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令和8年7月14日 市長定例記者会見
【資料1 “アルプスと音楽” を世界に発信するパートナー オーストリア・ザルツブルク州 と 覚書締結】
【資料2 週末の街かどにひとときの癒しを 大名町通りで花手水のおもてなしを試行】
【市長】
資料1~2に基づき説明
【記者】
花手水についてお伺いします。私も先週気づいて取材しましたが、かなり好評で、色鮮やかできれいだと思いました。資料2の下部には、中町・蔵シック館前の蔵の井戸と、松本駅前広場内の深志の湧水と記載されていますが、なぜこの2カ所で実施することになったのでしょうか。
【市長】
まず、2カ所で実施することを前提に話し合いをしたということではありません。えきしろ空間を中心に、街中にある湧水をピックアップし、その中のどこで実施できるかという議論をする中で、この2カ所が候補として挙がってきたものです。今回、最も重要なのは、継続して管理していけるかどうかという点です。この2カ所については、誰がどのように管理するのかというところまでまだ具体的に詰まっていません。そのため、現段階では実施できるかどうかを検討していくという状況です。
【記者】
花手水の関係でお伺いします。1年前になりますが、博物館前の井戸を見た際、井戸の水が入っているところに大きな犬が入って、気持ちよさそうに水浴びをしていました。注意しようかとも思いましたが、そもそもそうした使い方が想定されている可能性もあると思い、何も言えませんでした。この機会に確認したいのですが、こちらの井戸の水は、例えば動物や小さい子どもが水浴びに使ってもよいのでしょうか。
【市長】
公共的な場所にある公共的なものについて、何がどこまで許容されるのかということだと思います。今のご質問について、良いのか、いけないのか、明確にお答えしようとすると、現時点では回答を持ち合わせておりません。実際にそうした利用があるとすれば、今後どうしていくのかについて、改めて担当課に検討してもらいたいと思います。
【記者】
動物については、衛生面でどうなのかなと思いました。今回、花手水が設置されていれば、恐らく動物は入れなくなるのではないかと思いますので、そうした対策の面でも良いのではないかと思いました。
【市長】
分かりました。参考にさせていただきます。
【記者】
花手水についてお伺いします。管理の面で実施できるかどうかということですが、現状は担当課というより、博物館の前であれば博物館、松本信用金庫の前であれば松本信用金庫が管理をするのでしょうか。
【市長】
今回この話をいただいて、まず私が所管課はどこかというところから考え、所管課の課長などを呼んで話を聞くところから始めました。今回の場合、公園緑地課が花いっぱい運動の事務局をサポートしていますので、花ということであれば公園緑地課との関係があると思いました。また、湧水については、場所によって湧水の管理を地域づくりセンターが担っているケースが多くあります。そのため、関係者を幅広く呼んで、先ほど申し上げたような意見交換を行いました。その中で、博物館前の井戸の管理については、一義的に所管を博物館とすることになると思います。また、松本信用金庫の前については、中央地区地域づくりセンターが担当できるのではないかということで、松本信用金庫の皆さんとも話をし、協力していただけるということでしたので、所管を中央地区地域づくりセンターとしています。
その上で、私が全体のことをいつまでも担当するわけにはいきませんので、住民自治局長に対して、地域づくりセンターが関わるケースが多いことから、全体について少しハンドリングしてもらいたいと伝えています。
【記者】
少し関係するところで市内の井戸についてお聞きします。源智や鯛萬の井戸は、ボランティアの方がきれいに掃除している一方で、ほかの井戸では町会長一人で毎日掃除をしているところもあるなど、管理の状況にはかなりばらつきがあると思います。担当課も複数に分かれていて、関係者が集まって会議をしているとも聞いています。湧水は松本の宝だと思いますが、今後、清掃などの管理については、どのような方向性で考えていますでしょうか。
【市長】
一口に湧水といっても、規模などにはかなり幅がありますので、現段階で一義的に「こうした体制でやりましょう」という考え方には至っておりません。やはり、地区でこれまでも大切にされてきた公共的なものですので、地区あるいは地域の皆さんに自発的に管理していただくことを基本としながら、地域の課題解決を一番の仕事としている地域づくりセンターや住民自治局が、それぞれのケースに応じて、どのような支援やサポートが必要なのかということに取り組んでいくことになると思います。
源池の井戸についても、地域からのSOSの声を地域づくりセンターが拾い、地域の皆さんと一緒にどのような形であれば管理していけるのか考え、仕組みを作り上げてきました。そのため、その他の湧水についても同じような要望をいただいた場合には、どのような対応を取っていくのか、源智の井戸などの事例を参考にしながら取り組んでいきたいと考えています。
【記者】
本日、弊社の朝刊などで報道しましたが、市内の生活保護受給者の複数の方が、財布を確認させられていたと証言している件についてお伺いします。担当課は昨日、そのような運用はしていないと説明していました。一方、私が直接取材したところ、別々の場で複数の方から、過去1、2年の間に実際に財布の確認を受けたことがあるとの証言をいただいており、現状、市と証言者の間で認識が食い違っています。昨日、この件に関して支援団体から市に対して、実態をしっかり把握し、もし実際にそのようなことがあるのであれば改善してほしいという申し入れがあったと聞いています。こちらに対する市の対応で、現時点で決まっていることがあればお聞かせください。
もう一点、資産の把握自体は生活保護制度を運用する上で重要なことだと思います。一方で、専門家や直接担当している職員に話を聞くと、所持金の確認にどこまで有効性があるのかという疑問もあります。キャッシュレス化も進んでいる中、私の今の所持金は数百円程度です。数百円しか持っていないことだけで、お金があるのかないのかを把握できるのかというと、一般常識から考えて、行政が目的とする資産の把握に対しては有効性を持たないのではないかというのが私の認識です。専門家などからも同様の疑義が出ています。この点も含めて、市長の所持金の確認を含む生活保護制度に対する認識を、改めてお伺いします。
【市長】
私も今朝の報道を受けて、担当課から事実関係の確認をしました。今回の記事には正しい部分もありますが、認識が異なる部分もあります。
昨日、生活保護受給者の支援団体と担当課との懇談会が開催されました。記者も取材されたということで、私もそのやり取りを文字起こししたものを確認しましたが、支援団体側も回答した職員側も、言葉遣いが正確でなかった部分があったり、同じ言葉を使っていても、その言葉の受け止め方、受け取り方に乖離があったりしました。改めて今回の問題を考えると、言葉遣いには厳格でなければならないと思います。むしろ、言葉遣いそのものに、今回報道されたような問題の根底にあるものが表れているのではないかと思いました。生活保護の申請を受け付けて受給の状況を確認していく行政側と、申請をして生活保護を受ける市民の皆さんとの間に、乖離があるとも感じています。
今、記者が「財布の確認」という言葉を使われましたが、国から定められたルールに従って、生活保護受給者の方を年に1回訪問した際に私たちが行わなければならないこととして、所持金の確認があります。2つ目の質問である、その必要性がどこまであるのかという点については少し脇に置きますが、現在の生活保護法に基づいて、政府から定められた収支申告書や資産申告書の提出を受け、それを私たちが確認するという行政手続きを進める際には、資産申告書の中に現金の欄があり、いくら持っているのかを記入していただく必要があります。資産申告書ですので、本来は手元の所持金だけではなく、自宅やその他の場所で保有している現金まで含めて申告していただくものです。しかし、私もそうですが、自分が持っている現金の金額を正確に把握できる方は、ほとんどいないと思います。そのため、それに代わるものとして、現在持っているお金について記載してもらう欄があります。従って、その記載をしていただく際に「所持金を確認させてください」という言い方であれば、基本的には問題がないと思います。また、その際に「財布の中身を確認させてください」とか「財布の中身を教えてください」、「財布にいくら入っているか教えてください」という言い方をすることは、一般的な生活のレベルで考えれば、ほぼ同じ意味として質問と回答が成立してもおかしくないものだと思います。しかし、生活保護の申請に来られた方の心情を考えると、申告書に記載しなければならないものとして、「所持金を確認させてください」と言って現金の確認をするということは問題ないとしても、「財布の中身」という言葉を使うことで、相手の受け止め方が違ってくる可能性があります。
昨日、この取材を受けてから今日私が報告を受けるまでの間に、担当課で18人いるケースワーカーから口頭で一通り聞き取りをしてもらいました。そこで確認していることとして、例えば今回の記事で「財布から取り出した紙幣を職員が数える行為があった」と取材に答えられている方がいますが、現段階では、職員が財布から紙幣を取り出して数えるという行為は確認されていません。
一方で、「今、現金はどのくらい持っていますか。大体でいいから教えてください」という言い方はしたという職員は複数います。「今、現金はどれくらい持っていますか」という問いは、財布を確認するという行為と非常に近いものです。そのため、もしかするとこの言葉を受け取った方が、「財布の中身を教えろと言われた」と受け取った可能性は排除できません。ただ、では「今、現金はどのぐらい持っていますか」という問いが誤った問いなのかというと、私はそうではないと思っています。現在の生活保護法に基づいて基礎自治体が行う業務としては、妥当性のある聞き方ではないかと思います。
私も以前、報道の仕事をしていましたので、記事の中では伝聞であるということを示しながら報じていることは承知しています。今回の記事も事実関係を断定したものではありません。その意味でも、先ほど記者からお話があったように、これから改めて18人のケースワーカーを対象として、もう少し細かな文書による調査とアンケートを、今週中をめどに行う予定です。そこでは、所持金を確認する際にどのような言葉遣いをしているのか、あるいはプライバシーや尊厳を最大限尊重するという配慮に欠けていたことはなかったか、といったことを尋ねたいと思います。具体的に、職員が日常的にどのような言葉遣いをしているのか、その言葉が場合によっては使っている側が考える以上に、受け止める側にとって非常に重いものとして受け止められることがあるのであれば、改善する必要があると思います。また、改善するとすれば、どのように改善していくのか、今回の事案を一つの契機として、まずは担当課で検討してもらいたいと考えています。
【記者】
現段階では、まだ口頭での聞き取りなので正式なものではないかもしれませんが、財布の所持金の確認に類するような聞き方はあったけれど、「財布の中身を尋ねる」という問いをしたことについては、現時点の聞き取りでは確認されていないということでしょうか。
【市長】
冒頭に申し上げたように、今のご質問で記者が「財布の中身」という言葉を使われましたが、「今、現金をいくらお持ちですか」という言葉と、意味するところは一緒だと思います。従って「今、現金をどのくらいお持ちですか」ということは聞いています。実際に聞いているという報告も受けています。
ただ、今のご質問は「財布の中身は確認されたのか、されていないのか」ということですので、今の質問の仕方であれば「はい」とは答えていません。ここは言葉の違いについて神経質になりたいと思っています。結果として、質問と回答が食い違っている、あるいは噛み合っていないのかもしれませんが、そういう認識です
【記者】
言葉の使い方については、私もあくまで伝聞であるということを前提にしていますし、記事に載せたのは高齢の方のお話でもありますので、当時の正確な言葉遣いだったのかどうかという点も含めて、注意しなければならないという認識です。
もう一点、所持金の確認自体が適正であるということは、申告書にも記載されているので理解しています。いわゆる自己申告制で、現金について、所持金に限らず現在どのくらい持っているのかを記載する欄があり、本人が記載することになると思います。それに加えて口頭で確認する中で、行き過ぎた対応がなかったのかどうかについては、質問というより要望になってしまいますが、改めてしっかり確認していただければと思います。
【市長】
それは、先ほど申し上げたように、今週末をめどに行う調査の中で確認していくべき部分だと思います。補足して申し上げますと、これも私が報告を受けた範囲ですが、やはり、資産申告書の現金の欄に記載がないケースが間々あるようです。そのままにするわけにはいきませんので、「もし現金をお持ちであれば、ここに記載してください。お伝えいただければ、こちらで記載します。」というやり取りの中で、基本的には行われていることだと認識しています。そうしたケースも含めて、今回の調査で確認してもらいたいと思います。
【秘書広報室】
以上をもちまして、市長定例記者会見を終了します。
※AIにより文字おこしを行い、編集したものです。実際の発言とは異なる部分があります。