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市長記者会見 令和5年(2023)8月8日

更新日:2023年8月8日更新 印刷ページ表示

記者会見の内容

令和5年8月8日 市長定例記者会見

 

資料1 映画音楽の巨匠 ジョン・ウィリアムズ指揮 9月3日(日)特別スクリーンコンサート開催決定

【資料1 映画音楽の巨匠 ジョン・ウィリアムズ指揮 9月3日(日)特別スクリーンコンサート開催決定】

 

【市長】

 まず私から、今月(8月)19日に開幕する、セイジオザワ 松本フェスティバルについて、新たなご報告をします。

 このフェスティバルの中で、9月2日に公演をされます映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムズ氏の指揮に基づく公演は、販売数に対して14倍という、非常に大勢の方から応募をいただきました。こうした状況に鑑みて、公演翌日の9月3日に、特別スクリーンコンサートを開催することを決定しました。

 午前11時からまつもと市民芸術館の主ホールで、そして午後7時から松本城公園で、それぞれスクリーンコンサートを開催します。市民芸術館のスクリーンコンサートついては、県内在住者1,000人を対象として、インターネットから応募をいただくこととします。また、松本城公園でのスクリーンコンサートにつきましては、当日の午後、整理券を配布して、席は500人先着順で来ていただけるようにします。また、立ち見は人数制限がありませんので、大勢の方に来ていただきたいと思っています。

 

資料2 夏休み期間だけでなく通年利用に 公民館に「若者の居場所」拡大中

【資料2 夏休み期間だけでなく通年利用に 公民館に「若者の居場所」拡大中】

 

 もう一点、松本市の35地区にある地区公民館、夏休み期間中にできるだけ学習スペースとして利用してもらうということで、現在、35の公民館のうち28の公民館で、そうしたスペースを開設しています。そして、これまで四賀と梓川の公民館については、夏休み期間中のみならず、通年で開設していましたが、新たに南松本の松南地区公民館につきましても、3階の郷土資料室を、夏休み期間が終わっても引き続き学習スペースとして使用していただけるようにします。

 今後も、中高生や若い世代が、学習スペースや談話コーナーとして、気軽に公民館を使っていただけるような検討を、それぞれの地区公民館で進めてもらいたいという指示を出しているところで、順次拡大をしていきたいと考えています。

 

資料3 「若者の居場所」拡大中 中央公民館フリースペースをリニューアル

【資料3 「若者の居場所」拡大中 中央公民館フリースペースをリニューアル】

 

 また、Mウイングの中央公民館につきましては、先月(7月)22日から、こうした若者の居場所となるフリースペースをリニューアルしました。広さを2倍以上にした上で、学習スペースについては、席数で24席増やし、大型のテーブルやカウンターのテーブルを新たに設けました。また、コンセントを完備して、パソコンやスマホなどの充電をしながら学習していただけるようにしました。また、ソファやミニテーブルを配置して、打ち合わせや会話がしやすい空間づくり、さらに、図書コーナーについては、子どもの様子が見られるようなしつらえも行なっています。特に若い世代につきましては、公共施設にこうした利用が拡充するようにという要望を、さまざまなところからいただいていまして、引き続き、積極的に取り組んでいきたいと思っています。

 私からは以上です。

 

【記者】

 OMF(セイジ・オザワ 松本フェスティバル)について2点お伺いします。スクリーンコンサートについてですが、ジョン・ウィリアムズさんの人気で、チケットが14倍という高い倍率だったかと思いますが、改めて、このような形でフェスに注目が集まっているということについての受け止めと、19日に開幕しますので、今年のフェスに向けた期待をお伺います。

 

【市長】

 昨年30周年ということで、オペラ、さらには秋のコンサートもありました。そして今年は、新たなスタートという位置付けの年です。そうした中で、従来の演目とは少し趣の異なるポピュラーな音楽をということで、なおかつ、アメリカでも非常に高い人気を誇っておられるジョン・ウィリアムズさんを、小澤征爾総監督のつながりで来ていただけたということは、これからの新たなスタートを切る上で、非常に大きな意味を持つものだと思っています。その主催者側の思いと、市民・国民の皆さんの期待というものが重なる形になりました。それにできるだけお答えしようということで、今回スクリーンコンサートを開催させていただきます。市民芸術館の主ホール、そして松本城公園という屋外、それぞれに違った趣があると思いますが、ぜひ大勢の皆さんに堪能していただければと思っています。この30年という大きな節目を越えて、これから小澤総監督の元、あるいは小澤総監督の先を、小澤総監督が積み重ねられてきた実績、スピリッツを、次の世代が引き継いでいく、そういう局面にOMFも入っていくと思っていますので、その第一歩の2023年にしたいと思っています。

 

【記者】

 (8月5日)土曜日に松本ぼんぼんが開かれました。コロナ中に無かったようなものが復活してきたり、にぎわいが取り戻されてきたりしているところもあるかなと思いますが、市長のそういった状況に対する所感、どのように期待を持っているのかお聞かせください。

 

【市長】

 5月8日にコロナが5類に移行して以降、国内外から大勢の旅行者、観光客に、松本に訪れていただいています。この夏は、それにさらに拍車がかかって、街を歩きますと、外国からの家族連れなど、本当に大勢の方々に松本に来ていただいて、非常に喜ばしいことだと思っています。それに併せて、さまざまなイベントや催し物も、コロナ前、あるいはコロナ前以上にという事を、それぞれ主催者の皆さんは考えながら、取り組みを進めています。今回の松本ぼんぼんも、コロナ前と全く同じ規模というところまではいっていませんが、連の数や、さまざまな制限を設けなくてよくなったという意味でも、特別な感染症だったコロナに、社会のさまざまな制約・制限を受けることなく日常を過ごしていく、そして、日々自分たちが思い切り生活を送れるということを実感されている風景が広がっていたのではないかなと思います。

 

【記者】

 一方で、地域の小さいイベントが、無くなったり規模が縮小したままという状況もあるかと思うのですが、そういった状況を市として把握しているか、把握しようとする取り組みがあるのかということと、何か町会のそういった動きを支援するようなことが、市の役割としてできるかどうか教えてください。

 

【市長】

 何か統計的に把握するようなことはしていませんが、私も35地区それぞれ住民との「こんだん会」を開催してきましたが、改めて、今ご指摘のような、もともとコロナ前から現実には進んでいた課題が、コロナによってよりスピードが進んだとか、あるいは顕在化した、表面化したということが、その催しあるいは活動に現れてきていることは事実だと思います。その一つの事例、象徴として皆さんがお話になるのは、例えば、青山様、ぼんぼんという松本の伝統行事は、各地区ごとに、私も子どもの頃は一番の楽しみとして行なっていたものでしたが、コロナ前から地区の高齢化や少子化ということで、なかなか継続が難しいという状況があって、それがコロナによって中断したり、やめることを余儀なくされたということでした。

 そうした中で、地区ごとに担い手の裾野を広げて、地区の中だけではなかなか担い手、支え手を見いだせないという中で、何らかの形でつながりを持った大学生に企画をしてもらったり、あるいは、なかなか町会との距離も出てしまうマンションなど集合住宅に住んでる方々に、町会活動とはまた少し線を引いて、そうした伝統行事への参加をしてもらえる仕組み作りをしたり、各町会、各地区ごとにさまざまな工夫をして、前向きにこの課題を乗り越えようという機運が見て取れます。

 私たちとしては、他の地域、地区に、こういう取り組みやってますよということを、さまざまなチャンネルを通じて知らせて、情報共有していくことが非常に重要であり、また、そのことによって動き出せる人たちというのは、実は少なくないのではないかなと思っています。そして、これも「こんだん会」で話が出たり、私も話したりしたことですが、35地区で、地理的に離れていたり、環境が違う地区、あるいは町会同士が何らかのつながりを持って共通の取り組みをしたり、あるいは自分たちの町会や地区ではできない魅力のある取り組みに参加しに行ったりというような形で、松本の広さ、松本の大きさ、多様さを、地区同士、町会同士のつながりでプラスに変えていくというようなことが、これから必要なのではないかなと思っています。その橋渡しの役割こそ、市役所や地域づくりセンターの仕事だと思っていますので、職員にはそうしたことをしっかり伝え、実践できるようにしていきたいと思います。

 

【記者】

 若者の居場所の拡大についてお伺いします。このような場所が各地区に増えていくことで、市長とすればどのような効果を期待していますか。

 

【市長】

 今も少し申しあげましたが、全体として高齢化が進んでいく、そしてその地域のさまざまな活動の担い手というのも、高齢化してなかなか次の世代にバトンタッチができないということが、各地域共通の課題として言われています。一方で、その子どもや若者が、学校以外で放課後や休日に、お金を使わずに友人と語らったり自主学習をしたりする場所がないというご要望もいただいています。そうした意味では、ハードとしての地区公民館というものは、もう少し若い世代に間口を広げる、あるいは開放していくことによって、それぞれの地域での担い手の裾野を広げていく、若い世代と年配の皆さんとの交流が、また新たな活気を生み出していき、若い人たちにとっての居場所の拡充ということにもつながると考えています。スペースに限りがあったり、すでにいろいろな活動をされている中で、どう融通をつけていくかという問題はもちろんありますが、ぜひ、それぞれの地域特性を活かした若者の居場所を、公民館の中心に生み出していくことを進めていきたいと思っています。

 

【記者】

 今回、松南地区公民館が追加ということですが、この地域はどういった理由で追加されたのでしょうか。

 

【市長】

 これは住民との「こんだん会」にあたって、参加するメンバーの方々から要望が出ると、事前に話を伺いました。そして、地域づくりセンター長に現状はどうなっているのか確認すると、夏休みは開放しているとのことでした。通年だとそれは難しいのかということで、いろいろ調整した結果、物を置く場所として使ったり、何かあったときにはその会議室的に使ったりしているが、通年の開設は可能だということになりました。「こんだん会」でもその旨をお伝えしましたし、今回、松南地区公民館については常設という形を取ることができます。これは、他の公民館についても同様の状況があるのではないかと思っていまして、先ほど申しあげましたように、もしそこに融通がつけられる余地があるということであれば、そこは前向きに検討して欲しいということで、住民自治局には伝えてあります。

 

【記者】

 拡大していくということですが、これは28館全館で今後目指していくのでしょうか。施設の中でスペースの確保というのはおそらく課題になると思いますが、どう捉えてらっしゃいますか。

 

【市長】

 できるだけ広げていきたいと思っています。今おっしゃられましたように、全く使われてない場所があるわけではないと思いますので、今使われている状況の整理がまず前提になります。先ほど申しあげましたように、若い人たちが公民館に足を運ぶことは、若い人たちだけではなく、年配の方々や、これから将来の地域のことを考えたときにも、長い目で見て非常に大きなプラスがあるという認識を持って、現在利用される方々にも理解をいただいて、広げていきたいと思っています。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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