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市長記者会見 令和5年(2023)4月18日

更新日:2023年4月18日更新 印刷ページ表示

更新情報(令和5年4月18日)

資料「新型コロナ 5類移行 5月8日以降の松本市対応」に誤りがあったため差し替えました。

記者会見の内容

令和5年4月18日 市長定例記者会見

 

資料1 4月28日~ 総合体育館&ハイスタの周辺敷地 受動喫煙防止区域に指定(総合体育館)

【資料1 4月28日~ 総合体育館&ハイスタの周辺敷地 受動喫煙防止区域に指定(総合体育館)】

 

【市長】

 まず私から、受動喫煙防止区域の拡大をご報告します。

 現在松本市は、条例に基づきまして、松本駅お城口の周辺と松本城公園を受動喫煙防止区域に指定していますが、新たに今月(4月)28日から、松本市総合体育館の周辺とセキスイハイム松本スタジアムの周辺、この2つのエリアを区域に指定します。

 まず、松本市総合体育館とその周辺ですが、これまではこの左側(資料1)のように、総合体育館の建物の中は全面禁煙ということになっていましたが、その周辺につきましては喫煙の規制はありません。そして、この矢印で示した場所(資料1)に灰皿が2つ置かれていて、ここを中心に、基本的には自由にたばこが吸える状況でした。この周辺の区域を、受動喫煙防止区域として指定します。それに伴って、公共の指定喫煙所を今まで灰皿が置かれていた場所に、幅5メートル、高さ2メートルのパーテーション型の指定喫煙所を設置して、今月の28日から供用を開始します。

 

資料2 4月28日~ 総合体育館&ハイスタの周辺敷地 受動喫煙防止区域に指定(ハイスタ)

【資料2 4月28日~ 総合体育館&ハイスタの周辺敷地 受動喫煙防止区域に指定(ハイスタ)】

 

 同様にセキスイハイム松本スタジアムにつきましても、この球場の建物の中は全面禁煙となっていましたが、その周辺の敷地は喫煙の制限がなく、こちらの写真(資料2)にありますように、これは建物の外側になりますが、屋根のついている場所、一塁側、三塁側にそれぞれこのような形で灰皿が置かれて、たばこが吸える状況となっていました。また、それ以外の区域については、自由にたばこを吸える状況でした。これを、この周辺の敷地は受動喫煙防止区域として指定し、そして幅7メートル高さ2メートルのパーテーション型の指定喫煙所を設置して、こちらも28日から供用を開始します。この28日以降、まず春の高校野球の中信予選がスタートします。ぜひ、球場に足を運ばれる方は、この周辺が受動喫煙防止区域になったのだということの認識を持っていただいて、そしてたばこをお吸いになる場合は、この指定喫煙所の中で吸っていただくということをお願いしたいと思います。また松本市としては、総合体育館、そしてセキスイハイム松本スタジアムが受動喫煙防止区域として指定されたということを、さまざまな形で周知していきたいと考えています。

 

資料3 シェアサイクル事業 サービス拡大と料金変更

【資料3 シェアサイクル事業 サービス拡大と料金変更】

 

 続きまして、交通について2件お伝えします。

 一つは、OpenStreetという民間事業者によって運営をされています、松本市内のシェアサイクル事業を、今月から、今まで33カ所ありましたシェアサイクルステーションを、新たに4カ所増設します。西友元町店、信州大学、美須々児童遊園南、そして浅間温泉の松本十帖。この4カ所、今月28日に新たにステーションを増設します。信州大学の学生を中心に、利用の要望等もいただいていましたので、それに対して応え、利便性を向上していこうということ。また、浅間温泉についても、旅行者や観光客に利用していただけると考えています。またそれに伴いまして、現在130台の自転車を160台に、30台増台します。

 料金プランのうち、今まで月額千円で利用ができましたが、これを今月から月2千円に値上げをします。この千円という金額は、これまで普及のために料金を低く設定してまいりました。別の事業者で全国的な水準を見ますと、東京首都圏で、高いところで月額3,300円、それ以外でも月額2,200円といった状況ですので、収益性に鑑みて通常の価格帯に引き上げたというのが事業者の説明です。

 過去、令和元年から、このOpenStreet株式会社によるシェアサイクル事業をスタートしました。令和4年度が、その前の年度に比べて37パーセント、利用回数が伸びていまして、令和元年からの3カ年で見ますと、およそ3倍に増えています。事業者によりますと、今回の月額定額プランの料金引き上げを踏まえて、令和5年度は単年度黒字を見込んでいるということです。

 

資料4 『ぐるっとまつもとバス』時刻表 主要な乗換案内サービスで検索可能に

【資料4 『ぐるっとまつもとバス』時刻表 主要な乗換案内サービスで検索可能に】

 

 もう一つは、ぐるっとまつもとバス。今月から公設民営という形でスタートさせていただきましたが、松本市内の全ての路線バスの時刻表、乗り換え方法、さらには経路、運賃の情報が、こちらにお示しさせていただいた8つをはじめとした主要な乗り換え案内サービスで検索可能となりました。これまでは乗換案内サービスの中で、例えばGoogleマップですと、アルピコ交通のバス路線は掲載がされていなかったり、逆にYahoo!では、コミュニティバスが掲載されていなかったりという形で、検索ができるもの、できないもの、また検索サービスにもばらつきがあったわけですが、今月から、松本市内の全ての路線バスの情報を、主要な乗り換え案内サービスで検索していただける状況になりました。

 Googleマップの例でいきますと、時刻表や運賃に加えて、バス停の位置まで示されるということですので、市民の皆さんはもちろん、外から来られた旅行者や観光客の皆さんにも、バスの情報を、検索サービスを通じて入手していただいて、今いる場所から目的地まで、次は何時にどのバス停にバスが来るという情報を、きめ細かく提供させていただきたいと思っています。

 

資料5 県内初 フレイル予防DX 電力スマートメーターで検知 全市に拡大

【資料5 県内初 フレイル予防DX 電力スマートメーターで検知 全市に拡大】

 

 次に、昨年モデル地区で実施していました、フレイル予防のために電力スマートメーターを活用するという事業につきまして、令和5年度は本格運用、全市内で実施をしようということになっています。これは、自宅の電力使用量からフレイルの状態を早期に発見をして、そして保健師がさまざまな改善につながるサービスを行っていこうというものです。昨年度、モデル地区として西部地区6地区で実証実験を行いまして、93人の方に参加をしていただきました。保健師が訪れて、そしてその電力使用量から、健康かあるいはフレイルかという検知をした状況と、実際に訪問して見た状況が、一致していたか一致していないかという、この検知正解率というものは、令和4年度の実証実験では83パーセントという結果でした。その結果も踏まえて今年度、全市に展開をしようということです。

 対象とさせていただきますのは、松本市在住の75歳以上で、介護認定を受けていない1人暮らしの市民の皆さんでして、対象となる方は合わせて4千人程度いらっしゃいます。この中から、この取り組みについてご理解をいただいた方に、今年度参加をしていただきたいと思っていまして、この申し込みを今月24日から開始します。改めてご説明させていただきますと、参加費は無料ということで、スマートメーターを設置させていただいて、すでにある方はそれを使っていただいて、30分ごとの電気の使用量を計測し、その電気の使用量をコンピュータが分析したその結果を、松本市の職員に報告するという仕組みになっています。その際、フレイルとされた方については、松本市の職員がお声掛けをさせていただいて、健康状態の改善につなげていくというものです。全市的に展開しますので、各地区地域づくりセンターや福祉ひろば、そして健康づくり課、高齢福祉課などからも働きかけ、呼び掛けをさせていただきます。できるだけ大勢の市民の皆さん、75歳以上の1人暮らしの皆さんに参加していただくことをお願いしたいなと思っています。

 

資料6 コロナ対策本部廃止 新型コロナ 5類移行 5月8日以降の松本市対応

【資料6 コロナ対策本部廃止 新型コロナ 5類移行 5月8日以降の松本市対応】

 

 最後に、5月8日で新型コロナウイルスが5類に移行するということでの、松本市の対応について申しあげます。

 この日をもって、コロナ対策本部も廃止をして、名実共に新型コロナは季節性インフルエンザと同等の、日常に存在する病気と位置づけて、通常の対応を行っていくことになります。

 医療体制は、これまで一部の医療機関に限っておりました外来の受け入れを、原則全ての医療機関で行うということになります。ただ、市立病院の発熱外来は、当面継続します。また入院につきましては、これまでは市内5カ所で受け入れていましたが、段階的に拡大してまいります。受診相談センターは当面9月まで継続をすること、またワクチン接種につきましては、必要な接種は、無料で引き続き行っていくという政府の方針です。また、感染情報は、これまでは全ての医療機関から保健所が報告を受けて、毎日公表するという方法をとってまいりましたが、5月8日以降は、指定医療機関からの報告に限り、週1回公表をさせていただきます。

 以上、私から6点について申しあげました。

 

【記者】

 受動喫煙防止区域の指定についてお尋ねします。今回、総合体育館とハイスタの2つの施設が選ばれた理由についてお聞かせください。

 

【市長】

 松本市の公共施設は多々あるわけですが、この2つの体育施設につきましては、利用していただく方が非常に多い、また大きなイベント等も開かれて、子どもや喫煙しない方々も日常的に大勢いらっしゃる場所ですので、受動喫煙防止区域は、松本駅前あるいは松本城公園、人がたくさん集まる場所で優先的に行っていく必要があるということです。そうした観点から、今回この2カ所を指定させていただきました。

 

【記者】

 市内の他の体育施設でも拡大していく方針と伺っています。現在、他の施設で検討されている、具体的な施設名などありましたらお聞かせください。

 

【市長】

 現段階では、私のところにそこまでの報告は入っていません。

 

【記者】

 シェアサイクルの関係でお尋ねします。少し気になったのは、月額料金が千円から2千円の2倍で、年額で1万2千円の増というのは、学生などからするとかなり負担が大きくなるのではないかなと思っているのですが、今ホームページを見ていると、料金改定が出ているのですが、いつ料金改定をしますというのを出して、4月からなので、今月やっている人は2千円になっているかと思うのですが、事前に利用者の人には知らせていたのかと、あとサービス拡大なので範囲が広がったのですが、拡充ではないので、基本的には30分乗り放題プランのままなのか、例えば、もっと乗りやすく、利用しやすくするために、値上げもするけど利用の状況を30分から1時間にするなど、そういう施策をとるということはないのでしょうか。

 

【市長】

 まず、この事業者から事前に現在利用している方々に、こうした状況になるということはお伝えをしていると、私は報告を受けています。

 この事業を改めて整理させていただきますと、民間事業者による事業です。松本市からは補助金等入っていませんので、あくまで松本市としては、公共交通機関と組み合わせて、自転車の利用拡大ということを進めていく一環として、この民間サービスがしっかりと軌道に乗って、収益性を確保して、そして市民の皆さんにとっての便利な手段となっていくことを、さまざまな形で支えていくという立場です。そうした観点から、先ほど申しあげましたように、今、同様のシェアサービスが2千円から3千円の月額料金でやっているところ、千円といういわば格安でこれまでやってきた状況でした。利用状況などを見て、あるいは定着状況などを見て、事業者としては、この値上げによってそれほど大きな利用抑制は起きないだろうという見込みの下での料金の見直しと報告を受けていますので、その推移を私たちとしても当面見守りたいと思います。

 

【記者】

 民間のというのは重々承知しているのですが、5万5千回と、かなり利用があるので、観光客も使っていると思いますが、月額の方は市民だけかなと思うのですが、市からそういうので補助金を出したりというわけではないですが、月額2千円払えないから辞めるという人がいる可能性もあるので、市がこの民間事業者を支援するというのは今後ない、あくまで民間の事業と位置付けでよろしいでしょうか。

 

【市長】

 これは自走していくことが望ましい姿だと思っていまして、今回の料金改定の影響がどの程度出るのかということは見守っていきたいと思っていますが、このことによって直ちに公費投入が必要だとは考えていません。どちらかというと、この利用について抑制要因になりかねないと感じているのは、ヘルメットの着用の努力義務化です。場合によっては通常の自転車以上に、気軽に必要だったときに乗ろうということで、そういう使い方をしていた方が、ヘルメットを持ち合わせていないので乗るのを控えようというケースが、今後考えられます。まずは、松本市職員を先頭に、市民の皆さんがヘルメットの着用の努力義務を日常化していただくことが、シェアサイクルにおいてもヘルメットを着用することに抵抗感がなくなっていくことの、一番の基本的な道筋だと思いますが、場合によっては、ヘルメットの貸し出しといったようなことが必要なのか、可能なのかということも、業者と検討していく必要があるかなと思っています。

 

【記者】

 このシェアサイクル、令和元年からやっていて、今私もヘルメットのことを聞こうと思ったのですが、シェアサイクル乗車中に事故に遭ったなどの例は、市に報告があったりするのでしょうか。

 

【市長】

 少なくとも、大きな事故として私のところには報告が上がっていません。

 

【記者】

 フレイル予防の関係で、昨年度行ったところ、83パーセントの検知正解率ということでした。改めて今回の、この全市に広げる市としてのフレイル予防のスタンスと、今後の高齢者対策、介護予防に関する市の取り組み、どのように進めていきたいかという思いをお聞かせください。

 

【市長】

 電力スマートメーターを活用して、できるだけ早期にフレイルの状態を認識する、保健師の人数というのは限られていますので、その必要なところに必要な保健師が対応するという、介護分野のDXという取り組みとして、ぜひこれを全市的に広げて定着させて、成果を出していきたいと思っています。全国的にもまだ、松本市を含めて3自治体ぐらいで行われていることですので、こうした取り組みに、大勢の市民の皆さんに参加をしていただくことと、そしてこれによって検知したことを、実際のフレイルから健康な状態に改善していくその成果まで、ぜひつなげていきたいと思います。そして松本市立病院が、このフレイル予防というものを一つ大きな柱として今取り組み始めましたので、介護と医療、この連携の在り方というものも、DXの技術、装置との組み合わせによって、より実効性があるものにしていきたいと思っています。

 

【記者】

 コロナについてですが、市独自でも高齢者を対象に検査するときの、費用の補助等があったかなと記憶しているのですが、そういった高齢者向けの支援というのは、5類以降どうなるのでしょうか。

 

【保健予防課長】

 高齢者施設につきましては、行政検査は引き続き継続するということで、国の方針もありますので、施設内での集団検査等は行政検査として実施してまいります。また併せまして、職員の皆さんの定期的な検査につきましても、補助があるということになっていますが、そちらも引き続き実施してまいります。

 

【記者】

 継続ということでしょうか。

 

【保健予防課長】

 そうです。

 

【記者】

 すんなりと受け入れられる先が、外来・入院ともに増えてきたというのは、少し不透明なとこもあるかなと思うのですが、再拡大に備えて、特に入院できる病床を、万が一また患者の数が増えて、病床が必要になった場合に備えて、どう対応するか、どういう準備をしていくかというところをお聞かせください。

 

【市長】

 今おっしゃられた点がポイントだと思います。要はこれを受け入れる医療機関が増えれば増えるほど、一つの所に集中をして医療逼迫(ひっぱく)が起きないということですので、通常のインフルエンザをはじめとした病気と同様の受け入れを、できるだけ早期に、あらゆる医療機関でしていただくということを、松本圏域の医療機関あるいは医師会の皆さんに、そうした方向に進んでいただけると思っています。

 

【記者】

 今日(4月18日)の庁議資料に入っていたのですが、松本市立病院の産科診療についてアンケートを行うという報告がありましたが、まだ病院局の検討結果、市長の手元には来ていない段階ですが、このアンケートをやる目的と、アンケート結果をどのように議論に生かしていくかというところを教えてください。

 

【市長】

 これは、私も今日の庁議で報告を受けましたが、病院局として、平成29年以降、松本市立病院で出産を経験された方を対象として行うというものです。年度内と言っていました院内の検討、これは年度をまたいで現在も続いています。私の認識としては、アンケート調査も病院局として行って、そしてこのアンケート調査の結果も踏まえて織り込んで、院内の検討の結果がまとめられ、そして松本市に報告があると思っています。今回のこのアンケート、目的として表記をされています、「松本地域では、~中略~産科の救急治療を要するすべての患者さんに対し、安定した医療を提供する。」そしてそのために、「『お産ができる医療機関』と、『健診のみを行う医療機関』の役割分担を明確にし、連携を図る体制が現在整えられてきています」と。市立病院としても、「『お産ができる医療機関』から、『健診のみを行う医療機関』への移行も選択肢の一つとして、産科における診療機能の見直しを検討しています」と。その上で「以下のアンケートにご協力ください」という、そうしたアンケートの記述になっていますので、先ほど申しあげました、実際に市立病院で出産を経験された方々の生の声を、病院局、市立病院としても、改めてしっかりと把握をし、受け止めて、今後のあるべき姿を、自分たちとしての方針を示すということだと思います。

 

【記者】

 改めてスケジュールを確認したいのですが、年度をまたいで検討が延長されているところですが、市長に報告をまとめたものが上がってくるのはいつ頃で、それを受けて、市長としてはいつ頃に検討結果を出したいとお考えですか。

 

【市長】

 このアンケート実施期間が5月10日までとしていますので、5月10日に、アンケート結果が出て、それから速やかにまとまると思いますので、このアンケート結果も含めた病院としての方針の見解というものも、それからそう日時を置かずに私に報告があると認識をしています。その報告を踏まえ、また議会も、今行われています市議会議員選挙を通じて、5月の中旬に新たな議会構成が固まりますので、そうした動きも見ながら、自分たちなりの方針決定が行うタイミングを見計らっていきたいと思っています。前提として、これまでも申しあげてきましたが、新たな病院建設ということを、今進めているプロセスの最中ですので、そのことに必要以上に大きな影響、長いブランクというものを与えないで取り組んでいく必要があると思っています。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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