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市長記者会見 令和7年(2025)10月7日

更新日:2025年10月7日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和7年10月7日 市長定例記者会見

 

資料1 あす観覧申込開始 R7松本市文化芸術表彰 受賞者決まる(1)

【資料1 あす観覧申込開始 R7松本市文化芸術表彰 受賞者決まる(1)】

 

【市長】

 私から2件ご報告させていただきます。

 まず、令和7年度の松本市文化芸術表彰の受賞者が決定いたしましたので、ご報告させていただきます。今年は、大賞については該当者がいないということでした。その上で、文化芸術分野において優れた活動を行い、原則として若年または中堅層の方々で、将来にわたって一層の活躍が期待される方を表彰する「奨励賞」につきまして、2団体、1名の方をご紹介させていただきます。

 受賞されました一つが、今年の全国高等学校総合文化祭におきまして最優秀賞を受賞した松本美須々ケ丘高校の演劇部でございます。もう一つの団体は、書道パフォーマンスの草分け的存在で、令和2年度から4年にかけまして書道パフォーマンス甲子園で3連覇、今年は書道パフォーマンス甲子園 in EXPOで優勝という栄誉に輝かれました、松本蟻ケ崎高等学校の書道部です。

 

資料2 あす観覧申込開始 R7松本市文化芸術表彰 受賞者決まる(2)

【資料2 あす観覧申込開始 R7松本市文化芸術表彰 受賞者決まる(2)】

 

 もう一方は、漫画家の漆原侑来さん。松本市在住で、『桃源暗鬼』という漫画の作者でございます。累計450万部を突破し、単行本の24巻・25巻は松本城が背景でございますけれども、松本が舞台となる漫画を描かれております。昔話「桃太郎」を題材として、鬼の子孫と桃太郎の子孫の戦いを、現代を舞台に描いた漫画でございます。

 この2団体、お1人を奨励賞として決定をいたしました。

 

資料3 あす観覧申込開始 R7松本市文化芸術表彰 受賞者決まる(3)

【資料3 あす観覧申込開始 R7松本市文化芸術表彰 受賞者決まる(3)】

 

 また、20年以上にわたる文化芸術活動によりまして、文化芸術振興に大きく貢献された方々を表彰する「功労賞」については、松本市出身の伝統工芸師、武井豊子さんと、松本市出身の女流プロ棋士、長沢千和子さんのお2人に決定をいたしました。武井さんは、全国伝統的工芸品公募展で内閣総理大臣賞を受賞するなどされました。長沢さんは、昨年、女流棋士では史上9人目となります5段に昇段をされ、現役期間45年と歴代最長の記録を更新をされている方でございます。

 以上、2団体3人の方の表彰式典を、11月3日、松本市美術館の多目的ホールで開催させていただきます。明日(10月8日)から今月末まで申し込みができますので、ぜひとも、受賞者の作品の展示やパフォーマンスを行っていただくことを、企画をしているところでございます。大勢の市民の方々に、この表彰式典に足をお運びいただければと思っております。

 

資料4 「デジタルシティ松本推進企業認定制度」創設3年目 新たに30社を認定

【資料4 「デジタルシティ松本推進企業認定制度」創設3年目 新たに30社を認定】

 

 もう1点は、DX・デジタル化を進める地元企業を認定をします、「デジタルシティ松本推進企業認定制度」についてでございます。これは、松本市内に本店、支店、工場、営業所などがございます「会社・団体・個人事業主等」を対象に選定させていただく制度でございまして、今年で3年目を迎えます。地域が一体となってデジタル化に取り組む、文化を醸成するということが目的でございます。おととしは16社、去年は新たに新規24社ということで、今年は新規30社、再認定を含めますと33社、この認定取得をしていただきました。この認定にあたりましては、チェックリスト形式の自己評価と審査を組み合わせて、三つ星から一つ星のランクで認定をしております。今年度は、三つ星が3社、二つ星が7社、一つ星が23社と、これは再認定も含めての数でございます。

 

資料5 参加者募集中 優秀な取組みを行った企業を表彰・情報交換 デジタルシティ松本フォーラム開催

【資料5 参加者募集中 優秀な取組みを行った企業を表彰・情報交換 デジタルシティ松本フォーラム開催】

 

 この認定企業の中から、三つ星を獲得した中で最も優れた取り組みを行っている企業に贈られる最優秀賞として、大名町で化粧品小売業を営んでいる(株)田立屋を表彰させていただきます。

 (株)田立屋は、DX補助金を活用してiPadを導入し、売上管理の情報共有や在庫管理発注業務の効率化など、社内業務全般を改善したということでございます。社内の意思決定や連携のスピードが、これによって大幅に向上したという評価です。

 地元企業のデジタルマインドを醸成する効果がある企業に贈られる「まつもとRe-DesignHub 特別賞」には、個人事業主として簡易宿所を経営されている雀の宿やぐらを表彰させていただいて、「デジベース松本奨励賞」には、ホームクリーニング・リネンサプライ事業などを営んでいる(株)巴屋を表彰させていただきます。

 この表彰と、関連する企業の情報交換の場として、デジタルシティ松本フォーラムを、今月(10月)30日に松本市民芸術館で開催をいたします。関係する皆さん、また、広くこのデジタル化に取り組む企業について情報交換、意見交換をしていただける皆さんには、ぜひご参加いただければと思っております。

 私からは以上でございます。

 

【記者】

 文化芸術表彰で、松本の若い方たちの活躍が素晴らしいですけど、蟻ケ崎高校の書道部に関しては、もっと早くて良かったのかなと思う面もあります。今年になった理由などありますか・

 

【市長】

 詳しく、選考委員会といいますか、選定をされる皆さんの議論で、その部分については報告を受けていませんが、恐らく、この草分け的な存在で、この書道パフォーマンスの実績を上げられてきて、3連覇あたりなのか、あるいはまだそれがさらに続くのかみたいな状況もあって、タイミングがなかなか測れなかったということが背景にはあったのかなと推測をいたします。今回、松本美須々ケ丘高校の演劇部が最優秀賞日本一ということで表彰をしようということになり、そのときに蟻ケ崎高校書道部の存在をまだ表彰していないということであれば併せて、ということになったものと私としては推測をしております。

 

【記者】

 デジタルシティの方で、事務方に後で確認はしますが、3年目なんで、初期から数えると今72社、今年の30社と合わせて72社が認定を受けているという認識でよろしいでしょうか。

 

【市長】

 再認定というのは、昨年で言うと括弧内に二つございます。また、今年度も再認定というのが3社あって、この再認定という企業の数え方が、重複なりあると思います。

 

【記者】

 認定数16社、26社と今年の30社を足すと72社なので、再認定って多分星が上がるのかなと思うのですが。

 

【市長】

 どうもそれだけだけでもないようです。星が上がるものもあれば、本来は3年間更新をして有効期間ですが、あえて自分たちはその3年間有効期間ってところにこだわらず、毎年毎年認定を求めてこられる企業もあると伺いました。数は確認させて報告します。

 

【記者】

 その中で3年目で、多分最初16社で、認定を受ける企業は倍近く今年は増えたかなと思いますが、市長としてこのデジタルシティ推進企業認定制度の意義みたいなものをちょっと一言いただきたいです。

 

【市長】

 先ほど冒頭でも申しあげましたけれども、認定制度の目的は、松本市内の積極的にデジタル化の導入を進めている企業もあれば、意欲はあるけれどもなかなか自分たちは何をやろうかと、そういうことに具体的には踏み出せていないようなところも含め、地域一体となってデジタル化に進んでいくんだという、そういう機運を醸成していくということが一番の目的でございますので、少しずつこの機運を有する企業が増えているということが、一つこの数に現れている思っていますので、これをさらに広げていくということが、この制度を進めていく上で重要だと思っています。なお、今年増えた要因の1つに、商工課の企業に対するある補助金の申請に当たっては、この認定制度をぜひ申請してくださいということを要件に入れたというふうに伺いましたので、そうしたことも後押しになったというふうに考えております。

 

【記者】

 今、市長がおっしゃっていたように、下の方(資料4)にメリットで、このマーク使用や市の表彰などあるんですけど、やっぱりそういうデジタル化を推進するに当たって、例えば一つ星の、あるいは二つ星に上げるときに、こういうデジタル化を進めることに補助金とかを出す要件になるとか、そういうのが今後あるかどうかというのはいかがですか。

 

【市長】

 できればそういうものがなくてもぜひ自分たちが、ということをするのが目的ですので、現状でもすでにやっているということでしたが、これがもしなかなか伸び悩むようであれば、さらにそんな方策も検討していくことはあるのかなと思っております。

 

【記者】

 本日付けの弊社の朝刊でスポーツ面の紹介をさせていただいたのですが、信州大学の駅伝の方なんですけれども、実は今週末の13日に出雲駅伝があるんですが、北信越の大学として初めて信州大学が出場するということで、北信越大会など優秀な成績を収めまして、特に指導者とかがいるわけではなくて、各キャンパスにいらっしゃる学生の方々が各自で練習を頑張ってその上でということで、必ずしも松本キャンパスだけではないんですけれども、松本キャンパスの学生も含めてのチームが初めて出雲駅伝に出場し、来月あります全日本大学駅伝にも出場するということです。その受け止めといいますか、高校生はもちろんですけれども、大学生も頑張っている姿がありますので、受け止めをお伺いできればと思います。

 

【市長】

 あるスポーツの種目の中で高校段階では、佐久長聖高等学校、長野東高等学校という、全国優勝を果たすようなトップレベルの筋が長野県にはございます。信州大学、その流れを汲んでということだけではもちろんないと思いますけれども、全国レベルの大会への出場権を獲得したということは、非常に喜ばしい動きの一つだというふうに思っております。特に駅伝は箱根駅伝を頂点に、全国大学三大駅伝と言われる大会がありますが、なかなか箱根駅伝に出場するような、東日本、首都圏の私学以外のチームがトップレベルとはかなり差がある中で、そうした全国の強豪の胸を借りて出場をされるということであれば、ぜひ自己ベストを更新するような活躍を期待したいと思います。今ご質問がありましたけれども、信州大学はキャンパスが分かれていますので、さまざまなスポーツをはじめとしたこの活動は、一つのキャンパスの大学に比べれば移動の制約などもありますけども、おそらくそれを逆手に取ってと言いますか、いろいろな工夫を練習の取り組み方などもされている、その成果の一つだというふうに考えれば、これからもあらゆる領域で全国レベルと遜色のない活動、活躍を期待したいと思います。

 

【記者】

 (10月)4日放送のブラタモリを市長は観られましたか。もし観られていたら感想をお願いします。

 

【市長】

 拝見しました。最初に出てきた上高地はあまり天気が良くなくて、写真で天気が良い時はこうですよと映像が紹介をされていて少し心配したんですが、その後、時間の経過なのか日付のまた違う日の映像なのか、非常に美しい上高地の映像を多くの人たちに改めてご覧いただけたのかなと思いましたし、私たちも漠然とは理解をしていますが、この地質学的な上高地の成り立ちの歴史ということも改めて解きほぐしていただいて、勉強になったなと思いました。

 

【記者】

 11日の放送も観られるということでよろしいでしょうか。

 

【市長】

 はい。そうですね。

 

【記者】

 自民党の総裁選があって、決戦投票の末、高市新総裁が誕生しましたけれども、まず市長の受け止めをお聞かせ願いますでしょうか。

 

【市長】

 衆参両院で少数与党という前提の中で行われた自民党総裁選でしたので、自論や独自性を前面に出すというよりは、その連立の拡大も視野に入れて、今後どのように政治運営を進めていくのかということが一番の柱になった総裁選だったなと思います。結果として、報道を含めたいろいろな指摘の中に、候補者の本来の主張というものが影を潜めて、なかなか論争としては盛り上がりに欠けたというような指摘もありましたと感じます。私自身も若干そこは物足りない側面もあったなというふうに受け止めていました。その上で、結果として当初有力視されていた小泉進次郎さんではなく、高市早苗さんが自民党の新しい総裁になる。そしてこの高市さんは、ご存知のように女性で初めての自民党総裁。そしてまだもちろん首班指名は来週以降ですので、総理大臣になるかどうかということに不確定要素は残っていますが、通常の流れで進むとすれば、初めての日本の女性の総理大臣誕生という構想が高まっているということでございます。そのことは、私はいろいろ背景や他にも論点ございますけれども、女性の初めての総理大臣がもし生まれるとすれば、一つ、このいくつかある日本の遅れていた部分を前に進める要素になると期待しております。

 

【記者】

 いくつか論点というところになるかもしれないですけど、経済政策で、地方交付金の活用とか、地方の面も取り上げてはいるんですけど、一方で、外国人の問題に対する発言だとか、夫婦別姓とか、同性婚に対する考え方だとか、市長が松本市で実現したいこととはちょっと違う面もあるかなと思うんですけども、その辺はどうお考えになりますか。

 

【市長】

 高市新総裁は、経済政策でいえば積極財政派の分類になると思います。これまで以上に財政出動をさらに積極推進していこうということでありますので、一両日下の株価の反応などはその現れだと思います。当然、その反面としての通貨、為替、あるいは金利にどういう影響が出るのかということにも、総理大臣となった以上は目配せをしていく経済運営、財政運営も求められるというふうに思いますけれども、そうした位置付けはあります。また、おっしゃられたようなジェンダーの部分については、ジェンダー平等実現についてのスタンスとしては慎重派というふうに私も受け止めております。その上で、先ほど冒頭で申しあげましたが、総理大臣になるにあたって、少数与党政権を、連立の枠の拡大を視野に入れながら進めようとすれば、あまり持論を強く押し出すという方向にいくのかどうかということについては、見極めが必要ではないかなと思っています。ご質問のジェンダーなどの話も、私は必ずしも、これまでの持論の通りに進むのかどうかというのは、まだまだ時間をかけて見守るという必要もあるかなと思っております。それは、過去の総理大臣を見ても、いわゆる右派の政治家が左派的な課題を解決したり、逆に左派の政治家が右派的な問題を前進させたりというのは数多くございます。それは、世論形成をしていくに当たって、反対する側に立つ人を抑えながら全体の合意形成を図っていく、世論形成を図っていくというのが政治の一つの姿でもあることを考えると、この先どういう方向に本当に進んでいくのかということを判断するのは、時期尚早かなと思っています。

 

【記者】

 新総裁直後の会見というか発言の場で、党の国会議員に対するものとは言え、ワークライフバランスを捨てるとか、馬車馬のように働きましょうとか、働きますの連呼とか、そういう発言もありましたけど、それは市長はどう聞きになりましたか。

 

【市長】

 自分が市長という仕事をしていて、自分自身と重ね合わせたときには、文字通り、あまり自分の任期中、ワークライフバランスと言ってられないなと。やはり政治でも経営者でもトップリーダーが求められること、あるいはそれと同じようにチームを組んで仕事をする人たちにとっては、その任期中は与えられた職責を120%果たしていくんだということが必要だと思いますし、そのことの表明としては理解ができます。一方で、それをあのような形で発言することが、一般の国民、市民にどのように受け止められるかとか、あるいは、そのことが、本来ワークライフバランスを社会全体としては進めていこうということに、ブレーキ要因になるようなことということは意識をして、私自身は発言をしていきたいと思っております。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※AIにより文字おこしを行い、編集したものです。実際の発言とは異なる部分があります。

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