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市長記者会見 令和5年(2023)12月5日

更新日:2023年12月5日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和5年12月5日 市長定例記者会見

 

 

資料1 きれいなお堀を後世に 松本城の堀浄化対策事業(事業期間、予定箇所)

【資料1 きれいなお堀を後世に 松本城の堀浄化対策事業(事業期間、予定箇所)】

 

【市長】

 私からは2件ご報告させていただきます。まず1件は、松本城のお堀の浚渫(しゅんせつ)についてであります。これまで調査、準備を進めてきたところでございますが、今月(12月)の15日から内堀の東側、(資料1の)赤く塗った部分をスタートといたしまして、7年間で合わせて3万平方メートルのお堀の浚渫(しゅんせつ)を実施いたします。堀が現在の姿になってから大規模な浚渫(しゅんせつ)を行うのは初めてになります。今年度は、令和5年12月から3月まで内堀の東側を浚渫(しゅんせつ)いたしますが、内堀は3年間、さらに青くくくっております北側、東側の外堀をさらに3年間、最後には総堀の部分まで現存する堀の浚渫(しゅんせつ)を順次行うことといたします。

 

 

資料2 きれいなお堀を後世に 松本城の堀浄化対策事業(浚渫(しゅんせつ)工法、今年度の浚渫(しゅんせつ)作業)

【資料2 きれいなお堀を後世に 松本城の堀浄化対策事業(浚渫(しゅんせつ)工法、今年度の浚渫(しゅんせつ)作業)】

 

【市長】

 平成30年から調査を実施して、今の松本城のお堀に最も適した浚渫(しゅんせつ)の工法を決定して今回行うわけでございますが、水底の土砂をポンプで浚渫(しゅんせつ)する工法で、臭気対策も意識して、お堀の水を抜かずに堆積物を取り除くこととなります。またお堀そのものも文化財でございますので、手を加える深さは最大1.5メートルまで作業を行うこととします。今年度につきましては、今月(12月)15日から3月まで、範囲は3,480平方メートル、堆積物の容量は2,262立方メートルでございます。7年におよぶ大きな事業でございますが、お堀を後世に引き継いでいく、また今、調査、検討を進めております南西外堀の復元事業も合わせて松本城の魅力をさらに高め、そして後世に引き継いでいくためにしっかりと事業を進めてまいりたいと考えております。

 

 

資料3 子育て世代に優しい環境整備を促進 観光情報センターの赤ちゃん休憩室を快適に

【資料3 子育て世代に優しい環境整備を促進 観光情報センターの赤ちゃん休憩室を快適に】

 

【市長】

 もう1点は、大名町の松本市観光情報センターにあります赤ちゃん休憩室をリニューアルいたしました。(資料3の)左側の写真がリフォーム前の写真、そして真ん中の写真が新しくリニューアルした赤ちゃん休憩室であります。かなり古く、それぞれの器具なども十分な状態ではありませんでした。このことについては、子どもや赤ちゃんを連れて家族で観光に来られた方、あるいは松本市の中心部まで来られた方々が、気持ちよく利用していただく必要があるのではないかと市長への手紙で提案いただいたことを踏まえて、今回リニューアルいたしました。先月(11月)29日から利用していただけるようになっています。ベビーベッドや授乳用の椅子を新調し、また壁紙、カーペットなどの張り替えを行って電気ヒーターを設置いたしております。今年度中には、エアコンあるいは給湯器を設置する予定でございます。新博物館には同様と言いますか、さらに施設の整った赤ちゃん休憩室がございますが、街なかに来ていただいた子ども連れの方に気持ちよく使っていただけるように、松本市としてもPRをしていきたいと思っております。

 私からは以上であります。

 

 

【記者】

 松本市の外郭団体の一般財団法人松本市芸術文化振興財団についてお尋ねします。まつもと市民芸術館のリニューアルした広報誌の編集についてお聞きしたいことがあります。財団は、かつて酒気帯び運転で懲戒免職した人物を、新たな広報誌の編集責任者として外部委託しています。当時、松本市の規定に基づいて懲戒免職処分となっており、今回の件は業務委託とはいえ、事実上の復職と捉えることができます。業務委託料は公金から支払われており、問題はないのでしょうか。市長の考えをお聞かせください。

 

【市長】

 事実関係を確かめて次の会見でお答えさせていただきます。

 

【記者】

 財団は市が100%出資して構成された外郭団体ですし、財団理事長を市長が指名しているというところもあります。財団改革が進むことを期待しておりますので、次回の会見の時にお答え願います。

 

【記者】

 信州・まつもと大歌舞伎のことで伺います。昨日(12月4日)の12月定例会のあいさつで、信州・まつもと大歌舞伎が来年7月に3年ぶりに開催されると発表されました。新型コロナもあったと思いますが、串田和美さんが総監督を退任後、もう開催されないのではないかと思っている市民もいたかと思います。改めて市長の所感や期待するところを伺えればと思います。

 

【市長】

 今回、8回目となる信州・まつもと大歌舞伎の開催が、関係者の調整で合意に至ったと報告を受けました。やはり、松本の夏の風物詩として定着し、また大勢の方が期待している催し物ですので、来年開催されるということをまずは喜ばしく受け止めています。そして信州・まつもと大歌舞伎のスタートにあたっては、芸術監督であった串田和美さんと、当時の中村勘九郎さんが松本でやろうということでスタートしました。今回の信州・まつもと大歌舞伎は、基本的に串田和美さんとの関係ではなく、中村屋の勘九郎さん、七之助さん、それと興行を担う松竹が松本で開催しようということを決定していただいたと認識しております。いずれにしましても、なかなか地方都市で見られない歌舞伎を、これからも2年あるいは3年に一度興行していただいて、松本市民をはじめ長野県内の皆さんに歌舞伎を楽しんでいただけるということは、松本市としても、これが未来に向かってさらに継続しているように努めていかなければいけないと考えています。

 

【記者】

 詳細について後日となっておりますが、いつごろを予定されていますか。

 

【市長】

 まだ具体的な演目、そして日程については、中村屋と松竹で調整している状況ですので、それが決まり次第、私たちにも情報提供が行われ、私からもその時に発表できると思っております。開催にあたっては、実行委員会方式をとっておりますので、具体的な日程、演目などが決まって、その先に実行委員会が発足するということで、それは年明けになるのではないかと考えています。

 

【記者】

 市長選についてお伺いします。前回の定例記者会見でも12月市議会の会期中にという話があり先日始まりました。一部メディアでは(12月)21日というところもありますが、どういったタイミングで進退について述べられるのでしょうか。

 

【市長】

 昨日から議会が始まりました。来週に一般質問、それに続いて委員会審査がございます。今回議会に提出している議案が審議をされ、成立をお願いしていますので、それが滞りなく済んだ議会の最終日に、3年半余りの総括と私の意向を正式に表明したいと考えております。

 

【記者】

 現段階では、まだ意向表明を全くなさらないという認識でよろしいでしょうか。

 

【市長】

 そうです。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

 

 

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