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市長記者会見 令和7年(2025)5月13日

更新日:2025年5月13日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和7年5月13日 市長定例記者会見

 

資料1 松本×長野×山ノ内 3市町合同トップセールス オーストラリアで松本の魅力をPR(1)

【資料1 松本×長野×山ノ内 3市町合同トップセールス オーストラリアで松本の魅力をPR(1)】

 

【市長】

 私からは2件ご報告します。

 1件目は、来週22日から現地4日間で、松本市の観光PRでオーストラリアのシドニーに行ってまいります。これは松本市・長野市・山ノ内町の3市町の市長、町長がトップセールスを行おうと実施するものです。

 このオーストラリアのシドニーでの観光の催しにつきましては、一般社団法人長野県観光機構が平成18年からイベント出展という形で開始しており、白馬村、野沢温泉村の観光事業者なども参加して続けられてまいりました。昨年山ノ内町の平澤岳町長が参加し、今年は長野市の荻原健司市長、そして私ということで、3市町の首長が参加する形になりました。

 元々、このオーストラリアの夏の時期に日本のウィンタースポーツ、スキーリゾートでの滞在を働きかけるもので、スノーリゾートだけではなくて、長期滞在型の広域観光を促していこうという長野県の狙いがあり、今回長野市・松本市も参加することとなりました。

 松本市は、白馬村、長野市と連携協定を結び、こうした取り組みを国内としては進めてきていますが、白馬に多くのオーストラリアを始めとした外国人旅行者が訪れています。松本市も冬季に限定してバスを運行するなどして、スキー、スノーリゾートだけではなくて、文化観光、食文化を楽しんでもらおうという取り組みを続けています。それを今回現地オーストラリアを訪問して、観光PRを行いたいと考えています。

 オーストラリア市場、グラフで示しているのは旅行時の支出額あるいは宿泊する日数で比べますと、海外旅行者の平均の1.7倍の支出額、1.5倍の宿泊数というような形で非常に長期滞在の傾向が強いという事が統計上表れています。

また、長野県、松本市の外国人宿泊者の内で占める割合も上位2番目、3番目という状況で、こうしたオーストラリアの観光需要をさらに取り組んでいきたいと考えています。

 

資料2 松本×長野×山ノ内 3市町合同トップセールス オーストラリアで松本の魅力をPR(2)

【資料2 松本×長野×山ノ内 3市町合同トップセールス オーストラリアで松本の魅力をPR(2)】

 

 22日から現地4日間に行うこととしては、snow travel expoというオーストラリア最大級の一般消費者向けのイベントにALL NAGANOでブースを設置し、松本市としてもその一角にブースの開設を予定しています。また、3人の首長によるステージトークといったことも予定されています。その他、地元の旅行業界でもっとも多く読まれている『Travel Weekly』という雑誌のインタビュー取材を受けることや、訪問中にはオーストラリアの旅行会社、オーストラリアの政府観光局の訪問などを予定しています。

 松本市からは私の他、随行の職員、観光ブランド課の2人の職員で訪問いたします。

 

資料3 6/1から県内初 元気なうちに備えて安心の将来を 終活情報登録事業スタート

【資料3 6/1から県内初 元気なうちに備えて安心の将来を 終活情報登録事業スタート】

 

 もう1点は、終活、人生の終わりを考えて準備する活動、この終活の情報を行政に登録してもらう事業を来月1日からスタートするという話です。高齢化が進む、一人暮らしの高齢者が増えるという状況や、そうした高齢者の皆さんが家族や親戚との関係が薄らいでいるという日本の現状の中で、終活に対してさまざまな不安や悩みを抱えていたり、それを相談するところがなかなか無いといった現状があります。松本市の健康福祉部にもこの終活の相談が増えているということで、こうしたことを背景に行政としてこの終活に関して何をすべきか、何が出来るかということを検討してきたところです。

 終活と言ったときに、ご本人にとっては財産をどう分与するとか、臓器提供をはじめとした死後の自身の体の取り扱いといったこと、それに対して亡くなってからでは意思の把握が困難であるという状況が生まれるわけです。また、ご家族につきましても、亡くなられた方の銀行口座や生命保険がどうなっているのかということ、そしてその手続きをどうするかが非常に負担が大きいといった現状があります。無縁仏といったことも社会問題化している中で、この終活にできる限り元気なうちから取り組んでいただくことが、ご本人や家族の亡くなられたときの負担を軽くするということはもちろんですが、将来に向けて、元気なうちから前向きに生活を送るためにも終活の準備をしていただくことを松本市としては推奨していきたいと考えています。そして、そのために今回終活に必要な情報を松本市に登録していただいて、ご本人が指定した方に、亡くなられた際にはその登録した情報を開示をするという仕組みを設けました。

 通常この終活の情報はどんな物があるかといいますと、遺言をまとめた物、あるいは、そうした遺言の他、さまざまな必要な情報を示したエンディングノートといった物、この遺言書やエンディングノートをどこに保管するかといった事が、この登録の柱になります。その他、これはエンディングノートなどにも記載をする内容になっていきますけれども、墓地の所在地や、どのように埋葬してもらいたいという葬儀に関する希望、さらに、自らの財産、生命保険、預貯金といったものの情報、そして、現代ではデジタル終活という言葉もございますけれども、スマートフォンの暗証番号やロック解除の方法、インターネットを通じてさまざまな有償サービスを利用している状況を登録していただくということです。

 下(資料3)に登録事業の流れを簡単にまとめてございますが、ご本人が終活に関する情報をまとめ、誰に開示したいかを決めていただいた上で、松本市に登録していただきます。登録していただいたら、松本市から登録証を交付させていただき、開示したいとお決めになった方には、自分が松本市の収集情報に登録し、亡くなった時に開示するのはあなたですと、開示者に連絡していただいておくことが、終活情報の登録です。万が一お亡くなりになったときには、松本市から指定された開示者に対して、終活情報を活用してご本人の意思を実現していただくよう、連絡を差しあげるという仕組みです。対象は、将来に向けて元気なうちに終活について考えていただきたいという事から、高齢の方だけでなく、全ての松本市民です。登録方法は、松本市のホームページ、または市役所の高齢福祉課、西部福祉課の窓口で行います。

 この登録事業、終活全般についても、何をどうしたらいいのかわからないという方もいらっしゃると思います。ぜひ今回の終活情報登録事業を活用していただき、終活についての悩みやご相談を健康福祉部にしていただければ幸いです。

 私からは以上です。

 

【記者】

 トップセールスについてお伺いいたします。まず、オーストラリアの人たちに松本市の冬の魅力、具体的にどのようなところをPRしていきたいかお伺いできますか。

 

【市長】

 はい、今白馬と連携協定を結び、スキーで来られた方々に、スキーを楽しむ以外に、松本城をはじめとした文化資源や芸術資源を見ていただければ、非常に堪能していただけるんじゃないかと。とりわけ草間彌生さんにつきましては、先日オーストラリアで大々的な展覧会を行ったと報告を受けております。草間彌生さんの作品も、オーストラリアの方々に楽しんでいただけるんじゃないかと思います。食文化ということで、松本のさまざまな食や日本酒やワインといったお酒についても、堪能していただけるように提案していきたいと思います。もちろん松本市内にも、乗鞍をはじめとしたスノーリゾートがありますので、スキーとは違った楽しみ方も情報を提供していきたいと思っています。

 

【記者】

 スキーとは違った楽しみ方とは。

 

【市長】

 今乗鞍では、雪原を歩いて楽しむといったことをたくさん始めておりますし、乗鞍のスキー場は雪質が良いので、スノーリゾートといった点についても、松本市はアピールできる部分があるんじゃないかなと思っております。

 

【記者】

 エクスポでのステージトークパフォーマンスですが、これはどのようなパフォーマンスをする予定ですか。

 

【市長】

 パフォーマンスっていう言葉は何か若干、何するのかなと思いますね、私も。

トークセッションをするということで、荻原健司市長、平澤岳町長に負けないようにアピールしていきたいなと思っております。

 

【記者】

 観光PRということですね。

 

【市長】

 そうです。

 

【記者】

 県観光機構のイベント出店自体は20年前ぐらいから始まっているということで、今回松本市として自治体として参加することになった理由と、意味合いを教えてください。

 

【市長】

 繰り返しになりますが、松本と白馬、長野も含めて、外国人旅行者を対象とした連携協定をおととしから進めてきました。念頭には、非常に大勢の皆さんが、特にオーストラリアから白馬に観光旅行に来られます。一方で、白馬はかなり過熱した状態と言いますか、宿泊・飲食は広域で引き受けなければいけないぐらいになってきているという現状があります。そういった中で、松本としても、今までどちらかというと冬の観光に弱点があるとされてきましたが、そういったことを補う意味でも、またコロナからの回復という意味でも、この冬の観光そして外国人旅行者、スキーを目的に信州白馬に来られる方を、どう松本に来ていただくかというのは非常に大きな、我々にとっての関心事・課題であると認識していました。そして、ここ1、2年白馬に観光関係の担当者が足を運んだときに、松本の知名度が、長野オリンピックの長野あるいはスキーの白馬と比べて、オーストラリアの方々に十分浸透してないということを、肌で感じていたということがありました。そういう中で、何かオーストラリアに対してPRできる機会があればと思っていたところに、今回、長野県観光機構から声がかかり、観光ブランド課の職員も、そういったことを模索していたということで、今回参加を決めたところであります。

 

【記者】

 白馬、長野、松本の連携協定の中でいうと、白馬と松本の冬季のバスがシーズンで2回目だったと思うんですけど、おととしはちょっと人が少なかったというふうに記憶してますけれども、このシーズンはどうだったのでしょうか。

 

【市長】

 後で確認をして報告させていただきます。1日1往復というようなこともあって、このバス自体の輸送力が、大きな人の動きをつくるということを今の段階で目指したり実現しているものとは少し性格が違うかなと思ってるんですが、こうしたことを続けたり、いろいろな取り組みを行うことで、白馬に滞在している方へ松本を意識付けるということで行ってきました。少しずつその定着、アピールができてる部分もあると思います。例えば、松本城のプロジェクションマッピングの外国人の方々の参加の度合いといったことも上向きになってると把握していますし、そういう中で今回、こちらから出向いていって、オーストラリアの旅行会社、あるいはその関連イベントやメディアに対して訴えていく事で、より大きな効果を生み出したいという思いで、参加させて頂きます。

 

【記者】

 市長は公務でオーストラリアは初めてですか。

 

【市長】

 市長になってから初めてですね。

 

【記者】

 オーストラリアに行かれたことはありますか。

 

【市長】

 NHK時代にあります。

 

【記者】

 松本市が自治体として、こういった形でオーストラリアに行くっていう事はこれまでにあったんでしょうか。

 

【市長】

 オーストラリアに市長が観光PR目的で行くのは初めてです。なんらかのブース出展などで行った経過があるかというのは後で確認させていただきます。

 

【記者】

 議会人事に付いてお伺いします。先日、第52代議長に阿部功祐さんが内定されました。阿部さんに対して、内定ということで、臥雲市政とどう向き合っていくかという質問をしました。「一歩離れ、二歩離れずという関係が大事だ」というコメントをいただきました。阿部議長とどう向き合っていくかお伺いしたいと思います。

 

【市長】

 はい、今紹介されたコメントは記事で拝見しました。的確なというか当然のスタンスを表明されたというふうに受け止めております。そして、今の上條温議長、そして、次に内定されてる阿部議長、それぞれ、議会改革の基本的な姿勢や、松本市政を前に進めていこうという点では、共通の認識を持たれていると思いますので、引き続き、この議会との関係というものを大切にしながら、市政運営に当たりたいと思っております。

 

【記者】

 阿部さんの人柄とか今まで阿部さんと接してきてどのように思われていますか。

 

【市長】

 年齢も私よりも若いですし、非常に快活で明るい方だなという印象を受けております。

 

【記者】

 終活情報登録事業の件ですが、一つは、県内で初という事ですが、例えば他県でもいいんですが、他の行政で好事例があったから取り入れたいと思われたのかと、ちょっと具体的で申し訳ないんですが、情報開示できるタイミングって、死亡届が出る前にちゃんとできるのかどうかによって、このエンディングノートのことが生かされるかどうかって重要になると思うんですが、その辺っていうのはどのような形か教えていただけますか。

 

【市長】

 2点目のご質問については、死亡届が出たタイミングと、それより前に、ご本人が意思表示ができないようになるようなタイミングというものが、いろいろなことが想定できますけれども、事故やあるいは認知症やというような事が想定される。これを、登録をしていただくときに、選択をしていただくという、ルールと言いますか、定めの仕様という事になっております。

 

【高齢福祉課福祉担当課長】

 1つ目の質問については、他県での先進事例も参考にしましたが、松本市で今回この取り組みを行うのは市民の方からの要望があったというところが一番大きいところでございます。

 

【市長】

 他県には、同様の取り組みがあったということですね。

 

【記者】

 市民からの要望が具体的に上がってたということですか。

 

【市長】

 これは市長への手紙でも、そうしたご要望はいただいて、それも踏まえた、それだけではないと思いますが、ご要望があったということです。先ほど少し触れましたが、やはり終活そのものにも、何が自分ができるのかというような、ご相談を担当課が受けているということで、そういう中で行政が今、引き受けられることというものをあまりこう範囲を広げ過ぎても、マンパワーや、この情報の取り扱いも含め難しいという中で、今回のこの、それぞれこういう情報をというものを、ご本人がご家族とも相談し、決めていただいて、それをいわばお預かりをして、何かあったときには、行政がお預かりしている情報を、その必要とされる方に届けるというこの部分を、ある意味必要最低限、一番今行政ができて、そしてそれができるとかなり終活に対するトラブルや悩みを解決する事に繋がるのではないかという部分をこの終活情報登録という形でさせていただくことになったということであります。

 

【記者】

 当然、遺言とかエンディングノートっていうのは生活をしていく中で、その意思が変わったりとか、そういうことも当然考えられると思うんですけど、この登録情報の変更っていうのができるのかっていうのが1点と、あともう1点は、この登録情報っていう事のプライバシーっていうのはどの程度守られるのかっていうところで、具体的にはその市の職員が中身を閲覧するっていう事が可能になっているのか伺います。

 

【高齢福祉課福祉担当課長】

 変更につきましては、ご要望にお答えしていきたいと思っておりますので、随時変更可能な制度設計にしていきます。プライバシーのところでございますが、基本的に、どういう内容を登録していただくかっていうのを申請書に書いていただきますが、登録していただく内容そのものを私どもが確認するということはしない予定でおります。

 

【記者】

 今晩、廊坊市の皆さんが30周年という事で来られるかと思いますけれども、多分短い視察になるかと思いますが、廊坊市とは今後どんな展開をしていきたいでしょうか。

 

【市長】

 今年が松本市と廊坊市との協定締結30周年という節目でありまして、また今年は戦後80年という事で、過去の一時期、中国を含めてアジアの諸国に多大な損害を与えたという歴史もございますので、この節目の年に廊坊市の皆さんに来ていただいて、松本市のこのまちの姿を見ていただく、そして、このこれまでの歴史を、私や関係者の皆さんと意見交換する、限られた時間ではありますが、意義のある交流にしなければならないと思っております。また、11月に今度、私が団長となって廊坊市を訪問する予定でありますので、そのときには、よりまた、これまでの交流を踏まえて、未来に向けて、次の世代につなげていけるような、そうした相互訪問にしたいと思っております。細かいことでは、夏だったと思いますが、卓球交流をずっと双方でやっていますが、今年は松本市から中学生2人が廊坊市へ行って、廊坊市の同年代の選手とチームを組んで卓球大会に臨むといったことが予定されてます。またオンラインでの交流はコロナ禍から進めておりますので、こうしたことも地道に進めていきたいと思っております。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※AIにより文字おこしを行い、編集したものです。実際の発言とは異なる部分があります。

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