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市長記者会見 令和5年(2023)2月20日

更新日:2023年2月20日更新 印刷ページ表示

令和5年2月20日 市長定例記者会見

 

資料1 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数/発生届者数の推移

【資料1 新型コロナウイルス 1週間ごとの新規陽性者数/発生届者数の推移】

 

【市長】

 まず、今日(2月20日)の新型コロナウイルスの新規陽性者ですが、10人が確認されています。このうち届け出が必要な方は1人という状況です。直近1週間の陽性者の累積は480人と、前の週から20%減少し、1週間の新規陽性者の累積が500人を割り込む状況です。

 

資料2 3月1日から利用開始 手帳を持たずにスマホで簡単に 松本市施設で「障がい者手帳アプリ」利用可能に(利用方法)

【資料2 3月1日から利用開始 手帳を持たずにスマホで簡単に 松本市施設で「障がい者手帳アプリ」利用可能に(利用方法)】

 

 続いて、障がい者手帳についてご報告します。

 障がい者の皆さんが持っている手帳というのは、この(資料2)左側のようなものを今持っていただいているわけですが、さまざまな施設などで障がい者割引を受ける際にこの手帳を提示するということが、心理的負担になったり、あるいはそもそも持ち運ぶことが不便と感じる方もいらっしゃるということで、これを解消するスマホのアプリ、これは民間企業が制作したものとしてありまして、利用者も事業者もこのアプリを無料で使えるという状況がございます。「ミライロID」という、大阪市の民間企業が制作したアプリですが、現在全国の市町村の12%程度で、すでに活用がされています。これを松本市でも来月1日から、松本市の施設などで利用していただけるようにしました。長野県内の19市の中では、現在諏訪市がこれを導入、活用しています。

 利用方法は、スマホでアプリをインストールしていただきます。そして現在お持ちの障がい者手帳をカメラで撮影していただくと、その審査をアプリ上でするということになって、大体2、3日でこの審査、そして登録が完了するというものです。これが登録されますと、窓口でアプリを起動して画面を見せるということで、実際の障がい者手帳の代わりになるというものです。

 

資料3 3月1日から利用開始 手帳を持たずにスマホで簡単に 松本市施設で「障がい者手帳アプリ」利用可能に

【資料3 3月1日から利用開始 手帳を持たずにスマホで簡単に 松本市施設で「障がい者手帳アプリ」利用可能に】

 

 これによりまして、松本市障がい者割引、あるいは税の控除、これが受けられる施設が全部で26ありますが、この全ての施設で、アプリを利用して障がい者割引を受けていただくことができるようになります。

 また、このアプリというのは、すでにこちらにあります日本航空やJR、アルピコ交通、さらには高速道路、あるいは有料の県道における料金の割引を受けられるようになっていまして、また通信や飲食の割引やクーポンの付与といったサービスも受けられるようになっています。今回、障がい者手帳アプリを登録していただければ、通常の手帳の代わりになることに加えまして、新たな障がい者の皆さんへの特典というものも利用していただけることになっています。今後利用していただける施設、あるいは店舗といったものをより増やしていけるよう、松本市としても今回の導入を広くPRしてまいりたいと思っています。

 私からは以上です。

 

【記者】

 障がい者手帳アプリですが、要は障がい者手帳がそのままスマホに入ったという理解でよろしいでしょうか。その代わりに提示するという形ですか。

 

【市長】

 そうです。手帳自体はこれからもそれぞれ障がい者の皆さんには持っていただいて、それを保持はしていただきますが、携帯していただく必要がなくなるということです。

 

【記者】

 今回議会でも、一般質問で導入の要望というのがあったと思うのですが、市として改めて、このアプリを入れることのメリットというのはどのように考えてらっしゃいますか。

 

【市長】

 先ほども申しあげましたが、やはり全ての皆さんではないかもしれませんが、障がい者の手帳というのは、先ほど見ていただいたように、見る人から見ればすぐにこれが障がい者の手帳で、それをわざわざ提示するということに心理的な負担を感じておられる方がいらっしゃるということを考えれば、そうした負担を軽減する方法ということで、これは先ほど申しあげましたが、利用者も事業者、あるいは我々も、費用負担をせずにできることですし、できるだけ速やかに導入することが必要だと考えました。障がい者の皆さんにとってのさまざまな負担軽減、そうしたことにつながるものと考えています。

 

【記者】

 その中で、勝手な推測ですが、例えば障がい者の方が観光で松本に来る機会もあると思いますが、こういうのがあるとより心理的負担がないというので、より観光に来やすくなるという、PRしていけばそういうメリットもあるのではないかなと思うのですが、その辺りはいかがでしょうか。

 

【市長】

 そういう側面もあると思います。

 

【記者】

 国が、来月からマスクの着用の緩和というのを打ち出しているのですが、学校現場や保育園は、それぞれ現場の判断とか教育委員会があると思いますが、市長として、マスク着用を国が緩和するというのをどのように捉えているのか。また、市役所の職員の方というのは、3月13日以降どのような対応をとるのか教えてください。

 

【市長】

 まず、今回のマスク着用に対して政府が示した方針は、妥当なものだと考えています。具体的な政府の表現で言いますと、「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」ということです。これはいわば原則自由と。これまでも屋外については原則自由な訳だったわけですが、屋内についても原則自由とするということです。これは形式的な感染法上の位置付けの引き下げは5月8日ということになっていますが、先ほど見ていただいた感染の状況や、現状におけるワクチン接種並びに自然免疫によって、季節性インフルエンザと同等の病気と、専門家あるいは国民レベルでも受け止める状況になっている。そうしたことを踏まえますと、原則自由ということで対処をしていくことは、極めて妥当であると考えています。その上で、大人と子どもに対してのアプローチの仕方というものには、一つ線は置いて考える必要があると思っています。

 まず、大人は個人が主体的に選択、判断をするということです。高齢者、基礎疾患のある方、重症化リスクの高い方につきましては、やはり状況に応じて着用していただく必要があると思っていますし、また、先ほど市役所の職員の話が出ましたが、お年寄りや、あるいはその重症化リスクがあるとそこで申し出ていただいたようなときには、マスクを着用して対応するという場面も必要ではないかと思っていますが、基本的には原則自由ということの中で対応していくことが基本と考えています。

 もう一点の子どもにつきましては、これも室内についても、もう原則自由と。子どもについての感染リスクはより低いという状況が、これまでの知見で明らかになっていますので、できるだけ子どもがマスクを着用しない状況を、これは大人と違って、子どもはまだ自分で判断するということがなかなかできないという状況がありますので、これはぜひ、家庭や学校の現場で、子どもに対して、これからはこのようになったのだよということで、ぜひこれを促していくことを進めていただきたいなと思っています。

 いずれにしても、主体的に個人が選択、判断をする。季節性インフルエンザのときにマスクをつけたりするということと同じレベルになったということです。ともすれば、このコロナを巡る状況の中で、行き過ぎた横並び意識というものが、やはりいろいろな形で見受けられました。それを脱する契機にもぜひしていきたいと思います。

 

【記者】

 市長としたら、もちろん公の場だと着用する場面があると思いますが、日常的に今、市長室の中では外しているのかとか、今後3月13日以降、こういう会見の場合は外してらっしゃるのですが、どのようにしていきたいかという考えはありますでしょうか。

 

【市長】

 原則自由ですので、原則着用をしないということで臨んでいきます。先ほど申しあげましたように、高齢者の方と接する機会、しかもそれがかなり密閉した状況の中で、ある程度の時間そういう状況になるというときには、一つのマナーとしてマスクの着用もできるような状況は備えをしていきたいと思っています。

 

【記者】

 これから小・中学校等の卒業式シーズンを迎えます。それについての考え方を、所管は教育委員会と思いますが、市としての考えは、決めているものがあれば教えてください。

 

【市長】

 先ほど申しあげた通りです。原則自由ということで、おそらくその方針に沿って、松本市教育委員会も対応をとるのではないかと思っています。

 

【記者】

 昨日(2月19日)ですが、上高地で雪崩が起きまして、現状でもいろいろな管理の主体がありますが、市としても、文化財的な意味合いとして管理団体になることを目指すという状況もありますので、冬の管理の在り方、今のところは「基本的にアクセスできないけれども、登山者は気を付けながら入る」ということを、トイレの位置なども含めて気をつけてくださいという周知をしながら、それぞれの責任でとやっていますが、かなり準備されていたパーティも、昨日のような状況だと被害に遭うということは、実際やはり起き得るので、その冬季の管理の在り方、周知の在り方、市としてはどのように対応していくべきとお考えでしょうか。

 

【市長】

 まだ現段階では、文化財の管理団体という立場ではありませんので、現状においては通常の冬山と同様に、個人の責任で立ち入るということはしていただくというのが、今の上高地の冬場の立ち入りに対しての原則的なルールです。その上で、将来的に松本市が管理団体となり、そして上高地の安全と活用、あるいは保存と活用ということに向き合うときの、現段階での基本的な方向性としては、私は冬場についても大勢の方々に、冬場でしか堪能できない自然の美しさ、上高地の魅力というものを堪能していただける環境というものを、ぜひ築いていきたいと思っています。そうなりますと、現状以上に、実は今度は安全確保の対応ということが、また管理団体となれば求められますし、冬山と同様だということだけにはとどまらないルールの設定や、必要な環境というものを整えていく必要があると思っていますので、これから指定に向けての取り組みを進める中で、そうした観点からも検討が必要かと思っています。

 

【秘書広報室】

 以上で市長定例会見を終わります。

 

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

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