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市長記者会見 令和6年(2024)2月13日

更新日:2024年2月13日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

【市長】

 まず、先週(2月)6日にお亡くなりになられました小澤征爾総監督に対しまして、あらためて心から哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申しあげます。訃報に接したあと、3連休には松本市内3カ所に献花台を設けさせていただいて、大勢の市民の方々が追悼に訪れられました。あらためて松本を愛し、そして市民に愛された小澤総監督の存在が、大きなものであることを痛感したところでございます。また、国内外の反響も極めて大きなものがございました。世界的な音楽家として、松本市で30年余り、国際的な音楽祭を開催できたことを誇りにも思うところでございます。これからも小澤征爾総監督のスピリットを引き継いで、未来に向けて音楽祭を市民の皆さんとともに開催していきたいと思っております。今年(2024年)の夏のフェスティバルにつきましては、近日中に詳細を発表させていただく予定であります。

このほか2点について、私の方からご報告させていただきます。

 

資料1 転出手続きはマイナポータルで

【資料1 転出手続きはマイナポータルで】

 

【市長】

 まず、春の異動シーズンが近づいてまいりましたが、転出手続きをオンラインでしていただけますので、あらためてご説明を申しあげます。昨年の2月から、マイナンバーカードをお持ちの方は、転出届をオンラインでしていただけるようになっております。現在、松本市民のマイナンバーカード交付率は75%に達しておりますが、これまでの1年間で見ますと、マイナポータルを使用して転出届をオンラインでしていただいた方は、全体の14%に留まっております。例えば、松本からどこかに転出する際は、従来どおりですと転出の段階で松本市役所に転出届を提出していただいて、転入先で転入届を提出していただく必要がございます。マイナーバーカードをお持ちで、マイナポータルをオンラインで利用していただければ、転出届を松本市役所まで足を運んで提出していただく必要はございません。引っ越し先の窓口に行けばOKということでございます。引っ越し予定の14日前から手続きができますので、今年の異動シーズンに転出される市民の皆さまにおかれましては、ぜひマイナポータルを利用して、オンライン手続きをしていただければと思っています。異動時期のピーク時には、最大1、2時間待ちになることもございますので、どうかご協力お願いいたします。また戸籍法の改正によりまして、3月1日からは本籍地以外の市区町村窓口で戸籍謄本が請求、そして受け取りができるようになります。自分の戸籍のほか、配偶者や父母、祖父母、子どもの謄本を請求することが可能となります。また婚姻届、養子縁組届、転籍届などの際に、戸籍謄本の提出が不要となることも3月1日から新たに変わりますので、ぜひこうしたことも念頭においていただければと思っております。

 

 

資料2 2月19日 ラッピングバス運行開始

【資料2 2月19日 ラッピングバス運行開始】

 

【市長】

 もう1点は、ぐるっとまつもとバスにつきまして、来週の(2月)19日から新しい大型バス車両1台を、こちら(資料2)の図柄のラッピングバスとして運行を開始いたします。このラッピングバスは、長野県が地域間幹線バス路線補助事業を利用して購入した車両を、アルピコ交通が借り受けて運行するものであります。これをぐるっとまつもとバスのPRに使わせていただくということでございます。動物たちが楽器を演奏し、そして松本城や旧開智学校、さらにはアルプスの山並みが描かれたものであります。先ほど紹介した長野県の補助事業による購入ということであり、全体の半分以上は市域を超えた路線を運行する必要があるということで、松本市内の路線の中でも山形線、四賀線などを中心に運行する予定であります。来週の月曜日の2月19日、9時10分のお城口広場発の浅間線がスタートになります。来週の(2月)19日は、クレジットカードによるタッチ方式のキャッシュレス決済も始まります。これからも公設民営ぐるっとまつもとバスの様々な利便性向上に向けた取り組みを行ってまいりますので、市民の皆さまのご利用をお願いいたします。
 私からは以上であります。

 

 

【記者】

 OMF(セイジ・オザワ 松本フェスティバル)についてお伺いします。冒頭でもありましたが、小澤さん亡き後のフェスティバルのあり方について、総監督の後任や体制、また今後も松本でフェスティバルが続いていくという認識でよろしいでしょうか。

 

【市長】

 先ほども申しあげましたが、今年(2024年)の夏のフェスティバルの詳細については、近日中に内容を発表させていただく予定であります。そして30年余り、小澤総監督が築いてきた楽都松本の中心的な取り組みがOMFだったと考えておりまして、これを未来に向けてしっかりと引き継いでいくことは、松本市民の望みであり、そのための取り組みを松本市としても長野県とともに進めていきたいと考えております。かねてより小澤総監督は、OMFの将来の体制を構想しておられました。また私も2020年に市長に就任して間もなく、小澤総監督とお会いし、そして小澤総監督を支える皆さんとも協議を行ってまいりました。その結果として、フェスティバルの核となりますサイトウ・キネン・オーケストラにつきまして、財団の設立による組織の強化を2021年に行って、それ以降は小澤総監督とSKO財団の中心メンバー、さらに娘の小澤征良さんとがOMFの企画運営をいわば連帯して行ってきたのが実情でございます。そして小澤総監督は、次のリーダーシップのあり方につきましても一昨年以来、自ら検討、調整をされておりまして、小澤総監督の指示のもとに新たな体制というものが、今整いつつあると認識しております。今年の夏のフェスティバルの開催と合わせまして、次のあり方ということについても皆さまにお伝えできる機会が近いと考えております。

 

【記者】

 今年のプログラムは近日中に発表ということですが、小澤さんの追悼の要素を盛り込む予定について現段階ではいかがでしょうか。

 

【市長】

 当然ですが、小澤さんがご逝去されることは、これまで全く想定しておりませんでした。その上で、今回のご逝去とそれに対する国内外の反響を踏まえれば、おのずと2024年夏のOMFは、小澤総監督の追悼の意味合いを帯びてくるものだと認識しております。

 

【記者】

 お別れの会などを開催する予定を現段階でお考えでしょうか。

 

【市長】

 小澤さんのご親族をはじめとした周辺の方々で、お別れの会の開催を予定しているという報告を受けております。それ以上の詳細は現在把握しておりません。

 

【記者】

 (2月)9日にイトーヨーカドー南松本店の閉店が来年1月に決まったということで、来年2月にはパルコの閉店も決まっておりますが、松本の大型店の2店舗が同時に無くなることで商業への影響をどのように考えていますか。

 

【市長】

 松本パルコにつきましては、すでに議会や記者会見でも申しあげていますように、来年2月の閉店後、できるだけ速やかに低層階は株式会社パルコによる商業施設、高層階は松本市が独自で公共施設を設置し、公民連携で市街地の空洞化が進まない、そして次の中心市街地のあり方、あるいは市民の皆さんのニーズに合った公共施設の活用ということで、パルコ側の提案を受け止めて検討を進めていくことになっております。一方、今回のイトーヨーカドー南松本店の閉店につきましては、先月末(1月末)に松本市側にも方針が伝えられました。このイトーヨーカドー南松本店は1998年に開店し、地域の商業の拠点として大きく貢献をいただきました。大変残念ではありますが、企業の経営方針であり、商業のあり方が大きく変化する中ではやむを得ないことと捉えております。今後、イトーヨーカドー南松本店の閉店が、地域にどのような影響を与えるかについて注視していきたいと思っております。

 

【記者】

 先月末にイトーヨーカドーの閉鎖について説明があったということですが、具体的な閉店の時期や、所有者との話になると思いますが後利用について、今のところ市に情報はありますでしょうか。

 

【市長】

 基本的にはございません。今後、イトーヨーカドー側が関係者と進めていく協議を、我々としては注視していくということでございます。

 

【記者】

 いつ閉店するという正式な説明も市にはないということでしょうか。

 

【市長】

 時期について特段ございませんでした。

 

【記者】

 松本パルコについては公民連携という方針ですが、イトーヨーカドーについて地域の影響を注視するとありましたが、現時点で行政として関与していく可能性についてはいかがでしょうか。

 

【市長】

 現時点ではその選択肢は持ち合わせておりません。

 

【記者】

 理由をお伺いしてよろしいでしょうか。

 

【市長】

 同じ大型店といっても、立地あるいは地域にもたらす影響、さらに我々はパルコの後利用につきまして、図書館機能をベースとして、子育て支援や文化施設に資する様々な機能が融合した施設を設置することに、極めて大きなプラスの影響があると考えております。それを総合的に考えた時に、今回、パルコ側と協議を進めていくことの議会側の了承も得たということでございます。それに比して、今回のイトーヨーカドー南松本店の閉店については、同様の対応が必要だという認識は持っておりません。

 

【記者】

 ぐるっとまつもとバスについてお尋ねします。ぐるっとまつもとバスのPRのためということで、三ガク都をデザインされた意味と、どなたがデザインされたのかを教えていただけますか。

 

【市長】

 ぐるっとまつもとバスを昨年の4月に本格運用した際に、バスにはラッピングをしておりませんが、イラスト、デザインを車内に掲示したり、ポスターに使ったりしてきました。それを今回は同じように使用するということでございます。デザイナーにつきましては、あとで事務方に報告させますのでよろしくお願いいたします。

 

【秘書広報室】

 以上を持ちまして、市長定例記者会見を終了させていただきます。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

 

 

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