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市長記者会見 令和6年(2024)1月16日

更新日:2024年1月16日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和6年1月16日 市長定例記者会見

 

資料1 あす~2月14日 白馬-松本冬期運行バス 白馬滞在の外国人旅行者を誘客

【資料1 あす~2月14日 白馬-松本冬期運行バス 白馬滞在の外国人旅行者を誘客】

 

【市長】

 私からは、2点報告させていただきます。

 まず、明日(1月17日)から実証運行を始めます白馬-松本冬期バスに関してです。午後1時に白馬八方バスターミナルを出発しまして、3時過ぎに松本城に到着します。このバスを利用して松本に訪れていただく外国人の方に楽しんでもらえるよう、おもてなしをしようということで、民間の飲食店の皆さんなどに協力していただいています。

 一つは、外国人が利用しやすい飲食店をリストアップしまして、白馬-松本バスのホームページに飲食店マップを掲載するということです。今のところ60点以上の飲食店にご協力をいただいています。英語のメニューやキャッシュレス決済の有無、飲食のジャンルなどを紹介することとなっています。また、体験型のコンテンツで日本の文化を満喫していただこうということで、民間の事業者に、サムライ体験、あるいは街歩きといったものを提供する用意をしていただいています。昨日(1月15日)、白馬村でこちらのチラシを配布して、宣伝をしてきたところです。

 明日の第1便につきましては、午後3時に市役所の前のバス停で、おもてなし武将隊などがお出迎えをするということになっています。明日から2月14日まで、1カ月弱ではありますが、白馬を訪れていらっしゃる外国人旅行者の皆さんに、冬の松本、夜の松本を堪能していただけるように、バス事業者だけでなく、飲食店の皆さんや関連する事業者の皆さんと取り組みたいと考えています。

 

資料2 信州まつもと空港 札幌1日2往復に 冬季助成利用を

【資料2 信州まつもと空港 札幌線1日2往復に 冬季助成利用を】

 

 もう一つは、信州まつもと空港の札幌線が、冬ダイヤということで、昨年の10月末から今年の3月末まで、1日2往復に増便をしています。

 10月29日から11月30日まで、そして12月23日から1月8日までの前半の期間中で比べますと、1日1往復だった令和4年に対し、令和5年度では1.5倍の利用者の方に搭乗をいただいています。今年は、2月4日から11日の「さっぽろ雪まつり」の期間、そして3月いっぱいの期間が、この1日2往復の冬ダイヤとなっています。松本-新千歳間で、13時30分新千歳発と15時55分松本発の2つ、この期間増便されます。これと並行して、信州まつもと空港を冬季に利用していただく皆さんには、この札幌・新千歳便だけではなく、福岡便、そして神戸便につきましても、1人当たり往復で5千円を助成して、冬季の利用を促進する取り組みを行っています。ちょうどこの期間に当たります2月4日から11日は、この1日2往復の新千歳便でもこの助成金を利用していただくことができます。1日2往復に増えて、非常に利用しやすい運行ダイヤになっていますので、松本市民の皆さんにも、どうかより多く利用をしていただければと思っています。

 

資料3 信州まつもと空港 R5年度 利用者数 ジェット化以来最多に迫る

【資料3 信州まつもと空港 R5年度 利用者数 ジェット化以来最多に迫る】

 

 ちなみに、信州まつもと空港の令和5年度の利用者数ですが、上半期の段階で、ジェット化以来最多の年間26万4千人に迫る利用者数でしたが、12月31日現在、9カ月経った段階でも、20万人を超えて、この1996年の26万あまりに迫る状況が続いています。あと3カ月ですが、先ほどの1日2往復の新千歳線をはじめとして、ビジネス、観光両面で、冬季利用をさらに促進ができればと思っています。

 私からは以上です。

 

【記者】

 今日(1月16日)、長野市の循環バスが大幅に減便されるという方針が報道されました。アルピコ交通株式会社が一番多く運行しているということで、人手不足やこの撤退方針について、市長は把握されていたのでしょうか。

 

【市長】

 把握はしていません。

 

【記者】

 アルピコ交通は、いわゆる公設民営バスの委託方式で松本市内でも運行されていますが、深刻な人手不足の影響、現状というのは、どのように把握して課題を認識されているのでしょうか。

 

【市長】

 全国的にあらゆる産業で人手不足が顕在化しています。そしてその中でも、バス事業者の運転手の確保が、報酬や労働条件などの影響もあると思いますが、極めてひっ迫していると。そのことによる地方の路線バスの減便、あるいは路線廃止といったことを、報道を通じて私も把握しています。長野県内でも、長野と松本の高速バスが廃止の方針になったという報道もございましたし、今回、私も報道ベースですが、長野市内の路線バスの減便という報道に接したところです。こうした状況を見越してというわけではありませんが、松本市が去年の4月から、公設民営と制度設計を市が責任を持って行って、そしてエリア一括でバス事業者の皆さんに運行を委託する。それは、5年という契約期間で、安定して、そして乗車実績が上がればそれに応じた利益も入るような仕組みにして取り組んでいるものです。松本市とアルピコ交通との間でのこの運行協定は、そうした前提で、5年間はきちんとこの運行に責任を持っていただくというものですので、こうした人手不足、運転手不足の中でも、信頼関係のもとに、路線バスの運行というものは安定的に進めていけるものと思っています。その上で、将来的なことを見据えた場合には、極めて、このそれぞれの地方都市の路線バスをどのように維持していくか、あるいはバス以外の移動手段を、その地域でどのように確保していくかというものは、高齢化や人口減少と合わせて極めて深刻で、なおかつ、優先順位の高い政治課題だと思っています。今回、公設民営化、さらにはAIオンデマンドバスの実証運行、そしてそれぞれの地域ごとでの足をどのように確保していくかという問題につきましては、これから交通分野のさまざまな政策の規制緩和なども政府は検討していますので、アンテナを高くして、そうした動きをしっかりと政策に取り組めるように、交通部を中心に力を入れていきたいと思っています。

 

【記者】

 「信頼関係で5年間の中では安定的に」とお話されましたが、「人手不足の中でも最低限5年間は運行に影響が出るような状況ではない」というやり取りをアルピコ交通とされているということでしょうか。

 

【記者】

 協定上そうなっているということです。

 

【記者】

 松本パルコについて、昨年11月に新しい後利用の案が出て以来、それ以降の検討状況は今どうなってるでしょうか。

 

【市長】

 パルコ側とは、大枠での合意の上により、具体的な契約条件なども含めたやりとりを続けているところです。今月(1月)の下旬には、市議会の経済文教委員会も予定されていますので、現時点では、そこでもう一歩進んだパルコ側との合意事項といいますか、パルコ側からの提案をお示ししながら、低層階を商業施設として再開継続という株式会社パルコの方針と、高層階については松本市が何らかの公共施設として賃貸をするという、そのもう少し具体的な内容についてお示しできるのではないかと思っています。

 

【記者】

 新年度、予算は骨格編成になると思いますが、そこでも議会の手続きを踏んでですが、何らかパルコ関連の予算を盛る、計上していくということになるんでしょうか。

 

【市長】

 まだ確定はしていませんが、骨格予算という松本市と松本市議会でのこれまでの大きな共通理解としては、新たな政策を推進するための経費は、選挙の後の最初の議会、通常は6月ですが、そこに改めて予算計上をして、基本的には継続案件を2月の議会に提出する当初予算に盛るということですので、現時点では、パルコの整備についてのさらに踏み込んだ何か予算計上ということにはならないのではないかと考えています。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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