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市長記者会見 令和5年(2023)3月17日

更新日:2023年3月17日更新 印刷ページ表示

令和5年3月17日 市長定例記者会見

【資料1 4カ月で20%アップ マイナンバーカード 松本市民の80%超 取得へ】

【資料1 4カ月で20%アップ マイナンバーカード 松本市民の80%超 取得へ】

 

【市長】

 まず私からは、今週(3月)15日でマイナポイントの申し込みが終了いたしましたが、マイナンバーカードについてご報告をいたします。松本市民で、3月5日現在でマイナンバーカードを申請していただいた方の割合が80.3%ということで、80%を超えました。これは県内19市では、千曲市に次いで2番目の数字でございます。長野県平均に比べると2.5ポイントプラス、一方で全国平均に比べますと2.6ポイントマイナスという数字であります。5人に4人あまりの方にマイナンバーカードを申請していただきましたが、政府は年度末までにほぼ全ての国民に、と働きかけを強めてまいりました。私達もできるだけ多くの市民の皆さんにマイナンバーカードを取得していただこうということで取り組みをしてまいりまして、15日で申し込みが終わりました、まつもとマイナポイントの事業によって、4カ月で申請率が20ポイントほど上がっております。

【資料2 3月15日申込終了 マイナンバーカード まつもとマイナポイント 約60%申込】

【資料2 3月15日申込終了 マイナンバーカード まつもとマイナポイント 約60%申込】

 

 このマイナポイントの申し込みの状況でありますが、カード取得者に占めるポイントの申し込みの割合を示した円グラフがございます。19歳から25歳の若い世代に対しては、全体の5,000ポイントに、さらに10,000ポイントを上積みするという取り組みを行ってまいりました。カードを持っておられる方のうちの65%、ほぼ3人に2人が申し込みをしていただいたということになります。またその他の世代については57%という数字であります。これは事業スタートの段階で担当部局が想定をしていたのとほぼ同じ水準に達したということでございます。

【資料3 マイナンバーカード できることが広がっています】

【資料3 マイナンバーカード できることが広がっています】

 

 マイナンバーカードを取得していただいている方には、これから年度末、更には新年度に向けて用途が広がっておりますので、改めてご紹介をさせて頂きます。年度末で窓口が混雑するということで、一番は転出、転入の手続きでありますが、マイナンバーカードを取得しておられる方は、転出をする際にはマイナポータルから電子申請をしていただければ、来庁する必要がございません。また転入する際も、マイナポータル上で予約をしていただくということになれば、手続きが非常にスムーズに進むということで、窓口の年度末の混雑緩和に一定の寄与がなされるものと考えております。

 ただ一点付け加えさせて頂きますと、転出、転入とは直接関係はないんですが、転出、転入されると、マイナンバーカードそのものの情報を最新にする手続きというものが必要になります。これには一定の時間を要するということでありまして、必ずしも直ちにマイナンバーカードを転入した後にお使いにならないという方については、改めて転入手続きをされるタイミングとは別に手続きを取っていただくと、年度末の混雑緩和につながって、またご自身の、少なくとも転入届の手続きは時間を要せずしていただけるということですので、ぜひともご協力いただければと思っております。

 また新年度からは、子育ての15の手続き、児童手当や保育園の届け、さらには介護の認定や支給申請といった手続きもマイナンバーカードのぴったりサービスで申請をしていただけるということになります。今後、新年度以降さまざまな分野で手続きの範囲が広がっていくということになりますので、80%を超える方々に申請をして頂いておりますが、まだ申請をされていない方については、新年度以降も手続きを取っていただければと思っております。

【資料4 県内初 ペットがいても避難をためらわないで ペット同伴専用避難所を新設】

【資料4 県内初 ペットがいても避難をためらわないで ペット同伴専用避難所を新設】

 

 もう一点は大地震や風水害で避難所に避難をしなければならないという際にペットと同伴で入っていただける避難所を新たに設けることになりました。これまで松本市内にある指定避難所の施設にペットを連れ込むということは屋内には禁止となっておりまして、軒下などがある避難所の場合は、屋外の軒下などに連れて行かれるというケースはございました。これを、ペットがいても非難をためらわずに飼い主とペットが一緒に過ごせる、そうした避難所を設けられないかというご要望を頂いておりましたので、それを踏まえて一般の指定避難所でペットに関するトラブルをできるだけ少なくすることなどを目的として、新たにペット同伴専用避難所を設けることといたしました。

 今回この専用の避難所を設ける場所は、野溝東にございます、南部屋内運動場という施設でございます。通常は人工芝でテニスコートなどとして利用されている場所であります。ここに避難所として使う場合には、ブルーシートを設置して、そして動物の種類でエリア分けをして、およそ30世帯分の受け入れを可能といたします。ここで受け入れられる動物は、犬や猫、あるいはウサギやハムスターといった、ケージや籠で管理のできる屋内飼育のペットということでありまして、実際に利用していただく場合もケージで管理するということを行っていただく必要がございます。松本市内で、あるいは県内で初めてのペット同伴専用避難所ということでございまして、松本市内でペットと同伴で避難をしたいという方々はこの万一の大地震や風水害の際にご利用いただければと思っております。

 私からは以上であります。

 

【記者】 

 ペット同伴専用避難所についてお伺いいたします。場所についてです。南部屋内運動場を今回選ばれた、数ある避難中の中でここを選ばれた理由というのを教えてください。

 

【市長】

 ここ自体は避難所としては使ってない中から、新たにどこか一カ所設けようということで検討いたしました。南部に特にこだわったわけでございませんが、一定の広さ、そして現状では避難所として指定されていない場所の中から選ばせていただいたということであります。

 

【記者】

 今回一カ所なんですが、今後様子を見て広めていく考えというのはおありでしょうか。

 

【市長】

 はい、先ほど申しあげましたように、現状30世帯ぐらいの受け入れということで、実際どのくらいの需要があるのかということは、現段階では十分把握できてはおりませんので、どのような避難状況が実際あるのかということをまずは見極める必要があるかなと思っております。その上で需要が非常に高いということになれば、どのような対応を取れるのか、改めて検討したいと思っております。

 

【記者】

 マイナンバーカードの関係ですが、2つ合わせて想定で60%申し込みがあった、先ほど担当課の想定通りだという話ですが、カードが交付されたほとんどの人がもらうんじゃないかなと思った中では、6割というのは少ないのかなと思うんですが、市長としては、60%という数字はどのように見ていらっしゃいますか。

 

【市長】

 予算組みをするにあたって、大体このぐらいの申込率を前提として予算を計上しておりました。担当の宮之本副市長も、想定をしていたのはおそらく6割5分というところだったと話しております。マイナポイントの目的は、交付の促進、そしてキャッシュレス決済の促進、さらには地域経済の後押しということが目的でございました。当然大勢の方々に申し込んでいただければ、そのぶん今のような目的はより進む、その代わり予算額は公費の負担というのも上がるという中で、当初想定していたものがこの水準だったという事が一つ、そして一番の、3つ申しあげましたがマイナンバーカードの取得の促進ということが、私としてはやはり大きな目的でございました。その点先ほど申しあげましたように今80%を超えてきたということで、おおむねこの目的は達せられたのかなと受け止めております。

 

【記者】

 マイナンバーカード転出の届出不要ということですが、カードを作成すると住所が載っているので、カードは転出したらまた作り直さなければいけないかなと思うんですが、その部分は先ほど時間がある時にとおっしゃっていて、今、市が市役所または臨時窓口という形でやっていますが、臨時窓口というのも、当初聞いたのが、南部臨時交付窓口は1年限定でやるはずだったのが延長してきたかなと思うんですが、南部臨時交付窓口の位置付けというのは今後どうするのでしょうか。

 

【市長】

 今日も庁議でその話は出ました。まず、(カードの申請が)8割終わっていますので、令和4年度に比べて窓口の必要性はおそらく令和5年度は6月ぐらいで、4年度の取得率を非常に伸ばして行く時に必要だったこの状況に対応する必要性というのは、恐らく5年度は6月ぐらいで薄まるだろうということであります。基本的に今までは国費で対応ができておりましたので、できるだけ余裕を持ってということも考えておりましたが、今後体制についてどこまで現状の体制を続ける必要があるのか、費用負担の問題もありますので、新年度に入って以降、どのような手続きにかかる人員が必要かというのは見極めて、適切な規模で対応していこうと思っております。

 

【記者】

 新年度予算は一応臨時窓口2カ所の設置というのは、予算化はされているが、途中でやめるかもしれないということでしょうか。

 

【市長】

 そのようなことは可能か、あるいはどのようなことをするべきなのかというのは、新年度速やかに推移を注視して検討していく必要があると思っています。

 

【記者】

 先週の木曜日(3月9日)に市立病院の方でオンラインの会見がありまして、遺体の取り違えという医療事故があったという発表がありました。病院の信頼に関わるような事故が起きてしまったわけですが、市長の受け止めと、合わせて関係者等への処分といったことをお考えかどうか、その2点お伺いしたいです。

 

【市長】

 極めて遺憾な事案だと思っております。ご遺体を傷つけ、そしてご遺族にご心労をおかけしたということについては、心よりお詫び申しあげなければいけないと思っております。

 その上で処分ということでございますが、まず整理をさせていただきたいのは、病院の人事に関する権限、責任は病院事業管理者にあります。今、北野病院事業管理者は、処分について松本市立病院局職員懲戒審査委員会というものがございまして、この委員会に対して諮問をしているという状況であります。まだこの委員会自体、開催はされておりません。ここでこの処分の前提となります、改めて事実関係の把握、確認、そして責任の範囲、これは主治医を中心として、どの範囲に責任が及ぶのか、ということを協議をし、その結果を北野病院事業管理者が答申を受けるということになります。それをもとに判断、決定を北野病院事業管理者が行うということであります。その後私は報告を受けるということになります。

 

【記者】

 ペット同伴の避難所についてお伺いしたいんですが、今回、ペットを飼っている人ということですが、このペットを飼っている人というのも一つと、それ以外の避難に障壁、抵抗を感じている方に向けて、そういった方の災害時の避難に関する障壁を取り除くことへの思い、またどうやって今後取り組んでいくかを聞かせてください。

 

【市長】

 日本における災害時の避難所、これが欧米諸国に比べて非常に臨時的とはいえ、もっとアメニティや環境に配慮したものにできないかということは、さまざまな専門家や報道を通じて指摘をされてきたことでございます。なかなか物理的制約があって、一気には進みませんが、これからますます風水害の避難事案というのは増えていくことが想定されますし、また万が一大地震ということになれば、避難の長期化ということも念頭に置かなければいけないと思っております。そうなれば避難所の環境やアメニティをできるだけ向上させていくということは、市民の皆さんの要望としてもこれから広がっていくと思っております。今回のペット同伴専用避難所、そうした流れの中で松本市としてまず着手をしたというものでありますので、先ほどもご質問にありましたが、さらにもう少し必要な状況になってくるのか、あるいはまた別の観点からも多様な避難所の受け入れ環境というものを整えていかなければいけないのか、これは行政だけでできるものではありませんが、それぞれの地元の住民の皆さんとも協力をして考えていかなければいけない問題だと思っております。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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