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市長記者会見 令和4年(2022)3月15日

更新日:2022年3月15日更新 印刷ページ表示

令和4年3月15日 市長定例記者会見陽性者数の画像

【資料1 新型コロナ“第6波”の新規陽性者数】

新型コロナウイルス感染症の陽性者発生状況等について [PDFファイル/406KB]

 

【市長】

まず、新型コロナウイルスの感染状況です。本日(3月15日)松本市で判明した新規陽性者は34人です。新たな集団感染事例に関する情報の提供はありません。この34人の方々ですが、年代は10歳未満から70代、このうち同居外での接触のある方が10人、同居での接触がある方が6人、県外滞在歴のある方が3人、そして、現時点では感染経路不明の方が15人となっています。重症度は34人のうち33人が軽症、そして無症状の方が1人という状況です。

 

新型コロナウイルス 直近1週間の新規陽性者数の推移

【資料3 新型コロナウイルス 直近1週間の新規陽性者数の推移】

 

直近1週間の新規陽性者は214人ということで、前の週に比べますと9%減っていますが、ここに来て、毎日20人から30人程度の新規陽性者が確認される状況が続いています。

 

コロナ病床の実質病床利用率

【資料4 コロナ病床の実質病床利用率】

 

一方、病床利用率につきましては、松本圏域においては20%台前半まで下がっていまして、医療機関への負荷は少ない状況になっています。

 

新型コロナワクチン 3回目接種 接種済と予約中の合計

【資料5 新型コロナワクチン 3回目接種 接種済と予約中の合計】

 

こうした中、これまでも3回目接種の呼びかけをさせていただいてきていますが、改めて、今日の午前中現在における、すでに接種済みの方、また、接種を前提に予約をされている方の年代別の割合を示したグラフがこちらです。

この右側に数字を縦に並べていますのが、それぞれの年代で接種券を交付させていただいている割合です。

65歳以上でいいますと、98%の方にすでに接種券が送付されて、そのうちの84%の方が接種を済ませた、あるいは接種をするための予約を済ませた方です。

接種券は、2回目の接種完了から6カ月を経過した方に送付しています。1、2回目が高齢者の方々から順に接種を進めましたので、40代以下の方々は、6カ月以上の期間が経過してない方がまだ非常に多いものですから、送付している方の割合というのも30%程度ということになっています。これを見ますと、65歳以上の高齢者の皆さんにはほぼ、接種券を送付させていただいて、84%の接種率ということで、3回目の接種についても、かなりの皆さんに接種を済ませていただいたということです。この後、順次接種券を6カ月の経過とともに送付させていただきます。1、2回目も、年齢の若い方は、高齢者の皆さんに比べれば若干接種したいただいた方の割合は低いわけですが、3回目の接種につきましても、繰り返し申しあげていますように、そのとき接種できるワクチンを速やかに接種していただきたいと思っています。

 

新型コロナワクチン 3回目接種 週単位の予約状況

【資料6 新型コロナワクチン 3回目接種 週単位の予約状況】

 

改めて、松本市が運営主体の接種、そして県が運営主体の接種の予約率の表ですが、今日が15日ですので、14日から20日の週ということになりますが、この週で見れば、松本市が接種主体の予約はほぼ埋まっていますが、県が主体の予約枠は、まだ大きく余裕があるという状況です。また来週につきましては、松本市が主体のものも、モデルナは半分程度まだ予約ができる状況ですので、この枠を利用して接種を進めていただきたいと思います。ちなみに県の接種会場は、今月(3月)19日からは、これまでのスカイパークに代わって、安曇野スイス村サンモリッツが中信地区の会場となります。合同庁舎は引き続き行っていますので、ご利用いただければと思います。

ワクチンの接種は、第6波が落ち着いた状況になった後、この春以降、またいろいろな変異、その他が起きたときにも、日常生活、経済活動を制限することなく続けていくいわば前提となるものですので、できる限り、接種のできる方は速やかな接種をお願いしたいと思っています。

 

8月13日(土)~9月9日(金) 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル 今年で30周年を迎えます

【資料7 8月13日(土)~9月9日(金) 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル 今年で30周年を迎えます】

 

もう1点私から報告させていただきます。

今年2022年は、セイジ・オザワ松本フェスティバルが30周年を迎えるわけですが、この30周年を迎える今年のプログラム、大枠が決まりましたので発表させていただきます。

このフェスティバルは、ご存知のように、1992年に第1回、当時はサイトウ・キネン・フェスティバル松本ということで開催させていただきました。そこから2022年は30周年ということで、今回、特別公演ということも企画させていただいて、開催できれば3年ぶりの開催となりますので、ぜひとも、市民の皆さん、そして、全国の音楽ファンの皆さんと共に、盛大なフェスティバルを開催したいと考えています。小澤征爾総監督からも、「1992年にサイトウ・キネン・オーケストラの仲間たちと始めた宝物のような音楽祭が、30周年を迎えることができました。松本から、とくべつなサイトウ・キネン・オーケストラの音楽を世界へ発信し続けていくために、みなさまの応援をお願いします」というメッセージをいただいています。

 

8月13日(土)~9月9日(金) 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル 3年ぶりのオペラ公演 デュトワ再登場

【資料8 8月13日(土)~9月9日(金) 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル 3年ぶりのオペラ公演 デュトワ再登場】

 

今年のプログラムですが、柱となりますのが3年ぶりのオペラ公演、そして、昨年に続いてシャルル・デュトワさんに指揮を取っていただくオーケストラコンサートです。3年ぶりのオペラ公演は、8月21、24、27の3日間、指揮は、沖澤のどかさん、そして演目はモーツァルトのフィガロの結婚というメジャーな演目での公演となります。

沖澤のどかさんは、小澤総監督も優勝したブザンソン国際指揮者コンクールの優勝者でもありまして、現在注目の若手日本人女性指揮者とされています。 

また、シャルル・デュトワさんにつきましては、昨年無観客ネット配信という形での指揮をとっていただきましたが、今年はご本人たっての希望もあって、ぜひ、観客を入れた状況でもう一度指揮を振るいたいということで、今回は演目を、ストラヴィンスキーの春の祭典、その他で公演をしていただくことになりました。

 

8月13日(土)~9月9日(金) 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル 秋にも30周年記念特別公演を開催

【資料9 8月13日(土)~9月9日(金) 2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル 秋にも30周年記念特別公演を開催】

 

もう1点は、30周年の記念特別公演ということで、このフェスティバルの期間とは2カ月あまり離れますが、11月に特別公演を開催いたします。

会場は、11月25日が松本市、そして26日が長野市でそれぞれ開催をいたします。指揮は、アンドリス・ネルソンスさん、演目はマーラーの交響曲第9番ということに決まりました。

アンドリス・ネルソンスさんにつきましては、現在ボストン交響楽団の音楽監督を務めておられます。ご存知のように、このボストン交響楽団の音楽監督というのは、小澤総監督が長年務めた立場です。そして、このアンドリス・ネルソンスさんは、このボストン交響楽団の指揮を取るために、この秋、来日する予定が決まっておりまして、それに合わせて多忙な中、サイトウ・キネン・オーケストラの指揮を、30周年記念の特別公演として務めていただきたいということでご依頼をしたところ、この来日の期間内での記念公演の実現に至ったということです。

チケットの発売は、6月11日から全国一斉で、ウェブサイト及び県内は松本、長野、伊那の3カ所での窓口販売を合わせて行わさせていただきます。2年続けて新型コロナの影響で開催ができなかったセイジ・オザワ松本フェスティバルですが、30周年という大きな節目を、コロナからの再生という社会の方向性と合わせて、ぜひこの夏、盛大なフェスティバルを松本で開催できたらと思いますので、関係する皆さんにはご支援ご協力をお願いしたいと思っています。

以上私からの報告です。

 

【記者】

コロナワクチンの関係ですが、市長は(3月)12日に3回目の接種を受けられたと思いますが、発熱や体調不良等があったのか、その時の状況と3回目接種を受けた感想を一言いただければ。

 

【市長】

この前の土曜日(3月12日)の午後、アルピコプラザで接種をさせていただきました。私自身は、24時間ぐらい経過した翌日(3月13日)の午後、数時間ほど少し倦怠感や微熱がありましたが、夜にはそれも治まり、月曜日(3月14日)からは通常通りの勤務ができました。自分自身で言えば、今回のモデルナの接種は、2回目のファイザーの接種のときの副反応よりも小さな副反応で済んだという状況でした。先ほども申しあげましたが、今、第6波の動きは、全国的にも、松本においても、ピークを過ぎて落ち着いた状況だと考えていますが、今、高齢者、そして基礎疾患のない方をはじめとして、そして年代も広く接種をしていただく目的は、やはり完全収束にはなかなか見通せない状況、一方で、社会活動、経済活動は、この春、そして夏にかけて過去2年とは異なる状況を私たちがつくっていく。それはどういう状況かといえば、一定程度コロナが感染しても、重症化しないことで医療機関への負担を大きくしない。医療機関への負担が大きくならなければ、経済活動を必要以上に制限する必要がない。そういう状況をつくるための、3回目のワクチン接種だと考えています。先ほど、こちらにご紹介いたしましたように、順次接種券は送付して、40代以下の皆さんは、3分の2以上の方がまだ6カ月以上経っていないのでその機会はめぐってきていませんが、今後接種券を送付させていただいた方につきましては、この春、夏以降を見据えて、個人としても、社会としても、できるだけ日常に戻していく、日常を長く続けていく、そのための接種だということでご協力をお願いしたいと思っています。

 

【記者】

再三、重症化リスクを抑えるためとありますが、3回目接種が感染を抑える効果や感染しない効果があるのか、発症しない効果があるのかというそのエビデンスというのは分かりませんが、第6波で恐らく(陽性者が)3,500人ぐらいいると思いますが、3回目接種した人がどれくらい感染しているのかもし分かれば、いずれか公表していただければと思います。

 

【市長】

定量的なものは、ある程度ありますか。

 

【保健予防課長】

現在そのエビデンスに基づきまして数値をまとめている最中ですので、そういったものをまた公表できるものがございましたら、公表させていただきたいと思っています。

 

【市長】

私の認識としては、松本市ぐらいのある意味サンプル数では、必ずしも十分でない、やはり全国規模でということが必要だと思います。そして、例えばインフルエンザを想定していただくと、つまり、かかっても重くならないということが、基本的にはそのワクチンというものの目指す効能だと理解をしています。つまり、このウイルス量を必要以上に多い状態にしないのだということ、健康な人ほどそのウイルス量に対しての対抗力があって、どうしても健康状態がそうでない方は、同じウイルス量でも発症や重症化ということにつながるわけです。ですので、そうした前提に立てば、この3回目のコロナワクチンも、かからないようにするということを求めすぎるものではないと認識しています。1、2年前は、どの程度のウイルスの怖さかを図りかねる中での我々の対処法でした。それが、ワクチン、さらには経口薬というものもこれからさまざま出てくる中で、段階的ではありますが、確実に季節性インフルエンザのような方向にコロナを受け止める状況に近づいていると考えています。そうであれば、かからないようにするというよりも、かかっても医療行為を必要としない、たとえ必要としても、それは最小限に抑えられるということを、予防を含めて行っていくということ、その予防というのは、ワクチンも非常に大きな予防手段ですが、これまで続けてきた公衆衛生の基本や、そうしたこと一つ一つを、我々としては認識して積み重ねていくことではないかと思っています。

 

【記者】

コロナに関して、子どものワクチン接種に関してですが、今予約率がどれくらいか、分かればお願いします。

 

【市長】

調べて報告させていただきます。

 

【記者】

OMF(セイジ・オザワ松本フェスティバル)の関係でお伺いします。今回ネルソンスさんが指揮を取られるということですが、小澤さんと「ゆかりの深い世界的指揮者」と書かれていますが、現在ボストン交響楽団で指揮を監督されているということ以外に、何かゆかりのあることが分かるような情報がもしあれば教えていただきたいです。

 

【市長】

先ほど申しあげたように、小澤さん自身が、ネルソンスさんの前の前のボストン交響楽団の音楽監督でした。そうしたつながりを基にした個人的な音楽家としての交友関係、そして小澤さんも、さまざまな後輩に当たる指揮者が世界にいらっしゃる中で、非常にその才能、実績について評価をされている指揮者だと伺っています。そうしたお互いの強い絆を基に、今回、直接的にはボストン交響楽団の演奏のための来日だったわけですが、小澤さんのたっての希望を受け止めていただいたネルソンスさんということで、今回の11月のサイトウ・キネン・オーケストラを指揮するという特別公演が実現したと考えています。

 

【記者】

沖澤さんが、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝されていると書かれていますが、これは日本人としては何人目ぐらいになるでしょうか。

 

【市長】

現段階で分かりますか。

 

【国際音楽祭推進課長】

後ほどお答えいたしますが、少なくとも小澤さん、沖澤さん、もう一方いらっしゃったかと思いますので、後ほど調べてお答えいたします。

 

【記者】

会見の資料と直接関係ありませんが、三の丸エリアビジョンの案について、市役所の本庁舎敷地に関わる部分の表現を修正する方針が明らかになりましたが、このタイミングでの修正の理由を伺ってもよろしいでしょうか。

 

【市長】

修正する方針が明らかになったというのは、どこで明らかになったのでしょうか。

 

【記者】

修正があるといいますか、今まさに議論されているところですが、修正するに至った理由はどういったものなのでしょうか。

 

【市長】

今ちょうどおっしゃるように、総務委員協議会が午後2時から開かれていると伺っています。この中で、前回の総務委員会で本部長から説明をさせていただいたことを踏まえて、改めて議会の皆さんの意見を受けた対応を、説明させていただいています。前回の委員会で申しあげたことは、新庁舎問題で、議会と基本的方向性を確認するまでは取り組みに着手することはないと、この新庁舎の周辺のエリア界隈の取り扱いについて説明をさせていただきました。今日の委員協議会での協議は、それを踏まえて、松本市として、こうした方向性で改めてどうでしょうかということを説明させていただいていますので、この委員協議会での結果を見守りたいと思っています。

 

【記者】

明日(3月16日)の議会で予算特別委員会の全体会が予定されていると思いますが、この中でこれまで予算審議の焦点になってきている事業について、複数の総括質疑が予定されていると伺っているのですが、この点に対する現段階の受け止めと、明日どんな姿勢で臨むお考えかをお願いします。

 

【市長】

予算特別委員会というのは、元々分科会でそれぞれの担当部局から説明し、それに対する委員の皆さんの集約、最終的な採決に向けて、市長出席のもとでの質疑を行うというものです。ですので、当然明日の予算特別委員会は、私に対しての質疑ということが中心になることを予定して設定され開催されるものですので、いくつかおっしゃるように、重要案件あるいは必ずしも今まで市側と議会側ですべての皆さんとは意見が一致しない課題があります。それに対して改めて質疑を行わさせていただいて、できるだけ大勢の方々の賛成を得られるよう、この予算案が成立しますよう、努力したいと思っています。

 

【記者】

OMFの関係ですが、現段階で小澤総監督の体調は最近どんなご様子かという情報があればお願いします。

 

【市長】

去年のOMF開催はできなかったわけですが、小澤総監督は松本に来られ、このリハーサルや無観客での演奏会場で演奏を聞いていたという状況がまずございました。その後、今回先ほどご紹介したこのプログラムにつきましては、小澤総監督が自ら、このような指揮者、演目でということをオーケストラの主要メンバーとともに話し合って決めたプログラムだと報告を受けています。今、小澤総監督については、そうした対応をされる体調状況にあるのだと認識しています。

 

【記者】

ウクライナの関係ですが、仮に避難されて来た方が松本にという話になった場合に、受け入れる準備は今進んでいるのかどうかお願いします。

 

【市長】

受け入れということの、何か自治体で具体的にやる問題が出てくるかどうか、出てきた場合には、しっかりと対応検討したいと思っています。

 

【秘書広報室】

以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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