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市長記者会見 令和8年(2026)3月11日

更新日:2026年3月11日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和8年3月11日 市長定例記者会見

 

【市長】

 今日3月11日は、東日本大震災から丸15年の日です。現在、大震災でお亡くなりになられた方と行方不明になられている方は合わせて2万2,230人余りとなっています。お亡くなりになられた方には、改めて心から哀悼の意を表させていただきます。依然として帰宅困難区域が300平方キロメートル以上残っており、それまで住んでいた場所に戻られていない方々も2万6,000人に及んでいる状況です。津波による原発事故は、解決までに極めて長い時間がかかることを私たちに突きつけ、深刻で取り返しのつかない被害をもたらしました。安全神話や被害想定が根底から覆され、常に最悪の事態を想定して万全の備えを怠らない姿勢を持ち続けていくことが、私たちに教訓として突きつけられていると改めて感じています。

 それでは、私から2点ご報告します。



【資料1 R8.4から 持続可能な初期救急のために 在宅当番医制 診療時間を短縮】


【資料1 R8.4から 持続可能な初期救急のために 在宅当番医制 診療時間を短縮】


【資料2 来たれ若者 若者の「やってみたい」を実現できるまちへ スポーツ講座の企画・運営者を募集】
 

【資料2 来たれ若者 若者の「やってみたい」を実現できるまちへ スポーツ講座の企画・運営者を募集】


 

【市長】

 資料1、2に基づき説明

 

【記者】

 スポーツ講座の企画・運営者募集についてお伺いします。従来のヤングスクールは、なんなんひろばの青少年ホームが活動場所になっていたと思いますが、今回の若者△プロジェクトについては、その施設を引き続き使用するのか、それとも市内にあるスポーツ施設も使用できるのでしょうか。

 

【市長】

 今回の取り組みは、まずどのような内容で、どのような場所で、どのような人たちにPRして実施していくかということを、そもそもゼロベースから考えていただくことを目的としています。実際にスポーツ講座をどの施設で行うかといった具体的な内容については、企画を検討していただく段階で見えてくるものと考えております。

 

【記者】

 企画する若者と市が伴走しながら、若者自身にも考えてもらうということでしょうか。

 

【市長】

 そうです。若い人たちが自ら発案し、PRを行い、参加者を募集し、さらに運営側としても関わっていただくことを想定しています。基本的には参加していただく方は若い世代が中心になると考えていますが、どのような範囲をターゲットにするかといった点についても、今回募集に応じて手を挙げていただいた皆さんに考えていただくことになります。

 

【記者】

 今回の若者△プロジェクトと非常に関わりの深い内容として、ユースセンターについてお伺いします。ユースセンターの設置条例案が6日の厚生委員会で否決されました。まだ明日の予算特別委員会の全体会や週明け16日の本会議が残っている状況ではありますが、委員会で否決されたことに対する市長の受け止めをお聞かせください。あわせて、松本市が「やってみたい」を実現できるまちを目指すと資料2にありますが、どのようなユースセンターを望んでいるのか、また、なぜ花時計公園隣のビル2階が適しているのか、その思いを改めてお聞かせください。

 

【市長】

 議会を傍聴されている方や経過をご存じの方もいらっしゃると思いますが、そうでない方もいらっしゃいますので、関連資料を配布させていただきます。

 ユースセンターがどのようなものか、そして今回なぜ花時計公園に面したビルを場所として選定したのかについてお答えいたします。配布した資料は議会に提出したものであり、昨年11月に概要を報告し、議会の承認を得た上で、先月2月には設置場所について委員会で協議し11月に了承を得て、そして先月、設置場所の協議も了承いただきました。

 まず、ユースセンターの目的についてですが、若者が主体となる活動が生まれる場所をつくることにあります。若い世代が意見交換を行い、新たな催しを企画し、自分たちの世代にとって必要なことや行動すべきことを考え、その機運を生み出していく場とすることを目指しています。施設そのものがあらゆる機能を十分に備えることには物理的・財源的な制約があるものの、こうした活動を通じて若者が社会の中で意思決定に関わる力を育むこと、そして若者や女性の挑戦や定着を支えるまちづくりの一助とすることが、このユースセンターの目的です。また、この取り組みによって若者と地域や大人とのつながりを生み出すことも期待しています。すでに公民館の開放や中央公民館Mウイングにおける学習や音楽活動の場の提供など、若者の居場所や活動の場は各所に点在していますが、こうした場を段階的に増やし広げていく中で、それらを束ねる拠点としての役割を果たすのがユースセンターであると考えています。

 やはり、十分なご説明がともすればできていなかったと思うのが、ユースセンターはスポーツやアーバンスポーツ、音楽バンド活動などを実際に行うための施設を整備するものではないということです。レジャーやスポーツ、音楽などの文化活動を楽しむ専用施設を設けることを目的としているわけではないため、面積についても約250平方メートル程度が適当であると判断しました。

 次に設置場所についてですが、11月の段階で、高校生や大学生など若者が利用しやすく、にぎわいの中心となる駅前から松本城までのえきしろ空間への設置を検討していくことを議会に説明し、承認をいただいています。その上で、若い世代へのヒアリングなどを行い、えきしろ空間の中でどこが望ましいか検討した結果、2月の委員協議会において花時計公園に面したビルの2階を候補地として提示し、花時計公園との一体的な活用が適当であるとの認識のもとに選定しました。この点についても委員会として了承をいただいた経過があります。

 この花時計公園周辺については、これまでの中心市街地再設計検討会議において、まち全体を舞台としたパブリックスペースとして活用していくことや、安心安全で多様な歩行空間を整え、地域を盛り上げる活動の場としていくことが提案されてきました。現在、駅前エリアビジョンの策定を進めているえきしろ空間活性協議会においても、この花時計公園周辺は日頃から人が集う駅前空間の「へそ」として、人を主体とした空間づくりを進めていく場所であり、10代や20代の若者が集い、中心市街地の魅力を享受しながら公共的な暮らし、いわゆるパブリックライフを実現していく拠点と位置付けていこうという議論が行われています。

 従って、委員協議会の中でのこの場所が若い世代の活動の場としてふさわしくないのではないかというご意見は、私は誤解に基づくものではないかと受け止めています。若者が主体となる活動が生まれ、社会の中で意思決定に参画する力を育む場所として、この場所は適切であり、若者が主役となるまちをつくっていくための拠点としてふさわしい場所を選定したと考えています。

 

【記者】

 私もすべてではありませんが委員会を傍聴し、やはり場所や立地が議論の主題となってしまっていたと感じました。その中で、市街地の環境が高校生にとってふさわしくない、あるいは危ないと受け取られかねない発言もあったことで、市街地の商工関係団体の皆さんも反応している状況になっているのではないかと思っています。本来、議論すべきことはそこではなく、前提となる機能が重要であり、その機能を実現する場所として適しているかどうかという議論にすべきではないかとも感じています。これは委員会の進め方の問題もあるかもしれませんが、商工団体の方々が昨日要望書を提出されたことも含めて、この事態を市長はどのように受け止めていらっしゃいますか。

 

【市長】

 繰り返しになりますが、この花時計公園周辺が高校生や大学生が集う場所としてふさわしくないとは、私は全く思っていません。そのような見方は誤解に基づくものではないかと受け止めています。仮にアルコールを提供する店が近くにあることを理由に、高校生や大学生が集う場所としてふさわしくないという前提に立つのであれば、松本駅前周辺も同様の扱いになりますし、Mウイングのある伊勢町通りにもアルコールを提供する飲食店は存在しています。つまり、現在の花時計公園周辺が、例えば新宿の歌舞伎町のような歓楽街であるかのように受け止められているとすれば、それは極めて大きな誤解であると考えています。

 これから私たちは、関係者の皆さんと同じ考えのもとで検討会議の議論を具体化していきたいと考えています。花時計公園周辺は、えきしろ空間のいわば結節点となる場所であり、旧パルコ跡の商業施設の開業も予定されています。現在、まちなかのにぎわいが失われているのではないかという懸念がある中で、幅広い世代がこのえきしろ空間に集い、とりわけ若い世代がまちづくりの主役となって活動していく場としては、私は最もふさわしい場所であると受け止めています。

 

【記者】

 今の市長のご説明の中で、一般質問などでも出ていた「第三の居場所」という言葉が出てこなかったように思いますが、松本市が進めようとしているユースセンターは、あくまで若者が主体となる場所をつくるという点が主軸になるという理解でよろしいでしょうか。

 

【市長】

 「居場所」という言葉は、非常に幅の広い意味を持つものだと考えています。狭い意味での居場所とは、例えば学校に行きづらい状況にある人が、学校でも家庭でもない場所で長時間過ごすことができる場所を指す場合もあります。そのような意味での居場所については、現在、学習などを主に行う場としてMウイングのフロアを開放しているほか、公民館でも、これまで年配の方が中心だった利用形態に加え、若者が学習や談笑をできる場所の整備を進めています。もちろん、ユースセンターにおいても、そのような意味での居場所の機能が全くないわけではありません。例えば、これからスポーツ講座を企画しようというときに若者が集まること自体が、ある意味では居場所的な役割を果たすことにもなります。このように広い意味で捉えれば、ユースセンターも居場所の一つと言えると思います。また、さらに広く捉えれば、アーバンスポーツができる施設や、Mウイングにすでにあるような音が外に漏れないバンド練習用スペースを増やすことなども、居場所の一つと考えることができます。従って、「第三の居場所」という言葉については、こうしたさまざまな意味合いや広がりがあることをご理解いただく必要があると考えています。

 その上で、今回花時計公園に面した場所に設置しようとしているユースセンターは、若者が主体となって活動を起こしていくための起点となる場としてのスペースを確保することを目的としています。また、そのスペースだけで十分とは考えておらず、若い人たちと伴走しながら活動を支える存在として、市の職員ではない同世代の人材や、すでに若者支援の取り組みを行っている方々、いわゆるユースワーカーに常駐していただき、若者が主体となる活動が生まれる場として運営していきたいと考えています。これまでにない新しい取り組みであるため、説明や理解が十分に共有されていなかった面もあったのではないかと受け止めています。手続きとしては了承や承認をいただいてきましたが、今回このような議論の展開となった背景には、同じ認識が十分に共有されていなかった部分もあったのではないかと考えており、改めてこのように説明させていただいています。明日、そして最終的には本会議において、議員一人ひとりに適切な判断をしていただくことを期待しています。

 

【記者】

 今、市長がご説明された内容は、これまでの委員協議会や先ほどの委員会、あるいは一般質問の中でも、十分に伝わっていなかったのではないかと感じました。十分に議論されてこなかったという点では、市議会議員の皆様にも責任があるのではないかと受け止めています。

 

【市長】

 もう一つ付け加えますと、今申しあげたような内容についても、実は輪郭がはっきりと固まっているかというと、必ずしもそうではない部分があります。つまり、こうした一見すると漠然としている目的であっても、若い人たちが「面白そうだ」「自分たちのやりたいことを自由に実現できそうだ」と感じて参画してもらうこと自体に、実は大きな意味があり、主たる目的の一つでもあると考えています。

従って、単に部屋が一つあれば良いというものではないと考えていますし、設置場所についても、郊外や山間部ではなく、人が集い、にぎわいのあるまちなかにあることが必要条件であると考えています。

 

【記者】

 今の質問と同様ですが、私の受け止めも同じです。事務的な点についてお伺いしますが、明日の予算特別委員会の全体会には、市長は出席されるのでしょうか。

 

【市長】

 大前提としては、その予定です。

 

【記者】

 その場においても、今ご説明されたような内容をお話しされるということでしょうか。

 

【市長】

 議員の方から私の発言を求められれば、その際に説明いたします。

 

【記者】

 在宅当番医制について見解をお伺いします。現在、医師不足が深刻になっている中で、こうした見直しは必要に迫られているものだと思いますが、一点気になっているのが小児科の午後の診療の廃止についてです。共働きの家庭が多い中で、特に土曜日に受診できることは非常に重要だと思いますが、この点についての市長の受け止めをお願いします。

 

【市長】

 まず、今回の診療時間について長野県内19市と比較しますと、ほぼ同じ水準となりました。松本市以外の多くの自治体では午後5時までとしており、これまで松本市が比較的手厚く対応していた体制が、県内の平均的な水準、いわば標準に合わせた形になるということです。手厚い体制であればあるほど安心感は高まるかもしれませんが、医療費全体の問題や、医師だけでなく看護師や事務職員など医療従事者の生活、さらにはそうした人材を確保しなければならない医療機関側の事情もあります。これらを総合的に勘案した結果として、県内の標準に合わせるという選択が必要であると判断しました。

 

【記者】

 防災関連についてお伺いします。本日、市内でもシェイクアウト訓練が行われましたが、市内には断層が通っていることも踏まえ、今後の防災への取り組みや思いについてお聞かせください。

 

【市長】

 先ほど申しあげた内容と重複する部分もありますが、東日本大震災の教訓を踏まえると、震災はいつ身にふりかかるかわからないものであるという認識が重要です。松本市は糸魚川静岡構造線の上に位置しているまちであり、大地震のリスクを抱えているということを、私たち一人ひとりが常に念頭に置く必要があります。その上で、いざ震災が発生したときにどのように行動するのかについて、日頃から備えを進めていただくよう、改めてお願いしたいと思います。

 

【秘書広報室】

 以上をもちまして、市長定例記者会見を終了します。

 

※AIにより文字おこしを行い、編集したものです。実際の発言とは異なる部分があります。

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