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市長臨時記者会見 令和6年(2024)4月19日

更新日:2024年4月19日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

【市長】

 臨時の記者会見ということで、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。松本パルコ閉店後の対応につきまして、株式会社パルコと協議を重ねてまいりましたが、市長選挙のいきさつや結果などを踏まえ、商業施設再開と複合施設の開業に向けた協議を中止せざるを得ないという旨の連絡が、パルコ側からありました。松本市としても、これ以上の協議は難しいと判断をいたしました。一連のいきさつを含めて、私から説明させていただきます。
 はじめに、株式会社パルコからの連絡の内容でありますが、新館改修工事の発注期限などが迫る中で、松本市との協議内容を踏まえ社内で協議した結果、昨年来進めてきた行政の関与を前提とした商業施設の再開と、公共施設を併設する公民連携の複合施設の開業を目指した協議は、中止せざるを得ないとする判断に至ったということであります。一番の理由はスケジュール、そして契約内容の確定に向けた見通しが現時点で立たないということであります。市長選挙の動向などを踏まえた打合せ、協議を通じて、今後松本市が行う具体的な公共施設の内容の検討や、賃料以外に必要となる運営コストの検証などが、複合的に議会との協議を通じて合意形成がされていくということを松本市との間で確認する中で、民間と行政の意思決定に至るプロセスやスピードの違い、とりわけ議会の協議をはじめ、契約締結までに相当の時間を要することを認識したということであります。具体的には、スケジュールが後ろ倒しになる可能性や、契約そのものが担保されないリスクなどがある中で、パルコとしてこれ以上社内協議を進めることはできず、最終的に事業の採算性を確保するために必要なスケジュール感と、行政が手続きなどに要する時間やスケジュール感が合わないと判断したということであります。
 私も随時、協議や打合せの状況などについては報告を受けておりましたが、結果的には株式会社パルコから連絡があったように、民間の求めるスピード感と私たち行政のスケジュール感、選挙日程などを含め、これが合致することができなかったということであります。松本市としましては極めて残念でありますが、市民の共感と納得なくして見切り発車で進めていくことはできず、計画を断念することはやむを得ないと捉えております。株式会社パルコには、市長選挙を通じてご迷惑をお掛けしたことを大変申し訳なく思うとともに、公民連携の可能性という松本市からの提起を受けて、商業施設再開に向けた検討と協議を真摯かつ丁寧に続けていただいたことに、心から感謝をいたしております。いずれにしましても、松本パルコ閉店後の対応については、これによりまして白紙に戻るということになります。私からは以上であります。

 

【記者】

 パルコの後利用について、公民連携の話は頓挫することになりましたが、パルコ側からその後のパルコ自身はどうするのかという具体的なお話はありましたか。

 

【市長】

 一義的には民間企業による検討、取り組みに委ねることになりますので、今後パルコ側がどのような対応を取っていくかということにつきましては、私たちから申しあげることはございません。

 

【記者】

 下層階と上層階を合わせて民間企業に委ねるという話になるのでしょうか。

 

【市長】

 去年(令和5年)2月に、松本パルコは2年後の来年(令和7年)2月に閉店するという方針を決定、公表されました。ここに戻るということでありますので、松本パルコが来年の2月に閉店をする、その先については今私たちが何か関与することはないということであります。

 

【記者】

 市長は伊勢町、本町などの中心市街地の長期空洞化を阻止しなくてはいけないと従前からおっしゃっていますが、その考えに変わりはないかということと、もし変わりがないとしたら、今後パルコとの協議の再開を模索するのか、あるいはパルコ敷地にはこれ以上タッチせずに、別の手段で空洞化阻止を図るお考えなのかをお聞かせください。

 

【市長】

 去年の2月の閉店の公表以降、繰り返し申しあげてきましたが、松本市にとって伊勢町、本町というのは歴史的にも空間的にも中心市街地のへそにあたる場所であり、今松本は全体として非常ににぎわいがありますが、その中でへそにあたる場所が中期的にだんだんと勢いがなくなっている、これになんとか歯止めをかけないと文字通り空洞化という事態を招きかねない、それらの引き金にパルコの閉店がならないようにしたいということで取り組んでまいりました。そして方策として、民間企業同士に委ねていてはそのリスクが高いということで、松本市が主体的、積極的に関わっていくことを去年6月から模索してきました。我々としては、この方策が空洞化阻止のためには有効ということで進めてきたわけですが、今申しあげたようなことで協議の中止、そして計画は断念せざるを得ないということになったわけであります。中止になったということで、パルコ側と今後何らかの協議を行う可能性は基本的にはないと考えております。ぎりぎりの協議をこれまで続けてきましたので、それ以外の選択肢がパルコ側から提出されることはない、そして私たちとしても別の働きかけをできる選択肢はないと考えております。

 

【記者】

 別の手段で中心市街地の空洞化阻止を図ることになるのでしょうか。

 

【市長】

 中心市街地を我々としてはもっと広く捉えておりますが、松本駅からお城周辺までのへそにあたる伊勢町、本町のパルコの閉店後の土地や建物について、今のところ我々に何か手段があるという状況ではなくなったと認識しております。

 

【記者】

 市長選のいきさつなどを踏まえてというお言葉がありましたが、選挙戦でパルコの後利用の手法が争点となり、大きな論戦が交わされ、実際に大接戦となったとことが今回のパルコの経営判断に影響を与えたという認識はお持ちでしょうか。

 

【市長】

 選挙が判断に大きな影響を与えたということはあると思っております。一方で、今のご質問の論戦になったという認識は、私は少し違います。政策論争にはならず政局の材料と言いますか、そのようなことに残念ながらなってしまったと受け止めております。3億、60億という数字だけが連呼される。あるいは、それが税金の無駄遣いと連呼される。残念ながら選挙戦の後半は、そうした状況一色になるようなことがございました。ですので、もちろん票差の問題もあったと思いますし、パルコの皆さんとしても、パルコと松本市とともにやろうとすることが必ずしも歓迎されない、受け入れられないのかという受け止め方もされたのではないか。これは我々からの見方ではございますが、今回の決定、判断には先ほど申しましたが、選挙一連の動きが影響を及ぼしただろうと思っております。

 

【記者】

 今回のパルコ側からの申し入れは、いつあったのでしょうか。

 

【市長】

 市長選挙の後、担当者レベルで協議は重ねてまいりました。その上で、一昨日の17日の夕刻に、相手側から市の担当者宛てに、株式会社パルコとして協議を中止せざるを得ないとする判断に至ったという連絡がございました。その後、昨日にかけまして、改めて担当者レベルで相手方と連絡を取り、詳しい内容や理由について確認いたしました。そして最終的に今朝、私、中野副市長そして担当の総合戦略室のメンバーで、断念せざるを得ないと決定したということでございます。

 

【記者】

 市長選後に、市長がパルコ側と直接面談した機会はありましたか。

 

【市長】

 直接はございません。

 

【記者】

 市長選の後に、共感と納得の上で進めていくという判断のもと、市民アンケートの実施を当初は3月中にも行うとおっしゃっていました。会見で他社さんも含めて、繰り返しアンケートについて質問してきましたが、4月中旬時点でまだ見通しが立たないというご回答の中で、(選挙)直後から断念せざるを得ないというようなパルコ側のお話があったのかどうかについてお伺いします。

 

【市長】

 (選挙)直後からということではありません。一昨日がちょうど選挙から1カ月であり、それよりも前の段階の4月に入ってから、担当者レベルのやり取りの中では協議中止の可能性について言及があったということであります。我々としてもそうした中で、何とかスケジュールの折り合いをつけられないかと、ぎりぎりまで模索をしておりました。やはりそうしたものの見通しが立たないと、市民の皆さんに向けての呼びかけ、対応も踏み切れないという中での対応でございました。

 

【記者】

 理由の1つで、民間のスピード感と行政のスケジュール感が合わなかったという話がありました。改めて、市長は行政のスケジュール感について指摘されたことをどのように受け止めていますか。

 

【市長】

 企業の意思決定のスピードと民主的な手続きというものは、必ずしも一致しないことはある意味当然だと思いますので、その両立を何とか図ろう、目指そうとやってきました。そうした中で、1つは閉店の発表から閉店までが2年という短い期間であって、その途中から我々としては公民連携という可能性を提起し、限られた期間での協議にならざるを得なかったということ。また、ちょうど山場に差し掛かるタイミングと市長選挙が重なるということもございました。我々としても認識していたつもりでありますが、事業の採算性という面でスケジュールが極めて企業にとって重要で、その遅れというものは経営判断に影響するということ、その結果が今回の会社としての判断になったと受け止めております。

 

【記者】

 市には一昨日の夕刻に連絡があったということですが、パルコ社内での判断が下されたのも一昨日という理解でよろしいでしょうか。

 

【市長】

 パルコ側の社内の意思決定の詳細については、今私から申しあげることはございません。

 

【記者】

 市長がこれまでおっしゃってきた方針について、何度もご説明いただいたとおり、空洞化を防ぐための考えだったと思っておりますが、今回のパルコ側との協議で、市が関与する道が途絶えたわけですが、改めて今回の判断について市長のお気持ちを伺ってもよろしいでしょうか。

 

【市長】

 一言で言えば、やはり残念ということであります。ここに至るまでも伊勢町、本町が中心市街地のへそとしてかつての勢いがないという中で、今回のパルコの閉店は、非常にピンチでもあるとともにチャンスにもなりうると思っておりました。昨年6月に、その可能性について提起をし、お互い同じ方向を向いて協議をしようということで、私あるいは担当者としては心を砕いて取り組んでまいりましたので、企業情報あるいは交渉期間という制約をなんとか乗り越えて、行政としてできるだけの努力は行ってきたつもりでありますが、このような形になり残念という一言に尽きます。

 

【記者】

 今後の方針で、基本的には市が関与することはないとおっしゃいましたが、市長選では他の候補から、市が土地ごと買い取って活用するという選択肢も提示され、それを支持する市民の方も実際いらっしゃいました。今後の活用策を市民の中でも議論する中で、市が土地を買い取る選択肢はないのかという議論がまた出てくるのかなと思います。改めて市長としてこの選択肢はないということを、どのように市民の方々に説明されますか。

 

【市長】

 基本的な情報をそこまで説明してこなかったところもありますが、今回、公民連携を念頭に置いた新館の土地は、複数の地権者がおられます。また建物も一部区分所有ということで、売る側も買う側も簡単に買い取ることができる状況ではございません。ですので、私は買取の可能性はもうないと思っております。また、このように積み重ねてきた協議が中止になるわけですから、パルコ側としても松本市と改めて何か協議をするということについて、極めて大きなハードルがあると思います。我々が選挙のスケジュールとパルコ側との協議をうまくハンドリングできなかった部分もありますが、今回の選挙でのあのようなやり取りは、先ほども申しあげましたが、ある意味金額だけに焦点を絞ることで選挙戦を有利に働かそうという陣営の動きになってしまいました。そのことが今後のパルコの跡地利用について、覆水盆に返らずというところはあるのではないかなと受け止めております。

 

【記者】

 今後、基本的には民間に任せることになると思いますが、市長としてパルコのある場所が、今後どのような空間になってほしいか話せる範囲でお願いします。

 

【市長】

 先ほどから繰り返しになりますが、伊勢町、本町は中心市街地のへそであります。今回、パルコの後利用については振り出しに戻るわけでありますが、一方で松本駅前、あるいは松本城周辺も含めて、コロナ前を上回るにぎわいを松本のまちは生み出せております。このにぎわいに、いわば水を差すようなことがないように、改めて松本の中心市街地の再設計、再活性ということに、市役所としても関係する皆さんとともに取り組んでいきたいと思っています。

 

【記者】

 今回の件について、例えば商工会や商店街の方、地域の関係者の方への説明はどのように進めていく予定でしょうか。

 

【市長】

 すでに赤羽会頭には午前中に連絡をさせていただきましたし、この問題については白紙に戻り、松本市が何か手を伸ばせる状況ではなくなりましたので、先ほど申しあげたように、もう少し広く駅前からお城まで、そうした中でのこれからの市街地のありようを皆さんとともに考えていきたいと思っています。

 

【記者】

 先ほどの話で60億が一人歩きをし、今回話が元に戻ったということでした。60億を拠出するにあたっての試算として、何もしなかった場合の負の影響もある程度見込まれていたと思いますが、その辺で具体的に話せるものは何かありますか。

 

【市長】

 何億円、何十億円というような、何か数字的にはじいたものは持ち合わせておりません。そういう意味で言うと、定性的な表現になってしまうかもしれませんが、松本のまちにとって伊勢町、本町は駅とお城の中間に位置し、歴史的にも、また今まで40年パルコを中心ににぎわいを生み出してきたという意味でも、今松本全体はこれだけ人を集め、にぎわいを生み出しているだけに、もっとその力を蓄え、発揮できるチャンスだったなと思っておりますので、一度白紙に戻ったものを次どうしようかということを、また冷静になって考えていきたいと思っております。

 

【記者】

 昨年の6月の議会一般質問における「パルコの閉店を受けて、ポストパルコの計画に市が積極的かつ主体的に関与する姿勢のもと、公民連携のまちづくりを念頭に取り組みを進める。」から始まり、その後、パルコ側も年3億の20年の賃貸借の話も出てきました。先ほど市長は、民間と行政とのスピードが違うところが大きな理由として挙げられましたが、そもそも公民連携のまちづくりを進めるという考え方に、無理があったかどうかについて今どのように受け止めていますか。

 

【市長】

 これから税金や公費だけで施設の建設、整備ということは極めて限界がありますし、また我々もコロナを挟んでいろいろな企業と接点を持つ中で、松本のような地方都市で民間企業が単独で新たな投資ということもなかなか難しい。公民連携は、良い意味での呼び水として、民間企業も松本の公共投資、公共施設の設置というものを期待していると私たちとしては肌で感じておりますので、公共投資と民間投資をまちづくりに連動させていくことについては、今もこれからも必要だと思っております。そういう中で今回のパルコの件につきましては、先ほど申しあげたように、いわば白地に絵を描くということではなく、すでにあるパルコが2年後に閉店をする。そこに行政が民主的手続きを踏みながら、どのように整合をとって公共施設の設置、整備をしていくのかといった難しい面がかなりありながらチャレンジをしてまいりました。結果的には、2年という限られた期間を、いわば走りながら、議会の皆さん、市民の皆さん、そしてパルコと協議をする。そこに市長選挙も重なってしまったということで、今回の状況になったと総括しております。

 

【記者】

 今回の選挙戦で1つの争点にはなったと思いますが、次点の候補者と僅差であったということで、やはり世論調査の中でも、3億、20年の投資に対していわばアレルギーというか、そのような市民の声も多かったと思います。選挙戦の僅差という結果を受けて、今回の判断につながったという要素はあるのでしょうか。

 

【市長】

 先ほど申しあげましたが、なぜ僅差になったかという点にも目を向けているつもりであります。これが公民連携のパルコの後利用が理由で僅差になったのか、それ以外の要素もあったのか、またそれは我々にももちろん一定の責任があるわけですが、もしスケジュール上のいろいろな意味での余裕がもう少しあれば、市民の皆さん、議会の皆さんに順を追って問題の本質を説明し、ご理解をいただいて、その上での判断、決定と進んでいけたのではないか。現実にそういうスケジュールではなかったので言っても仕方ない部分もございますが、今回我々がやろうとしたことが間違っていたからこうなったんだと必ずしも受け取っておりません。

 

【記者】

 市民の理解を得るための時間や、あるいは逆に言うと市側が市民を説得する、市長が市民を説得するところが、やはり足りなかったということについてはいかがでしょうか。

 

【市長】

 足りなかったと思います。時間が足りなかった。そして私の力量も足りなかった。その結果が大きなチャンスを逸してしまったと思います。

 

【記者】

 今後の中心市街地の活性化のあり方は、これに限らずとも全国的な問題ですので、このような大変な状況の中で、この経験を市長としてどのように活かしていくべきなのか教えてください。

 

【市長】

 やはり極めて難易度の高い事案だったと思います。閉店までの2年、その間に市長選挙もある。パルコの後利用について、我々が関与することは今選択肢としてなくなりましたが、先ほど申しあげたように公民連携でまちづくりを進めていく、施設整備を進めていくことについては、これからも必要になってくると思っています。そして今ご指摘にもあるように、その際になぜそれが必要なのか、そしてそれはどのようなプロセスやステップを踏んで進めていく必要があるのか、市民の共感と納得を得て進めていくためにはどのような手順や枠組みをつくっていけばいいのか。これは私たちがこれからの中心市街地の再設計、再活性を改めて進めていく上で、大切にしていかなければいけないことだと思っています。

 

【記者】

 先ほどから民間のスピード感と行政の手続きの時間、タイムスケジュールに齟齬があったと繰り返しおっしゃっていますが、冒頭において、契約の期間も迫っているというような趣旨の発言があったと思います。パルコ側から、この時までに行政の手続きを終わらせて欲しいとか、結論を出してほしいといったタイムリミットは具体的に示されていたのでしょうか。

 

【市長】

 具体的な期日という意味ではございませんでした。先ほど説明をさせていただいた新館改修工事を、もし商業施設として再開し、複合施設を新たに作るとなると、工事に入るタイミングがぎりぎりに迫ってきているというパルコ側からの意向が示されていたということで、最終的にその期限が来たというのが一昨日の連絡だったと受け止めております。

 

【記者】

 期限というのは4月までに結論が出ないとといった趣旨でしょうか。

 

【市長】

 我々はそういう質問の答え方はしておりませんが、向こう側としては期日を定めてということではありませんでした。向こう側として、もし施設の再開、開業をするのであれば、いついつまでには判断をしなければいけない。その判断のリミットが来たから我々に通告をしてきたのだと私たちとしては受け止めています。

 

【記者】

 今の話は北側の新館の話だと思います。南側は確か解体する方針でパルコ側から示されたと思いますが、南側についての話は何かありますか。

 

【市長】

 私たちとしては、南側の解体という話は、北側の再開とセットとして承っておりましたので、北側が白紙に戻るということになりますと、南側がどうなるかはパルコ側がどう決定されるかということで、我々は現時点では関知をしておりません。

 

 

【秘書広報室】

 以上で市長臨時記者会見を終わります。

 

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