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市長記者会見 令和7年(2025)4月7日

更新日:2025年4月7日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和7年4月7日 市長定例記者会見


【資料1 自転車用ヘルメット購入費用の助成 高校生の申請者増】


【資料1 自転車用ヘルメット購入費用の助成 高校生の申請者増】
 

 私からは、2件報告させていただきます。まず、昨日から春の全国交通安全運動が始まりました。この中には、自転車のヘルメット着用と、交通ルールの遵守の徹底という目標が掲げられています。松本市では、令和5年から高校生に自転車用ヘルメットの着用を促す補助金を交付してきました。令和7年度で3年目になりますが、引き続き市内の全15校の高校に通う高校生に対して、ヘルメット着用促進補助金として1人当たり3,000円を支給いたします。

 資料1の表に令和5、6年度の利用実績をまとめておりますが、令和5年度は1年生から3年生を、令和6年度は新たに1年生になった生徒を対象にしています。対象者数は違いますが、ヘルメットの普及率は、令和5年が44%、令和6年が61%となっており、比率が上がっています。また、高校生による自転車事故の重症者の数も、7件から4件と減っています。その中で、今年度はさらなる普及を図っていきたいと考えておりまして、まずは1年生の全ての生徒が、ヘルメットを着用するように促していきたいと思います。また、令和6年までに申請をしていない2、3年生につきましては、今年度申請が可能ですので、ぜひそれぞれの学校で申請をしていただいて、現状の普及率をさらに上げる方向に持っていきたいと思っております。


【資料2 国宝松本城夜桜会開催中 桜の開花状況をライブカメラ配信】


【資料2 国宝松本城夜桜会開催中 桜の開花状況をライブカメラ配信】

 

【市長】 

 もう1件は、4月1日に松本城の桜の開花宣言をして、4日からスタートしている国宝松本城夜桜会についてです。例年の見頃は開花宣言から5日後でありますが、今年は開花宣言以後に花冷えが続いている影響で、見頃は少し先になりそうです。その中で、夜桜会が4月13日まで2日間延長になりまして、この期間に松本市役所の最上階に設置しているライブカメラを使い、桜の見頃がどういう状況になっているのかを、見ていただけるようにしたいと思っております。この最上階のライブカメラは、光学電動10倍ズームで遠隔操作をして、桜の状況をより詳しく伝えることができます。桜の見頃の状況をライブカメラで確認して、夜桜会に来場していただきたいと思っております。夜桜会では、夕方5時30分から夜の9時まで本丸庭園無料開放をしております。また、桜並木光の回廊も夜の9時までで、延長する今週の金曜日・土曜日につきましては、夜の10時まで行うことになっております。

 このライブカメラは、去年の9月に設置したもので、資料2にお示しした右下の折れ線グラフは、日ごとの閲覧回数を表したものです。例えば、3月4日から5日にかけては前夜から雪が降り、1日で3864件の閲覧をしていただきました。令和7年の3月までに、13万件の閲覧数を記録しております。今回は、夜桜会を見据えて、松本城の桜の状況を大勢の皆さんに見ていただこうということで、このカメラをより積極的に活用していきたいと思っているところです。

 私からは以上であります。

 

【記者】

 4日の3時頃に発生した、マイナンバーカードのシステム障害についてお伺いします。松本市でも障害があったということですが、まずこの件に関しての、市長の受け止めをお願いいたします。

 

【市長】

 できるだけ早く復旧できて良かったと思っております。

 

【記者】

 4月5日と6日に臨時で窓口を開設されたということですが、メディア側の立場からすると、臨時でプレスリリースを出していただけると、市民タイムスの紙面で多くの方に周知できたのではないかと考えています。ホームページでの周知のみで、プレスリリースを出していただけなかった今回の対応についてどうお考えでしょうか。

 

【市長】

 今ご指摘をいただいた件につきましては、どのような影響があったのか、改めて市民課に確認をしたいと思いますが、24時間情報を発信できるインターネットメディアと、1日に1回情報を伝えていただく日刊紙はそれぞれ役割があると思っておりますので、今回のケースがその必要性が高かったのかどうかの確認もしたいと思います。

 

【記者】

 4日のシステム障害で、昨日から今朝にかけてETCが使えなくなり、松本インターや安曇野インターでも障害が起きているという状況ですが、松本市がこれからDXを進めていく中で、今回のようにシステム障害が一度起きるとかなりの混乱が生じることになると思います。今後、システム障害が起きたときの対応などについて、市長はどのようにお考えでしょうか。

 

【市長】

 古今東西、機械化あるいは自動化、電子化、デジタル化などの技術革新に伴って、人の手を煩わさなくてもできるようなサービスの向上は、これからも進んでいくと思いますし、進めていかなければならないとも考えています。一方で、万が一システム障害が起きたときのバックアップや障害への対応を、どれだけ迅速にできるということを、常にシステム運用者は念頭に置いていかなければならないと思います。

 今回の障害の復旧に、長い時間がかかってしまっているということは、他山の石にしなければならないと考えております。

 

【記者】

 今回のシステム障害は全国的な話ですが、松本市内でもETCなどが使えなくなっている状況の中で、渋滞や交通事故の増加など市内で起きている影響について、把握していることがあれば教えてください。

 

【市長】

 私のところに報告は上がってきていませんので、大きな影響は出ていないと思っていますが、改めて今回の事例が一段落したところで、しっかりと影響を精査して今後に備える必要があると考えております。

 

【記者】

 桜の開花についてお伺いします。松本市LINE公式アカウントで昨年やっていた「みんなの桜レポ」は、今年はやらないのでしょうか。

 

【市長】

 私のところに報告は上がってきていませんので、今のところ計画がないと思っています。私からは特に、やる、やらないという指示はしておりません。

 

【記者】

 「みんなの桜レポ」は、システム障害が影響してやらないということでよろしいでしょうか。

 

【市長】

 システム障害とは関係がないと思いますが、「みんなの桜のレポ」を評価していただいているということでしょうか。

 

【記者】

 そうです。たくさんアクセスが集中したこともあり、私は市のヒット企画だと思いました。実際、記者もどこで桜が咲いているのかを見ることができて、利便性が良かったです。それだけ需要の高いものを、わずか1年でシステム障害が発生したからという理由でやめてしまうのは、もったいないのではないかと思います。今回はライブカメラで配信をやるのとのことですが、皆さん桜の開花に対して関心が高く、「みんなの桜レポを」続けて欲しいと思っている市民の方や、今年はやらないのかなと思われている市民の方もいらっしゃると思いますので、検討していただきたいと思います。

 

【市長】

 私が森羅万象を、把握していなければならないのですが、今のご指摘を受けるまで、今年は「みんなの桜レポ」をやる、やらないという視野は私の中にありませんでした。幸い、見頃はこれからですので、担当は秘書広報室になると思いますが、今のご指摘を受けて、現状がどうなっていて、今から対応することができるのかを検討させていただきたいと思います。

 

【記者】

 夜桜会の件で確認させていただきます。夜桜会は当初11日まででしたが、延長することは今日決めたということでよろしいでしょうか。

 

【市長】

 そうです。

 

【記者】

 今のところ見頃の予測はついていますでしょうか。

 

【市長】

 恐らく2日間延長するということは、少なくともこの土日が見頃になるだろうと、今の咲き具合を確認して、松本城管理課が判断しているのだと思います。

 

【記者】

 開花状況を配信するライブカメラですが、定点で動いたりはしないのでしょうか。

 

【市長】

 期間中に見頃の状況を確認するライブカメラは、日中の時間帯はカメラを少しアップにした状態で動かして、対応しようと思っております。夜の時間帯は、もう少しカメラを固定した状態で配信したいと思っております。

 

【記者】

 話題を変えさせていただきますが、松塩地区広域施設組合で運営している可燃ごみの焼却施設、松本クリーンセンターの件でお伺いします。業務委託を受けているカナデビアという会社が、ごみの投入量を偽る目的で不適切操作を行い、データ改ざんをしていたことを25日に発表しました。松本市の島内にある松本クリーンセンターもカナデビアの関連会社に、業務委託をされていると思うのですが、データ改ざんは松本クリーンセンターでもあったのでしょうか。

 

【市長】

 カナデビア、旧日立造船の公表を受けて、松塩地区広域施設組合が松本クリーンセンターに対して、委託しているカナデビアに関して今ご指摘のあったような改ざんが、松本クリーンセンターでも行われたのかどうかを、聞き取りという形で確認しました。結論としては、そうした改ざんはないということでした。また、今の計量の仕方から改ざんはできないということを、カナデビア側からも説明を受けて、組合としても今回のような事案はないという認識になっております。

 少し説明をさせていただきますが、クリーンセンターへのゴミの搬入量の計量は、ゴミを積載していない車両の重さと、計量法に基づきある時点でごみを積載しているときの車両の重さの差をとって、ごみの搬入量を定めております。その差を計量する荷重計というものがあるのですが、この荷重計については、メーカーが操作できる鍵を所持していて、組合側もカナデビア側も、物理的に何らかの操作はできない状況であります。加えまして、カナデビアに対する委託料は、焼却量などの実績によるものではありません。施設を使用してかかる費用は、組合の収入になるということでもありますので、そもそも改ざんの動機も松本クリーンセンターについてはないということです。こうしたことを重ね合わせて、組合として松本クリーンセンターについては、カナデビア側の改ざんはなかったと現段階では結論を付けております。

 

【記者】

 持ってきたゴミを投入する前に、測っているということでしょうか。

 

【市長】

 そういうことです。

 

【記者】

 この件に関しては調査中ということですので、新たな事実が出てきた際にまたお聞きしたいと思います。もう一つ、カナデビアは以前にクリーンセンターを建設した企業でもあり、カナデビアの入札時に談合があったということですが、松本市が損害賠償請求をして15億円以上を、カナデビアから支払い受けるという裁判をやった経緯があるとのことです。これに続いて、今回のデータの改ざんが新たに見つかり、企業としてこういう体質なのかと思ってしまうところもあるのですが、この辺に関して市長は、施設の管理者としてどのようにお考えでしょうか。

 

【市長】

 先ほども申しあげたように、松本市に関する部分で改ざんが行われた事実は、現時点ではないと受け止めております。今後、松本市に関する建設事業の入札についても、入札の参加資格から排除するところにまでは、今回の事案は至っていないと考えておりますので、新たに松本市に関する、あるいは地方自治法に抵触するような事案があるのかどうかは、引き続き注視していきたいと思っております。

 

【記者】

 これからクリーンセンターの建て替えや、今年度の新年度予算に入っているエコトピア山田の再整備事業など、ごみの処理関係でかなり大きい事業が続くと思うので、その辺のところを注視していかなければならないと思います。

 

【市長】

 法令にのっとり厳粛に対処していきたいと思っております。

 

【秘書広報室】

 以上をもちまして、市長定例記者会見を終了します。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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