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市長記者会見 令和5年(2023)4月4日

更新日:2023年4月4日更新 印刷ページ表示

令和5年4月4日 市長定例記者会見

 

 

 

【資料1 4月1日 改正道路交通法施行 自転車の安全・利用を新制度で後押し】

【資料1 4月1日 改正道路交通法施行 自転車の安全・利用を新制度で後押し】

 

【市長】

 まず、今月1日(4月1日)から道路交通法の改正により、ヘルメットの着用が全ての年代で努力義務となったことを受けた対応について、改めて報告いたします。

 昨年度、松商学園高等学校を対象にモデル的に実施しましたヘルメットの購入費用の補助を、松本市内の全ての高校あわせて13校ございますが、その13校を対象に購入費用の補助を新年度に行うことにしております。これは生徒一人当たり3,000円相当を、それぞれの学校ごとに支給するという制度であります。今のところ、ほぼ全校で何らかの取り組みを予定していると報告を受けております。このうち松本県ヶ丘高等学校では、新しく入学する1年生について、全員着用を義務付けるという報告を受けております。そしてヘルメット着用の努力義務化を受けまして、松本市では市役所の職員に対しまして、公務を行うときは着用するよう指示をしております。また、通勤あるいはプライベートで休日などに自転車を利用するにあたり、ヘルメットを着用するよう強く求めていきます。明日(4月5日)の朝、こうしたことを改めて職員に周知する目的で、市役所東庁舎の自転車置き場において、自転車推進課が呼びかけの取り組みを行うことにしております。

 また、この自転車の利用という観点で、新年度もう一つの取り組みをしております。これは、子どもを2人乗せる電動アシスト付き自転車を購入する際の費用を補助するものでありまして、市内在住の未就学児がいる世帯に対して、購入金額の3分の1以内で、上限3万円を補助することとしております。購入していただくお店については、協力店で購入していただくことが要件となります。この協力店については、今月の中旬頃をめどに松本市の公式ホームページに一覧を掲載する予定であります。

 

 

 

【資料2 4月1日から プラスチックを一括回収】

【資料2 4月1日から プラスチックを一括回収】

 

【市長】

 次に、こちらも今月1日(4月1日)から始まりましたプラスチックの一括回収について、改めてお知らせいたします。

 これまでプラスチックの資源化は、容器包装プラスチックに限っていたわけでありますが、この4月から製品プラスチックも、長さが30cm以下のものについては、容器包装プラスチックと合わせて資源化をすることを始めました。一括して回収するにあたりましては、これまで容器包装プラスチック用として使っていただいておりました、黄色の文字の指定袋を引き続き使用していただくことになります。

 収集日についても、今までの容器包装プラスチックの日と同じ日に合わせて収集を行いますし、出す場所についても、今までの容器包装プラスチックのゴミステーションと同じ場所に出していただくこととなります。

 黄色文字の指定袋については、当面、容器包装プラスチックのものを使っていただくわけですが、今年度中にプラスチック資源専用袋という形で新たなデザインの袋を制作し、提供する予定にしておりまして、それが用意でき次第ご報告をさせていただきます。

 

 

 

【資料3 4月1日から 道路計画の見える化 新設・拡幅の整備情報 ホームページで公開】

【資料3 4月1日から 道路計画の見える化 新設・拡幅の整備情報 ホームページで公開】

 

【市長】

 3点目は、松本市あるいは県や国が事業を進めております道路の整備計画、道路の整備情報について、松本市民の皆さんに一括して見ていただく取り組みをホームページ上で行わせていただきます。

 市民や事業者の皆さんに道路整備の情報を共有していただくこと、今後どのようなスケジュールで松本市内の道路整備が進められていくかということを知っていただくことが、まちづくりや不動産の投資といったことにつながっていく、さらに、それぞれの事業の進捗をスムーズに図るためには、地域住民の皆さんとの合意形成が欠かせないわけでありますが、そうしたことに対する理解を深めていくということを目的として行います。

 今、松本市のホームページを見ていただきますと、青いタイル型の表示が並んでおりまして、見えている9つ以外の一覧を見ていただきますと、4月1日から「道路整備情報」というタイルがございます。ここをクリックしていただくと、こちらの地図のような道路整備マップが閲覧できます。こちらは、青で示している部分が松本市の行っている市の整備事業、そして緑が県の整備事業、黄色が国の整備事業でありまして、それぞれ表示している部分をタップしていただくと道路名が表示され、そこからさらにタップしていただくと具体的な工事内容を、どのような工事がどのようなスケジュールで進められているかを見ることができるようになっております。

 随時この情報も更新しながら、松本市で今どのような道路整備が行われているのか、工事の進捗状況はどのような状況にあるのかということを、市民さらには事業者の皆さんに知っていただくことを心がけていきたいと思っております。

 私からは以上です。

 

 

【記者】

 3月31日に告示された県議会議員選挙についてお尋ねいたします。市長は、松本市東筑摩郡区の今回の選挙はどのようなことを焦点として見ておられるでしょうか。また投票率の低下が懸念されています。4年前、松本市東筑摩郡区が合区となって初めての選挙でしたが、42.85%と投票率は過去最低でした。投票率の低下が懸念される中、市として投票率の向上に力を入れる取り組みについてお聞かせください。

 

【市長】

 今回の県議選は、7議席を10人で争う激戦という認識を私も報道を通じて持っております。投票率の向上について、行政が主としてできることも限りある訳でありますが、従来の参議院選挙で期日前投票の箇所を11カ所に増やしました。また移動投票所につきましても、四賀、安曇、奈川の過疎地において、できる限り投票していただける環境をということで、今回、合わせて6カ所の移動投票所で期日前投票を行っていただいております。さらに公設民営バスの車内にデジタルサイネージがございますが、そこにおいて投票日そして投票の呼びかけをさせていただいております。やはり改めて新聞、テレビを通じて選挙の意義、あるいはどの候補がどのような政策を掲げているかという情報を、できる限り有権者の皆さんには入手していただいて、松本市からみると、私たちが進める政策の中でも、とりわけ教育あるいは道路や空港、こうした分野については、極めて県の権限、予算が大きな部分だと認識をしており、松本市として政策を遂行していく上で県議会議員の皆さんの力量、役割というものが非常に大きなものだと認識しております。それぞれ各政党の公認あるいは無所属で10人の候補者の皆さんが、それぞれの立場から政策を抱えておられますし、また年代についても30代から70代まで非常にバラエティに富んだ候補者の皆さんだと思っております。市民の皆さんには、今と未来に照らして、どのような選択が一人一人の選択としてふさわしいのかということを、今度の日曜日の投票日に向けて責任ある選択をしていただきたいなと考えております。

 

【記者】

 自転車のヘルメットの関係でお伺いします。3,000円相当で13校とのことですが、総事業費などの詳細は事務方に聞こうかと思いますが、当初予算で盛り込まれたのか、それともこれから補正をするものなのかお伺いします。

 

【市長】

 当初予算で盛り込んでおります。573万円の計上でありますが、考え方としては自転車で通学している生徒の割合が大体全体の70%程度、そのうち4割程度の方がこの制度を利用していただくということを想定して計上した予算額が573万円であります。このあと、それぞれの学校で生徒に対して働きかけを行い、学校ごと一括で市に申請をされるということになっておりますので、その状況を見て、仮にこれを上回るような利用が見込まれるのであれば、新たな予算措置も検討しなければいけないと考えております。

 

【記者】

 市内の高校に通う生徒ということですが、ホームページを見ると松本市に住んでおり、市外の高校に通う生徒にも3,000円の補助が出るとのことですが、これは同様と捉えてよろしいですか。

 

【市長】

 一人一人の生徒に対しての補助割合、補助金額という意味では同じであります。方式として松本市内の高校に通う生徒に対しては、学校ごとに一括して申請をしていただくという方式でありまして、一方で松本市外の高校に通う松本市内に住む高校生については、個別に申請をいただいて支給をするという形になります。

 

【記者】

 今年、努力義務化ということで制度化したわけですが、これを今年度、本年度だけ行うのか、それとも継続して来年度以降も行うのかということと、市長として、ヘルメットをかぶって自転車に乗るというのは職員の方もそうですが、これによる効果をどのように考えているのかをお伺いしたいと思います。

 

【市長】

 まず効果から申しあげれば、今、全国でヘルメットをかぶらないことによって死亡事故につながったケースが非常に多いということで、仮に事故にあったとしても命を守るためにヘルメットをかぶることの重要性というものは、市民の皆さんに広く認識していただきたいと思っております。その観点で松本市の職員も、先ほど申しあげたように通勤や私用で自転車に乗る際にも、市民よりもその認識をしっかりと持って自転車を利用するように、着用を要請していこうということであります。来年度以降という話につきましては、先ほど申しあげたように、今年、どのような利用状況にあるか、そして、どの程度までヘルメットの着用が普及、浸透するかということを見極めたいと思っております。そして高校生に対して、こうしたアプローチをするのは、全世代の中でも自転車に乗る機会の多い年代であり、その年代でヘルメットの着用が習慣化すれば、その後、社会人になってからも、こうした状況は続くということで、今回高校生に対するアプローチをしておりますので、そうした観点も含め、来年度以降は改めて必要性を吟味していきたいと思っております。

 

【記者】

 今の話の中で、もう一点だけ。高校生が自転車に乗る機会が多いということですが、実際には鉢盛とかの郊外の方に行けば中学生も白いヘルメットかぶって通学しおり、それは自己負担だと思いますが、中学生までという考えは将来的にあるでしょうか。

 

【市長】

 現時点では、先ほど申しあげたように今年の取り組みを見て考えていきたいと思っております。

 

【記者】

 市長からの説明ではないことですが、少しお聞きしたいことがあります。公園の利用についてですが、公園の撮影に関して。市長も報道機関にいらしたということで、この件は認識されているかなと思いますが、昨日(4月2日)、弘法山の桜が満開ということで撮影したいと思いましたが、行為許可申請というものが無いと敷地内での撮影はできないとご説明をいただきました。私も少し調べてみて、5つほど提出しなければいけないものがあり、映像関係だとなりわいとして写真または映画を撮影することというものがありましたが、報道機関においてもこの申請書が必要かということ、あとニュースなど我々が対応している中では、桜が咲いたというと一週間前から申請というのはなかなか難しいこともありますし、公園の取材と言うと比較的良いものが多いと思います。あと暑くて子供が遊んでおり、熱中症を呼びかけるというような時にも瞬時に取材に行かないと夕方になってしまうと、気温が下がってしまうということがあります。長野市においてもホームページだけですが見てみると、営業行為の撮影の場合は必要と書いてあったりして、記者クラブとしてではないですが、私が少し疑問に思ったところと、数社に聞いても申請を出していないというところもあり、松本市としてこの点についてお聞きしたいと思いました。

 

【市長】

 今の問題について私が言うのは、松本市のルールに基づく現場の対応はどうなっているのか正確に把握をしておりませんので、改めてその事は把握をして、説明をしなければいけないかもしれませんが、その前提でお答えしますと、私も例えば松本城公園で桜が咲いたという話や、あるいは日常的に天気のニュースを出すにあたり、街中や公園、松本城公園やアルプス公園に行って取材をして、映像素材としてニュースを出すというのは日常的に自分自身も行っていましたし、行われていることであろうと思います。そこに今おっしゃられたような事前の取材許可というものが必要かということは、私はあまり必要性がないのではないかと思っておりますので、改めて今どうなっているかを整理して見直すべきところがあれば見直したいと思います。

 

【記者】

 特に職員の方が悪いとかそういうことではなく、ここからは読み取れないものがあることや、皆さんもそうだと思いますが、桜が咲いたとか松本市の観光に不利になるようなものでは大半がないと思いますし、皆さんウィンウィンの情報だと思います。もし申請が必要だと言うのであれば、他社は分かりませんが弊社としては、例えば半年間の申請を出させていただいて、その間に撮影するというような対応も必要かなと個人的には思っておりますのでよろしくお願いします。

 

【市長】

 おそらく何らかのそうした手続きを取る理由があるとすれば、通常の公園利用者の皆さんに対して、マイナスの影響がないかどうかという観点が手続きを取っていただくかどうかの判断になると思いますので、現実に照らして妥当な在り方を整理したいと思います。

 

 【記者】

 県議選の話題に戻りますが、市長は青木たかしさんの総決起集会で応援演説されています。その中でコロナ禍に、より強くピリオドを打たなければならないこのタイミングで行われる統一地方選挙というのは非常に大きな意味を持ち、この時ではならない統一地方選挙が行われようとしているという発言がありましたが、その発言の意味合いといいますか、非常に大きな意味というのはどのようなことを指しての発言だったのでしょうか。

 

【市長】

 まず、整理をしておかないといけないのは、私は公務とは切り離して政務として今回選挙に立候補される方の集会なり街頭も含めた演説の応援をさせていただいておりますので、政務に対しての質問に、その意味をどこまで市長会見で答えることが適当かどうかということがございますが、その前提に立ったうえで、その範囲の中でお答えさせていただきたいと思います。コロナのピリオドを打つ大きな節目だという趣旨のことを申しあげたのは、特にそれだけではありませんが、今回の職員の入所式あるいは人事異動の対象に対しても申しあげています。この3年のコロナは今までの世界観や価値観を大きく変える3年になっており、そのことの1つのピリオドが日本においても打たれようとしています。それは信州あるいは松本市という観点でも同じような社会のフェーズにあると思っておりますので、そういう中での4年に1回、県民の代表あるいは市民の代表を選ぶ議会議員選挙に通常以上の大きな意味があるという趣旨で申しあげていますし、ご質問に答えるとすれば、そうしたこの節目が重なって、今新しい方向性をどのように進んで行こうかという時に、それぞれの候補者の主張、有権者の皆さんの選択が非常に大きな意味があるという趣旨で申しあげました。

 

【記者】

 同じく政務に関わる部分なのでお答えいただけるかどうか分かりませんが、今回、青木たかし議員の応援演説と、小林あや議員が4月1日に梓川の直売所だと思いますが、ここでも応援演説を行ったということでSNSの映像を拝見しましたが、前回の県議の補選のときにも二人を市長は応援されており、今回もどういった考えのもとにこの二人を選んで応援演説されたのか、その辺りの政治スタンスについてお伺いしたいと思います。

 

【市長】

 文字どおり、政治スタンスあるいは私の政治家としての判断で行ったことであります。市長会見ではそこにとどめておいた方が良いと思います。

 

 【記者】

 別件ですが、奈川で診療所が新築されて移転されるということでこれから開所となりますが、地元の声を聞くと、移転となることで支所と診療所と福祉ひろばの機能が集約されることを歓迎する声があり、奈川の人口減少はかなり続いておりますが、市長として行政機能、保健・福祉機能が一体化することによって、人口の減少にどのような影響があるのかということを一言いただければと思います。

 

 【市長】

 ご存知のように松本市内35地区の中で最も人口減少が激しくて、地区の皆さんも、地域が存続していくためには極めて厳しい選択と集中を迫られているという認識をお持ちです。そして昨年度から地元の皆さんと、さらには外部の有識者や専門家も交えて奈川の未来をどのように持続可能なものにしていくかという取り組みを進めています。その中において、公共施設の集約化というものが不可欠だと私も認識をしておりまして、できるだけ1カ所に集められるものは集めて、そして重複する機能がないようにするということで、今回、支所周辺にさまざまな機能を集めていく一貫で診療所も設けられました。ぜひ、この支所周辺が奈川地区においての行政、医療あるいは健康、子育てといったサービスの拠点として市民の皆さんに安心感を与え、そして小さいけれども持続可能な地域として続いていけるようなそうした取り組みに今回の診療所の移転がつながっていくことを願っています。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

 

 

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