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市長記者会見 令和2年(2020)8月21日

更新日:2020年8月21日更新 印刷ページ表示

記者会見で使われた資料をまとめたものです。

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令和2年8月21日 市長定例記者会見

【市長】
 猛暑の中、新型コロナウイルスへの感染対策ということも、市民の皆さんにはこれまでもお願いしたわけですが、改めて8月のPCR検査数、陽性者数をまずお伝えさせていただきたいと思います。

資料1 松本圏域のPCR検査数と陽性者数の画像
資料1 松本圏域のPCR検査数と陽性者数

 直近の1週間においては、松本圏域で3人の陽性者、松本市内ではそのうち、1人の陽性者が確認されています。10万人当たりに直しますと、松本圏域では0.71人。松本市内では0.42人になり、県の基準としているレベル2の0.4人以上、レベル3の1.2人以下ということで照らし合わせますと、レベル2の状態をキープしているというのが現状です。
 全国的にもピークを超えた、あるいはまだまだ続いていると状況が指摘をされているわけですが、松本市、松本圏域においても、医療機関の体制整備と、あわせて市民の皆さんが感染抑止と社会生活、経済活動の両立ということにご努力をされていることが、これまでのところ、結果に出ていると考えています。
 ぜひとも、この状態が悪化の方向にいかないように、これまで通り、3密回避、適切なマスクの着用、手洗いの徹底といったことを、ご家庭、学校、職場、飲食店、さまざまな場面で継続していただきたいと思っています。
 そうした中で、長野県では、8月に入って熱中症警戒アラートという、暑さ指数を用いての発令が今日も含めて5回出されています。35度以上を超えるという猛暑が続いていて、さらにこれからも続いていくことが懸念されます。ご存じのとおり、松本市内の小中学校ではエアコンの設置が間に合っていませんので、そうしたところにも、しっかりと教育委員会、学校現場を通じて目配りをして、熱中症に、子供からお年寄りまで、しっかりと対応をとっていただけるように取り組んでまいりたいと思います。

資料2 熱中症予防とコロナ感染防止の画像
資料2 熱中症予防とコロナ感染防止

 とりわけ、屋外においては、2メートル以上ソーシャルディスタンスの距離が取れるような状態ではマスクを外していただいて、熱中症への対応ということに留意をしていただきたいと思っています。
 一つ加えさせていただきますと、このPCR検査ですが、現在、松本市立病院において、通常の行政検査と、それとは別立てでといいますか、いわゆる自由診療による有料検査を8月上旬から行っています。検査料は3万円。その他、証明書や診断書の作成費用などがかかるわけですが、県内在住の方で、発熱、その他の症状の疑いのある方ではない方、いわゆる自分としては感染が疑われる症状がないけれども、安心材料としてPCR検査をお受けになりたいという方については、8月上旬から、市立病院に連絡をしていただければ検査を受けられるという状況になっています。ちなみに、表にある検査数には含まれていません。こちらはあくまで行政検査の数ですし、今のところ8月に入って8人の陽性者が全体でいるわけでありますが、いずれも行政検査によって確認をされた感染者ということで、有料検査によって陽性であるという確認が出た方は今のところゼロです。

 続いて、これも新型コロナ関連ですが、消費応援キャンペーン第2弾としてすでに発表させていただいていますが、9月17日から、キャッシュレス決済サービス「PayPay」で支払いをしていただいた場合には、市内の店舗において、最大30%のポイントが付与されるというキャンペーンを45日間にわたって行わせていただきます。

資料3 コロナに負けるな!松本のお店で最大30%戻ってくるキャンペーンの画像
資料3 コロナに負けるな!松本のお店で最大30%戻ってくるキャンペーン

 これにあたって、現在キャッシュレス決済を利用されていない方、特にご高齢の方を中心に、スマホでのアプリのインストールや登録の仕方といったことについて、不慣れな方に対し、9月7日、8日と、市民向けの相談会を開催させていただきます。これは事前の申し込みをしていただく形で行わせていただきます。
 また、市内35地区の公民館、地域づくりセンターにおいて、公民館主事が相談、登録のサポートを行えるようにしていきたいと思っています。昨日、この公民館主事の皆さんに、具体的にどういう取り扱いになるかということを説明させていただいて、機種によってはなかなか難しい状況が出て、専門店にとお願いするケースも出てくるようですが、できるだけ、できることは近くの公民館、地域づくりセンターに足を運んでいただければ、お手伝いをさせていただくということです。
 今回のこのキャンペーンは、もちろん新型コロナウイルスによって影響の出た市内の飲食店をはじめ、事業者の皆様への支援策という側面、そして、一般の市民の方にも、消費の後押しをさせていただくという側面、それに加えて、これから、デジタル化、キャッシュレス決済を松本市としてもできるだけ浸透拡大していきたい。そのことが、市民の皆さんのさまざまな生活の利便性の向上につながるという観点からのキャンペーンでもありますので、市としても、最大限サポートして、取り組んでまいりたいと思っています。

 私からは以上です。

【記者】
 三才山トンネルが9月1日に無料化されます。今まで往復普通車で1,000円ちょっとかかっていたところがなくなるというところで、人の流れが大きく変わってくると思います。
 市として、無料化に期待する点。観光面ですとか、商工面、活性化という面でどういうことが考えられ、今後、市として取り組むことが何かあるかどうか、現段階での考えをお聞かせください。

【市長】
 当初は来年の6月という予定だったものが、前倒しのような形で9月1日から無料化になります。今ご指摘もありましたが、松本にとって、物流、観光、そして文化面も含めて、非常に大きな意味を持つ無料化だと考えています。
 新型コロナウイルスの感染拡大によって、インバウンドは当面期待ができない状況の中で、また、東京首都圏との行き来もさまざまな制約がまだまだある中で、長野県内、とりわけ上田、佐久、軽井沢、東信地域との往来、交流の拡大は、非常に松本市としても進めていく意味が大きいという中で、無料化か、それとも往復で1000円かかるかということについては、相当の県民の方々にご利用をしていただける状況になるのではないかと思っています。
 また、もう少し感染状況が落ち着いていけば、松本から東京へのアクセスという部分において、中央東線のルートと、すでにビジネスの面では、上田から北陸新幹線のルートが使われているわけですが、この部分について、費用面、さまざまな面でこれから東信から北陸新幹線でということは、松本市民にとって非常に活用の効果を生み出せるものだと思っていますので、この無料化は、これに終わらない、さまざまなことをまた付加していかなければいけないと思います。
 もう1点加えれば、信州まつもと空港の可能性という意味でも、北陸新幹線、東信との心理的距離が縮まるということもプラスの効果として期待できると思います。そうした観点をよりしっかりと頭に入れて、空港活性化ということにも取り組んでいきたいと思っています。
 また、今回は三才山トンネルとともに、松本トンネルも無料化になるわけです。松本トンネルは、本来であればいわゆる外環状線の一部を形成するという位置付けで、これも、松本市内の交通の渋滞や、車の移動の利便性ということで、私としては、かなり意味を持つものだと思っています。これから、都市計画道路の見直しを本格的に取り組んでいくわけですが、その点から見ても、非常に大きな意味を持っていると思っています。

【記者】
 市立病院の有料検査を始めたという件ですが、なぜ8月上旬からスタートすることになったのかということと、今まで受けた方がどれくらいいらっしゃるのか、差し支えなければお聞きしたいです。

【市長】
 統計の部分は私今把握してないものですから、改めて広報を通じて報告させていただきます。全国的にこの行政検査と、それとは違う、いわゆる社会的検査がさまざまな形で進められてきました。私としては、この行政検査以外の検査が、どういう形でならできるかということは、念頭にはあったわけですが、今回は病院側の自主的判断といいますか、という形で始まったものです。
 感染状況が落ち着いていて、病院側としては、行政検査に対応する以外にも余力がある程度あったということ。そういう中で、機器を購入したのは5月から6月にかけてだったと思いますが、PCR検査の機器を購入し、また試薬の入手もある程度確保ができてきたという中で、有料という前提で社会的検査を始めたということです。時期の意味は、今のその客観的状況ができる状況になったという病院側の判断になっています。
 私としては、そのことが、行政検査も含めて、マンパワーがひっ迫するようなことにならないかということは、病院側に尋ねましたが、現状において、3万円以上かかるということも踏まえると、誰もかれもが、病院に行って検査を受けさせてくれということには、現状なっていないということで、当面そうした心配はいらないのではないかという病院側の認識です。

【記者】
 三才山トンネルの件ですが、事務レベルではあるようですが、上田観光協会の方が結構松本に連携というか、何かできないかという投げかけをしているみたいです。今後、まだ新型コロナウイルスの収束もしていない中で、なかなか厳しいところがあると思うのですが、行政連携の面で何かこういうことができたら良いなというお考えがあれば教えてください。

【市長】
 行政も民間レベルもそうですが、先ほど申しましたように、物理的な距離よりも、心理的な距離として三才山トンネルでブレーキがかかっていたところが取り払われるということですので、今、具体的に何をというところはありませんが、ご指摘にあるように、松本市と上田市、松本市の商工関係者、上田市の商工関係者、あらゆるチャンネルを通じて、より機会をとらえた取り組みということは努めていきたいと思います。

【広報課長】
 以上で市長定例記者会見を終わります。

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。このページのトップに戻る

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