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令和8年4月2日 市長定例記者会見
【資料1 4月からSTART 子育て世帯の負担軽減 松本市立小学校の給食費無料】
【資料2 日仏文化協力の一環 文化遺産間の連携を強化 松本城とシャンボール城 姉妹提携の覚書を締結(1)】
【資料3 日仏文化協力の一環 文化遺産間の連携を強化 松本城とシャンボール城 姉妹提携の覚書を締結(2)】
【資料4 “ぐるり”回って心身ともにリフレッシュ 松本城周回ランに看板を設置】
【市長】
資料1~4に基づき説明
【記者】
シャンボール城に関してですが、今回の提携をめぐる情報提供について、メディア対応に課題があったと感じています。先月の議会への報告後、記事の取り下げ要請がありましたが、議会への報告は市民への報告と同等だと思います。また、今回の調印式も市長日程に入っておらず、取材できた報道機関が限定されていたと聞いています。今回の経過をどのように認識されていますか。
【市長】
1点目については、議会報告後にメディア対応が行われたことを後から報告で受けました。担当者からは、フランス側との認識の相違があったと聞いています。こちらとしては議会報告は当然必要であり、報告すれば取材が入り、記事になることも当然と考えていました。一方でフランス大使館側は、双方同時の対外発表を了承していたという認識で、それは今回そういうことにならないのではないかということで、非公式だと思いますが、担当者側が皆さんにそのようなお願いをしたということです。私は、議会に報告し取材されたものを止める権限は市にはないということを担当者に伝えました。
2点目については、主催者側がフランス側であり、当日まで詳細が固まりきらなかった事情がありました。結果として情報提供が十分ではなかった面があり、今後は適切に対応したいと思っています。
【記者】
今回の提携内容について、具体的に決まっている取り組みはありますか。
【市長】
今回の覚書では、5項目の方向性を確認したことが出発点です。具体的な内容は、今後この締結を踏まえて双方で詰めていくことになります。
【記者】
今回のシャンボール城との締結によって、松本城の世界遺産登録に何らかの効果はありますか。
【市長】
直接的にはないと考えています。松本城は単独で世界遺産を目指しているわけではなく、国宝五城によるシリアル登録を目指しています。そのため、姫路城や彦根城との足並みをそろえることが前提であり、現段階ではそこまで至っていません。また、シャンボール城側も世界遺産登録の有無を重視していたわけではなく、16世紀築城という共通性や自然に囲まれた城という共通項を重視しています。ただ、世界の名城と姉妹提携することで、松本城の価値を世界に広く知っていただく機会にはなると思っています。
【記者】
「姉妹」という言葉を使った理由はありますか。上下関係を連想するため、「友好」を使う例もありますが。
【市長】
私自身、「姉妹」という言葉が上下関係を意味するとは認識していません。今回も双方ともその認識で使用しています。
【記者】
シャンボール城の記事取り下げに応じた立場として伺います。市長と担当職員の認識に違いがあったように感じました。今後、同じことが起きないようにしてほしいのですが。
【市長】
現場が適切な判断をすることを私は求めていますが、それが十分に共有されていなければ問題です。特に私は報道出身者ですので、情報の取り扱いや発信には強い問題意識を持っています。今後、同じことがないようにいたします。
【記者】
記事が掲載されることで締結に影響が出る、フランスが相手で国際的な問題だと伺っていました実際に記事が出たことでフランス側から抗議や影響はありましたか。
【市長】
締結そのものには最終的に影響はありませんでした。ただ、当初の双方の認識と違うという指摘はフランス側から受けています。
【記者】
その指摘にはどのように対応したのでしょうか。
【市長】
双方で同時発表の申し合わせをしていたにもかかわらず、その通りにならなかったことについては説明したと報告を受けています。そのやりとり自体は適切だったと思います。ただ、本来であれば日本側には議会プロセスが必要であり、その段階で情報は公表されるということを事前に伝え、理解を得るべきだったと思っています。
【記者】
フランス側から提携を持ちかけられたのに、松本市側が弱気な対応に見えました。
【市長】
強気、弱気の問題ではなく、担当者の合意形成の進め方が十分ではなかったということだと思っています。
【記者】
東アジア文化都市についてですが、韓国・安東市は公表されている一方、中国側の都市名が出ていません。現在どのような状況でしょうか。
【市長】
まず、中国国内で選定都市を決めるプロセスが公式には完了していません。また、昨年11月の高市早苗総理大臣の発言以降、日中関係が冷え込んだことが背景にあります。中国は中央政府の影響力が非常に強い国ですので、日本との外交関係をどのように考えるかがポイントになります。私たちとしては、日中両政府や文化当局の動向を注視しています。
【記者】
5月17日の開幕式典に、中国側が参加する見通しはありますか。
【市長】
現時点では見通しは立っていません。私たちとしては、日中関係が改善され、中国側の都市が決まり、開幕式に参加していただけることを希望しています。
【記者】
もし参加できる場合の受け入れ体制は準備していますか。
【市長】
事務局には、そのことを念頭に準備を進めるよう指示しています。
【記者】
中国の都市名がまだ出せない状況について、市長としてどのように受け止めていますか。
【市長】
本来は日中韓3カ国が足並みをそろえて、文化を通じた平和を目指す事業ですので、現状は残念です。ただ、前夜祭には日本在住の中国人歌手の方に出演いただく予定ですし、この状況だからこそ、文化交流による平和という旗を掲げる意味があると思っています。仮に開幕時に参加がなくても、2026年を通じて可能性を追求していきたいと思っています。
【記者】
松本城周回ランのコース設定についてですが、旧開智学校や外堀復元エリアなど、回遊性向上を意識したものなのでしょうか。
【市長】
新たにコースを作ったわけではなく、もともとお城周辺を走っている方が多いことを前提としています。看板設置場所は、設置しやすさや間隔のバランスを考慮したものです。ただ、北側は旧開智学校につながりますし、外堀大通りからの景観も良いので、現場としてはそうした点も意識して選んだと思います。
【記者】
ランニングする人が増えている背景があるのでしょうか。
【市長】
きっかけは、市長への手紙でした。皇居ランのように、お城の周りを気持ちよく走れる環境を整備してほしいという内容でした。ただ、すぐに大規模整備は難しいため、まずは「ここは走る場所として十分魅力がありますよ」と伝えられる取り組みとして始めました。また、外国人観光客、とくに欧米豪の方が時折ランニングしている姿を見かけますし、私自身も昨年オーストラリア・シドニーを訪れた際、出勤前に街中を走る人たちの姿が印象に残っていました。そうした経験も背景にあります。
【記者】
市長自身はこのコースを走ったことがありますか。
【市長】
実はお城周辺はあまり走っておらず、薄川のランニングコースを走っています。ただ、今回設置しましたので、走ってみたいと思っています。
【記者】
旧松本パルコの後利用としてやまきまちづくり研究所が事業発表会を行いました。やまき側から公の場で説明があるというのは初めてで、今回初めてその概要が明らかになったかと思います。劇場型商業施設という説明でしたが、ターゲットが少し分かりにくい印象でした。市長の受け止めを教えてください。
【市長】
私がまず大事だと思っていたのは、どのような施設がいつオープンするのか、市民や事業者に早く示されることでした。パルコ閉店から1年が経ち、空き状態が長引くのではないかという懸念も市民の間で広がっていましたので、6月オープンという方向性が示されたことに意義があると思っています。施設内容については、法令に反しない限り民間事業者の判断ですし、松本の関係者とも意見交換を重ねた結果として受け止めています。渋谷パルコも非常に多様で捉えにくい店舗構成ですが、それ自体が今の時代の魅力になっています。多様性や幅広さが必ずしもマイナスではないと思っています。まずはオープン後、市民や観光客に利用される施設になるか注目したいです。
【記者】
今後、市としてどのように関わっていきますか。
【市長】
施設自体は民間施設ですので、市の直接的関与は法令面などに限られます。ただ、旧パルコ周辺はえきしろ空間の中心ですので、花時計公園や新たな施設、伊勢町・本町エリアがどのようにつながっていくかが重要です。地元商店街や若い世代の活動とも連携し、公民連携によるにぎわいづくりにつなげていきたいと思っています。
【記者】
松本山雅の社外取締役についてですが、市総合戦略局長だった高野敬吾さんが辞任されました。後任を市から出す考えはありますか。
【市長】
引き続き、総合戦略局長のポストの人物を充てたいと考えています。
【記者】
すでに山雅側から就任依頼は来ているのでしょうか。
【市長】
正式なところは改めて確認しますが、ポストとして継続する前提で話はしていたものと受け止めています。
【秘書広報室】
以上で市長定例会見を終わります。
※AIにより文字おこしを行い、編集したものです。実際の発言とは異なる部分があります。