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市長記者会見 令和5年(2023)10月30日

更新日:2023年10月30日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和5年10月30日 市長定例記者会見
 

資料1 渋滞緩和 中心市街地~渚1丁目交差点の混雑 巾上交差点を避けた迂回路の利用を(1)

【資料1 渋滞緩和 中心市街地~渚1丁目交差点の混雑 巾上交差点を避けた迂回路の利用を(1)】

 

【市長】

 白板橋の架け替え工事に伴う渋滞の状況についてお伝えいたします。すでに新聞報道でもございますが、中心市街地から松本インターチェンジに抜けていく中ほどに位置する巾上交差点で白板橋の架け替え工事を行っていまして、その関係で極めて渋滞がひどい状況が起きております。

 

資料2 渋滞緩和 中心市街地~渚1丁目交差点の混雑 巾上交差点を避けた迂回路の利用を(2)

【資料2 渋滞緩和 中心市街地~渚1丁目交差点の混雑 巾上交差点を避けた迂回路の利用を(2)】

 

 白板橋の架け替え工事を見ていただいたように、仮橋を作って交差点が極めて変則な形になるために、巾上交差点で車が詰まる状態になっております。中央1丁目の交差点から渚1丁目まで車が動かなくなる平日の朝夕や土日を中心に渋滞が発生しているわけでありますが、特に土曜日、日曜日に東側からインターチェンジに向かって行く車は駅前大通りを来て、本町の交差点とぶつかる深志2丁目の交差点から駅前経由も伊勢町経由も中央1丁目の交差点に行き、巾上のところで架け替え工事の影響が極めて深刻に出る状況になっております。北側の外堀大通りでも今雨水渠新設工事を行っておりまして、来年の3月まで北側に行くのも非常に行きにくい状況になっているものですから、東から西へ抜けることが非常に難しい状況になっております。

 

資料3 渋滞緩和 中心市街地~渚1丁目交差点の混雑 巾上交差点を避けた迂回路の利用を(3)

【資料3 渋滞緩和 中心市街地~渚1丁目交差点の混雑 巾上交差点を避けた迂回路の利用を(3)】

 

 市民の皆さんはこの状況を知って、他の道を通るように工夫していただいていると思いますが、市や県外から来訪された方につきましては、どうしても通常ルートを行かれることになりますので、少しでも渋滞を改善するために南側の中条跨線橋(こせんきょう)を経由して鎌田の交差点側に迂回していただくことをドライバーの皆さんに呼びかけていきたいと思っております。あがたの森方面から駅前大通りに、この先直進が混雑するという表示を出させていただいて、深志2丁目の本町の手前で左折をして、中条跨線橋経由で国道19号ないしは松本インターチェンジの方に向かっていただく看板の表示をしていきたいと思っております。看板の表示だけではなく、ホームページ・SNSなどの手段も使って、できるだけ大勢の方々に巾上交差点白板橋の架け替え工事による渋滞の状況を知っていただいて、中条跨線橋経由で国道19号・松本インターチェンジに抜けていただくことを呼びかけてまいりたいと思っています。

 

資料4 渋滞緩和 白板橋仮橋による渋滞が発生 交差点内は止まらず通行を

【資料4 渋滞緩和 白板橋仮橋による渋滞が発生 交差点内は止まらず通行を】

 

 巾上交差点につきましては現在、北側から北松本で仮橋を渡って、左に向かってもいいのですがクランク型になり、松本駅・アルプス口方面・渚1丁目の方面に行く方々につきましては、現状においては仮橋を渡って少し右折した際に真正面に見える信号機に従う意識が働かれ、本来は進行ができるのですが、赤になっておりますので止まってしまう車が少なからずございます。そこで右折時、交差点内に停止しないでください、止まらず通行してくださいと立て看板で呼びかけているところでございますが、改めてこの事を周知させていただいて、先ほどの東西方向の南側への迂回と合わせてどうしてもここを通らざるを得ない北から南への通行の際に、変則4差路の通行について交差点内で止まらないで通行していただくよう呼びかけてまいりたいと思っております。

 

資料5 アクアスポットswee設置から2年 500mlペットボトル 11万6000本相当を削減

【資料5 アクアスポットswee設置から2年 500mlペットボトル 11万6000本相当を削減】

 

 令和3年度から段階的に設置をしてきました、アクアスポットswee。これは信州大学が開発した信大クリスタルという浄水の装置を使って、より松本の水道水をおいしく飲んでいただこうと、ペットボトルの飲料水以上にマイボトルでおいしい水を飲んでいただける取り組みを進めてまいりました。3カ年度の3年目にあたるわけでありますが、10月で丸2年が経過いたしまして、現在合わせて14カ所と、あさって沢渡バスターミナルに設置をいたしますので、15カ所のアクアスポットsweeの装置が松本市内に設置されております。そして丸2年でsweeを通じて使用した水道水の量が、合わせて58,000Lに上りました。これは500mlのペットボトルに換算しますと、116,000本にあたります。116,000本相当のワンウェイプラスチックの削減につながったということでございます。

 

資料6 アクアスポットswee設置から2年 「マイボトルのまち」を目指して

【資料6 アクアスポットswee設置から2年 「マイボトルのまち」を目指して】

 

 松本市は、アクアスポットsweeのほかにも、市内の中心市街地17カ所の湧水の井戸にはペットボトル対応というマークを掲示しております。さらには市内3カ所の商業施設、無印良品のパルコ店、無印良品のイオンモール松本店などが無料で給水をしていただく施設となっておりまして、こうした3つの方法を通じてマイボトルで飲料水を飲んでいただくことを進めてまいりました。これで合計35カ所になりますが、こうした体制を整えて、松本がマイボトルの街と呼ばれるような取り組みをさらに進めてまいりたいと考えております。

 

資料7 食品ロス削減へ 明治安田生命と連携 フードドライブ拡大

【資料7 食品ロス削減へ 明治安田生命と連携 フードドライブ拡大】

 

 3点目につきましては、フードドライブの拡大をしていこうという取り組みであります。松本市は、平成27年度からNPO法人フードバンク信州と共催で、松本「城のまちフードドライブ」という取り組みを月1回開催してまいりました。家庭で余っている食べ物を松本市役所に持って来ていただいて、フードバンク信州を通じて子ども食堂や生活困窮されている皆さんのところにお届けしていて、昨年度まで年間およそ600人から10,000点程度の寄付をお受けして、お届けしているところであります。これをさらにもっともっと増やして、そして食品ロスを削減していこうということで、おととし12月から健康づくりなどで協定を結んでいます明治安田生命とフードドライブの取り組みを連携して進めていくことになりました。これは明治安田生命が取引きのある松本市内の事業所の中で、賛同していただいた事業所に余っている食べ物を回収する回収BOXを置いていただいて、事業所の従業員の方が家庭で余っている食べ物をこの箱へ持ってきていただき、それを明治安田生命の営業職員が回収をして松本支社経由で持ち込んでいただくという仕組みであります。職場という身近な場所で集められる仕組みを整えることで、寄付をしていただく人や数を増やしていけるのではないかと考えております。明治安田生命では、11月から賛同事業者を募集することにしておりまして、現段階では50から100の事業者を想定しています。仕組みが整いましたら事業者の皆さんには家庭で余っている食べ物を持ち込んでいただいて、より多くの子供たち、あるいは食事に困っている方々にお送りできるようにしたいと思っております。

私からは以上であります。

 

【記者】

 巾上交差点について、渋滞を避けるための工事で渋滞ですが、市長としても仮橋通行が始まった10月3日以降に市街地は東から西へ、逆も然りですが以前に比べて渋滞している認識がありますか。

 

【市長】

  あります。

 

【記者】

 渋滞解消に向けた工事という点に関しては仕方がないことだとは思うのですが、一方で雨水渠工事が重なっているところで工事の年度をずらせないのかといった声も市に寄せられていると聞いているのですが、工事をずらせなかったのかその辺りどのように受け止めていらっしゃいますか。

 

【市長】

 それぞれ担当部においては必要性を鑑みて、白板橋で言えば架け替え工事には相当の年月かかるために、できるだけ早く着手をしようということだったと思いますし、また雨水渠の工事につきましても防災上の観点から、できるだけ早くということでありました。今後こうしたある程度大規模な公共工事を行っていく際、できる限りその影響を小さくすることは常に必要な観点だと思っておりますので、今回のことはそうした反省、教訓にしていかなければいけないと思っております。

 

【記者】

 交差点内の右折停止しないでくださいという看板は私も確認したのですが、迂回路の看板も設置されているのでしょうか。

 

【市長】

 これからでありまして今週末に設置を致します。

 

【記者】

 アクアスポットsweeについてお尋ねいたします。年間500mlペットボトル116,000本相当の効果が出ているそうですが、アクアスポットsweeは今後この効果を受けて増やしていく考えはあるのか、最終的に何箇所の設置を目指されているのか教えてください。

 

【市長】

 とりあえず3カ年という取り組みが今年度で一つの区切りを迎えますので、15箇所がベースになっていきます。先ほどもアクアスポットの15カ所、さらには湧水や無料給水可能店舗に協力していただき、こうしたものをベースに松本市ではマイボトル持ってくればおいしい水が飲めることをしっかりと周知、定着させていきたいと思っています。その上でもっと増やして欲しい、あるいはそういう需要も十分見込めることになればアクアスポットsweeについては信州大学の協力のもとでありますが、また検討していたいと思っております。

 

【記者】

 最初に設置されるときの記者会見で、市長は単なる給水場所ではなく、人が集い、にぎわう場所になることを期待するとおっしゃられております。この点についてはどうだったのか、想定した効果はあったのでしょうか。どのように捉えられていらっしゃいますでしょうか。

 

【市長】

 今のにぎわうという部分で言うと、おそらくまだこれからになるかと思いますがようやく15カ所まで広がりましたので、湧水の場所は市民の皆さんよくご存知ですが、観光や旅行で来た方にも湧水と合わせてアクアスポットのことをしっかりと認識していただけるような状況を作ることで、街中の回遊や街歩きと結びつけてにぎわいの創出にも繋げていけたらなと思っております。

 

【記者】

 明日、合庁南先線の市道が開通・供用開始予定で、かなり南部に行きやすくなるのもあるのですが、まず供用開始に対する市長の考えと、その先線がまだ計画も何もないので、先まで広げるのが一番効果あるかと思うのですが、その辺り計画はどのようになっているのでしょうか。

 

【市長】

 今の道路につきましてもようやく通行していただけることになったのは喜ばしいことだと思っております。同時にご指摘があったように、その先についてはまだこれからという状況であります。松本市内のいろいろな市内の道路、市道として整備をしている部分につきましては、予算の制約や用地買収にかかる時間でなかなか市民の皆さんの要望に応えられるようなスピード感、あるいは道路はつながってこそ意味があり、それがなかなか段階的にしか進まないことについては私自身ももう少し市民の皆さんの要望に応えられるようになればと思っております。ただ道路の建設・通行については、先ほど申し上げたような制約もある中でできる限り優先順位を適切にし、できるだけぶつ切れのような形でしか進まないということが少なくなるように、建設部を始めとした関係当局にはそうした意識を持って取り組むよう指示をしているところであります。

 

【記者】

 今のところ先線の計画はないということでよろしいですか。

 

【市長】

 はい。

 

【記者】

 市長としたら必要だということを感じていますでしょうか。

 

【市長】

 優先順位、道路の必要性、単体ではなかなか考えられないことでありますので他の道路の状況とあわせて検討していく課題だと思っております。

 

【記者】

 アクアスポットを設置し始めたのは令和3年度からですが、この3年間で市として回収しているペットボトルの重量が令和3年度、令和4年度でそれぞれ何万トンか減ったというようなデータのようなものがあれば教えていただきたいです。

 

【市長】

 今私の手元にはございませんので担当部局に確認をさせて速やかにお伝えさせていただきます。

 

【記者】

 アクアスポットsweeを設置するのもそうなんですが、それ以外でも松本市内に水を汲める場所や井戸がたくさんあるのですが、そういった場所もトータルで市の中心部に来た際にマイボトルさえあれば無料で飲料水を確保できるという狙いなわけですよね。

 

【市長】

 今ご指摘のようにアクアスポットsweeだけではなく、湧水の井戸と合わせて手軽に中心市街地でマイボトルに水を入れられるところがあることをもっともっと周知して、そして松本に旅行や観光で訪れる方はペットボトルの水でなくてもそれと同等のおいしい水を市内で街歩きをしながら楽しんでいただけることを目指していきたいと思っております。

 

【記者】

 松本の場合、海外からの観光客も多いと思うのですが、そういった方たちに対する周知徹底もしているのでしょうか。

 

【市長】

 そういう意味で言いますと、我々の発信媒体として、海外の方々に外国語を通じて発信ができてるかというと十分でないところがあると思っていますので、取り組んでいかなければならないポイントだと思っております。

 

【記者】

 先週の金曜日27日に地域拠点4カ所でオンライン相談窓口を始めました。私も波田支所に体験会に行きましたが、タッチパネル操作が少なくて、年配の方でも使えるのではないかという声もありましたし、体験会以外でもご高齢の方がうまく相談に繋がったということを聞いたのですが、地域拠点オンライン相談窓口の強化というのは、市長が掲げる分散型市役所構想の柱でもあるかと思うのですが、今回の取り組みは構想実現に向けた第一歩という位置づけでしょうか。

 

【市長】

 はい。将来的には可能な限り庁舎に足を運ばなくてもいろいろな手続きや相談が済ませられるような市役所、これはおそらく松本だけではなくて全国で進んでいく方向性だと思っています。役所は今私たちがいる本庁舎も役所ですし、既に松本市内でもいくつかの部署は本庁舎以外にもあるわけですが、そういうところや松本市内35地区にある地域づくりセンターなど、相談や手続きには足は運ぶけれども、近いところで済ませ、その先には携帯端末で済ませられる事が進んでいく方向だと思っています。そして進んでいくスピード、あるいは最終的に何は残って、何は足を運ばなくても手続き・相談が済む、あるいは携帯端末で済むことをこれから私たちも一つ一つ整理しながら進めていきたいと思っています。それを一里塚という表現をさせていただいていますが、今回はまず、4カ所で地域づくりセンター、あるいは支所に準ずるような場所でスタートさせていただきました。まだなかなか電子申請に切り替わっていない手続きもたくさんありますので、そこでできることにまだまだ制約もあるわけですが、できる限り大勢の方にまずは体験していただいたり、できることを広げていく中で役所に足を運ばなくてもサービス、手続きが受けられるという所に向かって行きたいと思っています。そのためには今日も庁議で指示をしましたが、DX部門だけではなくて市民課やこども部、健康福祉部など庁内でいろいろいな手続き・相談を受ける部署が、もっともっとここでやっていただけるものはこうだよということを持ち寄ってもらい、例えばですが、親族がお亡くなりになってどういう手続きが必要だというようなものが、できるだけオンライン相談窓口でワンストップに近い形でできないかということから取り組みを広めていきたいと思っております。

 

【記者】

 分散型市役所構想について、先月の会見では任期中にまた議会に説明したいとの意向だったと思いますが、説明はいつ頃になるのでしょうか。

 

【市長】

 まだ具体的に詰めてはいませんし、議会の皆さんとも相談をしなければいけませんが、できれば年内にはお示ししたいと思っております。

 

【記者】

 前回のやり取りが去年12月ということで約1年、市議会との議論が少し停滞しているところもあるかと思いますが、次回は市として構想の内容や議論の進め方・方法などで新たな要素を加えていくつもりはありますか。

 

【市長】

 この前の議会でも答弁をいたしましたが、一貫して私が申しあげていることは、できる限り本庁舎をスリム化した上で、地域拠点オンライン窓口の強化・拡充を進めていくということでありますので、この軸は変わらないと思っています。その上で、先ほど申しあげましたようなオンライン窓口が段階的には広がっていくことだったり、あるいは市役所の庁舎とまちづくりとの連動ということを申しあげてまいりましたので。そのことについて、もう少し前に進んだ形でできればと思い、検討・調整を進めているところであります。

 

【記者】

 そろそろ市長選が来年の3月になるのですが対立候補、新顔も出そろってきた感があります。2期目に向けて出処進退について、市長自身いつ頃どのタイミングで公表したいとお考えでしょうか。

 

【市長】

 然るべき時に然るべき形でと申しあげてまいりました。庁内的には、実施計画という向こう3カ年の松本市の事業や、政策の方向性を議論する場でございますが、来年2024年から2026年を見据えた実施計画第54号の二役ヒアリングのプロセスが完了いたしました。松本市として来年以降どうしていこうという方向性の議論ですので、それが完了いたしましたし、また自分なりに3年8カ月ぐらいでしょうか、松本市政を総括とするタイミングに来ていると思っておりますので、それをしっかりと行なった上で年内には正式に自らの意向を表明したいと考えております。

 

【秘書広報室】

 以上で記者会見を終わります

 

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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