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市長記者会見 令和8年(2026)7月29日

更新日:2026年7月29日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和8年7月29日 市長定例記者会見

 

資料1 松本市&ザルツブルク州 文化・観光分野における協力に関する覚書を締結

【資料1 松本市&ザルツブルク州 文化・観光分野における協力に関する覚書を締結】

 

資料2 2026セイジ・オザワ 松本フェスティバル 開幕35年目記念オープンイベント

【資料2 2026セイジ・オザワ 松本フェスティバル 開幕35年目記念オープンイベント】

 

資料3 入場無料 入退場自由 2026セイジ・オザワ 松本フェスティバル 開幕35年目記念オープンイベント

【資料3 入場無料 入退場自由 2026セイジ・オザワ 松本フェスティバル 開幕35年目記念オープンイベント】

 

資料4 長野県内では唯一の選定 住民協定×修景助成×街路整備による 街並み景観の質の向上 松本市の取組み 先行的な事例に選定

【資料4 長野県内では唯一の選定 住民協定×修景助成×街路整備による 街並み景観の質の向上 松本市の取組み 先行的な事例に選定】

 

資料5 7/29~ 人が中心の滞在空間づくりを展開 外堀大通り 社会実験 本格スタート

【資料5 7/29~ 人が中心の滞在空間づくりを展開 外堀大通り 社会実験 本格スタート】

 

【市長】

 資料1~5に基づき説明

 

【記者】

 オーストリア訪問について伺います。大阪・関西万博のオーストリアパビリオンのオブジェについて、今回オーストリア政府と覚書を交わしたということですが、松本市側では民間の専門委員会も立ち上がっています。今後のスケジュールの見通しや、約9千万円とされる費用面について、今後どうなっていくのか伺います。

 

【市長】

 オブジェの寄贈・受け入れについては、これまでも段階的に議会へ説明しており、音楽文化ホールの一角に設置することについては了承をいただいています。今後は、最終的に設置のための予算措置を議会にお願いする必要があります。現在示されている費用は極めて概算の段階ですので、まずは設置にどのような費用が、どの程度かかるのかを関係事業者と調整し、具体的に詰めていくことが重要だと考えています。そのうえで、公費負担のあり方については、民間からの寄付を市民グループの皆さんが募る動きも今後出てくると認識していますので、そうした状況も踏まえて予算措置を検討していきます。設置時期については、2027年度、つまり来年度のいずれかのタイミングを念頭に置いており、そこから逆算して必要な予算措置の時期を見定めていきたいと考えています。

 

【記者】

 市長は以前から、オブジェの設置について、その意義や意味合いを市民の皆さんにしっかり理解してもらうことが必要だとおっしゃっていました。今回の訪問を通じて、そうした交流の意義や、今後の具体的な交流について、より明確になったということでしょうか。

 

【市長】

 今回、オーストリア政府の経済・イノベーション・国際政策局長との会談でも、オーストリア政府からオブジェの受け入れに対する深い謝意が示され、これを礎として協力関係を深めていきたいという意向が示されました。もちろん、このオブジェがなければ友好交流や協力関係をつくれないということではありません。一方で、今回のオブジェが、オーストリア政府と松本市、あるいはザルツブルク州と松本市の協力関係をこれから発展させていくための土台、礎になるものだということを、今回の訪問を通じて改めて感じました。その結果として、先ほど説明したザルツブルク州との協力に関する覚書の締結があり、大学や芸術文化団体との交流もさらに進めていく形になりつつあります。市民の皆さんの理解や共感を得ていくためには、こうした交流の実態を一つ一つ積み重ねていくことが重要です。それによって、後々、オブジェの寄贈・受け入れの意義は、こうした交流を実現することにあったのだと感じていただけるのではないかと考えています。

 

【記者】

 続けて、外堀大通りについてです。夜になるとかなり暗いと感じます。先日、お城の周回ランの看板も設置されましたので、夜に走る人もいると思います。また、夜にここで休憩するとなると、少し難しいのではないかと思います。大きな電灯を設置するほどではないと思いますが、低い位置から照らすような照明など、暗いという意見は市に入っていないのでしょうか。

 

【市長】

 ご意見として参考にさせていただきます。もともと、せっかく松本城の南側からお城の裏側を眺めることができ、かなり広い空間ができた一方で、暫定整備ということもあり、思い切った投資はなかなかしにくい状況があります。その中で、担当部局が少しずつ工夫を重ね、現在のところまで整備してきたものと認識しています。ただ、見方によっては非常に好立地な場所ですので、夜の光の問題も一つの参考にさせていただきたいと思います。真夏は利用が難しい面もありますが、今後もこの場所を大勢の皆さんに滞在して、くつろいでいただける場所にしていくための不断の取り組みを続けていく必要があります。今日いただいたご意見も参考にするよう、担当部局に伝えたいと思います。

 

【記者】

 最後に別件です。昨日(7月28日)、熊本県で最大震度7の地震があり、死傷者も出ています。まだ被害の全容も分からない状況ですが、今後、松本市として支援することも想定しているのでしょうか。

 

【市長】

 人的派遣については、松本市が単独で何かを行うことは基本的には考えていません。10年前の熊本地震の際も、長野県全体として市長会や町村長会などと連携して支援した経緯がありますので、今回も同様の枠組みで支援することになれば、検討していく必要があると考えています。また、10年前の熊本地震の際には義援金を集める取り組みも行っていますので、今回についても同様の取り組みを行うか、担当課で検討してもらいたいと思います。

 

【記者】

 歴史まちづくり法の景観について伺います。今回、先行的な事例として選ばれることで、例えば国からさらなる支援を受けられるなど、副次的な効果はあるのでしょうか。また、今回、住民主体の活動が評価されています。各町会などの住民の皆さんが協議会を立ち上げ、共同で取り組んできたことを国も評価したということですが、市長として、こうした住民組織の大切さについて改めて見解を伺います。

 

【市長】

 後者の質問からお答えします。官民連携、あるいは官民共同という言葉は、今では全国的に当たり前の取り組み、原則として広がっていると思います。松本市では、平成23年に歴史まちづくり計画の認定を受け、その取り組みをどう進めていくかという中で、すでに歴史的に、城下町のもとで行政と地元住民の皆さんが、それぞれの取り組みを並行して進め、また融合し、一緒になって取り組んできた歴史や伝統があります。それが今に引き継がれていることの一つの証しだと受け止めています。今回紹介している井戸や湧水の保存・活用の取り組みなども、さまざまな事例があります。もちろん税金をいただき、その税金でできることには限界があります。一方で、住民自治についても、人口減少や偏在などによって、それだけで担っていくことには限界があります。行政と住民、それぞれができること、得意とすることをうまく組み合わせながら、官民共同をこれからの松本のまちづくりの大きな軸にしていかなければならないと思っています。今回、国土交通省の参考事例に選定されたことも、そうした取り組みを市民の皆さんと共有するきっかけにできればと思います。

 前者の質問については、今回の選定に伴う副次的な効果は特にありません。これまでの松本市の取り組みを評価していただいたことと、他自治体の参考事例として広く周知していただけることになります。

 

【記者】

 ザルツブルク訪問について伺います。市長は昨年訪問された際、文化都市としての格の違いを感じたとおっしゃっていました。今回は2回目の訪問ですが、ザルツブルクに滞在してどのような印象を持たれたのか、また滞在中に最も印象に残ったことを教えてください。

 

【市長】

 今回はオーストリア全体で4泊5日、ザルツブルクには3泊4日滞在しました。前回はザルツブルクに1泊2日ほどでしたので、今回は比較的時間があり、再び訪れた場所もありますし、旧市街や新市街の街並みを時間をかけて散策することもできました。

 一番感じたのは、松本市とザルツブルクは本当に似ているということです。「音楽とアルプス」という共通の価値だけにとどまらず、街の雰囲気など、あらゆるレベル、あらゆる側面で共通点が多いと感じました。自分がそこにいてもあまり違和感がないような感覚もありました。

 ホーエンザルツブルク城があり、旧市街はもともと大主教による独立国のような宗教国家として始まっているため、背景はもちろん違いますが、16世紀から17世紀ごろの建物が旧市街に残り、川を渡って新市街に入っても、そうした雰囲気を残しながら近代的、現代的な街並みになっています。松本市が「えきしろ空間」と呼んでいる、松本城から松本駅、そして市街地へ広がっていく構造にも共通点があると思いました。

 また、北アルプスとヨーロッパアルプスが、それぞれ市街地の近くにあり、そうした風景も非常に重なります。

 

 さらに、オーストリアは私自身、昨年以降、今回のような協力関係の話になるまではあまり馴染みのない国でしたが、東はロシアや東欧諸国、北はスカンジナビア半島、西はドイツ、南はイタリアと、さまざまな国に接する内陸国です。そうしたところも、さまざまな県に接する長野県という内陸県と重なります。ドイツ系の方が多いとはいえ、ルーツも多様で、ザルツブルクは文化・観光を中心に経済を営んでいます。

 さまざまな面で、松本市とこれほど近く、共通する都市は、世界を見渡してももしかすると少ないのではないかと、今回の訪問を通じて感じました。一番印象に残ったのは、天候にも恵まれたことがありますが、市街地の店舗の前のテラスで飲食を楽しむことが主流になっていることです。それがどうしてもできないときに店舗の中で食事やお酒を楽しむというくらい、テラスで食事やお酒を楽しむ光景が街中にあります。ウィーンやザルツブルクでは、そうした光景が非常に印象に残りました。松本も、もっと路上や歩道を有効利用し、テラス文化が発展していけば、今進めているウォーカブルなまちづくりにもつながっていくだろうと感じました。

 

【記者】

 続いて、「小澤征爾の日」について伺います。今年度実施されるサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーによる特別演奏について、曲目が決まっていれば教えてください。

 

【国際音楽推進課長】

 2曲ございます。1曲目がモーツァルトの「フルート四重奏曲第1番」、もう1曲がベートーヴェンの「弦楽三重奏のためのセレナーデ」と聞いております。

 

【記者】

 オブジェについて、以前、総務委員協議会で、オーストリア政府からの支援も視野に金銭的な支援を求めていくという話だったと思います。今回のフラウシャー局長などとの会談の中で、そのような話はあったのでしょうか。

 

【市長】

 これについては、現在も事務レベルで調整を続けている段階です。今回の覚書締結の会談の場では、私から話題として出すことはありませんでした。

 

【記者】

 ザルツブルク訪問について伺います。市長はザルツブルク音楽祭の開幕式典にも出席されたということですが、松本市でも8月16日からOMFが始まります。今後、この覚書の中に入るかどうかはまだ分からないと思いますが、OMFとザルツブルク音楽祭の連携や協力など、今考えていること、今後実現したいことがあれば教えてください。

 

【市長】

 ザルツブルク音楽祭は、世界三大音楽祭の一つと言われるほどのレベル、あるいはスケールの音楽祭ですので、将来的に何らかの形でセイジ・オザワ 松本フェスティバルとの関わりができることは希望しています。ただ、世界三大音楽祭ということで、これまでの積み重ねやさまざまなプログラムがありますので、直ちに、あるいは速やかに何らかの取り組みを進めていくことにはならないと、今の段階では感じています。それぞれが目指す音楽祭の在り方もあると思います。これからさまざまな意見交換や対話の場を重ねる中で接点を見いだすことができれば、松本にとって非常に意味のあることだと思っています。

 

【記者】

 別件で伺います。相澤東病院と松本市の第2地区防災緑地の土地交換について提案が出ている件です。慈泉会は6月に住民向け説明会を行っていますが、この提案そのものについて、市長の考えを伺います。

 

【市長】

 今回、相澤病院側から、第2地区の現在の防災緑地の場所に相澤東病院の新たな病棟を建設できないか、その代わりに、現在、相澤病院・慈泉会が所有している土地を提供することで、そうした計画を進められないかという話をいただいています。これはあくまで松本市の土地ですが、長年にわたって第2地区の防災緑地として、災害があったときにはまず一度そこに集まる場所として利用するということで、地元の皆さんがさまざまな取り組みを重ねてきた場所でもあります。そのため、地元の皆さんの理解、同意がこの計画を進めていくための前提になると考えており、そのことは相澤病院側にも伝えています。

 現在、第2地区地域づくりセンターや都市計画課が中心となって、地元第2地区の住民の皆さん、また住民を代表する町会の皆さんとの話し合いを続けています。今月(7月)17日には第2地区の町会長会議が開かれ、これまで各町会で話し合ってきた経過について報告を受ける場がありました。その中では、地域医療の強化につながり、地元にとっても高齢者を中心とした医療の充実という恩恵があるという賛成意見がある一方で、現在の緑地の場所と比べると、どうしても立地上の利便性が下がることや、いつまでに決めるのかといった点への疑問や批判もあります。

 現在の段階では、まだ賛否両論があると受け止めており、十分な理解を得られた段階には至っていません。もうしばらく、引き続き住民の合意を得るための努力、取り組みを続けていく必要があると考えています。

 

【記者】

 追加で伺います。慈泉会側が現時点でどう考えているかは分かりませんが、住民説明の場では、9月までに住民の意見、あるいは合意を取りまとめたいという考えを示しています。8月に入り、残りの期間が短くなる中で、町会からもさまざまな声が上がっていると思います。9月までに地元の合意を得るということについて、市としてどのように関わっていくのでしょうか。

 

【市長】

 病院の今後の建設スケジュールなどから、病院側が今おっしゃったようなスケジュール感を示されているものと理解しています。我々としては、そうしたことも念頭に置きつつ、現在、地元の皆さんがどのようなことに懸念や批判の考えを持っているのかを改めて整理したいと考えています。そして、それが乗り越えられない問題なのかどうかを考える必要があります。もちろん、あらゆる公的施設について、今回の場合は市の施設ではありませんが、土地利用については地元の皆さんの意向が非常に重要です。それと合わせて、今回の相澤病院の新たな病院移設計画が、松本市全体にとってどういう意味を持つのかについても改めて考える必要があります。これは、我々自身もそうですし、地元住民の皆さんもそうです。また、広く松本市民全体の皆さんにも何らかの形で認識していただきながら、最終的にこの話を地元の合意に基づいて進められるかどうかを判断していきたいと考えています。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※AIにより文字おこしを行い、編集したものです。実際の発言とは異なる部分があります。

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