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市長記者会見 令和6年(2024)12月3日

更新日:2024年12月3日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和6年12月3日 市長定例記者会見

 

資料1 令和7年1月1日受診分から こども医療費の窓口負担をゼロに

【資料1 令和7年1月1日受診分から こども医療費の窓口負担をゼロに】

 

【市長】

 まず、来年1月の受診分から子ども医療費の窓口負担がゼロになることについて、ご報告申しあげます。これまで、1カ月1医療機関ごとに500円を負担していただいていましたが、来年1月1日からは窓口負担が0円となります。12月下旬には、対象の0歳から18歳以下の子どもおよそ3万6千人に新しい受給者証を送らせていただきます。診療の際には、この受給者証が必要となります。こちら(資料1)が、福祉医療費の受給者証です。自己負担額0円と記載してあります。ちなみに、保険が適用されないものなどは、福祉医療費の対象外となることもご留意いただければと思います。

 

資料2 明日から募集開始 令和7年度職員採用 1月試験 テストセンター方式を導入 全国各地で受験可能に(1)

【資料2 明日から募集開始 令和7年度職員採用 1月試験 テストセンター方式を導入 全国各地で受験可能に(1)】

 

 次に、今年度の職員採用試験についてです。明日(12月4日)から、1月試験の募集を開始します。今年度は、6月・9月・11月と、これまでに3回試験を行っていますが、事実上の通年実施という形で、年明けに4回目の採用試験を行います。今回、採用試験を行うに当たりまして、通常の松本市内の勤労者福祉センターを会場に行うもの以外に、「テストセンター方式」と呼んでおりますが、希望の日時・会場で、パソコンを使用して受験をしていただく方式を採用します。全国47都道府県全てに、合わせて190カ所余りのテストセンターを設置します。この中には、パソコンの専門学校などに委託をして、パソコンの編集室を利用する会場も存在しています。

 明日から応募の受け付けを開始しまして、実際の1次試験日は、テストセンター方式は、1月12日から26日のおよそ2週間の間に試験を受けていただくというものです。

 

資料3 明日から募集開始 令和7年度職員採用 1月試験 テストセンター方式を導入 全国各地で受験可能に(2)

【資料3 明日から募集開始 令和7年度職員採用 1月試験 テストセンター方式を導入 全国各地で受験可能に(2)】

 

 現段階で、行政職、さらには土木・建築・化学・電気・機械などの専門者枠、社会福祉の専門者枠などが計画の人数を満たしていないということもありまして、4回目の募集をいたします。センター方式を導入することによりまして、受験機会を拡大して、転職、あるいは移住といった仕事と併せて市役所を希望する方々の採用を促進したいということ、さらには、全国規模で人材を募集できるということで、この方式を採用します。ちなみに、コロナ前の令和元年度と今年度の採用試験の受験者状況を比較しますと、今回、長野県とは別の日に6月試験を実施したことなどの影響で、申込者自体は1.34倍に増えています。そのうち今回の3回の試験を合わせますと、申し込み者が534人に上っているのですが、県外出身者の数は116人で、これは全体の21.7パーセントに上っています。令和元年度と比べますと、割合で9ポイントほど増えています。こうしたことも、今回、このテストセンター方式、4回目の再試験を実施することの背景にございます。

 

資料4 松本市イルミネーション2024-2025 この冬も松本城を芸術作品に

【資料4 松本市イルミネーション2024-2025 この冬も松本城を芸術作品に】

 

 3点目は、この冬も松本城天守のイルミネーションを開催することについてお伝えします。日程は、今月(12月)14日から来年2月16日までで、これまでと同様、第1期・2期・3期の3回、それぞれ「躍動する歴史絵巻」「光で彩る伝統文化」「春、咲き誇る花々」というテーマで演出します。1回目・2回目とレーザーによるマッピングを行っていたものを、昨年度、プロジェクションマッピングということで、15万人を超える来場者の方にご覧いただきました。今年は、このプロジェクションマッピングにレーザーの技術も組み合わせた演出ということで、まだ私も実際には見ていないのですが、より立体感のある映像になるとされています。

 14日の開幕に当たりましては、特別ゲストとして、松本市出身のパフォーマーのアオイヤマダさんに、「アオイツキ」というユニットで出演をしていただきます。アオイヤマダさんは、今年のアカデミー賞 国際長編映画賞にノミネートされた『PERFECT DAYS』という、監督がヴィム・ヴェンダース、主演が役所広司さんの、日独合作作映画にも出演されています。第1回の開幕式に来ていただいて以来の参加ということで、パフォーマンスでイルミネーションの開幕を盛り上げていただければと思っています。

 私からは以上です。

 

【記者】

 職員採用のことで教えてください。私の理解ですと、テストセンターは、一般的にSPIと呼ばれる、パソコンを使って教養試験などを受けるものですが、それをやるということですか。

 

【市長】

 そうです。

 

【記者】

 受験する人は、基本的に同じ試験を受けるということですか。

 

【市長】

 そうです。

 

【記者】

 行政職員でテストセンターを使うというのは、他の自治体でも結構あるのでしょうか。

 

【市長】

 松本市では初めてですが、県内19市では半数程度で導入しています。また、特に人口の少ない町村などは、なかなか採用試験に人手をかけられないということで、導入している傾向が高いということです。

 

【記者】

 プロジェクションマッピングですが、今年は夜10時まで点灯ということですが、去年までは9時だったと思います。観光客の要望に答えていくということでしょうか。

 

【市長】

 実際に訪れていただいた方の要望もそうですが、宿泊事業者の皆さんなどの要望も踏まえて1時間延長ということになりました。

 

【記者】

 旅館の食事の時間と重なることを避けたということですか。

 

【市長】

 そうです。

 

【記者】

 プロジェクションマッピングもそうですが、松本市の冬季観光がいよいよ本格化しますが、鷹の爪団とのコラボでは、観光パフォーマンスが良い「観パ良し」や、「角を曲がればまた国宝」というキャッチフレーズでもやっていますが、改めて、冬季の観光、今年の観光への市長の期待を教えてください。

 

【市長】

 もともと松本は、コロナ前も、冬場の観光客が夏場に比べて大きく落ち込んでいましたが、そこにコロナの打撃が加わった中で、冬場の観光に特に力を入れる必要があるという認識の下に、このプロジェクションマッピングもスタートしました。その他にも、昨年、白馬と松本の冬季期間におけるバスの運行を行いました。今年も、この試みについては、より松本市内の飲食事業者の皆さんともしっかりと連携を取って、白馬に宿泊される外国人旅行者の皆さんに対して、事前から情報をしっかり伝えていくことで、白馬に長期滞在をする、スキーを中心としていらっしゃる外国人旅行者の皆さんを、松本にもしっかりと受け入れられるようにしたいと思っています。その他、博物館や美術館など、松本のあらゆる観光資源を、とりわけ外国人旅行者の皆さんに情報をきめ細かく発信することで、昨年以上の、また、この夏に大きな盛り上がりを見せている旅行需要、観光需要を続けていきたいと思っています。

 

【記者】

 子ども医療費の窓口負担ゼロについて質問です。受給者証を配布されるというところで、窓口負担をゼロにする際に、この受給者証の提示が必要ということでしょうか。

 

【市長】

 はい、そうです。

 

【記者】

 ちなみに、子ども医療費の窓口負担ゼロというのは、県内の市町村では何例目でしょうか。

 

【市長】

 何例目かは私正確に把握していませんので、後で事務方から報告をしてもらいます。当然、すでに市町村としてはいくつか導入しているところがありますが、今回、松本市が来年の1月から決めたことを踏まえて、近隣の塩尻市、安曇野市が、来年の4月から同じように自己負担をゼロにするということになっています。

 

【記者】

 この政策に伴う市の費用負担というのは、年間どれくらいでしょうか。

 

【市長】

 2億円余りを想定しています。今回、段階的に県の負担が上がってきたということもあって、それを踏まえるとその程度に抑えられるということも、今回踏み切る判断の材料にしました。

 

【記者】

 プロジェクションマッピングについてお尋ねします。最先端の試みということですが、これは松本市が初なのでしょうか。他の自治体でもやっていることでしょうか。

 

【市長】

 ここの最先端というのは、レーザーと組み合わせたというところを、我々としては意識しています。厳密に全ての自治体を調べたかというと、そうではありません。

 

【記者】

 予算規模はどのくらいですか。去年より増えましたか。

 

【市長】

 後で報告します。

 

【記者】

 プロジェクションマッピングは各地方の自治体で結構流行っていて、東京都庁舎が有名だったのですが、東京都庁舎は予算が7億円で、一連の事業費を入れると18億円に上るとのことです。高すぎるのではないかというような声も上がっています。冬季の観光誘客のためにいろいろ波及効果があると思われますが、都庁舎の件についてどう思われるか。また、松本市にこれが該当するのかどうか教えてください。

 

【市長】

 松本市の予算は5、6千万だったと思います。先ほど申しあげました、コロナによって落ち込んだ観光需要に、なんとか盛り上げていこうということで、4年前にスタートしました。同じように、投資の議論としても、5千万円というのは決して安くないということで、議会や市民の皆さんから懐疑的な見方も示されたと思っています。それが、今申しあげましたが、15万人という来場者を重ねてきて、少なくとも、議会でこの問題が否定的に取り上げられることは、今の段階ではないと受け止めています。もちろん、未来永劫続けていくかどうかというのは、当然その時々に判断していくことだと思いますが、現状において、冬場の観光を盛り上げて、松本の宝である松本城の魅力を、より内外に発信していくという意味で、一定以上の効果を出していると受け止めています。東京都の庁舎の問題とは、さまざまな面で質が違うのではないかと思っております。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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