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市長記者会見 令和5年(2023)9月5日

更新日:2023年9月5日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和5年9月5日 市長定例記者会見

 

資料1 知事との県民対話集会 『女性と若者に選ばれるまちづくり』

【資料1 知事との県民対話集会 『女性と若者に選ばれるまちづくり』】

 

【市長】

 私から2件ご報告します。

 まず、今週の(9月)9日の土曜日に、長野県の阿部守一知事との県民対話集会が、松本市で開催されます。阿部知事は4期目をスタートして、県内77の全ての市町村で、この対話集会を開催されています。65番目の開催地として、今週9日、松本市のMウイングで開催します。

 この対話集会のテーマにつきましては、それぞれの市町村が県側に提示をして決定するということになっています。今回松本市は、『女性と若者に選ばれるまちづくり』というテーマで、この集会を開催していただくことになりました。形式としては、5、6人程度のパネラーと阿部知事が意見交換するということで、今のところこのパネラーには、20代の、地域活動や会社経営を行っている方々や、現役の子育て世代の女性、さらには幼稚園教諭を務めた女性といった方々に、参加をいただく予定になっています。このパネラーの皆さんとパネルディスカッションを行っていただいた後、参加者全体での意見交換の時間も設けられています。定員は50名程度ということで、ぜひ、松本市民の皆さんにご参加いただければと思っています。

 

資料2 松本市公式LINE 防災メニュー 機能を大幅拡充

【資料2 松本市公式LINE 防災メニュー 機能を大幅拡充】

 

 もう一点は、松本市の公式LINEアカウントについてです。この公式LINEの中に、「防災」いうメニューがあります。8月までは、(資料の)左側にあるような、「避難場所」「ハザードマップ」「気象情報」の3メニューで、PDFでの情報提供という形で行ってまいりましたが、今月1日から、機能を大幅に拡充してリニューアルしました。

 「ハザードマップ」や「避難場所」については、デジタルマップの形で、現在地から近い避難場所を確認することができるようになっています。また、「交通・インフラ」に関する情報については、できるだけきめ細かな情報を分類分けして提供できるようになっています。具体的な内容について操作をしてみますのでご覧ください。

 

【秘書広報室】

 LINEの公式アカウントの「メニュー」から、「防災」をタップすると、メニューが6つ現れるようになっています。今市長からも申しあげましたが、「ハザードマップ」を立ち上げますと、「災害マップ」というYahoo!が提供しているハザードマップが、デジタルマップで立ち上がるようになっています。現在、松本市役所周辺がありますが、浸水の想定区域などが薄く水色で示されているということになります。

 「避難場所」についても同様に、これまでのものはPDFで提供していましたが、こちらもYahoo!の「避難場所マップ」というのがありますので、松本市役所近くの避難場所をタップしますと、その中の細かい情報なども見られるようになっています。指定避難場所になっているか、どのような災害のときに開く避難場所か、というような情報が確認できるようになっています。

 そしてもう一つ、「交通・インフラ」ですが、タップするとメニューが8つ出てきます。例えば、「電車」はJR東日本、「バス」はアルピコ交通株式会社のホームページに行きまして、今の運行状況などが確認できるようになっています。今までは、もし災害がありますと、道路管理者からの情報が、まず担当課に届き、その後秘書広報室に届くため、それを発信するまでにどうしてもタイムラグがありました。今後はここに情報を集めていますので、いつでも皆さんの手元で確認いただけます。ぜひご活用いただければと思います。

 

【市長】

 今、少し具体的に説明させていただきましたが、今月(9月)1日から防災メニューを大幅に拡充しました。今週、また台風が日本列島に接近しているというような状況もあります。これから台風や大雨の被害が出る、あるいはそれに対して備えをするという季節に入ってまいりますので、ぜひとも、松本市民の皆さんには公式LINEの登録をしていただいて、この防災情報を活用していただければと思っています。

 私からは以上です。

 

【記者】

 松本マラソンについてお尋ねします。先週の8月31日で募集が締め切られたと思いますが、最終的な人数と、それに対する市長の受け止めを教えてください。

 

【市長】

 今日(9月5日)報告を受けたエントリー数は、4,912人ということでした。今年は定員9千人ということで募集をさせていただきました。このエントリーの比率でいきますと、55パーセント程度ということです。昨年が定員1万人のところに5,557人ということで、エントリー率はほぼ同じ程度です。今年は、千人については、ファンラン10キロメートルの部ということで新たに設定させていただいて、こちらは定員を充足しているという状況です。ご存知のように、本来6月下旬が締め切りで、その段階でのエントリーは3,400人台に留まっていました。その後2カ月余り、スポーツ本部の職員がさまざまなチャンネルでこのPRをしました。また、8月の下旬については、YouTube動画やさまざまな方法で呼びかけ、また、メディアにも取り上げていただいて、6月下旬の締め切り段階からは、1,500人近い新たな応募もいただいたところです。

 いずれにしても、今回、全国的にマラソンの募集状況を見ますと、コロナが一段落をした、そしてコロナ前のような定員を充足して開催できているマラソンと、半分程度のエントリー率で開催されているマラソンに分かれているという状況が伺えます。やはり、定員を上回るようなエントリーをいただいて、そして大勢の方々に参加していただくということが目指す姿であることは変わりがないと思っています。

 今回、11月12日がこのマラソンの開催日です。今のところ、ここに向けてエイドの充実や、また、大会ゲストの神野大地さんや、大会サポーターの小平奈緒さんに、今回コースの難所とされている上り坂で、それぞれ現地で激励をしていただくといったことを計画しています。当日、今4,900人余りのエントリーですが、エントリーしていただいた方全員に当日走っていただくこと、そして、このエントリーをして良かったなという満足度、達成感を感じていただけるような、これから当日に向けた準備と取り組みを、市民の皆さんと共にしていきたいと思っています。

 

【記者】

 大勢の方にエントリーしていただくのが目指す姿だとおっしゃっていまして、満足度を高めて、来年以降のリピーターを増やすということもあると思うのですが、そうはいっても、定員に対して5割強のエントリー数ということで、来年以降に向けて、改善であるとかそういうことは現状でお考えですか。

 

【市長】

 まずは、今申しあげましたように、11月12日の当日、ここで今回エントリーしていただいた方に、十分な満足感を味わっていただけるように取り組むことが、私たちが最優先でやらねばならないことだと思っています。その上で、今ご質問にあるようなことは改めて考えることであると思っています。

 

【記者】

 (9月)3日に、最後の市長との「こんだん会」が東部地区でありました。35地区全部回られての率直な感想を一言いただきたいです。

 

【市長】

 昨日(9月4日)の議会の冒頭発言でも触れさせていただきました。昨年5月から、松本市内の35地区、それぞれの地区を訪れて、住民の皆さんとの意見交換を重ねさせていただきました。それぞれの回でも申しあげているのですが、改めて、この松本市という面積的にも極めて大きな都市、そしてこの歴史的な経緯を積み重ねて、お城の周辺からスタートした街が、北アルプスまで一つの自治体になるという、文化や地理的条件、そうしたものが非常に異なる多様な都市、その松本の多様性とそれぞれが抱えている課題に、どう私たちが向き合うかということにおいて、改めて、貴重な勉強と情報を収集する機会になったと思っています。

 私は特に地域拠点の強化ということを、行政の在り方として、就任以来申しあげてきました。この35の地区という多様性に応えていくためには、画一的・均一的な行政の対応では、住民の皆さんのそれぞれの満足度が上がらないと。できるだけ住民の皆さんの近いところで、ニーズを把握し、そして、そのニーズに合った対応ができるような仕事をしていこうということを、常々職員にも申しあげています。松本市内には35地区ごとに地域づくりセンターが、10年近く前に配置されていますが、これを質・量ともに充実させ、そしてそれぞれの地区の特徴・特性に即した行政対応というものをしていく必要があるということを、今回の「こんだん会」を通じて、改めて認識をしたところです。

 もう一つ申しあげますと、地域の高齢化によって町会をはじめとした、地域の活動に参加する裾野がなかなか広がらない、担い手が不足しているという共通の課題もあります。こうしたものを乗り越えていくために最も必要なのは、子どもの存在と若い世代の参加だと考えます。そしてこれを実現するためには、どうしても高齢男性に偏りがちになってしまうそれぞれの地域の指導的な立場に、女性や若い世代が立てるような、もちろん参加からスタートするわけですが、参加をしたらそこで自分たちの意見が通る、あるいは、もちろん責任と合わせてですが、自分たちが指導的な立場に立つことにいろいろな意味での抵抗感がない状況を、この35の地区とか、あるいは485の町会という単位で作っていけるかどうかということも極めて重要だと、今回「こんだん会」を重ねる中で感じたところです。

 最終回の東部地区で、ある町会の役員の方から次のように問われました。「市長はジェンダー平等というものを大きく掲げているが、町会においては女性の町会長が極めて少ない状況にある。これに対してもっともっと積極的な働きかけ、取り組みをすべきではないか」と。これは私の、問題意識を持っていながら、なかなかまだそのことが進められていない部分です。ぜひとも今申しあげたようなことを、今後の市政運営に反映し、具体的な結果を出していけるようにしていきたいと思っています。

 

【記者】

 それぞれ35地区でやった内容が、ホームページでこんだん会の要旨としてまとめられていますが、市長はそれに目は通されていますか。

 

【市長】

 まとめたものを改めてじっくり見る機会というのはなかなかありませんが、自分が出ているものなので、こういうものだという把握はしています。

 

【記者】

 その中で私も何点か見たのですが、内田地区だったら農政課長が出席していたり、南部だったらその地域の人が行っていたりとか、市長がそういう地域の課題を認識されたとは思うのですが、職員がこういう課題があるのだなと認識しなければいけないと思うので、この要旨を職員が見る機会というのがあった方が良いのではないかなと思うのですが、そのあたりはいかがですか。

 

【市長】

 地域づくりセンターが、松本市役所のメインストリームの組織と位置づけられていなかったというのは、私が就任して間もなく感じたことでした。これを住民自治局というくくりにし、地域づくりセンターの人事、あるいは今年からこのブロックというくくりにして、この共通の課題を認識するといったことを取り組んでまいりました。本庁において、地域づくりセンターの課題が共有されて、問題解決をしていくということがなければ、これは意味がありません。今のご指摘のものを、職員がどこまで目を通しているかということについて、より皆が地域の課題を共有するということを、改めていろいろな場を通じて伝えていきたいと思います。そして、これから行政改革、あるいは人事が当然年度ごとにありますが、先ほど冒頭に申しあげましたように、大きな松本市、多様な松本市、その課題・特性に合わせた対応を、各部局の枠を超えてやっていく、その大きな目標に向かって進めていけるようにしたいと思います。

 

【記者】

 来年松本市長選挙がありまして、時期としてはだいぶ近付いてきているかなと思うのですが、臥雲市長ご自身の出馬のご意向について現時点でどのようにお考えでしょうか。

 

【市長】

 4月、5月の記者会見で同様のご質問をいただいて、そしてそのときには、9月に選挙管理委員会事務局で松本市長選挙の日程が決まるので、その上で、自らのことについては考えたいということを申しあげました。昨日も議会に大勢の記者やカメラに来ていただいたのも、9月以降という言い方に若干私のミスリードがあったとすれば申し訳なかったなと思いながら、昨日はおりました。私としては、この9月に日程が決まる、少なくとも日程が決まっていない段階でうんぬんする話ではないだろうという趣旨で申しあげました。

 来年の3月10日が告示、17日が投開票ということが決まって、残り半年です。私としては、この残り半年の任期、まだ取り組まなければいけない課題があります。子育てや教育、観光や交通、ようやくコロナのくびきから解き放たれて、さまざまな取り組みが活発化していますので、自分の残りの任期の中でどこまでしっかりと伸ばしていけるかということに集中しているところです。4年の成果と課題というものを総括した上で、自らの考えは示したいと思っています。現段階で皆さんの前で申しあげられるのはここまでということです。

 

【市長】

 市長はメディアにお勤めだったのでもちろん分かると思うのですが、表明するタイミング、例えばもう出馬しない、するというのを議会で言うのか、記者会見で言うのか、いつというのはもちろん答えは今日出ないと思うのですが、例えば12月議会の冒頭で言う、一般質問で答えるとかいろいろタイミングがあると思うのですが、市長として、現実問題としていつ言おうかというのは頭の中にあるのかと、12月議会ならとか、9月の最終日で言うとか、メディアの立場からすると、できればそのようなことを聞ければなと思うのですが、いかがですか。

 

【市長】

 残念ながら、そのことに今お答えをするつもりはないというと突き放すみたいになってしまいますが、自分でもう少し、先ほど申しあげたようにいろいろなものを総括し、そして皆さんの前で自らの考えを伝えるというタイミングは、しっかりと考えていきたいと思っています。

 

【記者】

 地域づくりセンターの機能強化のモデル地区というものを設けて、先ほどおっしゃった課題に取り組んでこられたと思うのですが、中でも今8地区あるうちの4地区は、今年度で3年間というモデル地区の期間を終える訳です。そうすると、予算だったり人員の拡充分だったりは引き揚げられてしまうわけですが、昨日の議会のあいさつでも、引き続きセンターの強化には取り組んでいくという話がありましたが、そのモデル地区の取り組みはこれで途切れてしまうのか、あるいは何らかの形で継続していくのか、市長の考えを教えてください。

 

【市長】

 今ご指摘のように、最初(令和3年度)に4つのモデル地区を選んで、今年は3カ年目に当たります。その後、さらに新たな4地区を選び、これは来年度までです。モデル地区の選定をした私としての根本の思いは、モデル地区を一つの突破口にして、これを全体に広げていく、全体に広げるのは、先ほど申しあげたような地域拠点の強化、地域づくりセンターの機能強化ということにつなげていくためのモデル地区だという認識でスタートしました。総務部と、行政改革という松本市役所の全体の職員の数の中で、どういう部局間の配置をするかという協議を行なっているところですが、その中でも、この地域づくりセンターの要員を、私は拡充の方向でということを主張していますが、一方で、全体の人員管理をする総務部として、なかなか簡単にいきませんよという意見も出ていますので、まだその部分は途中経過です。ただ、私としては、最終的に今年よりもまた一歩、地域拠点の強化の方向にいったなということを市民の皆さんに伝わる形にしなければ、実際の市民サービスの内容もそうですし、またこの大きな意味でのメッセージとして後退してしまったら意味がないと思っていますので、今年よりも来年、この地域拠点の強化に向けた体制がどのような形になるかは、まだ結論は出ていませんが、少なくともその方向には向かっていることは示せるように調整をしていきたいと思っています。

 

【記者】

 人員の部分については分かりました。予算の部分についてはどのような考えですか。

 

【市長】

 基本的には、同じベクトルをそちらに向けていくということを、考えていきたいと思っています。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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