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市長記者会見 令和2年(2020)11月24日

更新日:2020年11月24日更新 印刷ページ表示

市長記者会見資料(令和2年11月24日)[PDFファイル/227KB]

記者会見で使われた資料をまとめたものです。

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資料1 県内の感染者と松本圏域の感染者の推移(8月1日以降)の画像
資料1 県内の感染者と松本圏域の感染者の推移(8月1日以降)

【市長】
 まず、新型コロナウイルスの感染状況と、今後の対応について申しあげます。
 ご承知のように長野県内では、1日二桁の感染者が確認されるという状態が続いています。とりわけ、長野県域ではレベル4ということで、1週間に100人を超える患者が確認される時期もありました。こうした中で、松本圏域の塩尻市内でも先週2人の感染者が確認されました。ただ、松本においてはこの3週間で、合わせて3人という感染の状況に、いわば収まっているということでもあります。この状態を、これまでも申しあげてきましたけれども、市民の皆さんのコロナ禍における適切な行動と共に続けていくことが、課題だと捉えています。繰り返しになりますが、屋内において距離をとる、適宜適切にマスクを着用する、こまめに手や指の消毒を行うといったことを、市民の皆さんにはこれからも励行していただきたいと思います。そして、一番感染リスクがあるとされる飲食のときに、どうやって飛沫が飛ぶことを防ぐかということを、これからの季節、留意しなければいけないと考えています。飲食に伴って会話するわけです。そのときに、事業所側でのアクリル板の設置、あるいは個人個人がフェイスシールドやマスク、扇子といったもので、会話をする時は口元を飛沫が飛ばないように留意することを、ぜひこれからの季節、市民の皆さんには心掛けていただきたいと思います。そして、静かな飲食、あるいは落ち着いた宴席といったものを、ぜひ松本市内では新型コロナウイルスの感染防止措置と共に実施していくことができればと考えています。こうしたことを、さらに具体的な部分も落とし込む形で、松本市としてこの年末年始どう対処していただくかを11月30日(月曜日)に松本市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いて確認し、改めて市民の皆さんにお伝えしていきたいと思っています。
 私からは以上です。

【記者】
 30日にということでお話がありましたが、年末年始が迫っておりまして、一つには市役所の忘年会の開催をどうするのかというところ。
 また、1月10日(日曜日)には成人式が予定されています。例えば、こういったことの開催の可否、あるいは若者に呼びかけること、この辺りの市長のお考えはいかがでしょうか。

【市長】
 そうしたことを、30日に全体としてまとめたいと思いますし、再度そのことをお伝えしていきます。今ご指摘のあった2点については、市役所だけではありません。市民の皆さんがある一定の人数でこれからの季節、先ほど申しあげたような宴席や忘年会といったものを行うことについては、飲食を伴うと会話をする際にどうしても飛沫が飛ぶので、そのことをお店サイドも市民お一人お一人も、そうならない措置を、最小限にリスクを抑える措置をきちんととっていただく。これをとっていただき、静かで落ち着いた雰囲気の中で従来の、前年までのような良い意味でのどんちゃん騒ぎというわけにはいきませんが、そうならない形での会というものを行っていただきたいと思います。松本市としても、そういう形で進めていきたいと思っています。
 また、成人式については、2回に分けて実施するということを以前公表させていただきました。その際、やはり感染防止措置をきちんととることを申しあげましたが、今の段階ではその方向で開催したいと考えています。

【記者】
 30日の対策本部会議で方向性を示すということですが、今念頭にはどういった考えを示す会になるのでしょうか。

【市長】
 先ほど申しあげた、しっかりと感染防止措置をとった上で、やるべきことは準備を怠らず行っていくというのが基本的なスタンスになります。それについて個別具体的に、できるだけ市民の皆さんにも、事業所の皆さんにもとっていただく行動の指針を総合的に示したいということです。

【記者】
 素朴な疑問なのですが、以前の菅谷市政の時代には市役所の建て替え、病院の移転新築、博物館の建設を三大公共施設整備事業と言われていました。最近あまりこの言葉を使う機会がないなと思っており、臥雲市長に代わっても三大公共施設整備事業という言葉はそもそも活きているのか活きていないのかという部分。また、公共施設に限らずハード整備事業については、道路や水をたたえた堀を復元するとおっしゃっています。いろんな整備事業があると思うのですが、もし優先順位があれば教えていただきたいです。

【市長】
 ご質問の趣旨の一つ目は、三大公共事業、あるいは三大ハード事業という言葉を、今私が使ってないのはなぜかというご質問ですか。

【記者】
 そうです。使われていないと思うのですが、なぜかということです。

【市長】
 言葉の使い方は、何に力点を置くかなど、その場その場で変わっていくことは不自然ではないと思います。一方で、なぜ三大ハード事業というくくりを前市政でしていたのかということを、私自身しっかりと把握していない部分もあるかもしれませんが、今そういうくくりをして、同時並行的に進めるという認識がないということが前提です。前の市政で三大ハード事業と称された市役所の建て替え、市立病院の移転、そして博物館の建設。まず市役所の建て替えについてはご存じのように、現地に今よりも大きな規模で建て替えるという方針を事実上白紙に戻し、今検討し、進めています。また、市立病院については鉄工所跡地の広大な敷地の上に病院を作ることも、前の市政の最末期に白紙に戻されましたが、これもそういう状況にあります。博物館については、一階部分を見直そうということで、今進めています。それぞれの進捗状況は、前の市政が三大というくくりをして進めた状況とは大きく変わっていますので、三大ハード事業という言い方を私自身していません。その上で土木、建設系の公共投資に私が積極的でないかというと、私自身はそういう意識はありません。どちらかといえば4期16年の前の市政は、そのことに対して最後の4年までは非常に抑制的だったと思います。そして、最後の4年に三大ハード事業と称して、一気にアクセルを踏もうとした。私は、そのアクセルの踏み方に問題があるということで、今見直しを進めています。渋滞の解消のための道路整備やこれからの自律分散型社会、あるいはデジタル化を見据えた上での施設の整備については、しっかり取り組んでいきたいと思っています。

【記者】
 アクセルの踏み方に問題というのは、どういった点に課題があったと考えますか。

【市長】
 これまでの議会の答弁や、今申しあげたような市役所の建て替えの在り方、あるいは市立病院の建て替えの在り方。それぞれ私が今大きく見直していることは、先ほど申しあげたように、まず市役所で言えば、時代を見据えたデジタル化や分散型の社会になっていくことの視点が非常に乏しかったということ。そして、市立病院について言及すれば、これから国策としても医療、介護の在り方を病院中心ではない在り方に大きくかじを切る中で、公立病院の持続可能性という視点がやはり足りなかったのではないかという中での、病院の在り方の見直しを行っています。以上の2点を、代表的な例として挙げさせていただきます。

【記者】
 お話伺っていると、三大整備事業という枠組み自体が、そもそも今の市政ではなくなっているということですか。

【市長】
 はい。その言葉を使っていません。

【記者】
 優先順位をつけるようなものでもないということですか。

【市長】
 三つの優先順位という意味ですか。あるいは三大というものを、一番上に持ってくるという意味ですか。

【記者】
 前市政が三大整備事業という言葉を使っていたのは、もちろん多額のお金を使うということでもあると思いますし、前市政の市長が重視していた事業だからということもあると思います。

【市長】
 私はそうだからそうなったとはあまり思っていませんが、そういう解釈であるなら、その解釈に沿ってどうお答えすればいいでしょうか。
 適宜適切な段階で必要な公共事業をやっていく。先ほど申しあげた理由で、一気にバッと三つ行っていくことは今の時宜に適してないと思っているので、それをこの一年見直し作業を行っています。来年度以降どういうスケジュールで進めていくかということを、今、政権交代期の過渡期において整理し直しているとご理解いただけないでしょうか。

【記者】
 11月は棚卸しのめどだったと思うのですが、棚卸しの進捗状況と公表に向けた市長の考え方はいかがでしょう。

【市長】
 これまで記者会見でスケジュールについてお尋ねいただき、11月いっぱい、あるいはめどという言い方をしたかもしれませんが、取りまとめて公表するということを申しあげてきました。少しスケジュールが遅れています。12月10日をめどにメディアの皆さんや議会の皆さんに対して公表できるように、今詰めの作業を行っているところです。ご理解いただきたいと思います。

【記者】
 少し遅れている理由が何なのかというところと、10日という舞台設定はどういうステージをお考えなのでしょうか。

【市長】
 一つは、私がこの前も申しあげましたが、こうしてほしいという要求と事務方とのキャッチボールが思ったよりも長く必要だったことがあります。時期的なめどとしては、11月いっぱいと言っていたものをぎりぎり少し延ばさせていただき、上旬までにという意味です。

【記者】
 10日は、議会とかですか。

【市長】
 10日は、めどということです。議会の流れや、あるいは先ほど申しあげたように11月と言っていたこと、これがいつまでもということではいけないという意味で、一つのめどと申しあげています。その日という意味ではまだありません。

【記者】
 10日にどこかの場でと、何か決まったわけではないですか。

【市長】
 そういうわけではないです。

【記者】
 今日(11月24日)、会見の前にスケートボードの要望があったと思います。その中で、マウンテンバイクに非常に興味を持っておられると。いずれもアウトドアのスポーツで、若者の人気を集め、市長自身が次世代というものを強く意識される中で、どういった整理が可能なのかということにも言及されていました。例えば、具体的な環境整備に対する、そこに向けた市長の考えがもしあれば教えてください。

【市長】
 今、アウトドアと若者という言葉を出していただきましたが、もちろん松本がスポーツを中心としたまちづくり、あるいはスポーツをもっともっと盛り上げていこうといったときに、松本山雅のサッカー、あるいは松商学園の伝統を引き継ぐ野球、そういうメジャースポーツはもちろんすでに浸透し、これはこれでしっかりとした取り組みをしていきたいと思います。それに加えて、あるいはもう一つの基軸として、今はマイナーなスポーツだが今後日本国内でも広く浸透していく可能性があるのではないか、それは来年に延期された東京オリンピック、パラリンピックも一つのスプリングボードになるのではないかということで、マウンテンバイクと今日ご要望をいただいたスケートボードは、そうした視点からのものです。
 マウンテンバイクはご承知のように、今松本市在住の鈴木雷太(すずき らいた)さんが監督を務められ、すでに代表に内定している山本幸平(やまもと こうへい)さんが松本市在住です。そうしたつながりに加えて、里山や松本の自然環境を考えたときに、子供から非常に幅広い世代にわたって、自然と向き合いながら心身の健康にもつながるといった可能性があるなと常々感じてきました。
 スケートボードについては今日要望をいただき、若い世代のお話を伺いながら、来年のオリンピックの種目になり、そしてマウンテンバイクほどは松本の地形や気候のアドバンテージはないかもしれませんが、晴天率の高い青空のもとで若い世代がスケートボードをする、これも一つ非常に可能性を感じたところです。
 今日の要望は本格的な施設整備、競技もできるような大きなものということではありましたが、まずはマウンテンバイクについても、スケートボードについても、子供たちをはじめ裾野を広げていけるような施設の拡充、あるいはコースの設置といったことに取り組んでいきたいと思います。これは、来年度から着手できるように取り組んでいきたいと思っています。

【記者】
 来年度からというと、具体的に予算を付ける取り組みになっていくと思うのですが。

【市長】
 時間も限られていますが、これからできるだけ事務レベルと詰めたいと思っております。

【記者】
 これも当初予算で考えていくということですか。

【市長】
 できればです。

【記者】
 スケートボードは、今日(11月24日)に要望があったばかりだと思うのですが、マウンテンバイクについてはどういった地域でどういう施設をというお考えがありますか。

【市長】
 スケートボードについても具体的な部分はこれからです。いずれにしても限られた時間で、まず裾野を広げる施設やコースの設置というものを、それぞれ競技をされている方には腹案があるので、いろいろとお話は伺っています。その実現可能性について精査をした上で、できれば予算化もしたい思っています。

【記者】
 今の点で確認なのですが、来年度からすぐに取り組むのは、今のところスケートボードとマウンテンバイクの2種類を考えていらっしゃるということですか。

【市長】
 はい。

【記者】
新型コロナウイルスの話がありました。市長は感染対策を徹底して、宴席も続けてほしいというお考えだと思います。今、やはり全国的にこれだけ感染者が増えていて、個人の判断で宴席などを控えたり、買い物を控えるということもこれから出てくると思います。今後、また事業者への支援を考えているというお話もありましたが、今何か具体的にあれば伺います。

【市長】
 まず、先ほど申しあげたような基本的なスタンスで臨んでいきたいし、それがとれる前提条件はあると思います。つまり、感染状況が爆発的になっていかないこと。これが爆発的になってきたときには、当然ブレーキを踏まなければいけない。30日に基本的な方針をお示しする際に、こういう状況になったときには、またブレーキを踏む見直しが必要だということまで頭に入れて、いろいろな取り組みを進めなければいけないし、また準備も進めなければいけないと思っています。これが固定的で、どんな状況になってもこうしていくということではありません。ただ、やはりこの状態を何とか続けながら社会生活や経済活動を、少なくとも松本においては、できることをしっかり準備をしながらやっていくということが望ましい方向だと思っています。これをできるだけ長く、できればブレーキを踏まないで続けていける状況を、市民の皆さんと一緒に作っていきたいということです。その上で、それがやはりかなわない状況になってしまったときは、また飲食や宿泊の業種の皆さんを中心に、4月や5月のように、事業者の皆さんの売上利益に大きな影響が出てくる局面も予測をしておかなければいけないと思います。そのときは、ご指摘のあったように、そうした方々を支える新たな対策ということを考えることになるということです。

【記者】
 今の時点で、すぐにということではないことは分かりました。4月に爆発的な感染があったころから、松本市では継続的に事業者への支援や、そのあとは消費喚起ということで消費者へのメリットもあるようなシーンもあったと思います。融資の支援はまだ続いていると思いますが、一旦そういったものが落ち着いたと言いますか一段落している状況です。冬はただでさえ観光客が減るシーズンということもありますが、今のところ冬にすぐに打つ対策は特に考えていないということでよろしいですか。

【市長】
 今の質問の部分、先ほどの質問とはちょっとフェーズが違うところもあるかなと思ってお聞きしました。この状態が続いている状況の中でも、冬場はただでさえ宿泊、観光といったことが厳しい季節的要因があります。そこに向けては、もうすでに公表もされていますが、例えば、氷彫フェスティバルの期間を少し延ばすなど、例年通りプラスアルファを開催するというようなことを一つ考えさせていただきました。年明け以降、冬場の松本のにぎわいの落ち込み、あるいは経済活動の落ち込みを見据えた何らかの対応は、感染状況にかかわらず行っていかなければいけないかなと考えています。できるだけ速やかに、その方針、内容をお示しできればと思っています。

【記者】
 12月の補正予算では特にそういった新たな追加はなかったのですが、時期的にはどうなのでしょうか。

【市長】
 そういう意味では、今までの既決予算の範囲の中で、できることはもう少しあるだろうということを、今庁内的には検討をしています。

【記者】
 先ほどの話に出てきた棚卸しに関してですが、遅れの理由として事務方とのキャッチボールを理由に挙げられていた点でもう少し伺います。この点が理由に挙がっているというのは、具体的に中身の濃さやボリュームがかなりあったからなのか、それとも意外と切り込もうとしていたけれども手強かったといいますか進まなかったということなのか、どちらの印象でしょうか。

【市長】
 それは、両面あると思っています。ここの部分についてもっとと思うところと、そうではないところもあります。新型コロナウイルスの要因や、3大ハード事業といった市役所や病院の問題などがあり、そうしたものの進捗状況なども見合いながらの作業になります。しかも自分としては大体このぐらいと思っていたことが、もう少し時間がかかることになった結果だと受け止めていただければと思います。いずれにしても、内容については10日をめどにと申しあげましたので、それまでに公表させていただいて、見ていただければと思います。

【記者】
 スーパーシティ構想の素案の取りまとめは、今どのような進捗でしょうか。

【市長】
 11月は関連する企業や団体の皆さんからご意見ご提案をいただいています。この特区制度ではアーキテクトという呼び方をしていますが、今回の構想に参加する主要な企業団体の皆さんの合意形成を、今進めているところです。宮之本副市長を中心に、これまでも申しあげてきた医療・介護、エネルギー、教育、そういう分野を念頭に、一緒になってこの構想を国に提起していく枠組み作りを鋭意行っているということです。

【記者】
 改めて今後のスケジュールを教えていただきたいです。

【市長】
 今の段階は、アーキテクトの構成を今月から来月にかけて行い、年内には枠組みを明確にするということでしょうか。

【記者】
 年明けの公表ですか。

【市長】
 年内にできるか、年明けになるか、今の段階では申しあげられません。

【記者】
 マウンテンバイクとスケートボードの施設整備の件について、理由等は先ほどお伺いできたと思います。そういう施設整備を通じて、松本としてどういうまちを目指していこうとしているのか、その辺の市長の考えを伺えますか。

【市長】
 今の二つの種目というか競技だけのことではありません。新型コロナウイルス感染症によって、東京に代表される暮らし方、ライフスタイルからの変化を、今多くの皆さんは感じておられるのではないかなと思います。それは一言で言えば、密集から適度な距離感というものを生きていく上で優先するという、生き方のありようだと思います。子供を育てる上で、あるいは通勤を含めて働いていく上で、あるいはファミリーでどういう休日を過ごすかという上で、東京的なライフスタイルが日本人の中で最優位だった状況がずっと続いていましたが、少しそうではない適度な距離感を持つライフスタイルの方にシフトする。その時に、松本は非常に良いポジションにいるのだと思います。地形、気候、自然環境、そしてこれまで市民の皆さんが培ってきた文化、芸術、そして今のスポーツも含めてであります。そうしたときに、一つの着眼としてのアウトドアスポーツということです。しかも、現状でまだメジャーなスポーツになっていないということは、全国の中で松本は、この部分について力を入れれば目立つ存在になる余地があるということです。マイナーであるということは、裏返しでもあると思っています。ですので、子供を自然の中で育てていこうというようなことを思っておられる方々に対して、例えばマウンテンバイクの遊びとスポーツのようなことが新しい要因として加わることは、非常に投資効果があるのではないかなと思っています。

【記者】
 30日の会議について伺います。今松本市は落ち着いていますが、12月入って新型コロナウイルス感染者が急増した場合に、市が独自に、直近10万人当たり何人発生すれば外出自粛を呼びかけるとか、そういう行動指針みたいなものを決めることはないですか。

【市長】
 これは以前にも議会での質問にお答えしましたが、感染者数、重症者数、病床の埋まっている割合などの数値をとってある程度の妥当性がある状況になるには、やはりボリュームが必要だと思っています。松本市の単位では、数値を掲げてこうなったらこうするというアプローチはあまり適切ではないと思っています。その逆となると、数値ではない曖昧模糊(あいまいもこ)とした、ある程度定性的にこういう状態になったらということで臨機応変に対応していくことが、もう一つの対極にあると思います。基本的にはやはり後者の捉え方の上に立って、市民の皆さんにはできるだけ情報提供を迅速にしながら、ある程度見通しや予測も自らの行動で立てられるようなメッセージを織り込んでいきたいと思います。日本全国、あるいは大阪などのように、こうなったらこうするという数値を掲げることは考えていません。

【記者】
 例えば、大阪モデルとか東京のアラートというものがあったのですが、それは極論としても、市としては、県の警戒レベル引き上げなどに準じていくということですか。

【市長】
 尺度としては当たると思います。

【記者】
 今回の対策会議では、年末年始の過ごし方など、市民へのお願いにどういうことがあるかという理解でよろしいですか。

【市長】
 そうです。

【広報課長】
 以上で市長定例記者会見を終わります。

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理したうえで作成しています。このページのトップに戻る

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