなリスクとして、われわれが認識をしなければいけなくなっておりますので、そういう観点を、1月の段階ではあまり加味していなかった部分として指摘をさせていただきました。もちろんこの成人式以外にも、今、ビジネス、観光で一定の人の移動は松本と大都会であるわけですが、これを今ぐらいのレベルはこれからも維持をして、何とか急拡大という事態は避けていく。そうしたことが、さまざまな私たちが取り得る行動の中でできるようにという、そうした一環の判断です。ですので、成人式の開催の有無と、コロナの感染状況、社会状況、そうしたものを総合的に考えて、教育委員会の皆様にも中止は妥当だという判断をいただいての決定です。
【記者】
5月9日に、新成人の抱負、ビデオメッセージをホームページに載せるということでしたが、これは市のホームページにですか。
【市長】
はい、そうです。もともとの成人式で予定をしていた、抱負を述べていただく新成人、そして、会場で上映する予定だったビデオメッセージ、そうしたものを松本市のホームページに掲載をさせていただくということです。
【記者】
参院選についてですが、コロナの中での参院選になっていますが、どのような論戦とか、どういう対応を期待されるかお願いします。
【市長】
対応というのは。
【記者】
どういうような論戦になることをと言いますか、コロナの中でというのは。
【市長】
今回の補欠選挙は、例えば北海道、広島、長野、それぞれ補欠選挙に至った原因と言いますか、理由はそれぞれ違うわけでありますが、今年中には必ずある、衆議院議員総選挙のいわば前哨戦的な意味合いを持つものだと、これは広く認識をされていると思います。去年以降、先ほどから申しあげている新型コロナウイルスの感染によって社会の在り方、経済の在り方が大きく変容を迫られ、またそこにデジタル化とかゼロカーボンといった世界的な動きが重なり合う形で、今年、日本はある意味この政治の選択の年になるわけですので、参議院補欠選挙、その一つが長野県で行われているということについては、私を初め市民の皆さんにもより関心を向けて、何を判断の基準にするかもちろん市民一人一人違うと思いますが、一票を投じていただきたいと思います。
【秘書広報室】
以上で市長定例記者会見を終わります。