ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > ようこそ市長室へ > 市長記者会見 > 令和5年度 > 市長臨時記者会見 令和6年(2024)3月25日

本文

市長臨時記者会見 令和6年(2024)3月25日

更新日:2024年3月25日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和6年3月25日 市長臨時記者会見

【資料1 松本市出身映画監督 山崎貴さんに「松本市民栄誉賞」を授与】

【資料1 松本市出身映画監督 山崎貴さんに「松本市民栄誉賞」を授与】

 

【市長】

松本市出身の映画監督、山崎貴さんに松本市民栄誉賞を授与することを決定いたしました。山崎貴さんは松本市で生まれ、青年の頃から映画制作を志しました。株式会社白組に入社後、制作現場で活動を始め、映画監督を務めながらVFX視覚効果映像の制作に力を注がれ、代表作「ALWAYS 三丁目の夕日」などで高度な映像技術が評価をされてきたところであります。多忙な中でも、頻繁に松本市を訪れて、市民とふれあいを持たれ、松本市が輩出した著名人として、これまで広く認識をされてきたところであります。昨年、松本市美術館で開催いたしました、企画展「映画監督 山崎貴の世界」は5万人を超える方々に来場いただきました。コロナ後の街のにぎわいを取り戻す起爆剤ともなっていただいて、昨年、松本市文化芸術表彰の大賞を受賞したところでございます。その上で、これまで積み重ねてこられた撮影技術への情熱が結実をした「ゴジラ-1.0」の第96回アカデミー賞視覚効果部門の受賞は、少年時代に描いた夢を望み続けて努力を重ねて、夢は叶うことを松本市民に示していただいたことで、松本市民栄誉賞の市民に明るい希望を与えたことにかなうということで、今回授与を決定したところでございます。松本市民栄誉賞は平成29年度に創設をいたしました。市民、または松本市に関係の深い方のうち、スポーツ・その他の競技、学術や芸術などの分野で、特に顕著な功績を挙げ、市民に明るい希望を与えた方の栄誉を称えるための賞でございます。これまで平成30年に平昌オリンピックで金・銀メダルをスピードスケート500メートル1000メートルで獲得しました小平奈緒さんに授与をしておりまして、今回が2人目でございます。

 

【記者】

授与することを決めた経過について伺いたいのですが、いつ頃に授与を決めて、審査委員会などが開かれているかと思うのですが、その経過についてお聞きしたいです。

 

【市長】

アカデミー賞の受賞以降、庁内からも授与の検討の声が上がってまいりましたし、また市民の皆さんからも何らかの形で栄誉を称えてほしいというご要望もいただきました。そうした中で、先週の松本市長選挙終了後に表彰審査委員会の開催をして、授与を審査してもらうことを私の方から指示をして、今日午前、表彰審査委員会が審査を行って方針を決めたところでございます。

 

【記者】

授与式などは今後日程調整の上ということですが、授与式では何か贈るものはあるのでしょうか。

 

【市長】

はい。まだ具体的なものが決まるところまで行っておりませんが、授与式では賞状以外にも山崎さんの今回の栄誉を称えるものを検討していきたいと思っております。

 

【記者】

ちなみに市長は「ゴジラ-1.0」は見られましたか。

 

【市長】

実はまだ見ておりませんので非常に残念と言いますか、申し訳ないと言いますか、公開されて見ようと思ったタイミングとだんだん自分の選挙が近づいてくるようなことが重なってしまいました。アカデミー賞の授与は非常に素晴らしいニュースだと思ったのですが、そこからなかなか実際映画を見るタイミングがございませんでした。実は山崎貴さんとは、昨年の確か1月3日だったと思いますが、松本で直接お会いをしてお話をする機会がありました。それは先ほどもご紹介させていただいた「映画監督 山崎貴の世界」の特別展を美術館で開催するにあたって、これまで山崎貴さんと、松本市内のいろいろな映画制作のイベントを手がけてきた仲間との会だったのでありますが、その時に、1つは美術館の展覧会だけではなく、山崎さんの世界観をより多くの市民に知っていただくため、街なかで巡回展のようなことが企画できないだろうかというご相談をいただいたことでありました。これは当初予算を計上して美術展と合わせて、「Y-cat」という山崎貴さんデザインのキャラクターを街なかに展示するなどして、より山崎貴さんの存在を広くしていただくことができたなと思っています。そして、実は11月には自分が監督VFXを担当した「ゴジラ-1.0」を公開することになっている。そういうタイミングで松本市で自分の特別展が開催できて、そして本当にいろいろなゴジラがこれまで描かれてきたが、文字どおりゴジラの原点に立ち戻るような映画を作っているんだと、そしてVFXの分野についても自分の集大成的なものですというお話を聞いておりましたので、本当に見に行かなければいけないなと思いながら今に至ってしまったということでございます。

 

【記者】

山崎監督の作品で特に好きなものとか、あるいは山崎監督の作品の技術の魅力みたいなところで市長はありますでしょうか。

 

【市長】

「ALWAYS 三丁目の夕日」、あるいは「永遠の0」は見ておりますが、特に「ALWAYS 三丁目の夕日」は、ちょうど1960年代で、自分たちが生まれてすぐぐらいのタイミングの日本の当時の風景や、人情や時代の在り方をVFXの技術を用いながら、極めて叙情的な幅広い世代が感情移入できる作品だったというふうに思います。私自身も、見た映画の中で感銘を受けたものの一つであります。VFXという最先端の技術を駆使することと、映画監督として、人間の機微に触れる、あるいは一人一人の人生が、生活が際立つような情状的側面本来相反するような部分が両方を兼ね備えられた方で、どこかそうしたものは信州松本の風土と何か重ね合うものがあるのではないかなというふうに感じているところであります。

 

【記者】

今後市長が山崎監督に期待するところをお教えください。

 

【市長】

松本市長、あるいは松本市民の立場で申しあげれば、昨年山崎さんの作品、あるいは制作過程を広く国内外に知っていただく展覧会を開催しましたが、これからも機会あるごとに故郷松本に山崎さんの作品、あるいはそれに連なるものを提供していただいたり、あるいは山崎さんご本人の経験や知見を松本市民、特に若い世代の人たちに伝えていただく機会を私たちの立場も協力していければなというふうに思っています。そしてまだまだこれからもたくさんの作品づくりに関われると思いますが、さらなる進化を遂げられて、より世界に、また故郷に響く作品を作っていただければなと思っております。

 

【秘書広報室】

 以上で市長臨時記者会見を終わります。

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

皆さまのご意見をお聞かせください

お求めの情報が充分掲載されてましたでしょうか?
ページの構成や内容、表現は分りやすかったでしょうか?
この情報をすぐに見つけられましたか?
Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

松本市AIチャットボット