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市長記者会見 令和5年(2023)10月4日

更新日:2023年10月4日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和5年10月4日 市長定例記者会見

 

 

資料1 白板橋架替えに伴い仮橋を通行 巾上交差点の通行方法にご注意を

【資料1 白板橋架替えに伴い仮橋を通行 巾上交差点の通行方法にご注意を】

 

【市長】

 まず私からは、巾上交差点の仮橋の通行についてご報告いたします。この巾上の交差点につきましては、慢性的な渋滞解消を目指して、白板橋の右折レーンを設置するための架替え工事を行っているわけでありますが、本橋の架替えを行うために、それに並行する形で仮橋を作って、その仮橋に通行を移行するということが昨日(10月3日)からスタートをいたしております。この工事は、およそ2年半かかるという見通しではありますが、この仮橋の2年半の通行期間中は、こちら(資料1)の図のような形に通行が変わりますので、ご説明をさせていただきます。通常は2現示と呼ぶ東西の国道143号と南北の市道の交差点で、今までこの信号の規制は、東西に1回青で行きますと、次の青というのは南北の青、という通常の交差点のような2回の切り替えだったわけですが、この仮橋の通行をしていただく際は、2回が3回に変則的に切り替わるということであります。例えば、143号線の東西が最初に青で、この東西の通行をしていただいた後は、南側からの市道を来て左折、そしてクランク的に直進、右折と進んでいただくことになります。その次は北側から来たものが青になって、この仮橋を通って北側から来た車両が左折、クランク的に直進、そして右折となります。この仮橋につきましては、大型車は通行ができません。このような変則的な信号規制になりますので、これまで以上に巾上交差点は渋滞が予想されます。ぜひ、この周辺を通行する皆さまにつきましては、迂回の協力をお願いしたいと思います。

 

 

資料2 公立保育園の一時預かり 松本市公式LINEの予約に一元化

【資料2 公立保育園の一時預かり 松本市公式LINEの予約に一元化】

 

【市長】

 続きまして、明日(10月5日)、公立保育園の一時預かりにつきまして、登録そして予約の方式が変わります。この一時預かりは、保護者のご都合によって家庭で保育が難しいとき、保育園、幼稚園に預けていないお子さんを、一時的に保育園に預けられるサービスですが、これまで一時預かり保育を公立保育園で利用していただく際には、指定されている8園のどこかの希望する園に電話、あるいはホームページを通じて連絡を取っていただいて、そして申し込みの書類に記入する形で登録が必要だったわけであります。そして登録が済んだ後に予約をする際にも、ひと月ごとに行っております予約の日時に合わせて電話をしていただいて、先着順に予約を完了する仕組みになっておりました。予約の開始日は、電話がつながりにくいといったことで、電話でなくLINEやインターネットを通じての予約ができないかというご要望を受けてきたところであります。今回、登録につきましては、既に松本市の公式LINEを友だちとして登録していただいている方は、登録情報をそこから入力していただいくことになりますし、まだ松本市の公式LINEを登録されていない方は、友だちに追加していただいて、登録情報の入力、そして園での面接と進んでいただくことになります。登録をしていただいた上での予約につきましては、11月の利用分まではこれまでのやり方になりますが、再来月12月の利用分からはLINEで予約をしていただいて、抽選の結果をLINEを通じてご報告することになります。12月分の予約の受付は来月(11月)6日から9日で、この期間中はインターネットを通じて24時間予約の申請が可能となります。この公立保育園の一時預かりサービスにつきましては、4時間を10枚分でご提供させていただいております3歳未満児サポートクーポンが使えるサービスであります。

 

 

資料3 デジタル化してほしいこと 公立保育園の各種申請電子化拡大

【資料3 デジタル化してほしいこと 公立保育園の各種申請電子化拡大】

 

【市長】

 今回の公立保育園の一時預かりにつきましては、昨年の10月にDX推進本部がSNSでデジタル化してほしいことを募集した際に、保育園の各種申請の電子化につきまして複数の投稿をいただいて、それに基づいて今回新しいサービスを進めることになったものであります。(資料3)(2)にあたる部分であります。連絡帳の電子化につきましては、今年の4月からすべての園でアプリを導入して、欠席の連絡や登園時間の記録などができるようになっております。また、そのほか各種提出書類につきまして、認定変更届は今年12月からインターネットを通じてしていただけるようになります。公立保育園について、全体では90%余りが手続きの電子化が進んでいるわけでありますが、その他につきましても、可能なものはさらに拡大をしていきたいと考えております。

 

 

資料4 知って、肝炎プロジェクト 肝炎ウイルス検査の受診が肝炎対策の第一歩

【資料4 知って、肝炎プロジェクト 肝炎ウイルス検査の受診が肝炎対策の第一歩】

 

【市長】

 最後に、肝炎ウイルス検査の受診についてのお知らせであります。肝炎対策については、まず第一歩として肝炎ウイルス検査を受けていただくことが有効でありますが、松本市内で、これまでこの検査を受けていただいている方は、合わせて5万8,000人余りということで、40歳以上では全体の40%程度にとどまる状況であります。2種類の無料の検査を松本市では受けられることになっておりまして、肝炎ウイルス検診、または保健所の肝炎相談・検査を推奨しているところであります。早期発見、早期治療で肝炎の重症化を抑えられるという周知を図っているところでありますが、今年、厚生労働省の肝炎プロジェクトの積極的広報地域に選定をされ、これまでにも歌手の伍代夏子さんが肝炎対策特別大使として松本市役所を訪問され、また先月には、島谷ひとみさんによります松本市内の経営者向けセミナーも開催をさせていただきました。こうした取り組みの第3弾といたしまして、今月(10月)15日、J3の松本山雅と長野パルセイロの信州ダービーの試合に合わせ、お集まりいただいた来場者の皆さんに肝炎ウイルス検査の受診を呼びかけるという取り組みを行います。スペシャルサポーターとして、SKE48の中野愛理さんと井上瑠夏さんがアルウィンに来場をし、お二人からサポーターに呼びかけていただくことになっております。

 私からは以上であります。

 

【記者】

 公立保育園の一時預かりついて、令和5年度中に登録をしている人も改めて登録が必要かということは後で担当課に聞きますが、若い人がスマートフォンを持っていないことはあまりないと思いますが、携帯電話しか持っていない、LINEが使えない人がいる可能性はあり、電話での予約は可能性として残さないのかどうか教えてください。

 

【市長】

 電話については、それぞれの園にできるのか確認します。

 

【記者】

 一元化と記載してありますので。

 

【市長】

 私としては本来、今子育てをされている世代は、全ての方が持っておられるという前提でサービスをスタートしようとしていますが、確かにご指摘のようにゼロかと言われるとそこは確認する必要があると思いますので担当課から説明します。

 

【記者】

 デジタル化ということで連絡帳の電子化、書類の電子化等ありますが、市役所や保育園に出向かないでインターネット上で手続きをすることができるものの一つという考えでよろしいですか。

 

【市長】

 そうです。それを順次広げていく。特に高齢者の皆さんが、まだそうしたことに対応できない部分は当然あると思います。一方で、想定をしている年代として40代以下ということであれば、電話よりもインターネットを通じた様々なサービスが主体となり、私のところに、まだこういうものは電子化が進まないのかという要望を非常に多くいただいておりますので、順次、スピード感をもって広げていきたいと思っています。

 

【記者】

 予約の電話は各園にするのでしょうか。

 

【市長】

 今まではそうでした。

 

【記者】

 これは職員の負担軽減にもなりますか。

 

【市長】

 なると思います。

 

【記者】

 ふるさと納税についてお伺いします。10月から基準が厳格化され、松本市でも現在、寄附の受付停止中ということですが、今後について寄附額の引き上げや、返礼品の内容が変わる可能性があるのかどうかということと、その他の対応で新しく実施することがあるのかどうかについてお伺いします。

 

【市長】

 今、担当課が詳細を詰めている段階でありますが、可能性はあると認識をしております。

 

【記者】

 寄附額が上がる可能性も、内容が変わる可能性もあるということですか。

 

【市長】

 はい。

 

【記者】

 新しく実施する対応について現時点ではどうですか。

 

【市長】

 それは内容ということではなくて、アクセスをしていただいたときの手続きとかそういう意味でしょうか。

 

【記者】

 はい。

 

【市長】

 今、サイトのアクセスを休止しておりますが、10月中旬をめどに再開した際には、これまでと基本的には同様の対応になると思います。

 

【記者】

 (10月)7日に新たな市立博物館が開館します。式典の際にごあいさついただくと思いますが、市長の開館に寄せる思いや、これまでの博物館と何が異なるのかというPRをお願いいたします。

 

【市長】

 これまで記者会見や議会で申しあげてきたことと重なりますが、まずハード面では、極めて規模の大きな博物館であります。やはり、相当の経費を使って建設いたしますので、この規模の大きさを有効に活用するということが、まず重要だと思っています。松本市が所蔵している文化財には限りがありますので、できるだけ国内外の魅力的な展示品を集められるような取り組みが必要になると思いますし、さらにどういう企画が松本市民にとって魅力的か、さらにはお城のすぐ横にある博物館ですので、国内外から松本市に来られた方々に提供する情報・内容という視点も非常に大事だと思っております。そしてもう一つは、従来の博物館というものが、そういう部分に非常に関心を持っている限られた人が集まる、結果的に敷居が少し高い、そういう施設になることが少なくなかったのではないかと思っておりまして、できるだけ敷居を下げて、市民も、また来訪した方々も、まずは気軽に立ち寄ってみようと思っていただくことが従来の博物館との違いとして意識をしていきたいと思っています。そのときのポイントは、1階のフロアを市民の皆さんの気軽な学びの場とし、しかもそれは小中学生や高校生にとってもそうした場になることや、あるいは子育て中の方が子どもと一緒に足を運んでも、そのことが支障にならないような環境を整えること、さらには、すぐ近くには松本城をはじめとした散策に魅力的なポイントもありますので、デジタル技術などを活用し、博物館の中とそうしたものが総合的に結びつく、施設だけに留まらない歴史文化の拠点、そして町歩き、周遊の起点ということに努めていきたいと思っています。

 

【記者】

 先ほどのふるさと納税の関連ですが、市として令和3年度の下半期から返礼品の拡充に取り組んできて、寄附者の人数、寄附金額ともに増加傾向にあったと思いますが、市長として今回のルールの厳格化という国の措置についてはどのように受け止めていて、今、精査中ということですが、その影響についてはどのように心配されていますか。

 

【市長】

 それぞれの自治体のふるさと納税の比重の置き方には極めて大きな差があるなと思っていますが、松本市が当座目指しています収支が赤字にならないというレベルは、1年目、2年目である程度クリアできているわけであり、そのことをベースに松本の独自のサービスや産品を提供していく、そしてそれをPR効果にもつなげていくということであるとすると、私自身はさほど大きな影響はないのではないかと考えています。

 

【記者】

 例えば自治体によっては、返礼品の設定に対する考え方を体験型の方に軸足を移すところもあるようですが、市としては今までどおりで、特に大きな方針転換みたいなことはないでしょうか。

 

【市長】

 製品とか産品ももちろんありますが、どちらかというとサービスです。松本市は宿泊であったり、飲食という部分に比較的軸足がある側だと思います。その上で今回のルールの厳格化などの文脈とはまた別に、今体験型という言葉もございましたが、より柔軟でいろいろなアイディアに基づいたことを、私たちに対して企画を提出していただいている業者などもありますので、そのあたりはより弾力的にといいますか、幅広くどういうものが求められているかという観点で、普段の見直しは必要だと思っています。

 

【記者】

 昨日(10月3日)、文部科学省から全国の不登校児童生徒数が発表になりました。不登校は問題行動ではないという理解が広がっていますが、21年度から22%増えているということで驚いてしまう部分もあります。県内の数字は、県教育委員会からこれから発表があるかと思いますが、不登校の子どもが増えていることについて、市長はどう受け止めていらっしゃいますか。

 

【市長】

 この数年を見ても、不登校の増加傾向は見て取れたわけでありますが、今の数字を私はまだ直接確認していませんが、ご指摘のとおりだとすると、やはり子どもたちが学校に行けない状況を社会全体で真剣に受け止めて改善を図っていくことは、優先順位の高い教育課題になってきていると思っています。その上で、やはりベースにあるのは、従来の学校と子どもたち、あるいは保護者の皆さんを含めた家庭の求めるものと、提供できるもののギャップというものも目を向けなければいけないと思っています。それは、今、文部科学省が探究的な学びということで、これまでの画一的な学習からの転換を図っていますし、県レベルでも松本市レベルでも意識して取り組んでいるところでありまして、まずは松本市でいえば、公立の小中学校の子どもとの向き合い方というものをもう一度問い直して、できるだけ一人一人の子どもの家庭環境、あるいは個性や能力といったものに向き合う体制を整えていけるかということが一つあります。その一環として、中学校でいえば部活の見直しといったこともあると思います。もちろん、これまで部活自体に一定の意義があったわけですが、教職員の方々にとっては、できるだけ1対1で向き合うことに時間を向けるためには、今までやってきたことの一定の見直しが必要だと思いますので、そのことが指摘できます。それと、現状すでになかなか学校に行けない状況になっている子どもたちに対する受け皿、これをある意味、質・量ともに充実させていかなければいけないと思っていまして、松本市では今年から学校の延長線上として設けていた中間教室というものを、担い手は基本的に変わっていませんが、学校に戻すということを主目的としすぎることなく、学校以外でも学びの意欲や実績を上げられるのであれば、子どもたちに学びを続けてもらえるような環境を作っていこうとしていますし、また民間の取り組みとして、松本の場合は、10年余り極めて熱心に取り組んでいただいた「はぐルッポ」というグループがありますが、そうしたハード、ソフトを含めた受け皿の拡充ということも視野に取り組んでいく必要があるかなと思っています。さらには来年4月から、インクルーシブセンターという組織を立ち上げます。これは、不登校の子どもたちだけには限りませんが、障がいがあったり、なかなか通常の学校には向き合えていない子どもたちに、就学前の段階から医療や保健とも、しっかりと連携をしてサポートしていく体制を作ろうというものでありまして、今申しあげたようなことを総合的に推し進めることで少しでも不登校の子どもの数を少なくする、場合によっては不登校になったとしてもその先に学びを継続できて、そして自分らしい成長を遂げていけるということを教育現場だけではなくて、松本市全体で取り組んでいきたいと思っております。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

 

 

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